愛さんの隣の席は苦労人   作:モッピ

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新学期は何しようかな、、


第62話

今まで1番と言っても過言ではないほど濃密な夏休みを終え、二学期が始まった。バスケ部はと言うと、惜しくも決勝戦で敗れてしまった。俺たちはベストを尽くしたが、相手の方が上手だった様だ。負けたことに悔しい気持ちはあるがそれと同時にやる気が込み上げてきて、より俺たちは練習に励むきっかけになった。

恋愛はどうかって??そんなのーーー

 

愛「ジュンジュンちっす!!いよいよ二学期突入だよ!学校祭とか修学旅行もあるし愛さんすっごく楽しみ!」

 

「そうだな、行事が多いから「そういえば昨日テレビ見た?!凄い面白い番組あってさ!!……うん。」

 

なーんにも変わりません。隣の席が愛さんになってからずっと同じ絡みです。付き合ったからって変わるものかと思ってたけどそんなことありませんでした。

まぁこれが愛さんだとは思うけど……なんかね、みんな分かる??

 

愛「あ、今日確認テストあるよね!ちゃんと勉強した??」

 

「……え。」

 

愛「ジュンジュン、忘れてたでしょ??」

 

「い、いやそんな事……ナイヨ。」

 

愛「最後聞こえなかったよ〜。」

 

やばい、忘れてた。これで成績落ちたらまた愛さんの鬼勉強が始まるじゃねぇか。そもそも夏休み勉強した物をわざわざテストする必要なくない??もう宿題出して終わりでいいじゃん。

 

愛「もし成績下がってたらジュンジュン分かってるよね??」

 

「なんか無言の圧掛けられてる気がするんだけど気の所為かな??」

 

******

 

俺と愛さんが教室に着くとクラスメイトは久しぶりに会う友人に夏休みの思い出を語っていた。いいなぁ楽しそう、俺も混ぜてよ……まぁ行かないけど。

楽しそうに話していたクラスメイトであったが、俺たちを見るなりあからさまにニヤニヤした表情を向けてくる。

……おいなんだよ。

 

「お前ら付き合ったんだって??おめでとう!」

 

「……あ、ありがとう。」

 

「愛ちゃんついにくっついたんだね!!私達応援してたからすっごく嬉しいよ♪」

 

愛「ありがとう♪みんな色々話聴いてくれてありがとうね!」

 

「え、待って話したの??」

 

愛「だ、だってこういうの初めてだったからどうすればいいのか分かんなくてさ……てへっ♪」

 

「おいてへっ♪じゃねぇよ誤魔化すな可愛いけど。」

 

まさかの付き合ったことをクラス全員に知れ渡っていた。そんなに注目するもんなの??俺人の恋愛に関しては全く興味なかったから誰々付き合ったんだって〜!って言われてもふーんで終わるのに。

 

「それで、どっちから告白したの?!」

 

愛「ジュンジュンだよ!」

 

「おい嘘つくな。」

 

「おい準太、いくら恥ずかしいからって嘘つくなよ。かっこ悪いぞ!」

 

「いや、嘘じゃなくてだな……。」

 

「そうだよ!夏目くん、ここは自信もって言うべきだよ!!」

 

「だから、俺ではなくて……。」

 

愛「もう、ジュンジュン恥ずかしがっちゃって〜♪」

 

「後で話し合おうか。」

 

クラスメイトに質問攻めにされて朝からヘトヘトになって始まった二学期。

一学期であんなに振り回されたのにこれ以上何をされるのか考えるだけ無駄な気がしてきた。

まぁ……それだけ隣の席の彼女は行動力半端ないってことだよね。

 

愛「新学期も張り切って行こうね、ジュンジュン!!」

 

「……お手柔らかにお願いします。」

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