愛「いらっしゃいませー!!ご主人様ー!!」
愛「2名様ですね!!どうぞあちらのお席にお座り下さい!」
愛「オーダー入りました!オムライス2つです〜!」
俺たちのメイド喫茶がオープンしたらすぐに多くの生徒が入ってきた。その列は終わることはなく廊下で席を待っている生徒がずらりといた。そして新規で生徒が入る度に最高の笑顔で接客する愛さん……俺いる??
愛「ジュンジュン何してんのさ!お客さん接客して!!」
「うぅ……はーい。」
愛「何その態度は!君は執事でしょ!!」
「好きで執事してる訳じゃねーんだよ!!」
「あ、あの……4名です。」
「4名っすね……あの席空いてるからあそこに「ジュンジュン!!」ご、ご案内します!!」
ダメだ、普段通りの口調になるとやたら愛さんに注意されてしまう。あれー
もっと軽い感じでやれると思ったのにおかしいなぁ。
「ご注文はなんでしょう。」
「え、えっと……じゃあオムライス4つで!!」
「はーい、オムライス「かしこまりましたでしょ!」あーもう好きにやらせてくれ!!」
そんな丁寧な口調とか気恥ずかしくてできねーっつの!!いいじゃんちゃんと仕事してるし他のクラスメイトは許してくれてるしこの子達も顔赤くなってるし……え、なんで赤くなってるの??
「あ、あの!!」
「はい……なんでしょう。」
「後で夏目先輩と写真撮りたいんですけど……いいですか??」
「あーそういやことりの店もそういうのやってたしな……まぁ、俺でよければ??」
「あ、ありがとうございます!!!」
やったーと目の前で喜ぶ後輩たち。てか普通に了承したけどこの黒歴史が後輩たちに記憶されてしまうんだよな……え、やっぱやだ。
部長「今撮影断ろうとしてなかった??」
「いやまさか……って、何で部長まで来てるんですか。」
部長「私は可愛い後輩が執事をしてるって聞いたから来てあげたのよ。ほら、接客しなさい。」
「なんて偉そうな……執事にしたクラスメイトと愛さんを恨む。」
部長「ふふっ、あの準太が執事なんてね♪」
「バカにしました??今バカにしましたよね??」
部長「してないわよ、あー面白い。」
「してんじゃねぇか。」
お久しぶり弓道部の部長と登場に嬉しい気持ち反面からかわれてイライラするという複雑な気持ちで接客した。もうこれ以上嫌なことは無いはずだろうが……
かすみ「かすみんが来ましたよー!!」
うわ、最悪だ。
かすみ「ちょっと先輩??今凄い嫌な顔しませんでしたか??」
「滅相もございません。来て下さりありがとうございます♪」
かすみ「何ですかその接客は!!急にそんな態度取られると気持ち悪いです。」
「この野郎……今すぐ髪むしり取ってやろうか。」
かすみ「えぇお客様にそんな態度取るんですかぁ??お客様は神様ですよ〜??」
「うるせぇ!!何が神様だ!神様かどうかはこっちが決めんだよ!!」
歩夢「ふ、2人とも喧嘩はダメだよ??」
最悪なタイミングでかすかす達が来た。しかも全員で。いや来てくれたのは嬉しいよ??恥ずかしいけど。ただ来た早々この小娘の態度だ、イライラが止まらないじゃないか。
せつ菜「素晴らしい!とっても似合ってますよ準太さん!!」
「ど、どうも……。」
せつ菜「きちんとした身だしなみの一方まるで執事とは思えない無愛想な顔……あぁなんて素晴らしいのでしょう!!」
「え、褒めてるの??」
果林「もちろんよ。今日1日それ来て過ごして欲しいくらいね。」
「いや冗談じゃない。」
愛「わぁ!!みんな来てくれたの?!ほら、席は確保してあるから座って座って!!」
嬉しそうに駆け寄ってきた愛さんに誘導されて座る同好会メンバー。座るなりにやにやして俺たちを見る。……何だよさっさと注文しろよ。
エマ「2人とも、すっごく可愛いよ!執事とメイドのカップルなんて最高だね♪」
愛「そ、そうかな??……えへへ、ありがとう♪」
しずく「はい!先輩たちがいるからここのお店は大盛況なんですね!」
「気のせいよきっと。たまたまみんなメイド喫茶に入りたかっただけよ。」
かすみ「そうですよ!こんな執事がいるお店誰が入るんですか!」
「あぁ??俺だってこんな生意気な小娘の注文なんて受け付けねーっつーの!!」
彼方「こらこら、喧嘩はダメだよ〜??スマイルスマイル〜♪」
「ぐっ……ご、ご注文は??」
せつ菜「うさぎですか?!?!」
「ごめん、まじで何言ってんの??」
こうして我らメイド喫茶店は大盛況であった。休憩まで先が長いと思うと余計ダルさを感じてしまう。……まぁ、こうしてクラスの皆でこういうことするの好きだけどさ。
愛「あいよ!!!オムライスいっちょ〜!!!」
「愛さんそれメイドが言うセリフじゃないよ。」