その他「····················!?」
「お姉さま··············」
私の目はお姉さまに向けられ、咲夜の上からどき、
「お姉さまぁぁぁぁぁぁあああああああ!」
お姉さまに飛び掛かる。
「え?どしたのフラン」
ひょい
横に避けられ、私は顔から壁にキスをした。
超痛い。
「大丈夫!?痛くない!?」
トマトジュースを置いて、駆け寄ってくる。
私のしたかった事など知らないお姉さまは普通に心配してくれる。
寧ろ何故気づかないのか。
かれこれ495年続けてるのに。
バカなのかな?いやでも、お姉さまぶっちゃけめっちゃ賢いからなぁ。
パチュリーに勝らずとも劣らないくらいだし。
「痛くないよ、お姉さま」
「よかったぁー··························」
取り敢えず返事をしておく。
ふと顔を見ると、本気で心配してくれていた様で目が少し潤んでいる。
可愛い。
「そういえば咲夜·······何かあったの?」
「あ、あの妹さ」
言うなよ?
そんな意思を持った視線を咲夜に送る。
「何でもないです」
よろしい。
お姉さまはんー?と言って不思議がっているが、大丈夫だろう。
お姉さまだしね。
「それよりお姉さま、トマトジュース飲もう?」
「あ、うん!そうだね!飲もう飲もう!トゥメィトゥジュゥーッス!」
「テンションたっか!」
お姉さまは今日も元気に変人しています。
トゥメィトゥジュゥーッスってすごい言い方だな。
寧ろ一周回って画期的だ。
苦笑いしながらトマトジュースを手に取り、グビッと飲む。
「いよっ!良い飲みっぷりっ!」
「!?」
謎の発言で吹きそうになったトマトジュースを必死になって飲み込む。
宴会か!
そんなツッコミを心のなかで入れる。
「大丈夫?」
自分のしたことの意味不明さを理解していないらしい。
V.R.スカーレットはバカなのか?(ヴァンパイア.レミリア.スカーレットはバカなのか?)
「う、うん············」
「よかった!私も飲もう!」
そう言ったかと思うと、何処に隠してあったのかジョッキを出して、
そこにいれたトマトジュースを飲み出した。
一気飲みしようとしているらしい。
しかし、そんな量を幼児体型の私達が一気飲みできるわけがなく、
途中でジョッキを置く。
「うっぷ········もう飲めない」
何がしたいんだろうか?
少し思案していると、これとは関係ないが良い考えが浮かぶ。
マジで関係ないが。
「お姉さま、そのジョッキまだある?」
「う?あるよー」
「フランにも頂戴」
「はーい」
気持ち悪そうな顔で足元に置いてあったらしいジョッキを出す。
「ありがと!」
「別にいいってばよ」
もう今はツッコまないぞ。
そう決意しながら、
お姉さまのジョッキと同じくらいの量のトマトジュースをジョッキにいれる。
そして、
「あっ!あんなところにモケーレムベンベが!」
「え!?どこどこ!?」
嘘で違う方向を向かせ、ジョッキを交換する。
計画通り··········。
某新世界の神と同じ顔をしながら、トマトジュースを飲む。
これで、これで···············
間接キッスできたァァァァァーッ!
久々の間接キッスだ。
お姉さまとの!お姉さまとの!!お姉さまとの!!!
喜びに打ち震えていると、何か温かいものが顔にあるのを感じる。
ふと触ってみると、紅い。
位置は鼻の下。
つまり、鼻血だ。
しかも量が尋常じゃない。
「フランー!モケーレムベンベなんていないじゃなーい!」
お姉さまが文句を言いながら、振り向く。
「フラン!?」
私の鼻血に気付き、すごいスピードで私の横に来る。
「大丈夫!?大丈夫!?」
「お姉さま········」
「なに!?どしたのフラン!?」
「我が生涯に、一片の悔い無し··············」
「うぅ、うぅ··············フラーーーーーッン!!!!!」
フランドール·スカーレット再起不能
なぞするわけはなく、数秒後彼女は復活した。
カオスにしたかった。
しかし、まだだ。まだ全然カオスじゃない。
これじゃいけないんだ。