愛「それでは、ジュンジュンの優勝をたたえて〜……乾杯〜〜!!!」
「「「乾杯〜〜!!!」」」
「……俺のじゃなくて弓道部のな??」
今俺たち弓道部は優勝したということでファミレスに来ていたのだが……隣には愛さんもいる。え、なんであなたもいるの?別にいいけどさ。あたかも元々弓道部ですみたいに溶け込んでるのが違和感。
愛「いやぁ最後の海未との勝負は最高だったよ!!ずっとドキドキして見てたよぉ♪」
部長「ほんとよね!!どうなるかはらはらしたわ〜。私念じてたのよね、準太当てろ当たらないとズタズタにするわよってね♪」
「ちょっと待てなんてもん祈ってたんですか。」
部長「冗談よ冗談♪」
いやほんとに冗談なのか??今結構ガチな顔してましたよ。とんでもない事考えやがるなこの人、せっかく余韻にしたってたのに冷や汗止まらねぇじゃねぇか。
俺が真っ青な顔してるともう隣でポテトを黙々と食べていた幼なじみが口を開いた。……そいやなんであなたもいるの??
海未「準太は正念場に強いですからね。そんなあなたに少々プレッシャーを感じてしまい、気持ちを的に集中できませんでした。」
「負ける気はなかったが、海未に勝てるとは思わなかったよ。てかいいのか?自分の高校のとこ行かなくて。」
海未「会場で話したいことは済みましたし愛が折角誘ってくれたので…それに、準太と久しぶりにこうしてゆっくり話したいのもあります。」
海未を誘った張本人を見ると、部員と楽しそうにお話をしていた。ほんとに距離縮めるの早いよな、その能力分けてくれよ。
「なんでメインじゃない愛さんが誘ってんだよ……まぁ、俺も海未と話したかったからいいけどな。」
海未「そう言って貰えると嬉しいです。初めて準太と試合できたというのにこれからその機会がないのは残念です。まさか勝ち逃げされるなんて。」
「ちょっとー、言い方変えようよ。」
海未「これくらい言わないとまた悔しい気持ちが出てきますので。」
「……別に部活では最後だが、海未の家行けばいつでも勝負できるだろ??」
海未「ふふっ、それもそうですね。近々いらしてください、その時は負けませんよ♪」
海未の家か……中学以来言ってないなぁ、ご両親元気かな??久々に会いたいしそろそろ行くのも……っ!?何だこの悪寒は?!
視線を感じた方を見ると愛さんがムッとした顔で俺を見ていた。なんでそんな顔してんだよ……
愛「ジュンジュン海未の家よく行ってたんだ〜」
「別に幼なじみなんだし変な事じゃないだろ??」
愛「愛さんの家はあまり来ないのになぁ〜」
「何が言いたいんだよ一体……」
海未「ふふっ、愛は嫉妬しているのですか??」
愛「なっ!!!///ち、違うよ!!ジュンジュンが海未に変な事してたんじゃないのか心配で!!」
「俺を何だと思ってんだよ。」
愛「だってジュンジュンこの前愛さんの胸触ったじゃん!」
愛さんから放たれた言葉はそれまで賑やかだったこの場を一瞬で変えるほどとんでもないミサイルだった。女子部員は顔真っ赤、男性部員は妬んだ表情、そして俺の幼なじみは……
海未「………ほぅ、私が知らないうちに準太はそこまでふしだらな男性になってしまったのですか??」
「ま、待て海未!!これには誤解があって!!」
海未「言い訳は見苦しいですよ!!そこに直りなさい!そのへし曲がった根性叩き直してさしあげますっ!!」
ま、まずい…こうなった海未は手に負えない。おいおいどうしてんくれんだよ折角の打ち上げなのに!!
爆弾落とした張本人何とかしろー!!!
愛「愛さんびっくりしたなぁ、だってジュンジュン何回も揉むんだもん〜♪」
こいつ楽しんでやがる?!隣の海未からどんどん強いオーラ出てる気がするんですけど?!
俺、死ぬんかな。今のうちに辞世の句とやらを言おうかな……
海未「そうですかそうですか、やはり準太は大きな胸がお好きなようですね!!極刑に値します!!」
「むちゃくちゃだ!!それ私情挟んでんだろ!!」
海未「なるほど、準太はそんなに罰を受けたいのですね。安心してください、血が吹きでるほど与えますから♪」
「笑顔で言うことじゃねぇよ!!勘弁してくれ〜!!」
その後俺は海未に死ぬほどしごかれ、ファミレスを出る頃にはボロボロになっていた。優勝をお祝いするはずだったのに……気づけば俺の反省会になっていた。
愛「ジュンジュンはおっきい胸が好きだもんね♪」
「これ以上火種を増やさないでくれ。」