その街はごった煮の様相を呈している   作:オラクルMk-II

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繋ぎの描写に苦戦して遅れました スンマセン


その天使からは血の香り〜その3

 

 

 こういった突発的な殴り合いになったとき、あまり自分から攻めるのが得意では無いことを空木は自覚している。なので、彼女は神経を研ぎ澄ませ、相手が先に来るのを待つ。

 

 先に仕掛けてきたのは男だ。妙な足運びで素早く距離を詰めてきたかと思えば、突きを放ってくる。

 

 当然だが空木も大人しく串刺しにはならない。素早く反応し、飛んできた切っ先に正確に槍を合わせた。刀は火花を散らして頬を掠める。

 

「ひゃっふぅ!!」

 

「ぅわっ!?」

 

 まるでそう来るのを読んでいたのか。片手で持っていた武器を両手で持つと、男は刀に体重をかけてのしかかってきた。予想外の動きに思わず空木はよろけるが、逆にわざとふっ飛ばされる事で受け流す。間髪入れずに、寝転んでいた彼女に雨あられと剣先が降ってきた。

 

「おらおらおら、どうした、死んじまうよ〜ん!」

 

「…………っ」

 

「オラァっ!!」

 

 男は地面を掘るような動きでめちゃくちゃに刃を振り下ろす。闇雲に弾くのは危ない―――空木は一旦、持っていた槍を男めがけて投げつける。

 

「うぉッ」

 

「てぇやっ!!」

 

 少しだけとはいえ猛攻が止まる。チャンスを逃さず彼女は首跳ね起きの要領で、敵の顔を狙って両足で蹴りをお見舞いした……が、上手く行かない。この男、なんとわざと膝の辺でそれを受けると、満面の笑みを浮かべて前のめりに倒れ掛かりながら刀を振り下ろしてくる。

 

「なっ!?」

 

「ありがとおおぉぉぉぉぉ!!」

 

 計らずも、武器を一旦投げたことが空木を助けた。真上にぶん投げた槍が戻ってくるのが見えたのだ。

 

 そこまで全力で投げていなかったそれは、男が倒れてくるよりも早く空木の手元に戻って来てくれた。全神経を利き腕に集め、柄の部分で刀の側面を殴って軌道をずらすことに成功する。

 

 「あれ?」 全体重を乗せた凶器が女の首筋を掠めて深々とアスファルトに突き刺さるのを見て、男が間抜けな声を出す。1度考えて判断を下すなどというプロセスを飛ばし、空木は、全身の筋肉を総動員させて天使の顔面に深々と拳を叩き込んでやった。

 

「このォ!!」

 

「ぶぅえっ!」

 

 魔法で増強した腕が、音を置いていく速度で刺さり、男は吹き飛んで行く。ぜぇぜぇと荒れる息を整え、空木は今しがた振り下ろされた刀に目を向けた。

 

 鉄製と思われるそれは、見間違いではなくぐっさりと地面に刺さっている。やはり魔力で強化されていたか、こんな事をすれば普通なら折れるはずだ。それが自分の首を狙っていたかと思うと、改めて冷や汗が出る。

 

 たったの数分にも満たない攻防だったが、勝敗は決まったか。ゲホゲホと咳き込みながら、離れた場所で天使はよろよろと立ち上がる。整っていた顔立ちは、今の空木の一撃を貰ったせいで腫れてむくんでいる。

 

「て……めぇ」

 

「まだやる気ですか。付き合いますよ」

 

 相手を挑発しつつ、空木は念を入れて刺さっていた刀を(かかと)で蹴って折っておく。多分、服にまだナイフやら隠しているかもしれない。そんな予想に合わせて、それに何かの拍子で拾われるのを防ぐ為だった。

 

 冷静に槍を構え直す空木へ、天使はケタケタ笑いながら、「ぱん」と両手を合わせて音をたてた。今度は何だ。そう思う彼女へ、男は答えを見せる。

 

「ふふふ、へへへへ……まだ終わってねぇぜ」

 

「ッ、光刃(こうじん)か……」

 

 眩く光る両手を広げて少し背中側にのけぞる男のてのひらに目が行く。天使は光の魔法を駆使し、光線で出来た剣を作って持っていた。

 

 一振りで無理なら双剣ってか、また安直な―――男の動きから目を離さぬよう身構えていた空木だったが、ここでまた予想外の事が起こった。

 

 このとき、2人の位置取りは始めの真逆、つまり空木は駐車場に近く、男は店の壁を背にしていたのだが。突然扉が開き、天使は外に出てきたジョニーに殴り飛ばされ、空木の横を転がっていった。

 

「店の前で揉め事か? 勘弁してくれや」

 

「!!」

 

「オイ空木、オメーにも言ってんだ」

 

「ジョニーくん、ナイスタイミング」

 

「はぁ?」

 

 額に青筋を浮かべていた彼の隣に立ち、空木は再度、魔法を駆使して異空間に収納していた幾つかの刃物を取り出す。

 

「なぎなた、ナイフ、ポン刀、ジョニー君何がいい??」

 

「勝手に話を進めんな、説明しろ」

 

「今しがたぶっ飛んだのは天使で、なんか私の命狙ってるっぽい。死にたくないから抵抗してたら、ジョニー君出てきた。そんなトコ」

 

「お前からなにかしたワケじゃねーんだな?」

 

「モチ」

 

「ちっ。なるほどな……ナイフよこせ、長物は苦手だ」

 

 ふらつきながら起き上がる天使を見る。立て続けに顔を殴られ、鼻血を垂らしながら、目尻をヒクつかせているのが確認できた。簡単に始末できると思っていた女には苦戦し、店から出てきた男には片手間のようにノされたのが相当頭に来ているようだ。

 

「どうしたよォ、来ないのか? 空木狙ってんだろ、あぁ!?」

 

「ウオオオォォォぉ!!」

 

 ジョニーの挑発に乗り、男は猛然と光る刀を両手に走ってくる。魔法には魔法。札を巻いた武器を手に、2人は迎え撃った。

 

 空木は振り下ろされる刃を、突き上げて初撃を弾く。胴が空いて隙が出るが、素早くジョニーが追撃をナイフで受け、そのまま格闘戦にもつれ込んだ。

 

「ちっ、オラ」

 

「オ゛ルアァ!!」

 

 相手の掛け声を、彼は更にでかい声でかき消す。瞬間移動かと錯覚するような速度でジョニーは更に距離を詰め、その拳でまたも眉間に強烈な頭突きを入れた。

 

「げっへぇあ!?」

 

「まだまだァ!!」

 

 倒れかける相手の襟を掴んで強引に立ち上がらせる。ジョニーは店の前で暴れられた事の精算と、日頃の鬱憤を込めて何度も天使の鼻面に拳をねじ込んだ。が、しかし腐っても殺し屋ということか。好き放題殴られていた男は、何度めかのジョニーの攻撃に軽い魔法をぶつけることに成功する。

 

「ヘブンズ・レイ!」

 

「うぉわっ!?」

 

「貰ったッ」

 

 男が取ったのは目潰しだ。突然激しく光り始めた相手に思わずジョニーは目を瞑る。これ幸いと天使は彼の腕目掛けて刃を降った。が、寸での所で空木が割って入ったため、切り落とすまでは行かず、男はふらつきながらも空木の腹を蹴って距離を離した。

 

「させませんよ……!」

 

「ちいっ! うらぁ!!」

 

「うぅっぐ……、ジョニー君なんともない?」

 

 蹴られた部分の砂を払いながら相方を労る。見たところ、軽く手の甲当たりを切られたのみで軽傷だ。

 

「うぉっと。イチチ、ナマッてやがんな、なんともねー。ツバつけりゃ治る」

 

「お気を付けて。カタギじゃなさそーなんで」

 

「見なくてもわかんよ」

 

 初めからエンジン全開だった天使と空木は少し息が上がっていた。が、途中参加のジョニーはまだまだ体力も余裕がある。加えて今のさっきの攻撃で、天使は明らかに疲弊していた。分があるのはこっちかな。そう空木が思っていると、ジョニーが口を開く。

 

「ボコボコぶん殴っちまってんが良いのか? 俺捕まったりしない??」

 

「どーぞどーぞ。ボイレコで言質取ってるんで正当防衛ですヨ」

 

「そうかい、ならますますガタガタにデキんなァ!」

 

 空木の言葉を信じて、彼が追撃に移ろうとしたその時だった。

 

 「クソっ」 天使は悪態をつくと、何か呪文を呟く。すると、空間にヒビのような物が入り始めた。何をするのか察した空木は叫ぶ。

 

「!! あいつ逃げる気だ!」

 

「おっしゃ、任せな」

 

 身を低くしてジョニーは突撃した。弾丸のように飛んでいくと、彼は運動靴の踵で無理矢理ブレーキをかけ、天使の詠唱を妨害した。

 

「邪魔っ、すんな!」

 

「あぁ!? 店前で営業妨害しやがって! 許さねぇぞ、とっちめてやらぁ!!」

 

 舌打ち混じりに、男はどこから取り出したのか、今度は片手で印を結びつつ、空いた手に短刀を持って振り回し始める。ジョニーは魔法についての知識は乏しいが、相手が光の剣を使うのをやめたのをいいことに、これ幸いと握っていたナイフを投げ捨てて徒手空拳での殴り合いに持ち込む。

 

「くそっ、クソが、近づくんじゃねぇ! 邪魔だぁ!」

 

「邪魔してんだろうがぁッ!!」

 

「ち、ちくしょう、窓がっ」

 

「オラァ!!」

 

「うぅおわっ!? てめぇぇぇ!!」

 

 それなりに昔とはいえ、ジョニーは訓練された元軍人だ。刃物を持った殺し屋が相手とはいえ、得意なインファイトに持ち込めば独壇場だ。加えて相手は手負いであり、動きもぎこちない。負ける道理は無かった。

 

 人間離れした反射神経と卓越した技巧でめちゃくちゃに殴りかかってくる大男に冷や汗が噴き出るも、必死に天使は応戦しながら逃げるための呪文の準備を続ける。が、そんな彼の目に嫌な物が写った―――準備していたのは自分だけではない。ジョニーの背後にいた空木が、両手をこちらに向けて猛烈な殺気と魔力を向けているのが見えてしまったのだ。

 

「うおおぉぉぉ!? ふ、ふざけんなテメェどきやがれ!! 一緒に死にてぇのかァ!?」

 

「でぇりゃああぁぁぁ!」

 

「ふぅおぉ!? き、聞いてんのかッ」

 

 このままじゃ空木の魔法に巻き込まれて2人とも死ぬと見た天使はそんなことを言う。が、ジョニーはお構いなしに攻撃の手を緩めない。だんだんと淡い紫色の光を帯びていた彼女に気を取られた男は、動揺した一瞬の隙を突かれ、残っていた獲物を砕かれた。

 

「やっ、やば……」

 

「うるせぇ!!」

 

「ごべぇぇあッ!!」

 

 思わず刃の無くなったナイフの柄で顔を守ったものの、握っていた腕ごとまた顔を殴られた天使は転倒して強かに後頭部を打ち付ける。うめき声をあげて動かなくなった男を、ジョニーは服を掴んで持ち上げると。その体の背中を空木の方へ向けた。

 

「ひっ、ひぃぃぃ、や、やめ、死にたくなっ」

 

「だぁってろ!」

 

 店のライトに照らされていた空木が、ニヤリと笑ったのが見えて。ジョニーも同じような顔になると、彼女の意図を汲み取って最後に男にいう。

 

「じゃあな、運が良けりゃ生きてるぜ」

 

「へえっ!?」

 

「魔砲の八十六式・五芒星!!」

 

「あばよ、クサレ天使ィ!!」

 

「う、うわ、うわああああぁぁぁぁぁ!!??」

 

 空木の手が紫色に光り、星の形を形どった光線が発射される。ジョニーは横っ飛びで射線を離れ、放出されたエネルギーは余すことなく天使に向けて着弾した。

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 じっくりと時間をかけて準備した魔法が炸裂した影響で、大きな砂埃が巻き起こる。外はにわかに埃っぽく霧がかかったようになり、空木とジョニーは咳き込んだ。

 

「ゴホッ、ゴッ、ゲホッ! やれたか?」

 

「けほっけほっ……どうだろ、見てみないことには……!」

 

 ジョニーは捨てたナイフを持ち直し、空木も槍を構えながら爆心地に近づき、2人はモヤを切り払いながら確認する―――そこにあったのは、抉れた地面だけだった。

 

「うっわ。逃げられた……!」

 

「ちっ、運のいいヤロウだな」

 

 一応出力は絞ったので死ぬことは無いが、うまく直撃したなら気絶した天使がいるはずなのだ。影も形もないあたり、間一髪で逃走に成功したと見てジョニーは舌打ちする。その隣で、緊張の糸が切れた空木は嗚咽(おえつ)を漏らしながらうずくまる。

 

「うぅっぐ!? ハァ、ハァ、ハッ……! ふううぅぅぅぅ…………」

 

「! おい、大丈夫なんか」

 

「久し振りに命の危機を感じました。ありがとジョニー君。出てきてくれなきゃやられてたかも」

 

「うるせーよ。店前で暴れられちゃ商売になんねーんだ、出てきてあたりめーだろうが」

 

 武器を杖の代わりにして呼吸を整える彼女の背を撫でながらジョニーは介抱する。そうしていると、車の陰に隠れていたマユミが2人に駆け寄った。

 

「だ、大丈夫ですか??」

 

「ったりめーよ、大人ナメんなよォ」

 

「まぁなんとか、ってところかな。マユミちゃんなんともなかった?」

 

「わ、私は大丈夫です」

 

「そっか………あ゛ぁ゛疲れた……ァ。……ジョニー君、休憩してっていいかな」

 

「勝手にしろ。金は取るからな」

 

「払うよ………もちろん。ごめんね、巻き込んで」

 

「気にすんなよ。おら、お前も入れ。今夜の外は危ねーぜ」

 

「はい!」

 

 乱暴にジョニーが戸を開ける。3人とも、額には汗が滲んでいた。

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

「いったいどーいうこったよ。天界、とやらに喧嘩でも売りに行ったっての?」

 

「私がそんな事するように見える?」

 

「見えない」

 

「ね? だから私もわかんない。これっぽっちも心当たりないもん」

 

 切られた看板の破片を手に、ジョニーは機嫌が悪そうにビールを煽りながら言う。空木とマユミは麦茶で喉を潤しながら会話に興じた。

 

 どうにか知人の助力もあり謎の天使を退けたものの、空木にはわからないことだらけだった。帰ってこないアグラーヤはともかく、ジョニーに行った通り襲われる理由に心当たりなど1つもないのだ。

 

 仕事柄、どうしても捕まえた相手に恨まれることはある。が、自分で言うのもどうかと思うが、同じぐらいに助けた人間もいるので空木は町ではそれなりに慕われている方だ。……などと考えても答えは出ない。

 

「ありゃ俺含めて完全に殺す気だったぞ。手加減ってのが感じられなかった。ヤッパ((刃物))振り回すのに躊躇(ちゅうちょ)が無かったからな」

 

「何だったんだろホント。迷惑しちゃう」

 

「空木さんが何ともなくて良かったです」

 

「ふふ、ありがと。…………どうしよ、私が着いてるとマユミちゃん危ないかな」

 

「…………………。泊めてってやろうか。仕方ねぇから。ガキもお前も下手にウロウロするのは不味いんじゃねーの」

 

「えっ」「そ、そんな悪いです!」

 

 空木が手鏡を手に、かすり傷を負った場所の消毒などを済ませているときだった。机に置いていた携帯電話が鳴る。

 

「電話? ……ッ! 根上ちゃんからか」

 

 かけてきた相手の名前に、空木は迷うことなく通話に出る。根上(ねがみ) 紀美(きみ)。少し年下の、自分と同じく現世に来ている守護悪魔の後輩からだった。残り2人は黙って彼女を見守る。

 

「もしもーし」

 

『あ、つ、繋がった! 空木センパイ大丈夫!? なにもない!?』

 

「大丈夫……ではあるかな、へんなのに襲われたケド。どうしたの紀美ちゃん、息切れて

『襲われたァ!? どこのタコにですか!!』

 

「うるさいって。こっちはいーから、まずそっち」

 

『っと、すみません。ちょっと長くなりますけど……仕事帰りに、目金田さんが襲われてる所に鉢合わせて、エイム先輩と2人がかりで不審者を撃退したトコなんです』

 

「んぇ! エイムくんと? 何があったのさ」

 

『なんだかよく分かりませんが明らかにヤバい雰囲気でした。相手は刃物と銃持った天使が3人で。どう見てもいつもメガネさんにちょっかいかけるようなのじゃなくって……そのまま帰すのも危ないんで、今、とりあえず私の勤め先の病院に来てもらってます』

 

「……………わかった。あのさ、マユミちゃんって言ったらわかる?」

 

『えっと、エイムさんとセンパイで交互に面倒見てあげてる子でしたっけ?』

 

「そーそー、今その子と一緒に友達がやってるバーに居るんだよね。話したいこと沢山あるんだけど、そっち行ってもいいかな?」

 

『ぜんぜん構いませんよ。むしろ来てください、直接聞きたいこともあるんで』

 

「ありがと、じゃ、一旦切るよ。気をつけてね」

 

『センパイこそお気をつけて。最近何かと物騒ですから』

 

 通話を終えて一息つく。一部始終を黙ってみていたジョニーが口を開いた。

 

「なんの悪巧みの電話だ?」

 

「茶化してる? そんなんじゃないよ……なんか私らとは違う場所で一般人が天使に襲われたみたい。」

 

「「!!」」

 

「な〜んか嫌な空気になってきたな。ちょっとお(いとま)するね」

 

「どこ行くんだ」

 

「根上ちゃんとエイムくんが病院いるみたいだから、そこかな」

 

「あ〜……なんだっけ、お前の同期だっけか」

 

「そ、正確には仕事仲間ね。」

 

 目線をマユミに移し、空木は続けた。

 

「マユミちゃんどーする? 一緒に来る?」

 

「行きたい、です!」

 

「……うん、わかった! 今夜は責任持って近くに居るよ……なんかごめんね。いつも変なことに巻き込んじゃって」

 

「空木さんは何も悪くなんて無いです。悪いのは悪いやつなんだから」

 

「ふふふ……ありがと!」

 

 麦茶代よりも多めの代金を机に置き。顔をしかめていたジョニーに軽く会釈して、2人は退店した。

 

 

 

 

 

 

 




いそげーツヅキカケー

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