たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話 作:小鳥と点心
今回の作品は書き留めていたものを気分で修正して書きました。なので途中から一気に投稿が遅れると思います。なので、気長に待ってもらえると嬉しいです。
空中分解しないように頑張ります。
それではどうぞ。
「ふー、やっと着いた」
俺、比企谷八幡は10時間近いフライトを終えて成田空港に降り立った。
いやー、5年前からすると全然考えられないよな。あの時はまだ専業主夫になるとか言っていたのに、まさか留学するとは思わなかった。
ー高校2年 3月中旬ー
『八幡、お前は3年からアメリカに留学してもらうことになった』
『は?なに言ってんの』
『言葉……まあいいや。俺の兄、まあお前の叔父がアメリカに住んでることは知っているよな』
『ああ』
確か高校の経営をしているんだっけ。
『あいつが運営している高校で国際科ってのを作ったらしいんだがそのなかで色々あったらしくて留学を受け入れることになったらしいんだが』
『まさか、誰もいなくて話がこっちに回ってきたとかじゃないよな』
『まさにその通りだ』
『いや、なんでだよ』
『あいつから八幡の名前が出たんだよ。それにお前、英会話は問題ないだろ』
『そう言う問題じゃねえだろ』
そんなやり取りをしていたら小町が入ってきた。
『およ、どしたの。そんなに真剣な顔して』
『実は…………
説明すること10分
ということなんだ』
『行くべきだよお兄ちゃん』
『だって留学なんて滅多にできない経験だよ。それに、こっちはお金の類いは払わなくて良いんだからなおさらだよ』
『いや、でもな』
『行かないならお兄ちゃんと口きかないよ』
『行かせていただきます』
小町と話せないのは死活問題である。
決めてからは早かった。5日後には成田空港にいたのだから。そういえば、雪ノ下たちに留学のことを話したら告白された。一色や城廻先輩まで告白してきたのには驚いた。が、俺はすべて断った。俺はこれから留学する身だからそれに答えられる自信がない。それにこの告白で今まであったなにかが崩れてしまいそうで怖かったのだ。だけど、みんなそれで良いと言っていた。『誰を選ぶかは八幡次第だし留学先で誰を好きになっても良い。ただ、この気持ちを伝えておかないと絶対に後悔するから』と言っていた。
『そっか、ありがとう』
そう呟いて搭乗ゲートに入っていった。
留学から1ヶ月。この時はめちゃくちゃ大変だった。理由としては一つ、日本と生活様式が全く違ったのだ。それでも1ヶ月で慣れたのは叔父さんの家族のおかげだろう。
慣れてからは楽しかった。自分を変えるために理数系の勉強を一からやり直した。ジムとかにも行って体をきたえた。そこで元世界チャンピオンのプロボクサーと友達になったりプロボクサーにならないかと勧誘も受けていた。断ったが。あ、そうそうアメリカ海軍のとある指揮官の人とも友達になった。今でも結構やり取りしている。
バイトも始めてみた。叔父さんの娘さん、まあ従姉妹からの紹介でとあるレストランの厨房で働いていた。この時は、このレストランが星を取るなんて知らなかった。
あとは、叔父さんの趣味に付き合わされたりして順調に小遣いが増えていった。ある時、なんとなくで買った宝くじが当たった。金額は100万ドル+α。それを使って株をやったり外貨取引をしていて気付いたら総資産が十億ドルを越えていた。大学1年の終わりの出来事である。
それから、従姉妹と会社を作ったりもした。
大学は飛び級で3年で卒業し、1年使って会社の本社を日本に移すために調整を重ねてきた。
ちなみに従姉妹、正確には叔父さんの双子の娘さんは同い年だったが飛び級できなかったのでまだ大学にいる。『絶対に日本に行くから』『日本にいる八幡の知り合いには負けないから』と言っていた。色々あったが楽しかったのは確かなので『また来ます』と言ってアメリカを出発した。
そして…………
冒頭に戻ります。
いや、本当回想長くてすまん。これでもかなり縮めたんだがな。
そして俺はいま千葉には戻らず東京に向かっています。え、なんでかって?仕事だよ仕事。まあ、社長だから仕方ないんだけどさ。
【まもなく東京ー東京ー】
さて、一仕事しますかね。