穂乃果「美味し〜!!あ、今度はこれ食べよう!」
凛「あ〜!それ凛も食べるにゃ!!」
海未「2人とも静かにしてください!他のお客様もいらっしゃるのですよ??」
絵里「そうね、周りの事も考えないと……ハラショー!!これ美味しいわ!」
真姫「絵里まで騒いでどうするのよ……。」
それまで十分に賑やかだった海未達の席は料理が来た途端さらに盛り上がりを見せ、この空間で1番騒いでいる。お前らスクールアイドルなんだろ??少しは静かにしなくていいのかよ……。
それにしても美味しそうに食べるよなぁ、特に……
花陽「ん〜!!白米が美味しい〜♪」
もんじゃよりも白米をひたすら食べてる女の子が1人。え、この子何杯目食べてるの??結構注文受けてる気がするけど。
にこ「それにしても、まさか愛のお店に来たらボーイフレンドがいるなんてねぇ……。」
穂乃果「びっくりだよね!というか穂乃果達その事何も聞いてないよ?!」
「なんで言わなきゃいけないんだよ。」
穂乃果「なんでって、幼なじみだよ?!友達だよ?!準ちゃんは言うべきだよ!」
「むちゃくちゃだ……俺はてっきり海未が言ってるかと思ってたぞ。」
海未「っ?!」
その瞬間全員が海未を見た。本人はギクッとしているような表情をし、固まっている。……あ、言ってなかったのね。
希「へぇ〜、海未ちゃんは知ってたんだ〜♪」
海未「え、えぇ……ぼちぼち。」
凛「ぼちぼちじゃなくて全部知ってたはずにゃ!」
絵里「どうして言わなかったの??」
海未「そ、それは……準太と愛の事であって、私から言うものでは無いかと思いまして。……それに私から言うのは恥ずかしかったので。」
おい絶対最後が本音だろ。そら見てみろ、海未がそう言ったせいで視線がこっちに来るじゃねぇか。
穂乃果「準ちゃん観念するんだよ!ぜーんぶ話してね!」
「い、いや、俺は仕事が……。」
愛「今は落ち着いてるし、愛さんが回すから大丈夫だよ♪」
「おい何他人事のようにしてんだよ!!ニコニコして離れようとするな!」
愛さんはナチュラルに離れようとしているが何かが愛さんの後ろに回ったのを俺は見た。
希「お〜??愛ちゃん前より大きくなってるんやない〜??」
愛「ち、ちょっと希!!そこダメだって///」
希「じゃー、愛ちゃんも一緒に話さないとね〜??」
愛「えぇ〜!?ジュンジュン〜!!」
目の前で彼女が女の子から胸をわしわしされている。健全な男子高生にとってはなかなか刺激的だぞ。愛さんやっぱ大きいよな、何がとは言わないよ。
海未「準太、その目は何ですか??」
「俺の目です。」
海未「はい??」
「すみません。」
止めるべきと思っていてもやはり心が見るべきと訴えてしまい愛さんがわしわしされるのを見ていたが、背後からの黒いオーラーに恐怖して助けに行く。
愛「うぅ、ジュンジュンの目の前であんな目に遭うなんて……。」
「その……お疲れ様。」
凛「あんな愛ちゃん見るの初めてにゃ〜。」
絵里「これが恋する乙女なのね……恐ろしいわ。」
にこ「全く、それよりもご飯食べない??冷めちゃうわよ??」
真姫「そういうにこちゃんだって、ちらちら2人を見てるじゃない。」
にこ「そ、そんなことないわよ!!」
あーこれもう話さないといけないやつね。恋バナを女の子に囲まれて話すとかどういう状況よ。隣の愛さんはさっきまでの元気が無くなってモジモジしてるし……すっかり乙女になってんじゃん。
穂乃果「役者は揃ったよ!!後は準ちゃん達が話すだけ!」
「……えぇ嫌だなぁ。」
全員がじっとこちらを見てるが最後まで抗わせてもらうぞ。粘ったら諦めてくれそうだし。
ことり「……準太くん。」
「な、なんだよことり。」
さっきから黙っていたことりが口を開いた。顔は俯いていて表情は見えないが胸に手を当て、何か言おうとしている。
あれ、これ小さい頃チーズケーキを俺にねだっていた時にされた時と同じシチュエーションな気が……。
ことり「……お願いっ!!」
「うぐっ……わ、分かったよ。」
喰らいましたクリティカルヒットです。これは反則だろ、俺じゃなくても全員に通じるぞ。あーあ、言わなきゃいけないのか。
愛「……むぅ。」
「ど、どしたの愛さん??」
愛「今ジュンジュンだらしなかった。」
「そ、そんなことない……よ。」
愛「声が小さいよ!!!」
ことりのお願い攻撃を食らったことが愛さんの機嫌を損ねてしまったようだ。その後、隣で拗ねた愛さんを宥めてから俺たちは穂乃果達に付き合うまでの経緯を話した。