レミリア·スカーレットは変人な様です   作:parui

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レミリア「シリアル」


第四話【月明かりが照らす】

紅い霧のせいで少し寒い夜、月が雲に隠れ、星たちは消えて、世界が暗闇に包まれる。

真っ暗な世界、その中に影が二つ、空を駆ける。

その二つはなにかエネルギーを放出し合っていて、

そのエネルギーの光が真っ暗な世界を、紅い空を赤く、紅く照らしていた。

少しそれが続き、片方の動きが少し遅くなったかと思うと、

エネルギーの放出音だけが聞こえる空に、ぐぁっという呻き声が響く。

すると、放出されていたエネルギーは消えた。最後に残っていた光で見えた二つの影は静止していた。

-月が雲から出てくる。

月から発せられる紅い月光が、二つの影を明るく照らす。

ダルそうな表情で欠伸をする紅白の衣服を纏った少女と、

辛そうな表情で乱れた息を整えようとする、

高価だと見るだけでわかるような洋服を纏った羽の生えた幼い少女が、そこにはいた。

 

あぁ、決着がついたんだなぁと、私は思いながら紅魔館の門の前で彼女らを仰ぎ見る。

所詮は三文芝居だと思ってはいたが、

両者、いや、巫女はわからないな。だがお嬢様は本気で戦っていたようだった。

ただ私が言えるのは、両者共に美しい弾幕を見せてくれたということだ。

勝手に評価している自分に苦笑いする。

しかし、私はその直後、悲しい表情を浮かべる。

やはりは因縁か··············。

頭のなかに過去の光景が浮かび上がる。

あの方が、紅白の衣服を纏った女性に消されていく光景。

それを涙を流しながら見つめる少女。

そして··········ボロボロになりながら止めようとする私。

 

「あぁ、助けられなかったなぁ」

 

後悔と様々な感情が要り混ざった感情を心のなかに感じながら、そう呟く。

そして、言葉を続ける。

 

「あの人も、負けるのか」

 

ハハハ····と笑いながら言葉を続ける私を、月明かりは紅く照らしていた。

__________________________________________________________

 

「やるじゃない、中々強かったわよ」

「息切れもしないでどの口が言うのかしら?」

「あー、はいはい。すみませんすみません」

「ホンッ····トにムカつくわね。先代は淡々としているだけまだマシだったわよ?」

「あの人はあの人。私は私よ」

「···········ハッ!まぁ、いいわ。私は負けたのだから。霧は晴らしてあげる」

 

レミリアがそう言い、指を鳴らすと霧は晴れた。

白い月光が二人を照らす。

発動するのは大掛かりでも消すときは一瞬か。

そう思いながら、霊夢はそれを確認し、やっと終わったかと思い、溜め息をつく。

そして、くぁ···ともう一度欠伸をし、レミリアに問う。

 

「あんたの母親、先代に殺されたんでしょ?」

「えぇ······そうよ」

 

憎々しいとでも言わんばかりの言い方で、レミリアが問いに答えを返す。

だが、その表情は、怒りや憎しみより悲しみなどの感情の方が多く見てとれる。

そこで霊夢は息をするように意味のないことを言う。

 

「別に私のことを憎んでくれたってかまわないから」

 

何故言ったかはわからない。

ただ、まるでそう決まっていたかのように口に出た。

霊夢はそれを不思議に思ったが、まぁいいと思い、レミリアに別れを告げ、その場を後にした。

レミリアはキョトンとしていたが、直ぐに我にかえり、紅魔館の中に入っていった。

 

十六夜咲夜は、数十分後、目覚めた。




デデドン!(絶望)

ダッシュで書きました。
そのせいか粗いですが、我慢してください。
いえ、我慢しないで、読むのをやめてもらって結構です。
健康のためにもやめた方がいいかと·············。

因みにストーリーが謎な方は正常です。
そうしてますから。(できてるとは言ってない)
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