たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話   作:小鳥と点心

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24話 ゴールデンウィーク⑤

?「あれ、比企谷さん?」

 

 

 

 

 声をかけられてそっちを向いたら一人の女性がいた。女性の中では比較的高身長で、青みがかった特徴的な髪色とポニーテール。間違い無いな。

 

 

 

 「お久しぶりです。松浦さん」

 

 

 

 松浦果南さん。彼女もAqoursのメンバーの一人。知り合ったのはアメリカで以前説明したっけ?まあいいや、また今度改めて説明しよう。ある出来事が起こったときに出会って今でも友人?のような関係が続いている。ハワイで一度再会しており、そのときにダイビングを教えてもらった。

 

 

こ「誰に説明してるの?」

 

 「突っ込まないで」

 

 というか口に出していなかったと思うんだが。

 

こ「それよりあの人は誰?」

 

 「さっきの説明聞いてたんじゃないの?」

 

こ「説明?なにそれ」

 

 「………」

 

こ「………」

 

 「(気にしないのが得策かな)彼女は松浦果南さん、スクールアイドルAqoursのメンバーだよ」

 

こ「じゃあ彼女も後輩かー(また、面倒事が増えた気がする)」

 

果「比企谷さん、そちらの方は?」

 

 「南ことりさん、今うちで働いてもらってる」

 

果「え、南ことりさんてあの?」

 

 「多分あの」

 

こ「はじめまして、南ことりです。高校時代はスクールアイドルμ'sとして活動していました。確か松浦果南さんでしたよね。あなたの活躍もAqoursと一緒に応援してました」

 

果「ありがとうございます。私もμ'sのことはよく聞いていました。一度お会いしてみたかったので嬉しいです」

 

 

 

 

 

 

 と、まあこんな感じで堅苦しい挨拶が続いた。で、今はというと

 

 

こ「かわいいー」ダキ

 

果「ちょっ、南さん!?」

 

こ「ことりって呼んでー」

 

 めっちゃ打ち解けていた。この変わりように小町たちも困惑している。

 

果「比企谷さんなんとかしてくださいよー!」

 

 「ちょっとその状態のことりさんをどうにかするのは無理です。あと松浦さんは俺より年上なんですから敬語じゃなくていいです」

 

果「それ、今言うこと!?」

 

 

 

 

 結局、三人で名前呼びをすることで落ち着いた。なんでこうなったのかは、ご想像におまかせします。無視していたら色々と面倒になりそうだったとだけ言っておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果「それにしても、帰って来ていたんだね」

 

 「4月頃にね」

 

果「でも確か比企谷さんて社長じゃなかったっけ?」

 

 「そうだよ。で、今はこっちに会社を移す為の調整期間中」

 

果「え、あのでかい会社を日本に?大丈夫なの?」

 

 「根回しは進んできているからこのまま行けばなんとかなるかな」

 

果「ならよかった」

 

小「あの、松浦さん。なんで心配しているんですか?」

 

果「あ、私のことは果南でいいよ。あと、なんで心配しているかだけど、家の製品を買い取ってもらってるからだよ」

 

 そう、果南さんのお母さんが経営している会社かマリンスポーツの道具を制作しているのだ。小さい会社だが、性能は折り紙付きでデザインも人気なのだ。

 

結「あの、果南さんの実家って何をしているんですか?」

 

果「ダイビングショップだよ」

 

 「あ、そうだ。明日空いてる?」

 

果「えーっと、あ、午後からなら空いてるかな」

 

 「予約入れていい?」

 

果「いいよ。何人」

 

 「俺とことりさんは最終日まで残るけど、小町たちはどうする?」

 

 

 

 話しを聞いた感じだと、今日はただ俺達を追いかけて来ただけらしい。おそらく明日以降のプランは考えてないだろう。

 

 

小「えっと、小町はやってみたいかな」

 

結「私も!ゆきのんは?」

 

雪「私はいいかしら。ちょっと不安だし」

 

い「えー、やりましょうよ雪乃先輩。こんな体験めったにできませんて」

 

果「そうだね。みんな初めは同じことを言っているけど、指示にしたがっていれば滅多なことが無い限り安全だよ」

 

雪「そ、そうなの?ならそうしようかしら」

 

 「わかった。じゃあ6人で」

 

果「オッケー、じゃあ予約入れておくね」

 

 

 そう言い残して果南さんは階段をかけ降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なあ、お前ら今日の宿はどうするんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 「「「「………………あ」」」」

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