進化するΩの歌   作:火野ミライ

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主人公の一人語り(説明?)回


プロジェクト1「静かな日常」

目覚ましの音で目を覚ます。まだ見慣れない天井が視界に入る。布団から体を起こし、昨日準備していた服に着替。そのまま寝室を出ようとして、鏡に映る自身の姿が目に入る。

 

「はぁー」

 

思わずため息が漏れる。そこに映っているのは、あどけなさが残る少女のが落胆している姿。

身長は女子高生(高1)の平均ぐらい、少し癖がある茶色髪は肩ぐらいまで伸びている。その顔立ちは()()()()の主人公・立花響(たちばなひびき)に似ている。違う点を上げるなら、瞳の色。右は赤、左が青と言うオッドアイで、同居人には「アニメキャラみたい」と言われた。あ、あと胸が違う。まぁ、いわゆるまな板だ。

 

この世界は『戦姫絶唱シンフォギア』と言うアニメの世界。どういうアニメかは覚えて無いけど、女の子が鎧を着て『ノイズ』と呼ばれる生物兵器を歌いながら殺していくお話だった気がする。後は…… 月が〇先生みたいにかけて、ゼット〇みたいな巨人が出て、奇跡は絶対にゆ"る"さ"ん"!な人が出てきて、〇ヴァで使徒を生み出しそうな名前の奴とか、神になった男が絶対に許さなそうな名前の建物が出てくるアニメだったっけ?

 

今更かもしれないけど、俺には男だった時の記憶がある。最近流行りの転生をしてしまったようだ。まぁ、信号身氏の暴走トラックにひかれた記憶も、通り魔に刺された記憶も、後ろから突き飛ばされて電車にぶつかった記憶も無い。けれど神様と会った記憶ならある。(ちぐはぐしてるけど…)

 

記憶が正しければこの世界は立花響(主人公)が生まれなかった世界らしい… 理由は確か、普通に立花夫妻が子供を作れない体質だったから。うん、かなり不味い。

 

転生する直前に特典を貰った気がするけど、何を貰ったのかを忘れた。………せめて自衛出来る物だけでも思い出したい。いや、原作介入したくないからやっぱいいや。国外国内関係なく政治がめんどくさい世界だった気がするし。

 

「っと、速く朝食の準備をしないと…」

 

同居人・板場弓美(いたばゆみ)。彼女はこのアパートから少し離れたところにあるリディアン音楽学院に通っている高校1年生。確か響と同級生だった気がするから、そろそろ原作始まるのかな? なんて考えながらも手を動かし、朝食を作っていく。

 

転生後、目を覚ましたのは弓美ちゃんの実家だった。発見された時は海辺で倒れていたらしく、たまたま下校中の彼女が見つけてくれたそうな。目を覚ました直後は転生したと言う記憶もあやふやで、訳が分からず混乱していたな~(まだ3ヶ月経つか経たないぐらい)

 

何を聞かれても分からないで答えていた。そのせいか記憶喪失扱い。まぁ、この体で過ごした記憶は無いし、前世の記憶も、2021年で過ごした時の記憶が歩かないかぐらいだし、あながち間違いじゃないだろう。それから色々あって、彼女と一緒にこの街にやって来た。俺はリディアンに通わないから、アパートで二人暮らしだ。

 

あ!そう言えば今の名前を言って無かった………

俺の今の名前は、水沢悠翔(みずさわゆか)。ちょっと特殊な少女をやってます!




次回、主人公は原作に巻きこまれる!
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