ファンタジア・リビルド ALL WORLD   作:kiri kiri

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次から本格的に始まります


プロローグ2

ある日世界は崩壊した。

どんな歴戦の戦士だろうが、英雄だろうが、王だろうが、誰もが目の前で起こった現象に争う事ができず、成す術はなかった。

 

 

空間が…いや、世界がパズルのピースがバラバラになっていく様に世界は崩壊し、私のいた世界も崩壊現象に巻き込まれた。

 

 

私の場合は、崩壊現象とともに現れたイマジンによって重症をおい、たまたまオリキュレールと呼ばれる次元を渡る船に助けられて今ここにいる。

私の他にも崩壊現象直前に出会った記憶喪失の少女エンデも一緒だ。

 

そしてなーんと、私にはギフトと呼ばれる(私らが勝手に読んでるだけ)力が覚醒してエンデにギフトすることでエンデはいわば魔法少女…はちがう?プリキュア?…違うな。

てか一緒じゃん…うーむ何と言うか、いわゆる変身を遂げることができ、イマジン達とも戦う力を得るのだ!

 

 

ハッキリと言う…意味がわからん!

 

 

私ちょっと前まで普通の女子高生だったんですけど?魔力?魔法?魔術?……まさかねー私凛音さんにもそんな力があるとは知りませんでしたよー…これさーあれじゃない?

実際私も本当は抜けた記憶があって、その欠けた記憶に秘密があるパターンじゃない?とか思うわけですよ。

私は記憶が欠けた事が気づけない様になってるパターン。

ありえるんじゃね?てかもはやなんでもありだよねー?だっていろんな世界には当たり前に魔術やら魔法やら悪魔やらスーパーロボットやら…夢見た世界が広がっている混成世界の旅は正直楽しいが、理解が追いつかない事もしばしば……それに命を賭けてる自覚はある。

 

命を賭ける理由が私にはある!

私は絶対に理乃を、敵に洗脳されてるであろうたった一人の妹を絶対に救ってみせる!

 

 

私と理乃がたわいない会話で笑いあっていた日常を取り戻す為に____

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーあーテステス…凛音とエンデ集合!」

 

 

「雑な呼び出し方だなー」

 

 

「全くです」

 

 

私は雑な呼び出しに対してどこか緩い声を出しながら、もう片方のエンデは私の言葉に同意しながらメインルームへと向かう。

 

 

 

 

ある日突然起きた世界崩壊現象から世界を元に戻すためオリキュレールと言われる空中戦艦にのり、世界を元に戻す為に必要…かどうかはまだ分からないが律片(ロウ・ピース)と言う超エネルギー体を集めながら旅をしている。

なぜ分からないのに集めているかって?どうやら敵も律片を集めて何かを企んでいるらしいと言う事が判明しているからだ。

それに無闇に扱える様な物でもないほどの、世界一つを変えてしまうほどの力が秘められているのだ。

敵に渡らないにしろ混成世界にいる人が簡単に手出ししていいものでもない。

 

 

今現在の乗組員は凛音、エンデ、テッサ、琴里、アイゼン、そしてF小隊のボン太くん達である。

本来ならリナとゼルガディスもいるのだが、二人は現在元いた混成世界の探索中でなので、今は出払ってる状況である。

 

そしてこうして招集されたと言う事はおそらく__

 

 

律片(ロウ・ピース)が見つかったの?」

 

「いや〜それがさー…」

 

「ふむ…凛音、これはもしやデジャヴでしょうか?前にもこんな出だしを聞いた気がします」

 

「気がするじゃないよ、エンデ。確信だよ」

 

「あはは…凛音さんとエンデさんの言う通りですよ。律片…または残骸律片(レムナント)の反応ではあるんですが…」

 

 

私の確実を肯定してくれたのは現在はグスタフ艦長の艦長補佐をしてるテレサ・テスタロッサである。

本来の世界であればミスリルと呼ばれる、いわゆる正義の味方?…の活動をしてる軍組織の大佐だそうだ。

私とほぼ年変わらないのに大佐らしいよ大佐!あー意味不明だわー…年変わで大佐とかマジで冗談にしか聞こえない。

私なんて少し前までは世界の裏側なんてなーんにも知らない一般人。

あれだよ、モブキャラにすらなれない様なやついるじゃん?こう、皆んなの日常を守るために戦う系主人公など知ったこっちゃない少女Aだよ。

何なら雑草みたいな存在だったのよ私?超絶急展開続きでやばい。

 

いろいろ頭追いつかない事がもはや日常茶飯事であるため私もあさある程度は慣れた。

何ならグレン先生のおかげで簡単な魔術だって使える様になったのだ。

私の世界…まぁ世界の裏側とかは知らないので本当は存在してたのかもしれないが…私の知る範囲じゃ魔術なんてものを扱える人物はいなかった。

その使えない勢一員の私が今じゃお手てから電撃だせるんですよ?もう非日常とはすでにヨロシクやってる分慣れるさ。

大抵の非日常的な出来事はね。

故に私とっては今更も今更すぎる事だが、目の前にいる赤髪をツインテールでまとめた中学生がまさかもう一人の艦長補佐だとしても受け入れられるさ。

 

 

「凛音にエンデ、これを見なさい」

 

 

指示を出した人物こそ、中学生にしてオリキュレール艦長補佐…五河琴里である。

元いた世界ではラタトクスと呼ばれる…十香や七罪と言ったいわゆる精霊と呼ばれる存在を救うための組織に置いて司令官を務めてるとか……中学生が司令官とかマジ意味不明。

まぁ、私の心情はさておき…モニターを見ると無数の赤い点が比較的密集した形で表されていた。

 

 

「まさかこの全てが律片の反応だというのですか!?」

 

「あらあら、随分と面倒な事になっておられますのね?__

 

「キャ!…く、狂三さん?」

 

「うひ!…狂三でしか」

 

「うお!?…相変わらず君の登場には中々慣れないなー」

 

影から現れたのは、時崎狂三。

琴里の世界では通称〈ナイトメア〉と呼ばれる時の力を司る最悪の精霊だとか。

いつも影から現れるため神出鬼没で、かなめが「影からでてくんなー!ドアから入りなさいドアから!」と言うツッコミは最早定番中の定番ツッコミとなっている。

あ、ちなみに最悪の精霊とか呼ばれているらしいが私はあんまり気にしてない。

いや、琴里の話だと大量殺戮を犯したとか聞いている。

今は協力関係だが、要注意人物だと琴里から聞いている。

真那からも決して気を許すなと言われているが……ぶっちゃけ私はあんまり気にしてないんだよねー。

こんな事言ったら考えが甘いとか琴里と真那に言われそうだが…

 

 

「やあ、狂三。混成世界の探索お疲れ様」

 

「お疲れ様ですわ、凛音さん。それにしても流石は凛音さんですわね。他の方々にもいい加減慣れて欲しいものですね。きひひひ!」

 

 

嘘つけ!何が「慣れて欲しいものらですね」だ。絶対驚く顔みて楽しんでるやろ

 

 

「あーはいはい……狂三、あんたの登場演出は後にして」

 

「あらあら…琴里さんはつれないですわ」

 

「あはは…話を戻しますね。それで今回の律片の反応なのですが…」

 

テッサが話を戻してグスタフに視線を送り、肝心な概要を求める。

グスタフは軽く頷いて真剣な表情をしてこちらに向き直る

 

「正直、詳しい事はいつも通りわかってないがけど…この一つの一つの反応が非常に微弱なんだ」

 

 

「微弱?」

 

 

「と言う事はこの一つ一つの反応は本体ではないと言う事?」

 

「あくまで現段階ではそうだといい切れないけれど…ほぼ凛音の言う通りだと思うわ」

 

 

「ハルナ達がいた世界と似た事象が起こったのでしょうか?」

 

 

「その可能性はもちろん否定できません」

 

 

「結局は行って調査するしかないんだけどね。ただ…今行くのはちょっと厄介かもしれないんだよね?」

 

 

グスタフがそう言って再びモニターに目を向けた瞬間、無数にあった反応がいくつか減っていた。

あー…何となく察した

 

 

「なるほど、そう言う事ですのね?」

 

「うむ、狂三の言う通り大体皆んなの想像通りと思うよ。多分この反応を宿した敵と思われるものと何者かが戦っていると考えられる」

 

 

「なんと!…でしたらすぐに向かうべきではないのですか!?」

 

「落ち着きなさいエンデ。現状此方は何の確証もないまま無闇にいく事はできないわ。それに戦闘中にオリキュレールが現れる事で場に大きな混乱が生まれる。それにこの律片、もとい、敵の反応の消え方を見るに勝機は十分あると踏んでる。私達が介入する事で戦況は不利になる可能性だってある。今は黙って信じる他ないわ」

 

「……そうですか」

 

 

琴里の話を聞いたエンデはとりあえず納得したみたいだ。

でもそれ以上に心配なのだろう。

エンデの表情は頭でわかっていても心では納得ができずにいる事がわかる。

私達は混成世界を渡って来た中で不条理に、理不尽に殺される人を見てきた。

そしてその蛮行を働く者を許す事ができないと、罪なき命が理不尽に命を散らしていい筈ないと、そんな理不尽と戦う事をエンデは覚悟している。

もちろん私も……もっとも、正義のヒーローなどといったものは柄ではないが。

 

 

「ただ事前情報…って言っても予想の範疇に過ぎないけどね。可能性の高い情報がある分、此方も万全を期して向かわねばならない」

 

「皆さんには既に連絡を取っています。もう暫くしたは皆さん集まると思うので、それまでは待機していて下さい」

 

「了解」

 

「了解しました」

 

「わかりましたわ……次なる混成世界、どうなる事やら…きひひひひ!」

 

 

 

 

 

 

 

2時間後______

 

 

 

再び召集がかかり、一同がメインルームへと集まった。

集まったメンバーは以下の通り___

 

 

カナタ・エイジ

 

レクティ・アイゼナッハ

 

草薙タケル

 

ラピス

 

鳳桜花

 

二階堂マリ

 

リナ=インバース

 

ゼルガディス=レイワーズ

 

グレン=レーダス

 

イヴ=イグナイト

 

システィーナ=フィーベル

 

ルミア=ティンジェル

 

リィエル=レイフォード

 

土御門春虎

 

コン

 

土御門夏目

 

ライナ・リュート

 

フェリス・エリス

 

天道花憐

 

星ノ守千秋

 

メリッサ・マオ

 

クルツ・ウェーバー

 

七罪

 

時崎狂三

 

凛音

 

エンデ

 

系26名+艦長1名+艦長補佐2名

 

かなりの大人数がこの場に揃った。

 

 

「諸君、呼びかけに応じてくれてありがとう。では、ある程度の状況説明をするよ。

テッサ、よろしく」

 

グスタフの指示にテッサは手早くモニター映像を切り替えて、先程、私とエンデと狂三が見ていた反応映像を見せる

 

「この映像に映る無数の赤い点、此方が律片または残骸律片の微弱な反応になります。そして、反応が消えていく所を見る限り、恐らくはモンスターや魔物と呼ばれる様な恐らく人類に敵対行動をする存在の可能性が高いと見ています」

 

「へー…こりゃ相当な数だが、その口振りだともう既に、この混成世界の奴らが倒したって事か?」

 

 

テッサの説明にカナタが疑問の声、いや実際にほぼ確信をついている疑問を問う

 

 

「その通りです、カナタさん。この大多数の敵と思われるものをこの世界にいる方々が倒したと我々は考えます」

 

「そして、もう少し先の映像を見てもらうわ」

 

 

琴里がモニターの画面を倍速で進めていくと、見逃す事のできない現状が起きていた。

 

 

「これは…!?」

 

「あれだけの数の反応が、全て一斉に消えた!?」

 

軽く数百以上はある反応が、ある時一斉に消失した。この意味が明確ではないもののある程度の憶測を立てる事ができる。

 

つまり一斉にまとめて倒す何らかの方法があると___

 

 

「律片や残骸律片の影響が敵対すると思われる者にどう影響を与えるかわからないから、何とも言えないけど……それでもこの事態は簡単に起こせるとは思えないわ」

 

「なるほど、それだけの力を持っている人達がいると」

 

「しかし、時間がかかり過ぎてる。何かしらの発動条件のある魔法、あるいは魔術か……全くの別物の力か」

 

 

エンデと桜花がこの場にいる者達の殆どが思ってる事を代表するかの様に声を上げる

 

 

「と、言っても憶測は憶測。あくまで可能性が高いってだけ。でも厄介事が起きてるのはほぼ間違いない」

 

 

グスタフが真剣な表情をして言うとどこからか「厄介すぎるだろうが!」とか「俺待機組で」などと声が聞こえて来たがスルーだ

 

 

「と言う訳で、今回は…まぁいつもなんだけど、特に用心しないといけない。てな訳でかなりの人員を集めさせて貰ったよ」

 

「グループ分けは済ませてあるから、発表するわ」

 

 

第一班 

 

凛音

エンデ

時崎狂三

グレン=レーダス

イヴ=イグナイト

システィーナ=フィーベル

ルミア=ティンジェル

土御門春虎

コン

土御門夏目

 

 

二班

 

草薙タケル

ラピス

鳳桜花

二階堂マリ

メリッサ・マオ

クルツ・ウェーバー

星ノ守千秋

 

 

 

 

三班

 

カナタ=エイジ

レクティ=アイゼナッハ

ライナ・リュート

フェリス・エリス

リナ=インバース

ゼルガディス=グレイワーズ

リィエル=レイフォード

天道花憐

 

 

 

「この三つの班で行くわ!後々増援もあるかもしれないけど、各混成世界での事情もあるからあまり期待しないように」

 

 

こうして私達の新たなる混成世界の旅が始まる。 

 

妹の理乃を救うために、何でもない様な会話してして笑い合っていたあの日の日常を取り戻すために




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