正義のヤンキーとガールズバンド 作:シュステーマ・ソーラーレ
海神光一···ライブハウス『CiRCLE(サークル)』で接客業務担当のアルバイトスタッフだ。高校3年生で、通っている学校では生徒会長を務めている。見た目も中身も完璧超人なイケメンの為、CiRCLEでも学校でも、男女関係無くモテてる。
地原陽太郎···ライブハウスCiRCLEで、音楽機器機材担当のアルバイトスタッフだ。高校2年生ながら、通っている学校では生徒副会長を務めている。音楽機器類の扱いに長けていて、プロ顔負けの修理を行い、CiRCLEの正規スタッフ達にも頼られている。
松原陽斗···CiRCLEの接客や力仕事等の雑務担当のアルバイトスタッフだ。高校1年生で、会計委員を務めている。姉はとあるガールズバンドのメンバーである。見た目が女の子と見間違える程に可愛いが、重さ50キロはある音楽機器を軽々と運べる位に力持ちだ。
如月烈火···CiRCLEの清掃と力仕事等の雑務担当のアルバイトスタッフだ。高校1年生で、風紀委員を務めている。とても無口で物静かな少年で、光一達以外の人と話す事が無く、接客業務が苦手な為に受付やカフェテリアに立つ事は殆ど無い。その為、CiRCLEでは同い年の陽斗の手伝いをしている。
この4人は、CiRCLEのお客様からは、『CiRCLE四天王』と呼ばれていて、彼等目当てに来るお客様が多い。
そして、彼等にはもう1つの顔がある。それは······
※日曜日のCiRCLE。午後1時。
陽太郎「今日は全部で3組のバンドが来るのか···スタジオの掃除して来ます!」
陽斗「僕も手伝います!ル···陽太郎!」
烈火「···俺も手伝う。」
翌日の日曜日。陽太郎と陽斗に烈火は、この後スタジオの予約が入っているガールズバンドが来るのに備えてスタジオの掃除をしに向かった。···陽斗が陽太郎に対する言い方を無理やり変えたが、誰も気にしてない。
まりな「は〜い!ヨロシクね♪」
まりなは、それを見送った。
光一「じゃあ、ボクはカフェテリアで接客業務をしてますね!行って来ます!」
まりな「う、うん(今日も相変わらずイケメンだなぁ)//////////////」
光一はカフェテリアで接客の準備をする事をまりなに言った。まりなは、光一に好意を抱いている為に、光一のイケメンスマイルにKOされそうになった。
※CiRCLEの廊下
陽太郎「よーし!俺は第1スタジオを!陽斗は第2、烈火は第3を頼む!」
陽斗「はい!ルーク!」
烈火「···了解。」
陽太郎が陽斗と烈火に指示をして、掃除用具を持っている。
陽太郎「陽斗···『ルーク』って呼び方は止めろ···まりなさんに聞かれたらどうする?」
陽斗「すみません···思わず···」
陽太郎が、陽斗に自分に対する呼び方を注意して、陽斗は恥ずかしながらも、申し訳無さそうに頭を下げる。
烈火「···早くやろう。···お客さんが来る。」
陽斗「そうだね!」
陽太郎「よし!やるぞ!!」
陽太郎達はスタジオの掃除をする為に掃除用具を持ってそれぞれのスタジオに入っていった。
ちなみに何故、陽斗は陽太郎の事を『ルーク』と呼ぶのか?それは、後々明らかになるので言わない···
※それから約20分後のCiRCLE受付
ガラン!ガラン!
まりな「いらっしゃいませ〜!」
CiRCLEの入り口のドアが開いて複数の人達が入って来たので、まりなが挨拶する。入って来たのは···
美竹蘭「こんにちは。Afterglowです。」
青葉モカ「こんちは~♪」
上原ひまり「こんにちは〜まりなさん♪」
宇田川巴「こんにちは!」
羽沢つぐみ「今日はよろしくお願いします!」
丸山彩「こんにちゃ!···あぅ〜噛んじゃったよ〜」
氷川日菜「アハハ!今日も安定の彩ちゃんだね〜♪」
白鷺千聖「日菜ちゃん。あんまりからかわないの!」
大和麻弥「大丈夫ですか?彩さん。」
若宮イヴ「こんな時こそブシドーですよアヤさん!」
湊友希那「Roseliaです。」
氷川紗夜「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」
今井リサ「おっ!今日も大盛況だね〜♪」
宇田川あこ「くっくっく。今日も我が右目に宿りし魔眼の力が···その···え~と···」
白金燐子「解放される。」
宇田川あこ「解放される!」
倉田ましろ「あの···その···よろしくおねがいします!」
桐ヶ谷透子「よろしくお願いしまーす♪」
広町七深「おお〜今日もいっぱいお客さんが来てますね〜」
二葉つくし「CiRCLEの皆さん!今日はよろしくお願い致します!!」
八潮瑠唯「ごきげんよう。今日はよろしくお願い致します。」
20人の可愛い美少女達だ。
美竹蘭、青葉モカ、上原ひまり、宇田川巴、羽沢つぐみまでが、Afterglow(アフターグロウ)』。羽丘女子学園の2年生同士で結成された王道ガールズロックバンド。メンバーが全員幼なじみで、皆『いつも通り』に過ごせる為に音楽活動をしている。
丸山彩、氷川日菜、白鷺千聖、大和麻弥、若宮イヴまでが、『Pastel*Palettes(パステルパレット)』で、通称『パスパレ』。同じ芸能事務所所属のアイドルで結成されたアイドルガールズバンドだ。
湊友希那、氷川紗夜、今井リサ、宇田川あこ、白金燐子までが『Roselia(ロゼリア)』。プロも注目する超技巧派実力バンド。FUTURE WORLD FES.の出場を目指している。
そして、倉田ましろ、桐ヶ谷透子、広町七深、二葉つくし、八潮瑠唯までが『Morfonica(モルフォニカ)』で、通称『モニカ』。名門のお嬢様学校である月ノ森女子学園の高校1年生で結成されたガールズバンドである。
この4バンドは、CiRCLEをよく利用しているお得意様である。他にもお得意様のガールズバンドはいるが、それはまたの機会に説明するとしよう。
まりな「あれ?皆もう来たの?予約時間まで、まだ30分以上もあるのに。」
まりなが予約時間より早く4組のガールズバンドを不思議に思い、スケジュール帳を確認する。すると···
モカ「いやぁ〜今日は、よー君がバイトに入っているから早く行きたいって、蘭が言うもんですから〜♪」
蘭「ちょっとモカ!?///////あたしそんな事言ってない!///////////」
巴「嘘つけよ!『早く新曲を陽太郎に聴いてもらいたい』って言ってたぞ♪」
蘭「巴!///////巴こそ、『今日陽太郎いるよな?』って、心配していたくせに!」
巴「わー!?/////それを言うなって!/////」
ひまり「まぁまぁ!蘭!巴も落ち着いて!私も陽太郎に会いに来たんだし!···つぐも陽太郎に会いに来たんでしょう?」
つぐみ「···うん//////////」
モカ(モカちゃんも〜/////////)
日菜「ハル君いるんだ!るんってきた♪」
彩「陽斗君がいるんだ!よ~し!頑張るぞ!//////////」
千聖「陽斗がいるのね······フフフ//////////」
麻弥「陽斗さんがいるんスね······フヘヘ////////」
イヴ「マヤさん!ヌケガケは許しません!」
友希那「すみません。紗夜が、今日はこう···」
紗夜「フェスまで時間がありませんから少しでも練習がしたいんです(光一に会いに来たなんて言わせませんよ!//////////)。」
友希那「···そうね(まぁ···私も光一に頼んでいたアレを貰いに来たんだけれど···///////)。」
リサ(紗夜ったら···本当は光一がバイトに入っているから、会いに来たくせに♪···まぁアタシも光一に会いに来たから、紗夜の事を言えないけど···//////////)
あこ「今日は光兄いるんだ!やった〜♪よかったね♪りんりん♪」
燐子「あ···あこちゃん!?////////////」
透子「烈火いるのか〜よかったじゃん!シロ♪」
ましろ「えっ!?わ、私は別に·······/////////////」
透子「アタシも楽しみにしてたし/////////////」
ましろ「む〜烈火君にちょっかい出したら駄目!/////////」
七深「広町的には、烈火君とホラー映画を語りたいなぁ〜////////」
つくし「み、皆!///////ダメだよ!ちゃんと練習しないと!/////////」
瑠唯「二葉さん。貴女も今日、烈火君がアルバイトに入っている事を知って本当に嬉しそうにスキップしてたわよ。」
つくし「瑠唯さん!///////////」
瑠唯(私も楽しみにしてたなんて言えない//////////////)
まりな「あぁ···そういう事か〜」
そう···皆それぞれ光一、陽太郎、陽斗、烈火に恋心を抱いている為、彼等に会いに早めにCiRCLEに来たのだと、まりなは納得した。
すると突然!
ヤンキー達「オラオラ!」「邪魔するぜー!」「おお!かわい子ちゃんがたくさんいるぜ〜♪」
見るからにガラの悪いヤンキー達が、CiRCLEに押し寄せて来た。
蘭「何?」
彩「わわっ!?」
友希那「あら?」
ましろ「ああ······」
まりな「な!?何なのあなた達!?」
突然CiRCLEにやって来た10数人のガラの悪いヤンキー達に驚き怯えるガールズバンド達とまりな。
マサシ「ケケケケ!久しぶりだなぁ♪」
ヤンキー達の1番後ろから、気味の悪い笑い声をあげながら現れたのは、ヤンキー達のリーダー各である『マサシ』だ。
まりな「あっ!君は!?去年出禁にした!」
モカ「お〜···」
透子「出禁ってマジ?」
まりな「去年までCiRCLEを利用してた客なんだけど、素行不良で出禁にしたんだよ!それが何でここに!?」
そう···マサシは去年までCiRCLEを利用していた客だったが、他の客とトラブルになったり、女性スタッフにちょっかいを出したり等、問題行動を繰り返していた為にCiRCLEを出禁になったのだ。
マサシ「ケケケケ!こんな可愛い女の子ちゃん達がいるライブハウスは滅多にねぇからな!俺達のモノにしてやるぜ!♪」
ひまり「ええ〜!?」
千聖「や、止めなさい!」
どうやらマサシは、CiRCLEに来たガールズバンドのメンバーを自分のモノにしようと舎弟のヤンキー達を引き連れてCiRCLEを襲撃してきたようだ。
巴「止めろ!皆に手を出すな!」
イヴ「皆さんには手出しさせません!」
Afterglowのドラム担当の宇田川巴とパスパレのキーボード担当の若宮イヴが前に出て皆を守ろうとする。
マサシ「ケケケケ!馬鹿め!俺達に勝てると思っているのか!武器を出せ!!」
ヤンキー達「へーい!!」
マサシと舎弟達は、それに全く動じずに懐からある物を取り出した。それは·····
カチャ!!!!
つぐみ「け、拳銃!?」
日菜「えええ!?」
あこ「ウソ!?あれ本物!?」
つくし「そんな·····」
なんと拳銃だった!モデルガンではなく本物だ。
マサシ「俺の親父は、拳銃密輸グループのボスだからな!密かに頂戴したブツだ!さぁ!死にたくなかったら俺達の言う事を聞けぇ!!」
マサシは拳銃密輸グループのボスの息子であり、海外から秘かに密輸した拳銃を秘かに持ち出したのだ。それ等をガールズバンドのメンバー達に向けている。
紗夜(はぁ···仕方ないですね。あまり、乱暴な事はしたくないのですが···)
蘭(紗夜さん···あたし達がやりますから。)
イヴ(はい!)
ましろ(何でだろう?この悪い人達があんまり怖く感じない······)
そんな中、Roseliaのギター担当である氷川紗夜が何かを決心したように、持っていた荷物を置こうとした。それをAfterglowのギター&ボーカル担当の美竹蘭が止める。そして、イヴが皆を守る為にマサシ達に向き合った。
そんな中、モニカのボーカル担当である倉田ましろが不思議そうな顔でマサシ達を見てる。普段の自分なら怖がる筈なのにと······
その時だった!
陽太郎「まりなさーん!」
陽斗「掃除終わりました!」
烈火「···何時でも使える。」
スタジオの掃除を終えた陽太郎、陽斗、烈火が戻って来た。
蘭「陽太郎。」
彩「陽斗君!」
ましろ「烈火君!」
まりな「危ない!今すぐ逃げて!」
陽太郎達の姿を見たガールズバンドのメンバー達。そして、まりなが今すぐ逃げるように言った。
陽太郎「えっ?···あ〜···」
陽斗「これは···」
烈火「·······」
陽太郎達は、状況を察した。それでも全く動じておらず冷静だ。
マサシ「何だ貴様等は?おい!彼奴等から殺っちまえ!」
ヤンキー達「おお〜!!」
カチャ!カチャ!カチャ!
マサシと舎弟ヤンキー達は、陽太郎達から先にやっつけようと拳銃を向ける。
蘭「ああ···馬鹿だね。」
紗夜「ええ。止めておいた方がいいですよ。」
イヴ「そうですね。」
ましろ「あはは···」
蘭と紗夜とイヴにましろは、陽太郎達を拳銃で撃とうとするマサシ達に憐れみの目線を向ける。
マサシ「オラオラ!跪けよお前等!」
ヤンキー達「そうだ!そうだ!!」
マサシ「さもないと···」
マサシとヤンキー達が言いかけた···その時!
ヒュッ······ドカバキグギッ!!!!
ヤンキー達「ギャアアア!?」「ううう·····」
ドタッ!バタッ!!
マサシ「······え?」
突然、謎の打撃音が聞こえたと思ったら、いつの間にか陽太郎と陽斗と烈火が、目にも止まらぬ速さでマサシとヤンキー達の所まで接近したと同時に、ヤンキー達が次々と気絶して倒れた。マサシは、いつの間にか倒れたヤンキー達を見て呆然としている。
モカ「おお〜」
日菜「わ〜!スゴい!!」
透子「スゲえ〜!」
ひまり「えええ!?何!?何!?」
千聖「いつの間に···」
巴「陽太郎···お前。」
ヤンキー達を倒した陽太郎達に、ガールズバンドのメンバー達は驚き感心する。
紗夜「流石ですね。」
蘭「当たり前ですよ。」
イヴ「ハルトさん達のブシドーは向かうところ敵なしですね!!」
ましろ「烈火君···カッコいい//////////」
そんな中、紗夜と蘭にイヴの3人は陽太郎達の強さに驚いていない。まるで最初から陽太郎達が強い事を知っていたようである。ましろに至っては烈火に恋する乙女の目線を向けている。
陽太郎「やれやれ···拳銃なんて物騒な物を皆に向けるなんてな···」
陽斗「いい度胸してるね······」
烈火「···潰す。」
ゴゴゴゴゴゴゴ············
陽太郎、陽斗、烈火は、拳銃でガールズバンドのメンバー達を脅したマサシ達に怒り、凄まじいオーラでマサシに迫る。
マサシ「ヒイィィィ〜!?な、何なんだよ貴様等は!?」
自分の舎弟であるヤンキー達を全員倒して、凄まじい怒りのオーラを全身に纏いながら迫ってくる陽太郎達に怯えるマサシ。
つぐみ「よ···陽太郎君。」
あこ「あの3人から疾風怒濤の闇が······りんり〜ん!」
燐子「何か···怖いね。あこちゃん。」
麻弥「あんな陽斗さん達、初めて見ました。」
つくし「拳銃を所持している人に全く動じていないなんて···」
ガールズバンドのメンバー達も、見た事が無い陽太郎達の様子に驚愕している。
マサシ「こうなったら外で待機している舎弟達に!」
マサシが焦りながらもCiRCLEの出入り口から、外で待機しているらしい舎弟ヤンキー達を呼びに行こうとしたが······
光一「舎弟って、この人達の事かな?」
マサシ「何?···うわっ!?」
いつの間にか出入り口には、カフェテリアで接客業務をしていた光一が、いつものようにイケメンスマイルで微笑みながら立っていた。その後ろには、マサシの舎弟ヤンキー達が全員口から泡を吹き出しながら気絶していた。
まりな「えええ!?光一君!?」
まりなは盛大に驚く。
マサシ「何なんだよ!?貴様等は!?」
自分の舎弟であるヤンキー達を全員倒した光一達に恐怖したマサシが叫ぶ。
光一「ボク達の事を知らないのかい?」
マサシ「何?···!?ま、まさか···」
光一の言葉にマサシは光一の顔をよく見た。そして、何か気づいた。そして···
光一「ボクはチェックメイトのキングだよ。」
マサシ「何!?」
光一は、遂に自分の正体を明かした。
ひまり「えっ?」
彩「チェ···チェックメイト?」
リサ「キング?」
つくし「チェックメイトって、チェスで相手のキングを王手詰めする事ですよね?」
光一の言葉にガールズバンドメンバー達はポカンとしている。
マサシ「このS地区で10数年続いたヤンキーの抗争をたった1日で終わらせた伝説のヤンキーグループだ!その頂点に立つのがキングだ!知らねえのかよ!?」
モカ「ほうほう。つまり海神さんはそのキングなんですね〜よー君もそのチェックメイトの1人って事なのかな?」
陽太郎「うん。オレはルーク。」
日菜「ハル君も?」
陽斗「はい。僕はビショップ。」
瑠唯「烈火君もそうなの?」
烈火「···俺はナイト。」
光一が言ったチェックメイトについてマサシが説明した。
『チェックメイト』とは、CiRCLEやガールズバンドメンバーが通う学校がある地区、通称『S地区』で長年続いていたヤンキー達の抗争をたった1日で終わらせた伝説のヤンキーグループである。
チェックメイトのメンバーはチェスの駒の名前で呼ばれている。光一はチェックメイトと男子ヤンキーの頂点に立つ『キング』だ。陽太郎は、キングの側近兼護衛の『ルーク』で、陽斗は参謀兼スパイの『ビショップ』、烈火は親衛隊長の『ナイト』である。
マサシ「抗争が終わった後は、活動停止したらしいが、まさかCiRCLEにいやがったとは!くそっ!」
チャキ!
マサシは血迷い、右手に持っていた拳銃をガールズバンドメンバーに向けて発砲しようとした。しかし······
ヒュッ······ガシッ!
マサシ「へっ!?」
そんなマサシの拳銃を掴んで止めたのはなんと·····
紗夜「いい加減にしなさい!」
紗夜だった···そして!
ガシャン!!!!
なんと紗夜は、掴んだマサシの拳銃を一握りで粉々に破壊した。
マサシ「んなっ!?」
いつの間にか、自分の所に接近して拳銃を破壊した紗夜に驚愕するマサシ。
友希那「さ、紗夜?」
リサ「す、素手で拳銃を破壊した!?」
あこ「これは···紗夜さんの右手に秘められし漆黒の闇の力が······え〜と······」
燐子「と···解き放たれた。」
あこ「解き放たれた!」
日菜「おねーちゃん、スゴーイ!」
紗夜と同じRoseliaのメンバーと紗夜の妹である氷川日菜は、紗夜の力に只々驚愕するしかない。
マサシ「な···何なんだよお前は!?」
自分の拳銃を粉々に破壊した紗夜に恐怖のあまり腰を抜かしたマサシ。
蘭「ああ···もう···」
イヴ「サヨさん。ダメですよ!」
ましろ「すごいなあ···」
蘭は紗夜の行動に呆れて、イヴは頬を膨らませながら怒り、ましろは感心する。
光一「紗夜君。」
陽太郎「あちゃ〜···」
陽斗「流石·····」
烈火「········」
光一達も呆れと感心が入り交じる。
マサシ「ま、まさか!お前は!?』
紗夜「···もう隠すのは無駄のようですね。そうですよ。」
紗夜「私がチェックメイトのクイーンです。」
マサシ「何!?」
日菜「おねーちゃんが···クイーン?」
友希那「どういう事?」
明かされた衝撃の事実。紗夜は女子ヤンキーの頂点に立つチェックメイトの『クイーン』である事。
マサシ「······もう無理だ。降参します。」
マサシは、最強のヤンキーであるチェックメイトのメンバーが揃っている事を知り、両手を挙げて降参した。
その後、通報を受けた警察が到着。マサシ達率いるヤンキー達は全員逮捕された。
光一達CiRCLEのスタッフ達と、ガールズバンドのメンバーは警察署で事情聴取を受けて帰っていった。
※後日のCiRCLE。
女性のお客様達「光一様〜//////////」「陽太郎さん!/////////」「陽斗くーーん///////////」「烈火君///////////」
事件から数日が経ったCiRCLEには、以前よりもたくさんの女性客で賑わっていた。事件を解決したスタッフである光一、陽太郎、陽斗、烈火の4人目当てで来るお客様である。
光一「はいは~い!押さないで下さーい!!」
陽太郎「凄いお客様の数だ!」
陽斗「何時ものざっと3倍の数です!」
烈火「···何故?」
まりな「何故って!」
女性スタッフ達「貴方達のせいよ〜!!!」
光一達は何故お客様が増えたのか分からないままいつも通りに働く。まりな達女性スタッフは、そんな光一達にツッコミながらもいつも以上に働いている。
紗夜「くっ!」
蘭「むっ···」
イヴ「これは!」
ましろ「うう〜」
女性客達の後ろ側には、紗夜、蘭、イヴ、ましろが悔しそうにその様子を見ていた。そして、同じような事を考えていた。
紗夜(光一は絶対に誰にも渡しません!)
蘭(陽太郎はあたしのモノ···絶対に譲らない!)
イヴ(ハルトさんは私の将来のハンリョとなる人です!誰にも渡す訳には参りません!ブシドー!!)
ましろ(烈火君···私貴方のお嫁さんになれるように頑張るから!)
紗夜、蘭、イヴ、ましろはそれぞれの想い人を自分のモノ(恋人)にする決心を固めた。これからどうなるのか?
次回に続く!
今回の話でオリキャラ達の正体が判明しました。
この小説では、Afterglow、Pastel*Palettes 、Roselia、Morfonicaの4バンドがメインとなり、オリキャラ達と深く関わる事になります。具体的に······
海神光一→Roselia(氷川紗夜がメインヒロイン)+月島まりな
地原陽太郎→Afterglow(美竹蘭がメインヒロイン)
松原陽斗→Pastel*Palettes (若宮イヴがメインヒロイン)
如月烈火→Morfonica(倉田ましろがメインヒロイン)
となっています。
次回の話からは、オリキャラ達とメインヒロイン達の過去話と詳しい設定を投稿します。
あくまでも予定なので変更する可能性もあります。
投稿時期も未定なので改めてご了承下さい。