新規投稿する度に多くの方に見てもらってお気に入りにしてもらって……にやにやが止まらないです笑
では34話どうぞ!
愛「しっかしジュンジュンのストーカーがりなりーだったなんてねぇ……愛さんびっくりだよ。」
璃奈「……ごめんなさい。」
「いや、別に謝らなくていいよ。知り合いだったからむしろホッとしたよ……でもなんで尾行なんてしたの??」
現在俺たちはカフェで話し合いをしている。璃奈ちゃんを捕獲??した場所は思いっきり路上だったことで色んな人に見られてました。流石にその場で理由なんて聞けないということで移動したのだ。
ちなみにトランシーバーは愛さんに返した。それを愛さんはどこに返すのか少し気になるが……
璃奈「準太さんが、弓道部を辞めるって聞いたから……気になっちゃって。」
愛「え、そうなの?!愛さん知らない!!ジュンジュンなんで言ってくれないのさ、愛さんとジュンジュンの仲でしょ?!」
いやまだ誰にも言ってないんだけどなぁ……なんで璃奈ちゃん知ってるの??情報早すぎだろ。てか愛さんそんな揺らさないでくれ俺が悪かったから!!
璃奈「クラスの弓道部の子が話しているのを偶然聴いちゃって……どうして辞めたのか気になって、直接聞こうと思ったんだ。」
愛「それで聴くタイミングがなかなか掴めずにストーカーみたいになっちゃったってこと??」
璃奈「……(こくっ)」
なるほどな、俺が辞めることを部長に伝えた時周りに部員もちらほらいたからな……
俺が退部することを伝えたのは愛さんに沙絵の事を話した次の日だったーー
部長「……どういうつもりなの??」
「大会真っ只中にも関わらず、このような事を言ってすみません。」
部長「あなたはエースなのよ??そんなあなたが抜けてチームの皆にどれくらい迷惑がかかると思っているの?!」
「分かっております。なのでこの大会を最後にするつもりです。皆が上に上がって自信がついたのを見届けて辞めます。」
部長「一体何があったの??…って聞いた所で、あなたの意思は硬いんでしょうね。でも、これだけは聞かせて。弓道部を辞めて、あなたはどうするつもり??」
「……もう一度、俺自身を見つけにいきます。」
部長「……そう。じゃあその自分自身を見つけるその前に、ここにいる皆を引っ張りなさい。」
「……はいっ。」
部長はその後いつもの様に部員に練習を再開するよう促し、自身も練習を始めた。俺がした事は弓道部全員に迷惑をかけることは承知している。でも、愛さんが俺を導いてくれたあの日から後悔することはしたくないと思ったのだ。
だから弓道部を辞めた分まで俺は頑張らなきゃいけない。
全く、こんな風に思わせてくれた愛さんには感謝だな……
愛「ねぇそれって最近の事じゃん!!なんで教えてくれなかったの?!ジュンジュン話すタイミングあったよね?!ねぇあったよね?!」
そして今、俺は再び愛さんに揺さぶられている。どうやら伝えていなかったことがご不満だった様で怒り心頭である。俺が悪かったから許してくれよ……
「わ、悪かったって……次からは話すようにするから。」
愛「もう……ジュンジュンはこれからひとつひとつあった事を愛さんに報告すること!!」
「え……めんどくさい……」
愛「ドゥー・ユゥー・アンダスタンンンンドゥ!!!!」
またかましてきやがった。このネタ日常でも使えるから厄介なんだよ……え、これあれだよな。この子ハマっちゃってるやつだよな??特に3部。
「……まぁそういうわけだ。だから俺はこの大会で辞める。」
璃奈「じゃあ……バスケをするの??」
「……おう。」
璃奈ちゃんは何故バスケ部に入るのを予想出来ていたのだろう。あ、球技大会見てたからか……
でもそんな時にふとした疑問が浮かんだ。
「なぁ璃奈ちゃん、俺が弓道部辞めてバスケ部に入るのをなぜそんなに興味を持ってくれるんだ??」
璃奈「そ、それは……///」
璃奈ちゃんはほのかに顔を赤くし、俯いてブツブツ言っている。一体どうしたんだ??
愛「………。」
「痛い、痛いから愛さん。無言で足踏むのやめてくれ。」
理不尽に足を踏まれるのを耐えていると璃奈ちゃんは顔を上げて口を開いた。
璃奈「準太さんがバスケをしている姿が……好きだから///」
「……そ、そっか。」
そんな真っ直ぐな目で言われると照れる。でもこうやって俺のバスケを楽しみにしてくれる人がいることが嬉しかった。璃奈ちゃんの為にもこれから尚更頑張らないとな。
隣を見ると愛さんはジト目でずっと見つめてくる。さっきから何なのこの子は……
愛「ジュンジュン後でお話しよっか。」
「おいなんかまた理不尽なことで怒られそうなんだけど……」