たぶんよくある留学したヒッキーがお金持ちになって帰ってくる話 作:小鳥と点心
今回新しく登場するのは、長女セレスティーナ・マクレガーです。
それではどうぞ。
どうも、先ほどしっかりとフラグを回収しました比企谷八幡です。さて、俺はどうすればいいんだ?
(回答不能)
ん?誰だ?
奏「待ってお姉ちゃん」
?「離れな、奏。その目、何するかわからないよ」
あー、ですよねー、そうなりますよねー。俺、やっていけるかな。初日にして凄く不安になります。
奏「八幡さんはそんなことしない!」
話すこと10分………
?「そ、その、ごめんなさい」
「いや、気にしなくていいぞ。いつもこんな感じだから慣れた」
奏「慣れちゃだめでしょ」
初対面の人と会うとこんな感じなんだよな。
涼「お、終わったか?」
こっちのやり取りが終わったからなのか声をかけてきた。いや、止めて下さいよ。それと叔父さんにやけないでくれません?
奏「お父さん、その顔気持ち悪いよ」
涼「グハッ」
叔父さんが倒された。哀れ
ヘ「さ、夕食にしましょう。あ、まだ挨拶してないのは………」
セ「私だけね。私はセレスティーナよ。周りからはセレナって呼ばれているわ。よろしくね」
「比企谷八幡だ。暫くの間よろしく」
セ「八幡ね、よろしく」
涼「よし、終わったな。それじゃあ食べるか」
復活早いっすね。
夕食はめちゃくちゃ旨かった。並んでいた料理の半分くらいは初めて見る料理だったがそれでも旨かった。
奏「八幡さん、あーん」
「え?」
セ「ちょっと八幡、奏になにさせてんのよ!」
「いや、俺はなにもかもしてないぞ。てか、なんで名前呼び?」
ヘ「こっちではそれが普通よ。それに今日から期間限定だけど家族になるのよ。家族なんだから名前呼びは普通よ」
奏「あーん」
「はぁー、あーん」パク
奏「どうですか?」キラキラ
「うまいぞ」
そう言うと奏は凄い笑顔になった。なんか、奏の周りに花が沢山咲いているみたいだった。
ト「姉ちゃん、あのなんか可愛い生き物ってなに」
セ「………私が知りたい」
夕食が終わり、風呂から上がった俺はベランダにいた。まだ体も火照っているので夜風が気持ち良かった。
涼「どうだアメリカは」
「まだよくわからないですね」
本当に慣れないな。まだこっちに来たばかりだけど今日だけでかなり文化の違いを実感している。人の名前にしろ名字でしか呼んだことがないからな。
涼「まぁ、時間はたっぷりあるんだ。ゆっくり慣れていけばいいよ」
「軽いんですね」
涼「ま、経験者だからな」
叔父さんは、アメリカに長期留学をしたことがあるらしい。当時の日本との違いにかなり戸惑ったらしい。その時に虐めもあったらしい。そんな中で出逢ったのがヘレンさんだったらしい。虐めに巻き込まれないように遠ざけたがそれでもついてきた。そして叔父さんが折れて、何も言わなくなったらしい。それから、ヘレンさんと過ごしていくうちに互いに惹かれあい叔父さんの方から告白。晴れて恋人どうしになったらしい。叔父さんが日本に帰る時に必ずこっちに来ると、約束して日本に帰った。その2年後、アメリカに戻り高校の教師を始めたとのことらしい。
てかなんで俺は二人のなれ初めを話しているんだ?
涼「八幡が生活に慣れるまで全力でサポートするからな。まずは楽しめよ、アメリカを」
「そうですね、お言葉に甘えさせてもらいます」
ト「おーい、八幡、日本であったこと教えてー」
涼「ほら、行ってやれ」
「ですね、失礼します」
ト「早く早く」
トールに腕を引かれながらついていった。その時、俺は目の濁りが無くなり自然に笑えていたらし。
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ん?小町ちゃんからメールだ。え、ヒッキー帰って来たの!?
prrrrprrrr
あ、ゆきのんからだ。
結「もしもし、ゆきのんどうしたの?」
雪『由比ヶ浜さんこんばんは。今大丈夫かしら』
結「大丈夫だよ。どうしたの?」
雪『小町さんからのメール見たかしら』
結「見たよ。ヒッキー帰って来たみたいだね」
雪『ええ、それで明日比企谷君の家にお邪魔しようと思うのだけど』
結「あ、私も行く。なんで連絡しなかったのかしっかりとヒッキーに聞かなくちゃだもんね」
雪『明日は朝から行こうかしら。仕事は休みだし』
結「私も明日は休みだからそうしよっかな。あ、いろはちゃんにも伝えておくね」
雪『お願いするわ』
結「じゃあまた明日ね、ゆきのん」
雪『また明日、由比ヶ浜さん』
ヒッキーが帰って来たんだ。明日が楽しみだな。
この時、由比ヶ浜の目からハイライトが消えていたのを母親が目撃していた。