俺の隣の席の愛さんはスクールアイドル同好会に入部したらしい。よくよく話を聴くと同級生の女の子に誘われたのがきっかけだと言う。今まで色んな部活から勧誘されていたらしいがどこの部にも所属せず生活をしていたみたいだがそんな彼女が何故スクールアイドルをしようと思ったのだろうか…大方誘われたその時のノリな気がするがまぁ俺には関係ない。
愛「いやぁまさか愛さんがスクールアイドルをやることになるとはねぇ〜人生何が起こるか分かんない!」
「俺はその事をこの席になってからしみじみに思うよ。」
愛「なになに!!ジュンジュンもこの席になって何か大きなことあったの?!教えてよ♪」
あなたが隣の席になったことだよ。
「……凄いテンション高い女の子と知り合いになった。」
愛「えぇ誰?!そんな女の子といつの間に知り合ってたの?!愛さんも話してみたいなぁ。」
話せるよ、あなたが鏡を見たらすぐに出会えます。
「意外と自分のことには鈍感なのか??」
愛「え、なんで??」
「いや、なんでもないわ。」
愛「変なジュンジュン。あ、そういえば今日同好会でお昼集まるんだった!じゃあねジュンジュン!!」
そういうと嵐のように愛さんは去っていった。最近思うのだが彼女が去っていくと一気に周りが静かになる。決して他の人が静かなわけではない。普通にクラスメイト同士で話しているがテンションが愛さんが完全におかしいのだ。故にいなくなった時の反動が凄い。まぁ静かな方が好きだけど。
「久々に屋上でひとりの時間を満喫しようかな。」
たまに俺は屋上を使って外の空気を吸いながら昼を食べている。あまり屋上には人が集まらないから人の目を気にする必要がない。つまりだらだらしても気にしなくていいのだ!
久々に屋上で食べるのを楽しみに思いながら目的に行くと……
愛「あ、ジュンジュン!!さっきぶり〜!!」
パタン。
愛「ちょっとどうしたの!!せっかく来たんだから一緒に食べようよ〜!!」
「部活会議してんだろ!なら邪魔になるから遠慮しとくわ!」
愛「別にそんな大事な話とかしてないから!普通にガールズトークしてるだけだから!」
「余計入りたくねぇよ!」
最悪だ。なぜ愛さんがここにいる。部活で集まるなら部室とか広場とか色々あるじゃん??なーーんでよりによってここ選んだの?!俺の楽園が、、
愛「ほらほら、みんな気になってこっち見てるし行こっ♪」
「いやほらやっぱあれだから…っておい引っ張るなマジでいいからマジで!」
大事なことだから2回言った。だがいつもの事だが愛さんは聞き入れてくれない…いつもの事って悲しくない俺。
愛「まさかジュンジュンが屋上に来るとはねぇ!もしかしてお気に入りの場所だったり??」
「そんなまさか。」
愛「そっかそっかぁ〜、じゃあこれから愛さんも屋上で食べようかな♪」
「いや何でだよ他にも色々あんじゃん。」
愛「そーだけどさ、教室以外でジュンジュンと食べるの新鮮じゃん!これはテンアゲっしょ!」
「一緒にと言うより愛さんが友達と食べてる席が俺の席と近いだけじゃん。」
愛「え??でもジュンジュンも同じ空間で食べてるから一緒じゃん??」
「愛さんそれは無理やりすぎる。」
愛「もぅ細かいことは気にしない気にしない!観念して愛さん達と食べなさい!」
「なんでこうなってしまうんだ…」
抵抗虚しくしっかり愛さんに引きずられ同好会メンバーと共にお昼を食べた。絶対場違いじゃん。こんなの望んでない……教室で食べれば良かった、、
そんな俺をよそに楽しそうに食べてる愛さん。おいここに連れてきたのあなたなんだから何とかしてくれよ。
必死に目で訴えていたら愛さんと目が合いこちらにニコッと微笑んでくる。やっと助け舟か待ちわびたぞ。
愛「ジュンジュン明日も屋上ねっ!」
「ぜっったい行かない。」