日出ずる国、東洋の宝石、大日本帝国。日本はかねてより多くの呼び方をされてきたが、東アジアの覇者であることには間違いないだろう。日清戦争と日露戦争に勝利し、アジアにおいて唯一、列強入りを果たした日本は1937年から始まった日中戦争にて中国を打倒。続いて、1941年12月8日の真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争で米英に勝利し、大東亜共栄圏を完成させたのだ。そして、大日本帝国海軍は東アジアの海を支配する世界最強の海軍であり、大東亜共栄圏の海を護っている。大日本帝国陸軍はアジア各地に展開し、海軍と同じく東京の意思を執行している。表面的には、1969年の日本には欲しいものは何でも揃っている。大財閥の下で経済成長を推し進めているからだ。しかし、大規模なデータの書き換えが行われており、日本経済の歪みは限界を迎えつつある。
<南方の光>
大東亜共栄圏は表面的には圏内の人々に富をもたらす時計じかけのように円滑に機能している。統一条約の専制の影やナチズムに対抗できる十分な団結を示しているのだ。
しかし、中国やベトナムでは反発の風が吹き荒れている。
マラヤについては抗日マラヤ統一戦線が昭南島に到達することができれば深刻な脅威となるだろう。
南方軍や東京の度重なる失敗により、マラヤの反発の風を弱めることはできなくなってしまっている。
<アフリカにおける影響力>
現状、アフリカはイタリア帝国、大ゲルマン帝国、大日本帝国による代理戦争の場と化している。
しかし、アフリカの情勢はそう単純なものではない。
イタリア帝国はイベリア連合、トルコ共和国との間に領土問題を抱えているのだ。
現状、イタリア、トルコ、イベリアは同盟を結び、北からの脅威に対抗しているが、崩壊するのは時間の問題だろう。
そこに日本が介入し、北アフリカに勢力圏を築くことも可能だ。
勿論、ドイツも同様だ。
日本がアフリカに勢力を築くことができれば、イタリアやドイツにとって大きな脅威となり得るだろう。
<中東における影響力>
現状、イタリアとドイツの代理戦争の場となっている中東に日本の勢力圏はない。
中東には様々な思想が入り乱れている。
バアス主義、ファシズム、民主主義、共産主義などその思想は様々だ。
そして、このイデオロギーのサラダボウルに領土問題をトッピングすればたちまち中東で大戦争が起きるだろう。
その時こそ、日本が中東に介入するチャンスである。
日本が支援するべきイデオロギーはどれだろうか?
<中国における影響力>
1937年に始まった日中戦争に勝利した帝国は1962年現在、中国全域を支配している。
しかし、雲南においては反発の風が吹き荒れており、連日のテロで荒廃しつつある。
さらに、その影響でナチスが介入する隙を作ってしまっている。
帝国は中国における影響力を保つことはできるのだろうか?