愛「いやぁ、あのチーズケーキ絶品だったね!!」
ことり「うんっ!お土産まで買っちゃったよ〜」
愛「えっ、持ち帰りできるの?!愛さん知らなかった〜!!ジュンジュン戻るよ!」
「ふざけんな絶対行かない。」
結局愛さんに発見された後、5人でチーズケーキを食べた。4人ともスクールアイドルだけあって他のテーブルとは空間が違っているように思えた。実際周りにいたお客さんはチラチラとこちらを見ていたし男に限ってはチラチラというよりしっかりガン見していたわけですけども。
愛「それで、この後どこ行く??まだ行っていないお店たくさんあるよ!」
「どうするって、俺らは班の子達と合流しなきゃいけないだろ。」
愛「それは大丈夫!みんなにはジュンジュン見つけたらそのまま2人で行動するって言ってあるから!」
「何堂々とリア充してきますみたいな発言してんだよ。俺だったら絶対許さないぞ。」
愛「いいじゃんせっかくだし!それにみんなとはぐれたのは何でかな〜??」
「煽ってくるねぇ……。」
海未「仕方ありません。準太が迷子になってのは事実ですから。」
「迷子じゃないって!置いてかれただけだから!」
海未「結果的に迷子になったでしょう?!これから自重するように!」
「なんで俺が怒られてんの……。」
穂乃果「そんな事より見て!!あそこのお店自分だけの服作れるんだって!」
愛「何それ!!面白そう!」
穂乃果が指す方向を見ると色んなシャツに文字が入ってある服がいくつか置いてあるお店があった。無地のシャツに自分の好きな文字をプリントできるって事か。確かに面白いが……
「沖縄で作る必要ある??」
穂乃果「あるよ!!だって沖縄だよ?!修学旅行だよ?!」
「せめて沖縄しか手に入らない物買おうよ。」
海未「準太の言う通りです。他にもお店がありますし、そこにこだわらなくても。」
愛「愛さん一番乗りだぁ〜!!」
穂乃果「あ、ずるい!!私も行く!!!」
ことり「ふ、2人とも待って〜!!」
「……行くか。」
海未「……はい。」
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愛「ねぇジュンジュン見て!!これ愛さんにピッタリじゃない?!」
「そりゃ愛って書いてあるからな。」
穂乃果「準ちゃん!これどうかな!」
「パンね、君にぴったりだ。」
愛「ジュンジュンこれは!!」
「友&愛ってこれあなたの曲じゃん。」
穂乃果「準ちゃん!これは……」
「いちいち聞きに来るな!早く買えよ!」
お店に入ってから愛さんたちは大興奮でプリントする文字の候補を探し回っている。もうさぁ、早く買って他のお店行かない??俺まだちゃんと観光出来てないんだけど。
海未「全く、少しは静かにしたらどうですか??他のお客様もいるんですよ??」
「君も中々楽しそうに服選んでいるわけですけど。」
海未「せ、せっかく来たので見てるだけです!文句ありますか?!」
「いやないけど……海未たちの所もここの観光時間決められてるだろ??早く決めて他のお店回らないか??」
海未「た、確かにそうですね……よし、買ってきます!」
「やっぱ買うのね……。」
海未に続いてことり、穂乃果と服を買いに行ったのだが、まだ俺の彼女は悩んでいるようだ。意外とこういうの即決すると思ってたんだけどなぁ。
「愛さん、そろそろ決めてほかの店行こ。」
愛「ん〜、ちょっと待ってねぇ……迷うなぁ。」
「一体何に迷って……愛って文字の服がこんなに。」
愛「そう!どの色にしようか迷っててさぁ〜。」
「先に外でてるわ。」
愛「ちょ、ちょっと待ってよ!ジュンジュンも決めてよ!」
「えぇ………。」
愛「そんな顔しない!!ほら決めて!!」
「んー……このオレンジは??愛さんっぽい。」
愛「それいいんだけどねぇ、ちょっとオレンジが足りないなぁ。」
「何だよオレンジが足りないって。」
愛「足りないんだよ〜!!もっとオレンジ欲しい!」
「オレンジをこれ以上求めてどうすんだよ。」
結局しばらく愛さんは悩みに悩んだ末俺が選んだオレンジを買った。あんなにごねてたわりにすごいご機嫌なんだもんな。最初っから選びなよまじ。
ちなみに俺も何だかんだ言って買ったのだが……文字プリントを選んでいたら愛さんたちに急かされて、慌てて買ったら同じ文字で同じ色の服を2着も買ってしまった。
あれだけ選ぶのに悩んでた愛さんたちに急かされるって何なのまじ。
てか同じ服2着もいらないんだけど……。
愛「ジュンジュン同じの買ってどうすんのさ??」
「うるせぇ誰のせいだと思ってんだ!!」