三つ巴戦争   作:イエローケーキ兵器設計局

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未完成なので"前編"とさせて頂きます。


前編

 おはようございます。ハルカです。

 レッドウィンター連邦学園に依頼を受けてやってきたのですが……社長達と逸れてしまいました。

 

 事の発端はレッドウィンター事務局に対する規模の大きなクーデターによって、連河チェリノ氏に危害が及ぶ事を恐れた事務局が私達、便利屋68に依頼を出したことによるものなのですが……移動中にはぐれてしまいました。

 

『アル社長……ムツキ室長……カヨコ課長……どこですか……』

「……」ブツブツ

『?』

 

 少し離れたところから人の声が聞こえます。ブリーフィングでは私達以外に味方勢力は居ないとか……つまりは……敵?警戒していきましょう。

 

「ターゲットはどこ……」

 

 雪の厚い地面に伏せて潜望鏡で覗くと……血まみれのスカート、真っ赤なレバーアクション式ショットガン、崩れた血の輪ようなヘイロー……正義実現委員会ですね。おそらくは剣先ツルギさん。困りました。

 

 同じショットガン持ちではありますが……より攻撃的な立ち回りを得意とされる方です。

 

 それにしてもなぜ、ここに正義実現委員会が?まあ、倒してから考えてもいいでしょう。問題は正面からの戦闘は分が悪いということ。装甲は着込んでいるから多少はあるとはいえ……

 

 建物に隠れて奇襲……それは難しそうですね。

 大体の爆発物は禁止と先生に言われたので持ってきていないのですが……と言っても4ゲージ(23mm)用のフラグ弾は持ってきています。これだけは持っていくように言われていたので。

 

──────────────────────────

 

 こちら剣先ツルギ。正義を実行せよとティーパーティーの命を受けてレッドウィンター連邦学園に到着したのですが……誰も居ませんね。

 

 起伏があまり無いのでよく見える……のですが、

『赤軍はどこですか……』

 誰も居ません。

『あうう……寒いいいい……』

 そしてとても寒いです。クーデターの調査と白軍側の制圧の為にゴム弾を持ってきているのですが……カイロや防寒の手袋を持ってくるべきでした。

 

……何か聞こえたような。

「……社長………室長………課長………すか。」

『……だ、誰か居るの?』

 

 ほら私、よく"トリニティの戦略兵器"とか呼ばれるじゃないですか。あれって私の普段の狂った振る舞いを比喩したものだと思うのですが、これでも素は時にしっかりとしますよ?

『げへへへへ……』

 気を張り過ぎるとこうなってしまいますが。

 

──────────────────────────

 

 参ったな……カムラッドは"便利屋"なる勢力を支援に回したらしいが、誰ひとり来ない。今度あったら粛清してやる!

 

 今はなんとか逃げてきたが、一人である。トモエは奇襲を受けた時にはぐれてしまった。

 

 護身用の拳銃はまだ使えるがそのうち撃てなくなる。

 

「あそこだ!捕まえろ!」

『いくらクーデター中でも会長に対する扱いは酷くないか!』

 

 

 

 

 

 

 

 





後編はもうしばらくお待ち下さい。
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