愛さんの隣の席は苦労人   作:モッピ

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第86話

「ん??なんか画面変わったぞ。」

 

せつ菜「あ、これは自分磨きですね!!画面に写ってる学業、部活、プライベートを選択することで自身のステータスが上がるみたいです!」

 

璃奈「これでイベントも変わってくる感じかな??」

 

せつ菜「はいっ!!準太さん次第で起こるイベントがたくさんあるみたいです!」

 

「なるほどなぁ。まぁとりあえず学業だな、こいつゼロスタートじゃん。」

 

かすみ「よくそれで高校に入れましたねぇ。ロトシックスがほとんど当たったんですか??」

 

「何がロトシックスだ。マーク式問題なんて鉛筆1本あれば十分だ。」

 

果林「そうよね、困った時にはやっぱり鉛筆よね??」

 

エマ「2人とも……まさか高校もそれで??」

 

果林「ま、まさか!!ち、ちゃんと解いたわよ?!」

 

「は、はい!!当たり前じゃないですか!」

 

愛「ジュンジュン何してんのさ!!次の試験から鉛筆チェックしなきゃじゃん!」

 

「あんなスパルタ勉強させられて今更鉛筆に頼れねぇよ!!」

 

同好会メンバーにあーだこーだ言われながら学業を上げているとまたまた画面が切り替わった。教室に残って勉強しているみたいだ。偉いなかすかす笑、やれば出来る子だったか??

 

『あれ〜??まだ残ってたの〜??』

 

愛「愛さんキタァァァ!!!!」

 

「愛さんじゃねぇだろって!!!」

 

ここでようやく待ちに待った自分似のキャラが登場して隣でガッツポーズをあげる愛さん。みんなキャラクター意識しすぎだからね??まだ自分似のキャラクターが登場してないメンバーはやけにそわそわしてる。どーせ出るんだから落ち着けって。

 

『そういえば隣の席だったよね??これからもっと仲良くしようね!!』

 

「うわぁ4月思い出すなこのセリフ。」

 

愛「うわぁって何さ!!ジュンジュン楽しそうに話してたじゃん!!」

 

「それ愛さんな??」

 

彼方「でも、それが2人の出会いだったんだよね〜??」

 

愛・準太「………////」

 

エマ「ふふっ、2人とも可愛いな。」

 

かすみ「ちょっと!何2人の空間出来上がってるんですか?!さっさと話を進めてください!」

 

愛「そ、そうだね!ほら、選択肢選んで!」

 

『う、うん……よろしくね。』

 

愛「何で引き気味なの?!愛さん納得いかない!」

 

「いきなりあんなグイグイこられたらそうなるだろ!!」

 

愛「ジュンジュンそんな反応しなかったじゃん!!」

 

「愛さんには効果ねぇからだよ!!!」

 

******

 

『あら、かすかす笑じゃない。良かったらお昼一緒に食べない??』

 

『はい、僕で良ければ喜んで。』

 

果林「ふふっ、私みたいなお姉さんに誘われたら断れないわよね♪」

 

『あ、かすかす笑くん!!今度のお休みお出かけしない??前に言ってたお店一緒に行きたくて。」

 

『いいよ、楽しみだね!』

 

歩夢「うぅぅ……恥ずかしい///」

 

『あ、かすかす笑さん。この後時間ありますか??」

 

『うん、大丈夫だよ。』

 

璃奈「璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」

 

愛「女たらし。」

 

「勘弁してくれよ……。」

 

ゲームを進めていくと、どんどんキャラクターが登場した。その度に同好会メンバーの視線が向けられて最高にやりずらかった。最初みんな楽しそうに見てたのに気づいたら目がガチになってんだもん。

 

愛「ジュンジュンどれだけ口説くのさ!!いい加減ひとりに決めなさいこの優柔不断の浮気者っ!!」

 

「愛さん達が圧かけてくるからだろ?!怖すぎて選択肢出る度にドキドキするわ!」

 

かすみ「愛先輩の言う通りです!!さっさとひとりに決めるべきです!!このスケベ!!」

 

『先輩〜♪今度のお休み空いてますか??』

 

『ごめん忙しいから。』

 

かすみ「なんでかすみんの時は雑な対応するんですか!報われないです!酷いです!」

 

「さー進めよっと。」

 

せつ菜「あ、そろそろ季節的に重大イベントが始まりそうですよ??ちなみに私は学業ステータス成長させたらイベントいけますよ!」

 

「さらりとアピールしてくんな。てか今私って言った??2次元だからね??」

 

生徒会長の言葉を聞いた瞬間さらに同好会の顔が引き締まった。えぇこの中で俺ゲーム進めてくの??隣の愛さんもう笑顔ないよ??ハロハロしてなくて怖いよ??

 

愛「ジュンジュン、あの子すっごい良い子だよね!」

 

「う、うん……そうだな。」

 

歩夢「お、幼なじみもいいと思うんだけど。」

 

「固い絆があるもんね。」

 

果林「年上のお姉さんは魅力的と思わない??」

 

「イイトオモイマス。」

 

それから各々アピールポイントをしてくる。もうやめて、ギャルゲーってもっとドキドキしながらやるもんじゃないの??俺の場合ある意味冷や汗でるドキドキなんだけど。

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