ありがとうございます‼︎
「し、死ぬかと、思った………」
「大丈夫?雫?」
私は雫ちゃんの言葉を聞いた瞬間にはコブラツイストを掛けていた。
だけど数十秒で解いてあげた。幼馴染兼親友割引だ。もしコレが見知らぬ赤の他人なら骨を折っていたかもしれない。
そして五分もしない内に南雲先生が家を出た。
南雲先生はとても速くて追いつくことが出来なかった。だけどどこに行くかはわかっていたので直ぐに目的地に着いた。
雫ちゃんの家に着いた私達は扉を開ける音を立てない様にはこっそりと入った。
「……なんで自分の家に入るのをこっそりとしてるんだろう………」
「雫、頑張って!」
「南雲先生の着替えの音‼︎」
「どうして南雲先生が着替えてるのわかるの⁉︎もしかして私の家にまで盗聴器⁉︎香織南雲先生が家の道場の門下生だって知らなかったのに⁉︎って言うか親友の家に何て物騒な物仕掛けてるの⁉︎本当に私達親友⁉︎」
「あれ?香織に雫に優花、何してるんだ?」
私達が茂みに隠れて会話をしていると道場の道着を着た何処かの主人公みたいな同い年位の男子が声を掛けてきた。
「「「えっと………どちら様ですか?」」」
私達がその男子に首を傾げ質問をした。
「えっ⁉︎俺だよ俺‼︎天之河光輝‼︎幼馴染でクラスメイトの天之川光輝だよ‼︎」
そこまで説明されると私達も思い出した。
「「「あぁっ!南雲先生が赴任してきた時に私達が校内案内をしているのをナンパと勘違いして殴りかかって脚を払われて尻餅をつかされ、服を引っ張られて進路指導室に連れて行かれた一方的に幼馴染って言ってるご都合主義脳の
「ぐはぁ⁉︎」バタッ………
倒れた
「ハジメ君、以前より強くなってるね‼︎」
「ありがとうございます‼︎でもまだまだです‼︎行きますよ虎一さん‼︎」
「来い‼︎」
隠れて道場に着いた私達が見たのは、南雲先生が雫ちゃんのお父さんである虎一さんと竹刀を使って手合わせをしているところだった。驚いた事に南雲先生と虎一さんは拮抗しておりとてつもないレベルの手合わせだった。竹刀が消えたと思えば次の瞬間に現れていたりして私達は理解が追いついてなかった。雫ちゃんもこんな南雲先生を見るのは初めてみたいだ。
二十分程の手合わせを終えると南雲先生と虎一さんは笑いながら礼をしていた。南雲先生はシャワーを借りる為に虎一さんに一言断りを入れ道場を出た。
「………凄かったね………南雲先生」
「………まさかお父さんと拮抗できる程の実力があるとは思ってなかったよ」
「もしかしたら鷲三さんとも近い内に手合わせするかもしれないね」
「可能性は「南雲先生のシャワー音‼︎」………はぁ…」
「雫ちゃん、ドンマイ」
シャワーを浴び終え、挨拶をし、街の方へ行く南雲先生を追いかけた私達は一軒の洋食屋に入って行くのを見た。その洋食屋の名前は………
「あっ」
「………アレって………」
「私の家………」
「優花ちゃん?」
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