刹那、【衝撃】走る   作:わらびの天ぷら

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えー、みなさん、初めまして。

こういうの書いてみたかったので投稿しました。

初投稿なので初投稿です。

ペースに関しては書き終わり次第投げていきます。

馬主さんとか色々あって二次創作物に厳しいコンテンツですので、怒られ
たら消します。

文章を書くのが得意なわけではないので、意見等有れば教えていただけると幸いです。

原作、史実を少しいじったりしております。

不快に感じられる方もいるかもしれませんが、ご容赦ください。


幕開け

 

 

 

 

日本ウマ娘トレーニングセンター学園、通称「トレセン学園」。

 

日本各地からウマ娘達が勝利を求めこの学校へとやって来る。

 

 

ーそして今日、また新たな伝説が幕を開けようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は明日、長らく待ち望んでいたトレセン学園へ転入する。

 

 

スマートフォンで時間を確認する。朝一番の飛行機に乗ったのでまだ時間

が有り余っている。

 

 

「ふぅ。時間あるし…レース、観ていこうかな。」

 

 

今日は11月1日。「天皇賞・秋」当日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は一番前の列で準備をするウマ娘達を眺めている。

 

 

なぜ一番前なんかに居れるのかって?

 

 

背伸びしたり横からぴょこぴょこ覗いていたら大人の人たちがニコニコしながら前へ通してくれた。

 

 

ありがたいけどどこか悔しい。

 

 

…そんなことはさておき、パドックでのパフォーマンスを終えたウマ娘達が入場してくる。

 

 

一番人気はもちろん、最近話題のウマ娘、サイレンススズカだ。

 

 

…思ってたよりもおっとりした顔をしてるんだな。

 

 

あれであんな速度が出るんだから驚きを隠せない。

 

 

しかし、初めて見るレースだ。期待しよう。

 

 

ゲートインが始まった。みんなからの応援の声も大きくなり始める。

 

 

左側を見てみると、ウマ娘とそのトレーナー…と思わしき人達がいた。

 

 

この人たちもトレセン学園のウマ娘だったりするんだろうか。

 

 

なんて思考を巡らせていると、全ウマ娘がゲートインしたらしい。

 

 

レースの開始はもうすぐだ。

 

 

ガコンッ!という音を立ててゲートが開く。

 

 

初めに飛び出して行ったのはやはり、サイレンススズカだ。

 

 

そしてレースはそのままサイレンススズカが先頭で進んでいく。

 

 

さぁ、間もなく第3コーナー。サイレンススズカが大欅を横切る。

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……まずい。

 

 

サイレンススズカの足が一瞬、ブレたのである。

 

 

そう思った瞬間、サイレンススズカが左足を庇うようにして失速し始めた。

 

 

会場がどよめく。

 

 

「おっと!?サイレンススズカに故障発生だ!」

 

 

その時私は…私ともう一人のウマ娘は走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪の事態だ。

 

 

朝感じていた嫌な予感が当たってしまった。

 

 

私…スペシャルウィークは歯を食いしばりながら走り出した。

 

 

スズカさんに怪我が、起きてしまったのだ。

 

 

なんとしてもこれ以上の悪化は防がなくては。

 

 

しかし遠い。このままではー

 

 

スズカさんを助けられない。

 

 

自分の限界の速度で走る。

 

 

でも、速さが足りない。自分の非力さを痛感する。

 

 

その時、私の横を「衝撃」が走る。

 

 

それがウマ娘であることに気づいた頃には、彼女はサイレンススズカまであと少しのところに迫る。

 

 

後ろから私のトレーナーが叫ぶ。

 

 

「これ以上左足を地面につけさせるな!」

 

 

それを聞いたそのウマ娘はなんと…

 

 

走りながらスズカさんを抱えたのである。

 

 

そして止まった後にスズカさんを地面に下ろし、私が追いつくと私の肩を叩いて立ち去ろうとする。

 

 

「あのっ!」

 

 

私が叫ぶとその娘は振り返る。

 

 

「ありがとう…ございます。あっそうだ、名前…名前を!」

 

 

そうするとその娘は長い髪を翻して前を向き直ると、

 

 

「別に…名乗るほどのウマ娘でも無いですよ。」

 

 

と言って、走って行ってしまった。

 

 

引き止められなかったのはとても残念だが、今はスズカさんが生きてることを喜ぼう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……あっっっっっっぶなかったぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 

間に合ってよかった本当に…うん。

 

 

とりあえずクールなフリして逃げてきたけどめっちゃ焦ったし緊張した。

 

 

コッソリスタンドまで帰ってこれたので人をかき分けて会場を出てしまおう。

 

 

誰かに見られてる気がするけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皇帝、シンボリルドルフ。

 

 

会場のほぼ全員が運ばれていくサイレンススズカを見る中、彼女だけが、

あるウマ娘を見つめていた。

 

 

「あの走り…只者ではないな…」

 

 

彼女の呟きは、誰にも届くことはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は会場を出た後、かるーく流しながら走ってトレセン学園の校門までやって来た。

 

 

門は開いてるから…入って良いのかな?

 

 

敷地内を軽く探索するか…とも考えたが、今日は疲れたので寮で休んでしまおう。

 

 

栗東寮長のフジキセキ先輩に挨拶もして、自分の部屋にたどり着いたが…

 

 

しまった。誰が同じ部屋なのかも聞いてない。

 

 

そうか。下に部屋割り表ががあったっけ。見にいこう。

 

 

下に降りて部屋割り表を見る。

 

 

同室は…「メジロマックイーン」。

 

 

会ったことはないけど、メジロの名は聞いたことがある。彼女もあの一家のウマ娘なのだろうか。

 

 

同室が分かったのは良いのだが、帰ってこない。

 

 

もう眠いし寝てしまおうか。いやでも挨拶はしておきたい。

 

 

そんなことを考えてたら眠くなってきた……あ、もうダメなやつだこれ。

 

 

そうして私は意識を手放したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、メジロマックイーンは病院でスズカさんが目覚めるまで待ってから寮に戻ってきました。

 

 

門限は過ぎましたが、そこは寮長の配慮もあり、お咎め無しでした。

 

 

自分の部屋に入るともう一つのベッドの上に影が一つ。

 

 

そういえばフジキセキ先輩が転入生が来ると言っていました。

 

 

挨拶をしようと思いましたがもう寝てしまっているみたいです。

 

 

顔だけでも見させて頂こうと思って覗きこみました。

 

 

覗き込んで…文字通り目を見開きました。

 

 

その人は今日の昼、スズカさんを助けてくれたウマ娘さんでした。

 

 

自己紹介や挨拶はできませんでしたが、ありがとう、と声をかけて寝ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…目が覚めてしまった。

 

 

ふと隣のベッドを見ると、同室のメジロマックイーンさんが寝息を立てている。

 

 

そろそろ日が出るのでランニングでも行こうかな。

 

 

メジロマックイーンさんを起こさない様にそーっと部屋を出て川沿いを走る。

 

 

朝日が顔に当たって気持ちがいい。

 

 

こうして走ってるとやっぱ自分は走るのが好きなんだなぁ…なんて思ったりする。

 

 

一時間くらいぶらぶらして学園へ向かうことにした。

 

 

校門に着くと理事長秘書のたづなさんが迎えてくれた。

 

 

おはようございます、と挨拶するとたづなさんが

 

 

「おはようございます!あら、あなたは、今日から転入の…理事長が

お呼びですので、理事長室へご案内しますね。」

 

 

と言われたので頷いてついて行き、理事長から激励の言葉を頂いて今はたづなさんに校内を案内してもらっている。

 

 

にしても、やっぱり立派な設備だなぁ。ジムにコース、食堂やプール。全てが揃っている。

 

 

「そして最後に、ここが教室です。もうすぐホームルームが始まるので、そこで挨拶をしていただきます。あと1分くらいですね。皆さん優しいので緊張せず気楽に挨拶してくださいね。それでは私はこれで失礼します!」

 

 

頷くとたづなさんは歩いていく。するとすぐにホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴った。

 

 

自分の教室から

 

 

「はい、皆さんおはようございます。まず初めに、今日は転入生がいるのでその子の挨拶から入ります。」

 

 

という声が聞こえて窓から手招きされているのが見えるので教室に入り挨拶をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーと、本日より、トレセン学園に転入しました。

 

 

ディープインパクトと言います。よろしくお願いします!」

 

 

拍手を受け、席につく。

 

 

さぁ、楽しい学園生活の始まりだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トゥインクル・シリーズを駆け抜ける衝撃の、幕開けである。




と、言うわけでディープインパクトの小説という何かを書き始めてみました。


ディープの学年をどうしようか迷ったのですが、スペちゃんが転入した時点での二年生にねじ込んで見ました。


アニメで出てくるキャラクターで二年生でクラシック三冠のレースに出てくるのはいなかったと思うので大丈夫かなー…と思っているのですが大丈夫かな…ここまで書いて不安になってきました。がまぁ書いたので頑張ります。


好評でも不評でも、書くところまでは書きたいなと思っております。

応援してくださる方は、どうか生暖かい目で見ていただけると幸いです。

では次回、お会いしましょう。
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