正義のヤンキーとガールズバンド   作:シュステーマ・ソーラーレ

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第7話です。この話で松原陽斗が何故チェックメイトのビショップになったのか?···が、分かります。後、彼の姉である松原花音が所属するガールズバンドが登場します。


第7話〜ビショップ〜松原陽斗と若宮イヴ·後編

松原陽斗が中学3年生の時、姉の松原花音と共に、花音の親友である白鷺千聖が所属するアイドルガールズバンド『Pastel*Palettes (パステルパレット)』通称『パスパレ』のライブを見に行った。

 

そこに千聖のストーカーである蟹江という男が拳銃を持って現れて、パスパレのボーカル担当である丸山彩を人質にした。

 

それを見た陽斗は、パスパレを救う為に得意技である中国武術の暗器である羅漢銭と八極拳の鉄山靠で、蟹江を倒してパスパレを救う。

 

その後、陽斗に一目惚れしたパスパレのメンバーの強い希望でパスパレのマネージャー兼ボディーガードとなった。それから2週間が経過して中学3年生の夏休みが終わろうとしていた8月終盤のある日の事である。

 

 

※羽沢珈琲店のある席。

 

 

カタカタカタカタ!!!!

 

陽斗「うーん。まだまだパスパレに対する誹謗中傷の書き込みが多いな······むっ······コイツのは特に酷い。よしっ!」

 

カタカタカタカタ!!!!

 

商店街にある喫茶店、『羽沢珈琲店』。そこの席で陽斗はノートパソコンで、パスパレに関するネット記事を見ていた。そして、あまりに酷い誹謗中傷の書き込みをするユーザーを発見した陽斗は、凄まじい速さでキーボード操作をしている。

 

彼は、パソコンやネットに詳しく、ハッキング技術も長けている。それを活かして、陽斗はパスパレの誹謗中傷の書き込みをするユーザーにコンピューターウイルスを流し込んでいる。そして、ユーザーの個人情報等を入手しているのだ。それを陽斗は、パスパレのアンチ·ヘイトからパスパレを守る材料として使っている。

 

 

※上記の行為は犯罪です。

 

千聖「······陽斗。さっきから何をしているのかしら?」

 

陽斗の向かいの席に座っている千聖が、冷静な表情をしながら陽斗を見つめている。

 

イヴ「ハルトさん···真剣な表情でパソコンに向き合ってますね。······カッコいいです//////////」

 

千聖「まぁ······そうね//////////////」

 

羽沢珈琲店の制服を着ているのは、千聖と同じパスパレ所属の若宮イヴだ。彼女はここでアルバイトをしている。

 

2人共、真剣な表情でパソコンと向き合っている陽斗を見つめている。恋する乙女の目線で······

 

陽斗「よしっ!成功!!···ふぅ~、疲れた。イヴさん。ブラックコーヒーおかわりお願いします!」

 

イヴ「ハイ!」

 

陽斗は、アンチ·ヘイトユーザーにコンピューターウイルスを流し込んだのを確認して、ブラックコーヒーを飲み干した後、イヴにおかわりをお願いする。陽斗はブラックコーヒーを飲める男なのだ。イヴは、承諾してキッチンへと行った。

 

千聖「陽斗···ご苦労様。どう?ネットの調子は。」

 

陽斗「う〜ん。まだまだ誹謗中傷の書き込みは多いですね。でも、大丈夫ですよ。応援してくれる人達の書き込みの方が断然多いですし。それに、あんまり酷い書き込みする奴等は······アナコンダの如くボクが締め上げて社会的抹殺しますから♪」

 

千聖「そ···そう·····程々にね······」

 

黒い笑顔を浮かべて恐ろしい事を言ってのける陽斗に千聖は苦笑いする。そんな陽斗達の様子を密かに見ていた者達がいた。

 

 

光一「あの、陽斗って人。凄い黒い笑顔だね。」

 

陽太郎「そうですね。」

 

蘭「腹黒い事言ってそう······」

 

つぐみ「あははは······」

 

 

チェックメイトのキングである海神光一。ルークである地原陽太郎。陽太郎の幼なじみでAfterglowのギター&ボーカル担当の美竹蘭。同じくキーボード担当で羽沢珈琲店の看板娘である羽沢つぐみだ。彼等もたまたま羽沢珈琲店で涼みに来ていたのだ。

 

 

イヴ「お待たせしました!ブラックコーヒーです!」

 

陽斗「ありがとうございます!」

 

イヴが、陽斗にブラックコーヒーを持って来た。陽斗がお礼を言ってブラックコーヒーを飲もうとした···その時!

 

 

『わーーー!!!』

 

陽斗「うわっ!?」

 

千聖「何かしら?」

 

イヴ「ウチイリの合図ですか!?」

 

突然、外から大歓声が湧き上がった。それに驚く3人。

 

光一「おや?今日は、商店街でお祭りイベントでもあるのかい?」

 

つぐみ「いいえ。そんな話は全然。」

 

蘭「お祭りならこないだやったよね?」

 

陽太郎「何だろう?ちょっと見てきます!」

 

光一「ならば僕も行こう!お会計はこれで!」

 

蘭「ごめん、つぐみ。あたしも行くね!」

 

つぐみ「う、うん。気をつけてね!」

 

光一達も、今日はお祭りの日でもないのに大歓声が上がる商店街に疑問を抱いた。光一、陽太郎、蘭がお会計をつぐみに払ってから様子を見に外に出た。

 

陽斗「ボクも行こう。これお勘定です。」

 

千聖「私もお願いするわ。」

 

イヴ「マイドありです!」

 

陽斗と千聖も、イヴにお会計を済ませてから外に出た。そこで目撃したのは·······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弦巻こころ「商店街のみ~んな!わたし達、ハロー、ハッピーワールドよ♪今日は、皆が笑顔になれる歌を歌うわ!聞いて!!」

 

瀬田薫「今日は、皆で盛り上がろうじゃないか!」

 

北沢はぐみ「わーい♪」

 

花音「皆、手拍子してる······」

 

ミッシェル「商店街の人達がたくさん見に来てる······」

 

マーチングバンドの格好した4人の女の子と、同じ格好をしたピンク色のクマが、商店街のど真ん中でゲリラライブをしていた。

 

彼女達は『ハロー、ハッピーワールド!』で、通称は『ハロハピ』。リーダーの弦巻こころの『世界を笑顔にする』という目的のために結成された最強エンタメガールズバンドだ。

 

そんな彼女達は、商店街の人達を笑顔にする為にゲリラライブを決行している。

 

光一「おや?あの子は、こころ君じゃないか?」

 

陽太郎「はぐみ!?何やってんだ!?」

 

蘭「ゲリラライブ?」

 

 

光一と陽太郎はハロハピに顔見知りがいるみたいなので驚いている。ボーカル担当の弦巻こころは、光一が財閥の御曹司だった頃にパーティーで何度も会っている。ベース担当の北沢はぐみは商店街の精肉店である『北沢精肉店』の看板娘である。祖母が商店街連合会の会長だった陽太郎は、Afterglowのメンバー同様、小さい頃からの幼なじみなのだ。

 

 

陽斗「姉さん!?」

 

千聖「花音······それに薫まで······」

 

陽斗も、自分の姉でドラム担当の花音がいる事に驚いている。千聖は、親友の花音と幼なじみでギター担当の瀬田薫がいるハロハピのゲリラライブを見て呆れた表情になる。

 

奥沢美咲(うわ······予想以上にお客さんが集まって来たよ······あれ?あの水色の髪の人、花音さんに面影が······)

 

ミッシェルの中身であるDJ担当の奥沢美咲が周りのお客さんの数に驚き呆れたような表情になりつつ、花音と似た陽斗を見つめている。

 

陽斗(あのピンクの熊の着ぐるみが、ボクの事を見ている······何で?)

 

そんなミッシェルの事を怪訝そうな見つめている陽斗だった。

 

 

※数十分後。

 

こころ「みんなーー!ステキな笑顔ね!ハッピー!」

 

はぐみ「ラッキー!」

 

薫「スマイルー·······」

 

ハロハピ「イエーーーイ!!!!!」

 

 

商店街の人達「ワァーーー!!♪♪♪」

 

ハロハピの掛け声に、ますます盛り上がる商店街の人達。

 

光一「おお〜!」

 

陽太郎「いいぞ!」

 

蘭「まぁ······悪くないね。」

 

 

陽斗「あの姉さんが······感動しますね。」

 

千聖「そうね·······」

 

光一達と陽斗達もハロハピのライブに感動している。

 

こころ「それじゃあ、次の曲行くわよーーー♪」

 

そして、次の曲を歌おうとした···その時!

 

 

ドゥーーン!!!!

 

こころ「あら?」

 

薫「なっ!?」

 

はぐみ「何々!?」

 

花音「ふぇぇ〜!?」

 

ミッシェル「何!?」

 

 

光一「これは···銃声か!?」

 

陽太郎「すぐ近くから聞こえた!」

 

蘭「誰が発砲したの!?」

 

 

陽斗「姉さん達の演出······な訳ありませんよね!」

 

千聖「花音達がそんな事する訳ないわ!」

 

 

商店街の人達「きゃああ!?」「何々!?」「銃声!?」

 

 

 

突然商店街に響き渡る銃声に驚く皆。

そこに現れたのは······

 

 

強盗犯1「オラオラ!」

 

強盗犯2「大人しくしやがれ!」

 

強盗犯3「このガキ共の命がどうなってもいいのか?」

 

 

商店街の子供達「うわ~ん!」「助けて〜!」

 

覆面を被った3人の男達が、拳銃やサブマシンガンを手に、商店街の子供達数人を人質にしていた。

 

※羽沢珈琲店

 

つぐみ「きゃあ!?銃声!?」

 

イヴ「ハルトさん、チサトさんがアブナイです!」

 

つぐみ「イヴちゃん!?危ないよ!」

 

羽沢珈琲店にいたつぐみとイヴが、外から響いた銃声に驚いた。そして、イヴがつぐみの制止も聞かずに外に出た。

 

※場所は再び商店街のど真ん中。

 

光一「彼奴等······強盗犯か何かだな!」

 

陽太郎「一目見ただけで分かりますね!」

 

蘭「しかも、子供達を人質に!」

 

 

一目見ただけで強盗犯だと分かる見た目をしている男3人組。実は······

 

 

強盗犯1「テメエらがゲリラライブなんてやったおかげでな!」

 

強盗犯2「銀行に強盗する計画がパーになっちまったじゃねぇか!」

 

強盗犯3「だから代わりに大金をよこしやがれ!」

 

この強盗達は、今日商店街近くの銀行に強盗をしようとした。しかし、ハロハピがゲリラライブを決行した為、商店街に大勢の人達が押し寄せて来て、強盗が出来なくなってしまった。そこでたまたま近くにいた子供達を人質にして、世界規模の大財閥『弦巻財閥』の一人娘である弦巻こころがいるハロハピから大金をせしめようとしたのだ。

 

こころ「よく分からないけど、どうしてそんな皆が笑顔になれない事をするのかしら?」

 

こころは強盗犯達が何故そんな外道な行いをするのか全く理解出来ていなかった。

 

薫「ああ······可愛い天使ちゃん達があんなに怯えて······儚い。」

 

薫は怖がっている子供達の姿を見て嘆いている。

 

はぐみ「その子達を離して!」

 

はぐみは子供達を人質にした強盗犯達に怒っている。

 

花音「酷い······!」

 

花音もドラムスティックを握り締めて強盗犯に怒る。

 

ミッシェル「逆恨みもいいところだよ!」

 

ミッシェル···もとい美咲も着ぐるみ越しに強盗犯に非難の目を向ける。

 

強盗犯1「やかましい!」

 

ドゥーーン!

 

それに逆ギレした強盗犯の1人が再び拳銃を発砲した。

 

商店街の子供達「うわ~~ん!!」 

 

それに子供達は、ますます恐怖に怯えて泣き出した。

 

花音「黒服の人ーー!」

 

ミッシェル「皆を助けてーー!」

 

花音とミッシェルが叫んだ。『黒服の人』とは、こころの家に仕えているボディーガードだ。こころの身の回りの世話から警護まであらゆる職務をこなすプロフェッショナルなSPだ。しかし······

 

 

?1「黒服の人······ってぇのは······」

 

?2「この人達の事ですかい?」」

 

黒服の人1「ぐっ·······」

 

黒服の人2「申し訳ございません···こころ様········」

 

黒服の人3「一生の不覚です·······」

 

突然、強盗犯達と子供達の後ろ側から、2人のゴリラのようなゴツい男が、縄で拘束した黒いスーツにサングラス姿の女性達を、こころ達の前に投げつけた。黒服の人達は皆、服がボロボロで身体には殴られたような傷や痣がある。どうやら2人組の男の仕業のようだ。

 

こころ「黒服さん!」

 

薫「何ということだ!」

 

はぐみ「うわぁ!?ヒドいケガだよ!」

 

花音「ふぇぇ!?」

 

ミッシェル「そんな·····黒服さん達が·····」

 

ボロボロにされた黒服の人達を見てショックを受けるハロハピのメンバー。

 

強盗犯1「おお!護藤兄弟!!」

 

強盗犯2「待ってましたよ!」

 

強盗犯3「彼奴等ですよ!俺等の強盗計画を台無しにした奴は!!」

 

護藤兄「ほう·····あんた達も運が悪いですな······」

 

護藤弟「この地区では、ちっとは名の知れた悪のヤンキー兄弟、護藤兄弟が護衛をしている強盗グループの邪魔をするとは·······」

 

黒服の人達を倒したのは、『護藤兄弟』という悪のヤンキー兄弟だ。商店街があるS地区でかなり名の知れた実力者なのだ。護藤兄弟は、強盗犯達に金で雇われて護衛をしているのだ。

 

 

護藤兄「さぁ······今度はこの子供達を痛めつけましょうか?」

 

護藤弟「それが嫌なら······金か命を差し出してもらいましょうか?」

 

強盗犯達「そうだ!!!」

 

商店街の子供達「うわ~ん!」「ママ〜!」「助けて〜!」

 

 

こころ「困ったわ·······」

 

薫「くっ······!」

 

はぐみ「うう······どうしよう······?」

 

花音「誰か···助けて·······」

 

ミッシェル「警察はまだ来ないの!?」

 

護藤兄弟達が、子供達を前に突き出してハロハピに迫る。

 

 

光一「これは···お仕置きが必要だね······」

 

陽太郎「もう、許さねえ!!」

 

蘭「うん······」

 

光一達は強盗犯達と護藤兄弟の外道っぷりに怒りを隠せない。

 

 

千聖「どうすればいいの?······って、あら?陽斗がいない·······あっ。」

 

千聖はどうしたらいいのか?と、隣にいる筈の陽斗の方を向いた。しかし、そこに陽斗の姿は無かった。そして、千聖は察した。そう陽斗は······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビンっ!!!

ヒュッ···············

ガシャアアアアアン!!!!

ガシャアアアアアン!!!!

ガシャアアアアアン!!!!

 

強盗犯1「痛っ!?」

 

強盗犯2「何!?」

 

強盗犯3「うわっ!?」

 

護藤兄弟「何だ!?」

 

突然、強盗犯達が持っていた拳銃やサブマシンガンが何かに当たり、粉々に破壊された。更に······

 

 

ヒュッ········!

バッ!!!!

バッ!!!!

 

 

商店街の子供達「えっ?」「あれ?」「なになに!?」

 

 

強盗犯達に人質にされてた商店街の子供達が、いつの間にかハロハピのメンバーがいる所にいた。

 

こころ「皆!」

 

薫「大丈夫かい?小さな天使ちゃん達。」

 

はぐみ「よかったー!」

 

花音「うん!本当に!」

 

ミッシェル「皆〜大丈夫?」

 

商店街の子供達「うん!」「大丈夫!」「怖かった〜」

 

ハロハピのメンバーが子供達の無事を確認する。どうやら無傷のようでなによりである。

 

光一「むっ?これは······」

 

陽太郎「何が起こったんだ!?」

 

蘭「分からない······」

 

光一達は、突然の出来事に戸惑いを隠せない。

 

 

イヴ「チサトさん!これは······まさか!?」

 

千聖「ええ···間違いないわ!」

 

現場に駆けつけたイヴが、千聖に確認する。千聖は微笑みながら、子供達を救った正体に気づいた。

 

強盗犯1「ちくしょ~!」

 

強盗犯2「誰だ!?」

 

強盗犯3「こんな事しやがったのは!」

 

強盗犯達は、武器を破壊されただけでなく、人質にとっていた子供達を取られて怒りながら辺りを見渡す。それをしたのは勿論······

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

陽斗「ボクだ!!」

 

松原陽斗だ!陽斗は、左手に五百円玉を構えで強盗犯達に向き合った。陽斗は、五百円玉をコイントスの要領で弾いて強盗犯達の武器を破壊した。これは、陽斗の必殺技『羅漢銭』だ。

 

 

花音「やっぱり!」

 

千聖「陽斗が、やったのね·······相変わらず///////格好いいわ///////」

 

イヴ「なんて素敵なトノガタなんでしょう////////////////」

 

花音は予想がついていたので、あまり驚いていない。千聖とイヴは恋する乙女の目線を陽斗に送る。

 

こころ「スゴいわ〜♪」

 

薫「おや?英雄の登場かい?」

 

はぐみ「カッコいい〜!」

 

ミッシェル「あっ!さっきの水色の人!」

 

光一「ほう······あの少年。かなりできるな。」

 

陽太郎「五百円玉で拳銃とサブマシンガンを破壊するなんて······」

 

蘭「只者じゃないね。」

 

商店街の子供達「おお〜!」「あの人が助けてくれたんだ!」「かっこいい〜!」

 

商店街の人達「ああ!あの人は!」「この間のパスパレのライブでストーカー男をやっつけた少年だ!」「いいぞ!」

 

ハロハピのメンバーも光一達も商店街の人達も、子供達を救った陽斗を称賛する。

 

強盗犯1「なっ!?」

 

強盗犯2「コイツは!?」

 

強盗犯3「パスパレの用心棒じゃねえか!?」

 

強盗犯達は、陽斗の顔を見て驚いた。陽斗は2週間前にパスパレのライブで千聖のストーカーを倒した勇敢な少年として有名人になっているからだ。

 

陽斗「強盗するだけでも許しがたいのに···子供達を人質にして···女性に暴力を振るって···姉さんとその素敵なお仲間さん達のライブを滅茶苦茶にして!······お前らは·······もう謝っても許さないぞ。」

 

ゴゴゴゴ····!!!!

 

強盗犯達「ヒイィィィ!?」

 

護藤兄「なんて強い殺気だ······」

 

護藤弟「これは、一筋縄じゃいかねぇ!」

 

陽斗は、子供達を人質にして怖がらせて、黒服の人達に暴力を振るって傷つけて、姉が所属するハロハピのライブを台無しにした強盗犯達に凄まじい怒りを向けた。

 

強盗犯達は、陽斗の凄まじい怒りの殺気に怯えて、護藤兄弟は真剣な顔つきになる。そして······

 

護藤兄「仕方ねえ···あのブツを使うか···弟よ。」

 

護藤弟「おう!兄貴!」

 

チャキ!!ダッ!!

 

本物の日本刀を抜いて陽斗に襲いかかる。

 

千聖「あの刀は!?」

 

イヴ「ホンモノです!ハルトさん危ないです!」

 

千聖とイヴは本物の日本刀を所持していた護藤兄弟に驚く。

 

花音「ああ···止めといた方がいいのに······」

 

それに引き換え、陽斗の姉である花音はあまり心配していない。何故なら······陽斗の強さをよく理解しているからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽斗「まだ危ないモノ持ってたのか···仕方ない····ふっ!!」

 

陽斗は五百円玉をしまい、代わりに腰に仕込んだ2本のヌンチャクを取り出した。そして!

 

ブンッ!!ブンッ!!

バキィィィィン!!!!

ドガッ!!ドガッ!!

 

護藤兄「何!?ぐわぁ!?······うう。」

 

護藤弟「はっ!?ぐええ!?······きゅう。」

 

ドサッ!!!!

 

陽斗は、2本のヌンチャクで護藤兄弟の日本刀をへし折り脇腹を攻撃した。護藤兄弟は、陽斗のヌンチャクによる凄まじい攻撃に悶絶し気絶した。

 

強盗犯達「ヒィィィ!?逃げろ〜!!」

 

それを見た強盗犯達は、一目散に逃げようとするが······

 

イヴ「逃しません!チェストーーー!!」

 

バシッ!バシッ!バシッ!

 

強盗犯達「ぎゃあああ!?」

 

ドサッ!!!

 

イヴがいつの間にか強盗犯達の前に立ち、構えていた木刀による面打ちで強盗犯達は気絶した。

 

陽斗「ナイス!イヴさん!!」

 

陽斗は強盗犯達を討伐したイヴにVサインを送る。こうして、商店街の平和を脅かした強盗犯達は、陽斗とイヴの活躍により討伐されたのであった······

 

 

その後······

 

 

光一『S地区に蔓延る悪のヤンキー達を討伐する為に···松原陽斗君!君達の力が必要だ!』

 

こころ『陽斗!あたし達ハロハピは、アナタの事を気に入ったわ!是非ハロハピのマネージャーになってくれないかしら?』

 

陽斗は、光一とこころからそれぞれスカウトされた。そして、陽斗は今回の事がもう無いように、光一のスカウトを受けてチェックメイトのビショップとなった。一方のこころのスカウトの件は·······

 

イヴ『ハ·ル·ト·さん♪もし、向こうに行ったら······』

 

千聖『·······分かっているわよね?』

 

イヴと千聖の般若的圧力により、丁重にお断りした。ただ、ライブがあったら必ず行く事を約束した。

 

 

※時は現在。S地区の危険エリア

 

 

陽斗「行こう!イヴさん!!」

 

イヴ「御意!」

 

 

悪のヤンキー達「うわぁぁぁーー!」

 

そして今日も、陽斗とイヴは悪のヤンキーの討伐をしている。商店街の平和を守る為に·······




第7話終了です。今回の話では陽斗の姉である花音が所属するガールズバンドのハロハピが登場しました。

次回は、いよいよ最後の1人、如月烈火の過去話です。彼がチェックメイトのナイトになったのか?倉田ましろ率いるMorfonicaとどうやって知り合ったのか?そういう話を投稿予定です。

投稿が遅くなる、予定変更の恐れありです。ご了承ください。

それでは次回もよろしくお願いします。

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