たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話 作:小鳥と点心
小「で?どういう事なの、お兄ちゃん」
話し合いから帰ってきて部屋に行こうとして、
リビングに正座させられていた。
見下ろしてくるのは3人の女性。
………どんな状況だよ。
「どういうことも何も、元々そのつもりだったから」
小「じゃあどうして言わなかったのさ、ゴミぃちゃん」
あれ?小町さん、言い方変わってません?ひどいですよ、実の兄にゴミって。
結「そうだよヒッキー。なんで言わなかったの」
い「そうですよ先輩。おかげでこっちの予定がダメになったじゃないですか」
「なんでそっちの予定に合わせなきゃダメなんだよ。まあ、伝え忘れていた俺も少しは悪いけどさ」
というかなんで平日なのに家に居るんだよ。
「「「お兄ちゃん(ヒッキー)(先輩)が帰ってきたからだよ」」」
「ナチュラルに心読むのやめてもらえません?」
雪「それよりもこれからどうするのかを決めましょう」
小「それもそうですね。で、お兄ちゃんはこの後どうするの?」
「人が来てくれるからその人達に頼んでる」
結「人?」
小「そうなんです!なんかお兄ちゃんの家政婦?じゃないか。執事みたいな人が昨日来たんですよ」
雪「八幡が?そんなこと…………出来ないと言えないのが少し癪ね」
い「え?先輩、執事を雇っているんですか?」
「まあ、色々あってそうなった」
しばらく、執事の話題で盛り上がっていると、
ピンポーン
「あ、来たみたいだな行ってくる」
玄関を開けたら、執事が6人立っていた。2人は知っているが、後の4人は写真で見ただけだった。確か、都合がつかなくて昨日、顔合わせができなかったんだよな。一応俺のところはその辺は緩くしているから問題は無い。
宮「遅くなりました。引っ越しのお手伝いに上がりました」
「ありがと。新田さんと、後ろの4人は顔合わせもかねて?」
宮「そのつもりでしたがご迷惑でしたか?」
「いや、問題ないよ。ただ、先に荷物を運び出そう。そのあとに、少し時間をとるよ」
宮「ありがとうございます」
「それじゃあ始めようか」
4人の名前を聞いてから、作業を始める。しかし、6人は戦力過剰だったらしく作業は20分ほどで終わった。まあ、小町達に余計なことをされなかったのでよかった。というか、入るすきが無かったみたいだが。
「取り敢えずお疲れ様」
リビングで執事の6人を座らせて、お茶とお茶菓子を出す。宮森が何か言いたげだったが気にせず続ける。俺の正面にはまだ、顔合わせができていなかった4人が座り、横には宮森と新田が座った。新たな4人の名前は、北原(男)、黒崎(男)、神崎(女)、那須(女)だった。
「これが契約の確認書類ね。今日中に読んでおいて。あと、確認だけど4人は住み込みだけど大丈夫だよね」
「「「「問題ありません」」」」
「よし、早速だけど神崎さんと那須さんには別のことを頼むから宜しく」
神「わかりました。ところで、先ほどの“さん”はなぜ?」
「あー、すまん。俺の癖だ。気にしないでくれ」
神「わかりました」
2人に別の仕事を指示して、残りは新しい家に荷物を運んだ。
こっちでの作業が終わると、神崎さん達に伝えた事をこっちにも伝えてから家を出た。
久しぶりにあいつに連絡するかな。
prrrr prrrr prr……
?『もしもし』
「よう、久しぶりだな」
?『久しぶり、八幡!』