たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話 作:小鳥と点心
小「それじゃあ全員そろったところで、お兄ちゃんの帰国を祝って…………乾杯!」
「「「「「「カンパーイ!!!!!」」」」」」
小町達が企画したパーティーはほとんど支障なく始まった。集まっているのが全員高校時代の知り合いなので、気兼ねなく話ができた。近況報告をしあっていく。
雪ノ下 雪乃
雪ノ下建設で、社員として働いている。コネ入社と噂されたが、完全に否定した。一般で入ったのは、周りにバカにされたくなかったから。
由比ヶ浜 結衣
保育園の先生。人当たりが良く、性格も良いことから子供達からとても人気がある。ちなみに料理は不味くないレベル成長したらしい。
戸塚 彩加
現役のテニスプレイヤー。実力は高校の時より遥かに上達しており、全豪オープンを制している。
材木座 義輝
剣豪将軍の名前でラノベ作家デビュー。まさかのアニメ化まで決定しているらしい。………マジか。
城廻 めぐり
スポーツインストラクターをしており、女子テニスの日本代表チームと、戸塚についているらしい。スポーツ界では有名な公認カップルらしい。
一色 いろは
芸能界で活躍しているらしい。新人女優とし有名になっていて、すでにドラマのヒロインに抜擢されている。
雪ノ下 陽乃
妹同様に雪ノ下建設で働いている。そろそろ、独立を考えている。
「こうしてみると、なんか凄い奴が多いな」
小「お兄ちゃんがそれ言う?」
まあ、そんな反応になるよな。そういえば、あいつの誕生日パーティーに誘うやつ考えてなかったな。今いるやつらを誘うか。小町含めて3人は決まっているし、材木座はすぐに食いつくだろうな。後日、聞いてみたら全員行くことになった。
パーティーも進み、参加しているメンバーの半分が潰れてきた頃
prrrrprrrr
「悪い、少し外す」
小「どうぞー」
少し酔っているのか、小町は香りを赤くしていた。後ろのテーブルにはワインの瓶が何本か空いていた。雪乃の話しだと、陽乃さんと飲み比べをして引き分けたらしい。お互い酔いより先にお腹の限界がきたとのこと。やべーな。
そんな事はさておき、電話の相手を見る。
ー南ことりー
なるほど、着いたことの報告かな。
「もしもし」
こ『こんばんは、比企谷社長』
「こんばんは。あとプライベートの番号だから、社長呼びはしなくていいですよ」
こ『ではそうしますね』
「そうしてくれ。それで、家に着いたことの報告か?」
こ『そんな感じです。今は皆で集まってパーティーの最中です』
「皆と言うと、μ'sの人達か?」
こ『はい、以前の職場で色々あったので今の会社への就職祝いもあるそうです』
以前の職場でセクハラの被害を受けて一時的にノイローゼになったこともあったらしい。そりゃ心配もするよな。
こ『そういえば皆が比企谷さんに会いたいそうですよ』
「は?なんで」
こ『お礼だそうです』
「大したことしてないが」
こ『今の会社に誘ってくれたことです』
「なるほどね」
俺は大したことをしたつもりはないが、あちらはそうではないらしい。ただ、会うのは少し大変だな。俺はまだ本格的に仕事が始まったわけではないが、向こうはそうはいかない。どうしたものか
あ、
「一つ相談があるんだが」
こ『何ですか?』
ここで、誘われている誕生日パーティーのことを話した。
こ『少し待っててください、聞いてみます』
それから少しして、
こ『皆、大丈夫らしいです』
「良かった。なら、どこかのタイミングで招待状を持って行く」
こ『わかりました。楽しみにしておきます』
そのあと、少し仕事の打ち合わせをしてから電話を切った。酔っていても仕事のことになると、酔いがさめた。
「さて、飲みなおすか」