たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話   作:小鳥と点心

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 今回の登場人物

 奏 マクレガー

 双子の妹。
 人見知りと男性恐怖症がある。しかし八幡に対してはあまりなかった。
 八幡と同い年。


 こんな感じです。


6話 ー過去編 高校卒業までー ホストファミリー2

 俺が部屋の中に入ると一人の女の子がベッドに座っていた。

 

ト「じゃあ、あとよろしく」

 

 そう言ってトールはドアをしめた。取り敢えず荷物をおく。

 

?「………」

 

 「………」

 

 なんだろうこの沈黙。凄い居心地が悪いんだけど。

 

?「ウゥゥ…………」ポロポロ

 

 いきなり泣き出してしまった。

 

 「あ、えっと、俺何か嫌なことした?」オロオロ

 

?「い、いえ、なんでもないです」

 

 「いやいや、なんでもないわけないだろ」

 

?「……………」

 

 そう言えばトールも何か言っていたな。このことか?

 

 「隣に座っていいか?」

 

?「え?あ、はい。あなたのベッドですから」ブルブル

 

 トールの言っていたことがここまでとはな。取り敢えず彼女と距離を開けて座った。

 

?「すみません」

 

 「今の反応を見てたら当然だろ」

 

奏「ありがとうございます。わ、私奏って言います」

 

 「比企谷八幡だ、よろしく」

 

奏「はい……………」

 

 「…………」

 

 会話が続かねぇ。

 

奏「はぁ、何か嫌になるな」ボソッ

 

 「何がだ?」

 

 本来は踏み込んではいけないが、少し踏み込んでみることにした。

 

奏「…………」

 

 「…………」

 

奏「あ、あの」

 

 「どうした?」

 

奏「初対面の人に話すのもどうかと思うんですけど聞いてもらってもいいですか?」

 

 「俺で良ければ」

 

 しばらく奏さんの話を聞くことにした。

 要約すると、自分の人見知り+男性恐怖症をどうにかしたかったらしい。それで今日なんとかするためにトールに頼んだ。しかしいざ実践となるとなにも出来なかった。さらに俺を不快にさせていたと思い込んだらしい。

 

奏「本当、私ってバカみたい。結局なにもできない」

 

 「そんなことねえよ」

 

奏「だってなにもできなかった」

 

 「いや、そっちじゃなくて自分で動いたこと」

 

奏「ふぇ!?」

 

 「だってそうだろ?奏さんは自分から動いたんだろ?」

 

奏「そうだけど、そんなことだれにでも…………」

 

 「出来ないよ。誰かに押されるとかなら別だが、自分からはなかなかできるもんじゃない」

 

 「だから奏さんはすごいよ。……………少なくとも俺は何度も指摘されてやっとどうにかしようとし始めたぐらいだよ。その間に作ってきた関係がなくなりかけたこともあったから」

 

 気づいたら自然と彼女の頭を撫でていた。

 

 「だから奏さんの今回の行動は胸を張っていいと思うよ」ナデナデ

 

奏「ふぁっ」///

 

 「あ、悪い」スッ

 

奏「あ……」

 

 奏さんは頭から手をどかすと何故か落ち込んだ。

 

 

 

奏「八幡さん、ありがとうございます」

 

 「俺なんかが力になれたならよかった」

 

奏「皆なんだかんだで踏み込んでくれなかったので少し気が楽になりました」

 

 「そっか」

 

 

 

 

 

 また、沈黙が流れた。しかし、さっきみたいな居心地の悪さはない。

 

 

 

奏「あの、八幡さん」

 

 「どうした?」

 

奏「頭撫でてもらってもいいですか?」

 

 「なんで」

 

奏「さっき撫でられた時凄く気持ちよかったので」

 

 「いや、俺は男だぞ。嫌じゃないのか?」

 

奏「はい。何故か八幡さんは違うみたいです。お願いしてもいいですか?」

 

 気が付くと肩が触れそうな距離まで近づいていた。

 

 「はぁ、俺で良ければ」

 

奏「やった。あと私のことは呼び捨てでいいですよ」

 

 「さすがにそれはまずいだろ」

 

奏「問題ないですよ。同い年ですし」

 

 「あー、そうだったな」

 

奏「あと、なるべく敬語も無しです」

 

 「わかったよ」

 

 この子なんだかんだで押しが強いな。

 奏が頭を出してきた。

 

 「………」ナデナデ

 

奏「♪」

 

 このあと、夕食ができるまでの間奏の頭を撫でることになった。しかも気がついたら奏は腕に抱きついていた。剥がそうとするとよけいに強く抱き締めるのであきらめた。ただ、正直ヤバい。なにが?って色々あたっているんですよ。しかもいい匂いだし、柔らかいし。もってくれよ、理性の化け物。

 

 

 

ト「おーい姉ちゃーん、八幡さーん夕飯できたよー」

 

 

 

 呼ばれたので、部屋を出た。あの、奏さん離れてもらえませんかね。

奏「やだ♪」

 

 「このまま行くと確実にめんどくさくなるので離してもらえませんかね」

 

奏「やだよ。それに大丈夫だから早く入るよ」

 

 そう言って奏はリビングのドアをあけた。

 

 

?「あ、やっと来た……………て、あんた奏になにしてんのよ!」

 

 

 

 ほらね、こうなる。




 どうも小鳥と点心です。

 今回は結構駄文でした。取り敢えず、叔父さんの家族5人のうち4人がでてきました。残す所あと1人。当初の予定だと1話で書くつもりでした。ただ、大雑把過ぎたため3話にわけました。あと1話だけこの内容のグダグタにお付き合い下さい。

 ではまた次回
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