学校に着いてから空き時間にひたすら原稿を考えていた。隣の愛さんは珍しくちょっかいをかけることなく友達のとこへ行って席を外すことが多かった。気を使ってくれたのだろうか、やはりテンションが高いギャルという訳ではなく思いやりも持ってる明るい女の子と思う方が良いみたいだ。
「うしっ、何とか間に合ったぁ、、」
部活紹介ギリギリの時間に何とか終わらせることに成功した。マジで頑張った。昼ごはんも食べながらやったんだから自分を褒めてやりたい。愛さんはHRが終わるとすぐにどこかへ行ってしまった。応援しに来てくれるんじゃないのかよ……いや別にいいけど!
部活紹介をするために体育館へ行くと既に新入生や各部活の生徒が揃っていた。俺も自分の部活のとこ行かないと。
部長「やほ準太、今日はありがとうね。」
「いえ、頼まれたからにはやりますよ。」
部長「それは頼もしい!!今年も多くの生徒に入部して貰いたいから準太の熱い演説を期待してるよ!」
「冷静に演説させて貰います。」
熱い演説なんて無理だよ愛さんじゃあるまいし。そもそも俺そんなキャラじゃないからね?
部長「そろそろ始まるね、じゃあ頼むよ準太!」
「……う、うい」
こうして部活紹介が始まった。どの部活もこの日のために考えてきたのだろう、劇をやったり大袈裟な演説したり物で吊ろうとしたり。おい物で吊ろうとするなよずるいぞ、俺もそれ考えればよかった。
そうこうしている内に弓道部の番になった。上手く話せるか分からないけど任されたし精一杯頑張ろ。
「えー皆さん初めまして。僕らは弓道「ジュンジュン〜〜!!!応援に来たよぉぉぉぉぉぉ!!!」……嘘だろ。」
まさかの第一声から邪魔をされた。声の方向を見ると愛さんが手を振りながら体育館に入ってきた……大勢のお友達を連れて。
愛「応援するって言ったじゃんっ!だから愛さんのお友達をたくさん連れてきたよ〜!ほら、みんなも応援してあげて♪」
そう言うと愛さんの友達がそれぞれ応援メッセージを言ってくれる。嬉しいけどお願いやめて、みんな見てる声がでかい愛さんそんな笑顔で手を振らないで恥ずかしいから!!!
「……弓道部の活動は主に「頑張れ〜!!ジュンジュン!!」あぁうるさい!!!」
せっかくギリギリまで考えて作った原稿を読ませてくれない。1年生の視線が痛い。そんな目で見ないで俺も不本意だから!
アナウンス「弓道部、ありがとうございました。」
「……へ??終わり??」
結局俺は部活内容をまともに話すことが出来ず、終わってしまった。……えぇ嘘でしょ頑張って考えたのに、、
終わった途端愛さんの団体は拍手を送ってくれる。正直それは言い終えてからして欲しかった。
愛「ジュンジュンお疲れ〜!!よく頑張った!愛さんパワーのお陰かなっ♪」
いやむしろ愛さんパワーで台無しになったんだけど。どうしてくれるのほんと、これで1年生来てくれなかったら何かしらしないと気が済まないぞ。
部長「ま、まぁ準太のお陰で私たち弓道部を知って貰えたかな??」
「フォローになってないですよ部長。」
俺たち弓道部の紹介が終わったあとも各部活がそれぞれ1年生の前で演説をして部活紹介は終わった。
その後体育館を出ると愛さんがニコニコして俺を待っていた。……なんであなたが達成感を感じた顔をしてるんだよ。
愛「ジュンジュンお疲れ〜!どう??アタシのサプライズ、びっくりした??」
「…随分とお友達が多いようで。」
愛「痛い痛い!!ジュンジュンほっぺ引っ張らないで〜!」
「これくらいしないと気が済まない。」
その後絶望と思われた新入部員だったが去年以上に多くの1年生が入部希望を出してくれていた。嘘でしょあれを見てなんで来てくれたの一体.、、
一応死ぬほど恥ずかしかったとはいえ応援に来てくれた愛さんにも伝えなきゃなーーー
愛「そっかそっか!!沢山来てくれたんだ♪やっぱり愛さんパワーのお陰かな!」
「否定したいがそれもあるだろう、いやそれしかない気がする悔しい解せん。」
愛「素直じゃないなぁ〜、あ、また今度応援してあげるよ!」
「遠慮します…そういや愛さんは部活入らないのか??」
愛「愛さんはスクールアイドルになることにしたよっ♪」
「え、いつの間にそうなったの唐突過ぎん??」
今のところ原作のエピソードに沿って書かずに、準太と愛ちゃんのハチャメチャな日常を書いていくつもりです!
何か高校で皆さんがあったイベントを書いて欲しいみたいなものあれば言ってくれると嬉しいです♪