レミリア·スカーレットは変人な様です   作:parui

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レミリア「デデドン!」
咲夜「(絶望)(かっこぜつぼうかっことじる)」


第五話【アイエエエエエエ!?】

「う··············」

 

意識が戻り、ゆっくりと瞼を開ける。

そこには暗い、何時も通りの紅い廊下の天井が広がっていて、

夜だけ開かれる窓から射し込む月の光が私を照らしていた。

それ程長い時間は気絶していなかったようで、簡単に体は起こせた。

そのまま立ち上がり、窓の外に目をやる。

誰もいない。

外には何もない静寂だけが広がっていて、戦いが終わったことを知らせてくれる。

あぁ、終わったのか。

どっちが勝ったかは知らないが、恐らくはお嬢様の敗北で終わったのだろう。

 

-だが、今は、今はそれはどうでもいい。

それより先に解明しなければならない謎がある。

 

あのお嬢様はなんだったのか?

 

明らかに普段とは違う、まるで別人のようなお嬢様を私は見た。

何故あのようになったか私は知らない。

足の向きを90度、お嬢様の部屋の方へ変えて、ゆっくりと歩きだす。

 

問い質さなければ。

___________________________________________________________

 

お嬢様の部屋の前に私は立つ。

耳を澄ませば話し声が聞こえ、誰かがいることが確認できる。

コンコンと扉をノックする。

 

「誰~?」

 

いつものような気が抜けるような、子供の声。

もうさっきのような大人びた、妖艶な声ではなかった。

 

「咲夜でございます」

 

そう言って、扉を開け、中に入る。

そこにはお嬢様と美鈴がいた。

一瞬美鈴がいることが気になったが、取り敢えずは置いておいて問う。

 

「お嬢様、さっきのはなんですか?」

 

それを聞いたお嬢様は、不思議そうな表情をする。

 

「さっきのって?」

「惚けないでください。さっきあなたが巫女と戦ったとき、

あなたは今のような雰囲気ではなかった。まるで別人のようだった」

「巫······女··············?」

 

巫女のことを知らない?

どういうことだ。

さっき、戦っていたのに知らないとは。

それを問おうとすると、美鈴が口を開く。

 

「お嬢様は、先代に魂を乗っ取られていたんですよ」

「は············?」

 

乗っ取られていた?先代に?

訳がわからない。

そんな私を見て、美鈴が言葉を続ける。

 

「私もさっきのお嬢様の姿は見ました。当然おかしいと思いました。

いや、おかしいどころか偽物だと思って、

私はさっき館に入ってきたお嬢様を不意討ちしたんです。

疲れきったお嬢様、いや先代は反応できずに気絶してしまいました。

すると、魂が出てきたんです。

魂も一種の気ですから、私の能力で視認できて、魂がどこかに行ったのも確認できました。

で、今起こして看病していたというわけです。ちょっと本気で殴ってしまいましたから」

 

訳がわからず、呆然とする。

美鈴はアハハハと苦笑いしていて、お嬢様はニッコリ笑っている。

 

「なんじゃそりゃああああああああああああ!?」

 

私の叫び声が静かな館の中に響き渡る。




いやぁ、私の中のストーリーと皆様の中のストーリーがズレてる気がしてならない。
まぁ、いいんですけどね。それも利用していきますし。

紅霧異変は終わりです。
一瞬でしたね。

GW短すぎんよ~(指摘)
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