ポケモン不思議のダンジョン時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊~暗黒の未来で~もう一つの選択   作:東海鯰

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「第六話~巨悪との邂逅~」

運命(さだめ)の塔頂上

 

「・・・・早い・・・早すぎる!!」

 

運命(さだめ)の塔頂上でダークライは怒りを露にしていた。

 

「一体何が奴らをそこまで奮い立たせるというのだ!」

 

ダークライの脳内には今この塔を傷だらけになりながらも登って来るマグマラシ、ベイリーフ、アリゲイツの姿がテレパシーで映し出されていた。

 

「・・・・まさか・・・この私は恐れているのか? あの者達を? ・・・・・そんなこと・・・。」

 

アルセウス像の方へ視線を向けるダークライ。

 

「・・・まさか・・・貴様何か細工を!!」

「・・・・・・・・・。」

 

アルセウス像はただ無言でダークライを睨みつけるのみで全く動くことはない。

 

「まあいい。向かって来るのなら。」

 

ドーン!!

 

「・・・・・来たか。」

 

 

運命(さだめ)の塔

 

「この扉を破壊すれば頂上だ! ベイリーフのはっぱカッターで燃焼の為に必要な材料を作るんだ! そして十分に貯まったら俺がそれに火をつけて扉を高温で炙る!」

「そしてそこに私がたきのぼりで急速冷却して扉を破壊すれば良いのね。」

「そんなところだ!」

「それじゃあ、もうひと踏ん張りと行きましょう!!」

「「「おお!!」」」

 

「はっぱカッター!!」

「かえんぐるま!!」

「たきのぼり!!」

 

ドーン!!

 

「良し!」

「遂に破壊されたわ!!」

「気を抜いちゃ駄目! この後ダークライとの決戦よ!!」

 

三匹は満を持して運命(さだめ)の塔頂上へとたどり着く。

 

 

運命(さだめ)の塔頂上

 

「・・・・とうとう諸悪の根源のお出ましだな・・・ダークライ!!」

「まさかな、この私の企みを察知してここまで来る輩がいるとは・・・思ってもみませんでした。」

 

不敵な笑みを浮かべるダークライ。

 

「しかし、貴方方はここまで来るのに既に満身創痍なのでは? 以前ここまで登って来たニューラもそうだったように。この運命(さだめ)の塔は複雑怪奇なダンジョンに加え、襲い掛かって来る凶悪なポケモンと天然の要害を成している。」

「だからこそ、アルセウスはこの塔に世界の安寧を司る物を置いていたのでしょうね。」

 

アリゲイツはカバンから時空のオーブを取り出す。

 

「これをこの塔から野に放ったのも貴方ね。」

「ああ、そうですとも。それがあると私の世界暗黒化計画の妨げにしかなりませんからねえ。しかし、まさか貴方方が拾っていたとは。これもまさに運命なのでしょうか。運命(さだめ)の塔だけに。」

「なら、ここで俺達がお前を倒すのも運命なのかもな。」

「ほう、そんな体でよく大口を叩けるものだ。」

 

事実、三匹は体中傷だらけで、所々から血が噴き出していた。とてもダークライと一戦交えられるだけの余裕があるようには見えない。

 

「俺達は信じているんだ。今仲間が、友が過去で未来を、明日を切り拓くために闘っていると。」

「時空を超えて心を一つに。」

「それが成れば貴方なんて怖くもなんともない。」

「「「それが俺達((私達))!!!」」」

 

 

「「「星の停止調査団だ((よ))!!!」」」

 

「・・・・・・・・・・とんだ自殺願望を持った輩だ。ならば私も全力でお応えするとしよう。絶望の内で死んで逝け!!」

「くるぞ!」

 

今、マグマラシたちとダークライの闘いが始まる。

 

(続く)

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