エデンズダンガンロンパ 希望の生徒と絶望の楽園   作:M.T.

40 / 65
非日常編①(捜査編)

ピーンポーンパーンポーン

 

『死体が発見されました!住民の皆さんは、至急モノクマタワー5階にお集まり下さい!』

 

放送が鳴り響いたのは、俺がジョンの亡骸を目の当たりにした直後だった。

 

「クソッ…」

 

「そんな…ジョン…?嘘だよな…おい…!!嘘だと言ってくれよ!!」

 

頼むよ…

嘘だと言ってくれ!!

…これ以上、俺を絶望させないでくれよ……!

 

「見事に脳漿炸裂してるね。おお、グロいグロい。」

 

黒瀬は、相変わらず余裕そうに俺に擦り寄ってきた。

 

「円くーん、だいじょぉぶ?」

 

「触るな!!」

 

「ふにゃっ」

 

「っ…」

 

俺は、冷静さを失って気がつくと黒瀬の手を払い除けていた。

するとその直後、放送を聞いた5人が駆けつけてくる。

 

「キャアアアアアアアッ!!!」

 

「ウォーカー君…どうして…!!」

 

「そんな、嘘だよね…ジョン…!?」

 

「ひぎゃああああああ!!無理無理無理帰る帰る帰る…」

 

「…。」

 

ジョンの死体を見た4人はパニックを起こし、枯罰は拳を握りしめていた。

 

 

 

『うぷぷぷぷぷ!!また死人が出ちゃったね!オマエラ、そんなにコロシアイが好きなの?』

 

「モノクマ…!!」

 

『ちょっと、赤刎クーン。ボクに八つ当たりするなんてひどーい!』

 

「いちいち喧しいねんド阿呆。早う出すモン出して失せろやボケ。」

 

『枯罰サンまで!?もういいやはいはいモノクマファイル。今回も頑張ってねー。』

 

モノクマは、ファイルを送信するとそそくさと消えていった。

 

「ほな捜査始めよか。検視はウチがするんでええよな?」

 

「ああ。見張りは誰がやる?」

 

「ボクがやりまうす。」

 

「待て。コイツが見張るなら俺も見張る。」

 

「そうだな…じゃあ任せたぞ。」

 

結局検視は枯罰、黒瀬、弦野の3人が、タワー内の捜査を俺と一と速水が、それ以外の場所を安生と聞谷が調べる事になった。

…俺も、自分なりに捜査をして少しでも情報を集めないと。

それがジョンのためでもあるんだから。

 

 

 

ーーー

 

 

 

《捜査開始!》

 

 

 

まずはモノクマファイルを確認しておこう。

 

モノクマファイル⑤

被害者は【超高校級の冒険家】ジョナサン・ウォーカー。

死亡時刻は午後9時25分。

死体発見場所はモノクマタワー5階の階段前。

原型がなくなるほど頭部を破壊されている。

 

…あれっ?

今回は死因が書かれてないな。

死因を断定できなかったって事か?

 

 

 

コトダマゲット!

 

【モノクマファイル⑤】

 

 

 

…あれ?6階の床と階段に少し血が付いてるぞ。

これは…ジョンの血、なのか?

 

 

 

コトダマゲット!

 

【6階の床と階段の血痕】

 

 

 

「…。」

 

この階段って、スピーカーが付いてるし音がよく響くんだよな。

まあ、だから何だって話なんだけど。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【スピーカー】

 

 

 

あとは…

 

「ん?」

 

何だあれ。

廊下に何か転がってるぞ。

あれは…

…消火器?

しかもベッタリ血が付いてるな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【血の付いた消火器】

 

 

 

「さてと…枯罰達に話を聞いてみよう。」

 

俺は、検視をしていた枯罰に話を聞く事にした。

 

「なあ、枯罰。何かわかったか?」

 

「…はぁ。頭がグチャグチャに潰されとって調べようがあらへん。死因もわからへんしのぉ。」

 

「…。」

 

思ったより捜査が難航しているようだ。

 

「あのさー、これ、ジョンくんが階段から落っこちて頭打っちゃったんじゃないの?」

 

「この高さから落ちてこんなにグチャグチャに潰れるわけねぇだろ。」

 

「て!」

 

黒瀬が適当な事を言っていると、弦野が黒瀬を小突いた。

…何かこの二人がわちゃわちゃやってる光景ってレアだな。

って、いかんいかん。捜査に集中せねば。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【ジョンの潰れた頭部】

 

 

 

「あ、それとこれはジョナサンのポケットに入ってたモンだ。」

 

そう言って、弦野は俺にジョンのパスポートを渡した。

…悪いなジョン、ちょっと見るぞ。

俺は、ジョンのパスポートを開いて見てみた。

するとそこに書かれていたのは、目を疑うチャットのやり取りだった。

 

《わかってるよね?ジョンクン!今日の0時までに殺人が起きなければ人質にスペシャルなオシオキをプレゼントしちゃうからね!》

 

…何だよこれ。

モノクマからのチャット…?

って事は、ジョンが内通者だったのか…!?

俺は、遡ってチャットを読んだ。

するとそこには、宝条に宛てたものと思われる送信済みのチャットがあった。

 

《うぷぷぷぷ、宝条サン元気?願い事の件なんだけど、どうしても叶えたいならさっさと殺った方がいいんじゃないの?》

 

そのチャットには画像が添付されており、開いてみると宝条の義父と思われる男の無惨な姿が映し出されていた。

 

《あ、そうそう。それと、キミは秘密を交換し合った筆染サンの事を信頼してるみたいだけど、筆染サンの方はキミを陥れて殺すつもりみたいよ?願い事をどうしても叶えたいからって切羽詰まっちゃってるみたいでさ。それで仲良くなったキミをターゲットにしたってわけ。信じるかどうかはキミ次第だけど、後悔しても知らないよ。》

 

モノクマの口調で書かれているが、チャットが送信されたのはジョンのパスポートからだ。

…信じたくないが、これでハッキリした。

本物の内通者はジョンだったんだ。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【ジョンのチャット】

 

 

 

「…なあ、黒瀬。」

 

「んにゃ?」

 

「お前、昨日俺達を映画に誘ったよな。上映中に15分くらいシアターを抜け出してたし…何かしてたんじゃないのか?」

 

「むぅ!何ですかその目は!ボクを疑ってるの?違うよね?事件が起きたのは9時半前だし、事件の発生場所もここだから関係ないよね?」

 

「俺はただ何をしてたのか聞いてるだけなんだが…」

 

「一旦外に出てジュースとポップコーンをおかわりしに行ったの。」

 

「それだけで15分以上かかるか?」

 

「ポップコーン何味にしたらいいか迷っちゃってー。」

 

白々しいなコイツ…

でも、確かに15分シアターを抜け出したからと言って何かが起こったわけじゃないし、コイツを犯人だと決めつけるには弱いんだよな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【昨夜の黒瀬の行動】

 

 

 

「なあ、枯罰。」

 

「何や。」

 

「ここの探索の担当だったのって、俺とお前と黒瀬だよな。」

 

「せやな。それがどないしたん?」

 

「じゃあ他の奴等はこのタワーの詳細は知らないって事だよな?」

 

「まあ、クマ公がウチら以外にここの事を説明せぇへんかったらの話やけどな。」

 

「それも含めて後で確認した方がいいかな。」

 

 

 

コトダマゲット!

 

【探索のメンバー】

 

 

 

ここで手に入る情報はこれくらいかな…

俺は、タワー内の機械を調べてくれている一に声をかけた。

 

「一、お前は何かわかったのか?」

 

「あ、えっと…一応放送室の機械を調べてみたんだけど、他のスピーカーは全部正常なのに、階段のスピーカーだけ最大音量になってたんだ。前調べた時はそんな事なかったのに…」

 

「誰かが設定をいじったとしか考えられないな。」

 

 

 

コトダマゲット!

 

【放送室の音量調節機】

 

 

 

「それと、昨日の夜のアナウンスなんだけど、放送の設定がいじられてたみたいだよ。」

 

「放送?ああ、夜時間の?」

 

「うん。それ以外は何もなかったけどね。」

 

「…。」

 

放送の設定をいじられてた、か…

誰が何のためにそんな事をしたんだ?

これは頭の隅に置いておいた方がいいかもしれないな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【夜のアナウンス】

 

 

 

「そ、それじゃあ6階の機械も調べてくるね…」

 

「おう。頼んだぞ。」

 

…さてと。

 

「おい、モノクマ。」

 

『何ですか?』

 

「いくつか確認したい事があるから教えてくれ。まず、この放送室の機械は死体発見アナウンスと捜査終了アナウンス以外は自由に設定をいじれるんだよな?」

 

『そうですよー!死体発見アナウンスと捜査終了アナウンスは正常に機能しないとシロとクロの公平性を保てないからね。だからその二つだけは後からいじれないように設定してあるんだよ。』

 

…なるほどな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【モノクマの証言】

 

 

 

「それからもう一つ。今回の動機は、『クロが勝ったら誰か一人を選んで一緒に脱出できる』というものだったよな?」

 

『そうだよ。友情は大事だからね。ボクはみんなの友情を尊重できる優しいクマなのです。』

 

何が優しいクマだ、散々俺達にコロシアイをさせておいて。

流石に俺でも殺意が湧いてきたぞ。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【動機】

 

 

 

「わかった。もう行っていいぞ。」

 

『せっかく説明したのに…ボクの扱い雑すぎない!?』

 

…さてと。

6階を調べてくれている速水と一にも声をかけてみるか。

俺は、6階の展望エリアにいた速水に声をかけた。

 

「速水は何かわかった事とかあるか?」

 

「えっとね、こんなものを見つけたんだけど。」

 

そう言って速水が指差した先にあったのは柱だった。

 

「何だ、ただの柱じゃねぇか。これがどうしたんだよ?」

 

「よく見てよ。何かを巻き付けた痕があるよね?」

 

…あ。

ホントだ。

 

「こんなのよく見つけたな。」

 

「事件に関係あるかどうかはわかんないけどねー。」

 

 

 

コトダマゲット!

 

【柱に何かを巻き付けた痕】

 

 

 

「…あれ?」

 

この窓、一部分だけロックがかかってないぞ。

ちゃんとロックかけとかないと危ないだろ…

 

 

 

コトダマゲット!

 

【展望エリアの窓】

 

 

 

「なあ、速水。」

 

「何?」

 

「お前は事件当時、何してたんだ?」

 

「アタシ?アタシはましろと一緒にランドリールームにいたけど?」

 

「それは本当か?」

 

「本当だよ。そんなに気になるならましろにも聞いてみれば?」

 

「…。」

 

うーん…

とりあえず、速水と黒瀬はシロ、か。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【速水の証言】

 

 

 

あとは…一にも話を…って、あれ?

管理室のガラスの壁が無くなってる…

 

「あれ?ここ、立ち入り禁止じゃなかったっけ?」

 

『今は捜査中だからね。調べられるようにしておいたんだよ。』

 

いつの間にモノクマが横にいるが無視だ無視。

管理室を調べられるようになった事だし、早速調べていくか。

すると、既に管理室を調べていた一が頭を悩ませていた。

 

「どうかしたのか?」

 

「いや…ちょっと気になる事があって…」

 

「気になる事?」

 

「この部屋ってさ、ガラスの壁があったじゃん。だから中に入れないはずなんだけど…いじられた形跡が見られるんだ。」

 

「えっ!?」

 

いじられた形跡だと!?

そんな馬鹿な、この管理室はガラスの壁で封じられて中に入れないはずだ。

誰がどうやって中の機械をいじったんだ!?

 

 

 

コトダマゲット!

 

【管理室の機械】

 

 

 

「…。」

 

一応アイツに確認を取っておくか。

 

「おい、モノクマ。」

 

『何ですか?』

 

「ここに降りていたガラスの壁って、中に人が入れないようになってるんだよな?」

 

『そうだよ。超強化ガラスで封じられてるので、中に入る事はできません。あ、もちろんそれは内通者も同じ事だよ?』

 

「でも、お前は捜査中にこの壁を移動させて中に入れるようにしてたよな?」

 

『まあ、自動ドアだと思ってくれればいいよ。普段はスイッチを切ってるけど、捜査中だけはスイッチを入れてるんだよ。言っておくけど、スイッチの操作ができるのはボクだけだからね。』

 

「…なるほどな。」

 

つまり、このドアを開けられるのはモノクマだけって事か。

じゃあ中に入って操作したっていう説はハズレだな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【管理室のドア】

 

 

 

うーん、中に入ったわけじゃないとするとどうやって機械をいじったんだ?

 

「一、この機械って何か弱点みたいなものはないのか?」

 

すると、一は頭を掻きながら答えた。

 

「うーん…弱点っていうか…」

 

「何だ?」

 

「この機械、赤外線に反応して誤作動を起こしちゃう事があるみたいなんだよね。」

 

「えーと?」

 

『うぷぷぷぷ!ここから先はボクが説明するよ!』

 

「ぎゃあ出た!!」

 

「お前…いい加減慣れろよ。」

 

『この機械は電波を受信する事で動いてるんだよね。でも、この機械を動かしている電波と同じ周波数の電波を浴びせると誤作動を起こしちゃう事があるんだ。まあそんな事は滅多に起こらないけどね。』

 

電波か…

じゃあいじくられた形跡っていうのは機械の誤作動だったのかな?

 

 

 

コトダマゲット!

 

【電波】

 

 

 

「なあ、一。」

 

「な、何…」

 

「お前、事件中は何してたんだ?」

 

「え…も、もしかしてボクを疑ってるの!!?」

 

「いや、そういうわけじゃないんだけど…」

 

「違うから!!僕は犯人じゃないからね!?僕は、ずっと研究室のパソコンを解析してたんだよ!!ジョン君が殺された事なんて知らなかったから!!」

 

「ええっと…じゃあそれを証明する手段はあるか?」

 

「パソコンに履歴があるから、それを見てもらえればずっと作業してたのはわかるはずだよ。」

 

「わかった。じゃあ確認するぞ?」

 

一に見せてもらったパソコンの履歴には、昨日の夜の6時半から9時半、10時から3時まで作業をしていた履歴が残っていた。

 

「あれ?この30分の空白は?」

 

「研究室のパソコンを個室に持ち込んだの!!夜時間は個室以外の出入り禁止ってルールを決めたのは君達じゃないか!!」

 

まあ、安生を除けばメンバーの中で一番足が遅い一なら研究室から個室まで30分掛かっても不自然ではないな。

聞いたところ発言に矛盾はない。

だが、証言者がいない以上信用しすぎるのも危険だな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【パソコンの履歴】

 

 

 

「それと、もう一個いいか?」

 

「な、何…?」

 

「ここの探索に来た時、モノクマからこのタワーの説明を受けた事はあるか?」

 

「いや、無いよ…そもそも一昨日までタワーに近づいた事なかったし、タワーに行ったのも君と一緒に行ったのが最初で最後だよ。」

 

って事は、モノクマがタワーについて説明するのは最初に探索した奴だけなのか。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【タワーについての説明】

 

 

 

「あの…」

 

すると今度は、一の方から言いづらそうにしながら手を挙げた。

 

「何だ?」

 

「えっと、事件に関係あるかどうかはわからないけど、昨日変なものを見たんだ。」

 

「変なもの?」

 

「えっと…タワーとホテルが黒い紐みたいなもので繋がれてたんだ。」

 

「紐だと?」

 

「うん…」

 

紐か…

ちょっと気になるな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【黒い紐】

 

 

 

一から話を聞き終わった俺は、外を調べていた安生と聞谷に話を聞く事にした。

ホテルに戻ると聞谷がいたので、声をかける。

 

「聞谷、お前は何かわかったか?」

 

「ええとですね…焼却炉にこんなものが捨ててありましたの。」

 

そう言って聞谷が見せてきたのは、擦り切れたハンカチと血の付いたジャンパーだった。

夜時間中は焼却炉が動かないから、ちゃんと燃え切らなかったのか。

とにかく、証拠品をいい状態で見つけられたのはラッキーだったな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【擦り切れたハンカチ】

 

 

 

コトダマゲット!

 

【ジャンパー】

 

 

 

「それともう一つ、2階で妙なものを見つけましたの。」

 

「妙なもの?」

 

「こちらですわ。」

 

俺は、聞谷に連れられて2階に行った。

すると、聞谷は2階に着くなり廊下の奥を差した。

 

「うわぁっ!?なんじゃありゃあ!?」

 

見ると、窓際に大量の布団やら枕やらが散乱していた。

 

「何でこんなに布団が散らばってるんだよ!?つーかどっから持ってきたんだこれ!?」

 

「おそらく、今まで亡くなった方の個室から持ち出されたものかと。亡くなった方の個室には、パスポート無しで入れますので…」

 

いつの間に…

普段出入りしないような場所だから完全に見落としてたな。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【窓際に散らばった布団】

 

 

 

「…あれ?」

 

この布団、よく見たら靴の痕が付いてるぞ。

どうして布団に靴の痕がつくんだ?

 

 

 

コトダマゲット!

 

【布団の靴の痕】

 

 

 

「他には何かわかったのか?」

 

「えっと…窓枠に何かを巻き付けたような痕がありましたわね。」

 

何かを巻きつけた痕、か…

あれ?それってどこかで…

 

 

 

コトダマゲット!

 

【窓枠に何かを巻き付けた痕】

 

 

 

聞谷から聞き出せる情報はこれくらいかな。

あとは、科学研究所を調べてくれている安生に話を聞いてみよう。

 

「なあ、安生。お前は何かわかった事とかあるか?」

 

「えっとね、物理室のものが盗まれてたんだ。」

 

「何!?本当か!?」

 

「うん。第一物理室からは音波発生装置とレーザーガン、第二物理室からは耳栓とロープとハンガーが盗み出されてたよ。」

 

安生が、盗まれた品をまとめたリストを見せてくれた。

盗まれたのは、超強力な音波を発生させる装置、赤外線レーザーが出るレーザーガン、音をほぼ100%遮る耳栓、『象が使っても壊れないシリーズ』の青いロープとハンガーだった。

 

 

 

コトダマゲット!

 

【音波発生装置】

 

コトダマゲット!

 

【レーザーガン】

 

コトダマゲット!

 

【耳栓】

 

コトダマゲット!

 

【青いロープ】

 

コトダマゲット!

 

【ハンガー】

 

 

 

「それと、もう一個気になった事があるんだ。」

 

「気になった事?」

 

「うん。昨日の7時半くらいから、時計が30分ズレてたんだ。」

 

「…え?」

 

「ホテル内の時計全部がパスポートの時計より30分進んでた。どっちが正確な時刻なのかはわからないけど…」

 

うわマジか!?

全然気付かなかった!!

クソ、パスポートの時計確認しておけば良かった…

 

 

 

コトダマゲット!

 

【時計のズレ】

 

 

 

ピーンポーンパーンポーン

 

『えー、もう待ちくたびれたので捜査時間を打ち切らせていただきます!オマエラ、ホテル1階のエレベーター前まで集合して下さい!15分以内に来ないとオシオキしますよー!』

 

え、嘘!?

もう終わり!?

クッソ、まだ調べておきたい事はあったのに…

…でも、ここで悔しがってる場合じゃないな。

早くエレベーター前に行かないと。

俺は、覚悟を決めてエレベーター前に向かった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

俺がエレベーター前に到着した時には、既に他の7人は集まっていた。

その直後、アナウンスからちょうど15分になった。

 

『うぷぷぷ、ちゃんと全員集まりましたね?それでは裁判所へレッツゴー!』

 

モノクマがそう言った直後、エレベーターの扉が開く。

8人全員が乗り込んだ直後、エレベーターの扉が閉まり下に動き出した。

 

…未だに信じる事ができない。

この中にジョンを殺した犯人がいるかもしれないなんて…

 

だが、迷っている時間はない。

真実を暴かなければ、俺達に未来はない。

ジョン、俺はやるぞ。

必ずお前の死の真相を明らかにしてやる!!

 

 

 

 

 


 

 

 

ー生存者ー

 

【超高校級の講師】赤刎円

 

【超高校級のカウンセラー】安生心

 

【超高校級の香道家】聞谷香織

 

【超高校級の脚本家】黒瀬ましろ

 

【超高校級の傭兵】枯罰環

 

【超高校級のヴァイオリニスト】弦野律

 

【超高校級のソフトウェア開発者】一千歳

 

【超高校級のランナー】速水蘭華

 

ー以上8名ー

 

 

 




今回は短めなのにコトダマ数は最多です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。