たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話 作:小鳥と点心
突然なんだが皆に聞きたい。
小説での出来事を皆はどう思うだろうか。例えば、美女や美少女が空から降ってくる。例えば、朝起きたら美女が隣で寝ていた。あるいは、自分の上で寝ていた。そんなシチュエーションを一度は考えたことがあるのではないだろうか。羨ましいと思ったことはないだろうか。
だが、冷静に考えて欲しい。人が空から降ってくれば大怪我をするだろう。朝自分の隣で寝ている場合はさておき、上に乗られていると重いと思う。え?女性に重いとか言うなって?まあ、確かに失礼だよな。女性一人ならだいたい40㎏ほどだしな。俺でも文句は言わない(重さについてのみ)。ただし限度って物も存在するわけだ。
何が言いたいか、それはつまり…………
「お前ら重い!!!」
「「「きゃ!」」」
なぜか、俺の上で寝ていた三人を押し退けた。さすがに100㎏超の重さにいつまでも耐えられるわけではないのだ。
い「おはようございます先輩。でもいきなり重いは無いと思います」
雪「おはよう比企谷君。確かにそうね、少しデリカシーが足りてないんじゃないかしら」
結「ヒッキーおはよう」
「おはよう。そんでお前らここで何してんの?」
「「「比企谷君(ヒッキー)(先輩)の彼女だから」」」
「何しれっと捏造してんの?」
確かに告白されたが色々事情が重なっていたので断った。俺よりいい人はいくらでもいる。そういうのもあり、断ったのだ。
ふと、目に入った時計を見て
「あ、早くしないと遅れる」
雪「何を言っているのかしら。いきなり仕事なんてあるわけなしでしょ」
い「そうですよ。帰ってきたの昨日ですよね」
「そうだが」
い「ならおかしいですよね。さすがに帰ってきた次の日からとかなおさらですよ」
そう言われてもな。
小「お兄ちゃん、まだなの?早くしないと遅れるよ」
「おう、今行く」
雪「待って小町さん、八幡は仕事をしているのかしら」
小「はい、してますよ。まあ、何をしているかはお兄ちゃんに聞いてください。お兄ちゃん、早く降りてきてね」
そう言うと、すぐに下に降りていった。
「着替えるから出てくれない?」
「全部教えなさいよ」そう言って部屋を出て行った。その時の目が全員据わっていてとても怖かった。今日は、寝れなさそうだな。
すぐに着替えて、今日の資料を用意してすぐに降りた。
え?食事シーン?カットしたよ。俺が食事をしているシーンを見るって誰得?やけにイケメンになったって言われたな。目の濁りがとれただけなんだが。
食事を終えて少しだけゆっくりしていた。
雪「え?」
結「どうしたのゆきのん?」
雪「母から、すぐに会社に来なさいって」
い「え?大丈夫なんですか?ここに来るのにタクシーでしたよね。どうするんですか」
「バイクで良かったら送ろうか?」
雪「え?」
他の二人も驚いていた。
小「あ、ちょうどいいじゃん」
雪「仕事があるって言ってたけど大丈夫なのかしら」
「問題ないぞ」
雪「そ、それじゃあお願いしようかしら」
雪「ありがとう。なんとか間に合ったわ」
あの発言のあと、もめにもめた。後で乗せることでなんとかおさまった。10分ほどかかったが。
秘書「社長、お客様をおつれしました」
「どうぞ」
秘書「失礼します」
雪「え?八幡?」
「「え?」」
「お待たせしました」