正義のヤンキーとガールズバンド 作:シュステーマ・ソーラーレ
8月某日。ライブハウス『CiRCLE』では、『サークル·サマー·フェスティバル』という全ガールズバンドによる合同ライブが行われて、見事大成功を収めた。
その翌日。CiRCLEの男子アルバイトスタッフである主人公達が、女性スタッフのリーダーである月島まりな率いる女性スタッフ達に連れられて、商店街にある焼肉屋で打ち上げをする事になった。
※午後6時、焼肉屋の個室。
皆「カンパーイ♪」
カチャン!
ジュ~!ジュ~!ジュ~!
焼肉屋の個室では、CiRCLEの皆が手にグラスを持って乾杯する。そして、網の上に次々とカルビやハラミ等の肉を乗っけて焼いて食べている。
まりな「皆、サマフェスお疲れ様!」
光一「お疲れ様でした!」
陽太郎「お疲れ様です!」
陽斗「はい!お疲れ様でした!」
烈火「···お疲れ様です。」
女性スタッフ達「お疲れ様です!」
手にビールが入ったグラスを持ったまりなが皆に向かって労いの言葉をかけて、主人公達と女性スタッフ達が返事をする。
まりな「いや〜昨日のサマフェスは盛り上がったね〜!」
光一「ガールズバンドの皆が頑張って盛り上げてくれましたからね!」
陽太郎「お客さんも大いに盛り上がって大満足してました!」
陽斗「ボク達も頑張った甲斐がありましたね!」
烈火「···そうだな。このカルビ美味しい。」
まりな「さぁさぁ!今日は、オーナーの奢りだからね!どんどん焼いて食べて!!」
皆「はい!」
CiRCLEの皆は、焼肉を食べながら昨日のライブについて感想を言いあう。そんなCiRCLE御一行がいる個室より奥にある宴会コース専用の個室では······
※焼肉屋の1番奥にある宴会専用の個室
こころ「みんな~!グラス持ったわね?それじゃあ、ハッピー!ラッキー!スマイルゥーーー···カンパーーーイ♪♫」
ガールズバンドの皆「乾杯!」
カチャン!
ジュ~!ジュ~!ジュ~!
最強エンタメガールズバンド、『ハロー、ハッピーワールド!』こと『ハロハピ』のリーダーである弦巻こころの独特な乾杯音頭で、ガールズバンドの皆が手にグラスを持って乾杯する。そして、次々と肉を焼いて食べていく。
そう···実は昨日CiRCLEでライブをしたガールズバンドの皆も、主人公達がいる焼肉屋で打ち上げをしているのだ。
弦巻財閥のご令嬢であるこころが、黒服の人達に頼んで焼肉屋の1番広い宴会専用の個室を予約してもらい、皆を招待して焼肉パーティーをしているのだ。ちなみに、焼肉パーティーの参加バンドは······
蘭「ちょっとモカ!あたしのカルビ食べないで!」
モカ「ふぉへぇん、ふぉへぇん〜(ごめん、ごめん〜)」
ひまり「う〜ん!美味し〜い!!」
巴「本当だな!」
つぐみ「うん!」
羽丘女子学園の2年生同士で結成された王道ガールズロックバンド、『Afterglow』と······
彩「いっただきま~す!ハムッ···あっちゅい!」
日菜「アハハ!『あっちゅい』って、彩ちゃんおもしろ~い♪」
千聖「もう、彩ちゃん。がっつき過ぎよ。」
麻弥「彩さん、大丈夫ですか?」
イヴ「ウーロン茶をどうぞ!」
同じ芸能事務所所属のアイドルで結成されたアイドルガールズバンド、『パスパレ』こと『Pastel*Palettes』と······
こころ「わー!とっても美味しいわ〜♪」
薫「網という舞台で燃える子牛ちゃん達···とても儚い·······」
はぐみ「おーいしい!!」
花音「ふぇぇ〜熱い〜!」
美咲「大丈夫ですか?ウーロン茶どうぞ。」
リーダーの弦巻こころの『世界を笑顔にする』という目的のために結成したエンタメガールズバンド、『ハロハピ』こと『ハロー、ハッピーワールド!』。
この3バンドが、集まって焼肉を食べている。共通点は『BanG Dream!』でリアルバンドではないという事だ。
ちなみにRoseliaやモニカといったリアルバンド組は、色々と予定があって不参加である。
ひまり「あーあ。陽太郎も来れたらよかったのに〜」
Afterglowのリーダーでベース担当である上原ひまりが、想い人の陽太郎がいない事を愚痴る。
彩「そうだね~こっちも陽斗君がいればな〜」
パスパレのリーダーでボーカル担当の丸山彩がひまりの言葉に反応する。
つぐみ「仕方ないよ、ひまりちゃん。陽太郎君は、他に用事があるんだから。」
千聖「そうよ、彩ちゃん。陽斗も忙しいんだから我儘言わないの。」
ひまり·彩「うぅ······は~い·····」
Afterglowのキーボード担当である羽沢つぐみと、パスパレのベース担当である白鷺千聖が、愚痴るひまりと彩を宥める。ひまりと彩は渋々納得したように返事をする。
こころ「何だか笑顔じゃなくなったわね!そんな時は焼肉を食べて元気を出しましょう!!」
こころが満面の笑みを浮かびて、落ち込んだ2人にある肉を差し出した。それはなんと······
こころ「黒服さん達に頼んで用意してもらったシャトーブリアンよ!」
皆「シャトーブリアン!?」
最高級のフィレ肉、『シャトーブリアン』だった!こころが持っている大皿には実家である弦巻財閥の黒服の人達が用意した最高級のシャトーブリアンが大量に乗っている。
こころ「さぁ!皆!これを食べて笑顔になりましょう!!」
皆(恐るべし···弦巻財閥。)
弦巻こころと弦巻財閥の恐るべし財力に改めて感心したガールズバンド達だった·······
※30分後のCiRCLE御一行がいる焼肉屋個室
まりな「えへへ〜////////こういちくーん//////////」
ムギュー!///////////////
光一「ちょっと、まりなさん!飲み過ぎですよ!!////////////」
まりな「あっれ〜?照れてる?可愛い〜////////////////」
ビールを飲んで酔っ払っているのか、まりなは顔を真っ赤にしながら、光一に抱きついて豊かな2つの果実を押し付ける。絡み酒タイプの酔い方をしている。
荒川輝美「アハハハハ!まりなさんったら!あんなに酔っ払って、おっかしい〜アハハハハ!!」
CiRCLEの女性スタッフの1人である荒川輝美『あらかわ·てるみ』は、光一に抱きついているまりなを見て大笑いしている。どうやら笑い上戸らしい。
陽太郎(おかしいのは、荒川さんもだよ·········)
その様子を見た陽太郎は心の中でツッコんでいる。
豊島愛衣「うえ~ん!アタシだって一生懸命頑張っているのに〜!」
陽斗「はいはい、豊島さん!それは皆分かってますよ!豊島さんは偉いです!!」
愛衣「ありがとう〜!うわ~ん!!」
陽斗(面倒くさい······)
陽斗は、酔っ払って突然泣き出した女性スタッフの豊島愛衣『とよしま·めい』の事を面倒くさいと思いながらも優しく慰めている。どうやら泣き上戸のようだ。
板橋心美「烈火君!君はね···無愛想過ぎ!お姉さんは〜そんな子に育てた覚えは···ありませんよ!!」
烈火(別に育てられてないし·····誰がお姉さんだ······)
そして烈火は、怒り上戸である女性スタッフの板橋心美『いたばし·ここみ』にお説教をされていた。
まりな率いる女性スタッフ達は、ビールを飲んでいい感じ(?)に酔っ払っているようだ。
光一「あ、あの!僕トイレに行ってきます!」
まりな「私も行く〜!////////」
輝美「行っトイレ〜!なんちゃって♪アハハ!おかしい〜!!」
陽太郎(つまらない······)
光一とまりなは、トイレに行く為に席を立って個室を出た。つまらないダジャレを言って大笑いする輝美と、つまらないと感じている陽太郎に見送られて······
一方こちらでも······
※同じ頃のガールズバンド達がいる個室
つぐみ「あの···お手洗い行ってくるね!」
千聖「私も。」
ひまり「うん!」
彩「気をつけてね!」
つぐみと千聖が、トイレに行く為に個室を出た。美味しいお肉を食べてすっかり元気になったひまりと彩に見送られながら······
※焼肉屋のトイレ前
まりな「あぁ〜スッキリした!/////////」
光一「もう···酔っぱらい過ぎですよ。」
トイレでそれぞれ用を足したまりなと光一。そして、しっかり手を洗って個室に戻ろうとしたその時!
つぐみ「あれ?まりなさんに海神さん!?」
千聖「どうしてこんな所に!?」
まりな「あれ〜?///////////つぐみちゃんに千聖ちゃんじゃない!///////何してるの〜?////////」
光一「おや?羽沢君に白鷺君じゃないか!」
つぐみと千聖と偶然にも鉢合わせした。
つぐみ「私達、昨日のライブの打ち上げに······まさか、まりなさん達も!?」
まりな「おお〜そうなのか〜////////私達も〜ねぇ〜?////////」
光一「そうなんだ。今〇〇席で皆といるけど、まりなさん達がビールを飲んで···このように酔っ払っちゃって、大変だよ。」
つぐみが、驚きながらも焼肉屋にいる経緯を説明したと同時に、まりなに問いかけるとまりなは陽気に答えた。光一は酔っ払ってしまったまりなに苦笑いしながらも説明する。
千聖「『皆』って事は·······陽斗もいるのかしら··········?」
つぐみ「······陽太郎君も?」
それを聞いた千聖とつぐみは、若干黒いオーラを纏いながら陽斗と陽太郎がいるのか?っと質問する。
まりな「いるよ〜////////今頃輝美ちゃん達とよろしくやってるんじゃないかな〜?/////////」
まりなが、酔っぱらいながら身も蓋もない事を言ってしまった。すると·······
つぐみ「······海神さん?」
光一「な、なんだい?」
千聖「陽斗とちょっとO☆HA☆NA☆SHIがしたいので、案内してもらえます?」
つぐみ「···いいですよね?」
ゴゴゴゴゴゴ······!!
更に、黒い闇のオーラを醸し出し目のハイライトが消えた千聖とつぐみ。
光一「い、いいけど···(ルーク、ビショップ···すまない。)」
まりな「いいよ〜いいよ〜!/////////皆で一緒に飲もう〜!///////////」
光一「未成年に酒飲ませないで下さい!」
こうして、光一と酔っぱらいまりなは、ブラックつぐみとダーク千聖を自分達の個室に案内する事になった······
そんな事とは夢にも思わない陽太郎と陽斗は·······
輝美「ほらほら〜!早く食べなよ〜!はい、あ~ん!!」
陽太郎「自分で食べますからいいですって!」
愛衣「ううう······陽斗くーん。」
陽斗「ははは···よしよし。」
輝美から『はい、あ~ん』攻撃を迫られて、泣いている愛衣の頭を優しく撫でている。
心美「もぅ〜!烈火はお仕置き〜!」
烈火「···止めて下さい。」
グググググーー!
烈火は、お仕置きと言わんばかりに迫る心美を抑えこんでいる。
ガチャ!
するとそこにドアを開けて入ってきたのは勿論······
光一「ル···ルーク、ビショップ。」
まりな「ただいま〜!////////」
陽太郎「あっ!ちょっとキングにまりなさん!遅いです······よ!?」
陽斗「もう〜この人達をどうにかしてくだ······さい!?」
烈火「·······あっ。」
苦笑いを浮かべながら酔っ払っているまりなを連れて戻ってきた光一。その後ろには······
つぐみ·千聖「何をしているの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
凄まじくどす黒い闇のオーラを纏ったつぐみと千聖だった。
陽太郎「つぐみ!?何で此処に!?」
陽斗「ち、千聖さん。何か怖いですよ。」
そのオーラに恐怖する陽太郎と陽斗。
つぐみ「···何で?私達昨日のライブの打ち上げに来てたの。···陽太郎君は荒川さんと楽しそうにしているみたいだけど······?」
千聖「陽斗·······私達パスパレというものがいながら、豊島さんとイチャつくなんて······お仕置きが必要かしら?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
陽太郎「い···いや···これは···その···」
陽斗「これは誤解ですよ!」
光一(何か浮気した彼氏みたいだぞ。2人共······)
烈火(·······ましろ達がいなくてよかった。)
陽太郎と陽斗は、まるで浮気現場も目撃された彼氏か夫のように慌ててる。
光一と烈火は、そんな2人に憐れみの目を向ける。
まりな「あら〜!///////大変だね〜!//////////」
輝美「やーいやーい!怒られてやんの〜♪」
愛衣「ケンカはダメだよ〜!」
心美「もう何やってんのそこ!」
まりな達女性スタッフ達も酔っ払ってそれぞれ茶化したり注意したりする。
つぐみ「···とにかく陽太郎君?O☆HA☆NA☆SHIがしたいから······」
千聖「陽斗?お説教···じゃなくてO☆HA☆NA☆SHIがあるから·······」
つぐみ·千聖「今すぐ来なさい!」
ガシッ!ズルズルズル!!
陽太郎·陽斗「た、助けてーーー!!」
陽太郎と陽斗は、つぐみと千聖に引きずられて、ガールズバンド達がいる個室に強制連行させられてしまった。
光一「···僕達も行こうか?」
烈火「···うん。」
光一と烈火は、流石に2人を見捨てる事は出来ずにガールズバンド達がいる個室に向かう。
まりな「イイね〜!//////////」
女性スタッフ達「わたしも行く〜!!!」
勿論まりな達女性スタッフも行った。果たしてどうなる!?
次回に続く!
第9話終了です。今回は、ライブ打ち上げの様子を書きました。今回登場したCiRCLEの女性スタッフ(オリキャラ)については、次回に設定説明をします。
実は、酒飲みながら書いているので(笑)
本当にごめんなさい!
投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。
それでは次回もよろしくお願いします。
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