小説家とドラゴン   作:リューオ

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~小説版レヴィアたん~
トーマが書いた小説で、レヴィアたんの内容は鬱展開が殆ど。
理由は嫌がらせ。
レヴィアたんを書くのが飽きた為、近いうちに完結させる予定。


灰色の者は、誰だ。

~妖しの森~

 

俺達は森に着く

 

「砂漠が終わったと思ったら、今度は森か」

 

「何か、メルヘン&ファンシーな感じ!いいじゃナイ、とっても(アタシ)好みよ」

 

「メルヘン…メルヘンなのか、コレ…?メルヘンという割には、どことなく不気味さが…」

 

「そう?とってもブラッディファンタジーで素敵だと思うけど…。まあ、人の感性はそれぞれって事ね。トーマとヴァーリはどう思う?」

 

「うーん、それなりにメルヘン…かな」

 

「俺は使い魔の森を思い出すな。サーゼクスに言われて使い魔の森に行ったんだけど、納得のいく使い魔はいなかったから諦めたんだ」

 

碌な使い魔がいなかったのが10割なんだよね

 

「そ、そうか…そういうものか…。当世のセンスは私には理解し難い…」

 

「ゼノビアはこの森に来た事は?」

 

「ない。砂漠のあそこで手間取っていてな。ただ、噂だけは聞いた事がある。この森は妖しの森。一度入り込めば―――生きて出られる保証バッチリの安全かつデンジャーな森である、と」

 

「何それ」

 

安全なのか危険なのかどっちだよ!?

 

「うむ、そうだな。まさに何ソレ?だ。妖しの森は分かるが、生きて出られるのは何故だ。分からない…」

 

「まあでも嬉し楽しいハロウィンだし、そういう事もあるんじゃ~ないかしら~♪まずはとにかく~森に入ってみましょうね~♪レッツラゴ~レッツラゴ~♪」

 

「ハァ…まあ、どの道避けられぬ森か。よし、万全の態勢を整えて…いざ、出陣!」

 

2人は跳んで行く

 

「忘れ物だよー!」

 

「す、すまない。先走ったな。弱き者お見捨てないのが真に強き戦士女王だ。よし、共に行こう。汝らの身は、私が守護る」

 

「まってそれは(アタシ)の役割~♪」

 

 

 

 

 

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俺らは森を歩く

 

「菓子のように何とも甘い匂いだな…」

 

「気持ち悪くなる…」

 

「吐きそ…」

 

「あら、花よ。花だわ。色とりどりの大きなメルヘンフラワー~♪」

 

「それ花じゃねえ!」

 

読者の人達は忘れ去られてるだろう、俺自身の神器であるグラッピングアームでエリちゃんを引き寄せる。ホントこれ便利だわ

 

「―――!」

 

「…今、何か聞こえなかったか?」

 

「え、そうk「―――!」あの中から聞こえるぞ!」

 

「助けるぞ、トーマ!ヴァーリ!」

 

「転身火生斬!」

 

「ディバイドショット!」

 

転身火生斬で花を焼き、ショットで倒すと中からコブラのゆるキャラが出てくる

 

「コブ~…」

 

「何だコイツ?」

 

「もしかして、モーフコブラ?」

 

「知ってるのか、ヴァーリ」

 

「様々な姿に変身できるから、そう名付けられたんだ。姿を見なくなったから絶滅したんじゃないかと思ったら、ここにいたのか…」

 

『恐らく、特異点であるここが住む環境に適したんだろう。何であの花?に食われてたかは知らん』

 

「ラブ~!」

 

モーフコブラは俺に抱き着く。どうやら俺に懐いてるようだ

 

「名前どうする?」

 

『コブラだし、ラブラブ言ってるからラブコフってどうだ?』

 

「お、いいね!」

 

「異論無し!」

 

「花じゃなくてどう見てもかなり海産物だが」

 

「そうね…そうして俯瞰してみれば、確かに花じゃなくてヒトデだわ…」

 

(俯瞰して見る必要あるか?)

 

俯瞰して見る必要ねえだろ

 

「む。森が騒がしいわね…」

 

「今の騒動で魔獣達の注意を引いてしまったか?静かに、用心して進む事にしよう」

 

「そうね~♪」

 

「静かに、用心して、だ!」

 

「はぁい」

 

 

 

 

 

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進む途中、エリちゃんとヴァーリが異変を感じとる

 

「…あれ?」

 

「…うん?」

 

「どうした?」

 

「この道、さっきも来なかった?」

 

「いや、似たような感じだし、気のせいだろ」

 

「ううん。この枝振り、何となく覚えてる。100%かって言われたら自信は無いけど」

 

「念の為、印的なのつけとくか」

 

「ラブ!」

 

ラブコフは鋸に変身して俺の手元に来る

 

「よっと」

 

鋸で枝を切って、それを松明にする。

木に突き刺して立てる。マイクラ感覚で作っちゃったけど、いいよね?

 

「これでよし。んじゃ、行こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~30分後~

 

「ラブ、ラブラブ!」

 

ラブコフが裾を引っ張ってきて、指した方を見ると松明があった

 

「マジで戻ってきてるな」

 

「予想通りね~♪これで偶然ではないわ~♪」

 

「しかも、突き刺した松明が1メートル以上も上方に位置している。私達が1周ぐるっと回っている間に、()()()()()()()、という事になる。これは…マズイぞ。方向感覚が掴めないのは、魔術なり結界なりのせいかもしれないが…急速成長する木々は、その厄介さを加速させる」

 

「どうしようかしら~♪トーマ~ヴァーリ~名案をちょうだい~♪」

 

「名案って言われてもな…」

 

「ドラゴゼノンになるか、森を焼く以外は…」

 

クソッ!こんな時に、クリムの体が復活さえすれば…!

 

「高い所に登って、そこから向かうしかないか…?」

 

〈ふっふふふふ。その程度でこの迷妄の森を抜けられるとは思わない事ですねー』

 

黒い炎と同時に、グレーの奴が現れる

 

「「何者!(な~に~も~の~♪)」」

 

「「誰だお前は!」」

 

〈誰何の呼びかけ、めっちゃズレてるくない!?コホン…まーいーや。そんな不協和音(ディゾナンス)は置いといてー。ふっふふふー…。無策無謀、あまりにも甘々シロップ漬けな方針。放置プレイの予定だったけど、路線変更。容赦なく現実を突きつけるとしましょーか。あたしは…そうですね。ジェーン…と呼んでくだされば』

 

「おk、カラミティ・ジェーンね」

 

『いるのかー、ジェーン。そっかー。それはややこしくなるから…。じゃあ仕方ないな、ジャ…ジャック、ジャックで!』

 

「ジャックちゃんがいるんですがそれは」

 

別世界(イリヤんち)だとゲーマーだったんだよね。

うちの巴は、色ち厳選して5V&世界大会で総なめしてるから、バトルしたらどうなるんだか

 

『だよねー!いるよね、そりゃねー!これもう、しょうがねーな!あたしの名はジャック・ド・モレー!この特異点を引き起こした犯人であり、この特異点の主なんですぅー!』

 

ジャック・ド・モレー…。第23代目テンプル騎士団総長にして最後の総長だったな。だが、アイツは男の筈…

 

「デジマ~♪」

 

「貴様が黒幕という訳か」

 

「な、何だってー!?」

 

「ラブー!」

 

お前ら分かってねえだろ

 

「だが、わざわざ我らの前に姿を現したのは、どういう訳だ?」

 

『ふっふふふー。皆さんに絶望と微かな希望を与える為さ』

 

「どーうーいーうーこーとー♪」

 

『…()()()()()()()()()()唄うの?何で?まーそれはともかくだ。この迷妄な森には、あたしの魔術が敷かれている。一度、足を踏み入れたならば、もはや出る事は叶わず!』

 

モレーの後ろでエリちゃんがうろつく

 

『ふっふふー、彷徨って彷徨って行きつく先はこの世の果ての果て…。苦しみ、もがき、震え、病み患い、そしてその最後には絶望の嘆きが―――あの。ムッシュ?すみませんが、人がシリアスに話してるのに目線が浮つくのは失礼かと思うのですけど?』

 

「後ろのエリザベートが気になって話に全集中できないんだけど、どうにかしてくれないか?」

 

『え、後ろ?』

 

モレーは後ろを見る

 

『ぴぃやぁぁー!!ホントだーーメルシーー!!ノンノン、ちょっと出てきちゃダメだって!今は大事なお話してるから!』

 

『助けてトーマ、ヴァーリ~♪(アタシ)は~囚われの~♪』

 

『いーーいー-かーーらーー!』

 

あ、押し退けた。てか、あっちも歌うのね

 

『と、ともかくさぁー!その森から抜けられるなんて思わない事!永遠に彷徨い続けるがいいわ!このおいも(ピタツ)!ばかばなな!こんこんちき(アンドゥイユ)!』

 

『助けに来なさいよね~♪』

 

映像は消える

 

「話に聞いてはいたが、本当に2人もいるとは…。人は分裂しない筈だ。なのに、何故…!」

 

「プラナリアのようなもんだと思ってくだされば」

 

「そうか…そうするとしよう…。エリザプラナリア・バートリー…」

 

「褒められて嬉しいわ~♪」

 

「「褒めてない」」

 

「恐らくだけど、半減している(アタシ)のシンデレラとしての力…。言うなればシンデレラ・パゥワーみたいなもの?彼女と一つになれば、完全体になるのよ!ちなみに根拠は一切ないわ!!」

 

「無いのか!!まあ、いずれにせよまずはこの森を抜けてからの話だが…。しかし、あのモレーとかいう女の言葉が正しければ…我らはどうしたものか…」

 

「…?ねえ3人共。音が聞こえないかしら?」

 

耳を澄ますと、金属音が聞こえる

 

「この音!」

 

「どうやら誰かが戦っているようだな。剣の音からすると、魔獣同士の争いという訳でもあるまい。同じく迷子かもしれないが、何もせず、じっとしているよりかは良いだろう。行くぞ!」

 

「勇気凛々いざ進め~♪」

 

「いざ進め~♪」

 

(完全に嵌ってる…!)

 

えぇ…

 

 

 

 

 

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「はぁぁぁぁぁ!」

 

「うっらあああああ!ブッ殺せーーー!」

 

「斬る!」

 

駆けつけると、サーヴァント達が海産物を倒してた

 

「これは…。手伝う必要はなさそうだな。見事なものだ。清流の如き剣、波濤の如き剣。いずれ名だたる英雄と見た。応援は必要なさそうだが…」

 

「とりあえず加勢しとく?」

 

「そうだな。そこな者達!故あって、その戦いに我らも参加したい!応か否か返答を!」

 

「お?増援か?いやこっちの増援か!いいぜー、遠慮なくブッ飛ばせ!」

 

「ふむ。では、新手は我々の背後から来る。それを任せて構わないか」

 

どうやら、満場一致みたいだな

 

「無論だ。―――よし、現地は取れた。行こう!」

 

「いざ戦いよ~♪お姫様だけど~戦いなのよ~♪」

 

「何か歌いながら変なのが現れた!?」

 

「しかもおおよそ戦う服装ではないが。うん、世とは様々なモノなのだな…」

 

「そうよ~♪ロックもポップスも~♪場合によっては唄うのよ~♪」

 

 

 

 

 

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「憤怒咆哮炎!」

 

「ホロウハート・アルビオン!」

 

俺は火炎剣烈火を地面に突き刺し、そこを起点に無数の炎の槍が敵を突き刺して焼き上げる。

禁手したヴァーリは高く飛んだ後、魔力で生成した槍を投擲する。

…いつかメリュ子みたいなドラゴンに転身しそうだな

 

「お~わ~り~よ~♪」

 

エリちゃんは蹴りで倒す

 

「ラブ!」

 

ラブコフは剣に変身してエネミーを倒す。単独でもいけるんかい

 

「よーし、こちらも終わったぞ」

 

「礼を言う。助かった」

 

「いや。お前達の腕ならば、容易に返り討ちにできただろう。…うちの軍に入らないか?福利厚生はしっかりしているぞ」

 

「どんなに楽な戦いでも、常に紛れがあるものだ。それから…。助力には感謝するが、誘いには応じられない。既にこの刀は別のものに捧げている。すまん」

 

「そうか、残念だ。では謝礼代わりに一つ、頼みがあるのだが」

 

「おう?」

 

「実は~(アタシ)達~道に~迷っているの~♪どうしたらいいかしら~♪」

 

「なるほど、迷い子か。ならばついてこい。()()7()()、この迷妄の森に居を構えている」

 

「ロクデナシ共の集まりだが、まあ森をうろつくよりは安全だ!」

 

「そうだな。じき、夜になる。夜の森は恐ろしく危険だ」

 

「ほう。7人で住んでいるのか?」

 

なるほど、白雪姫か

 

「ああ。皆、良い奴だぞ」

 

「そうかぁ?悪人ぶってる義賊とか、微妙じゃね?」

 

「良い奴だと思うのだがな…」

 

「ま、いいや。腹減ってないか?メシだけは無限に食えるから安心してくれよな!」

 

「それはとても美味しい~森の果実~♪」

 

俺らは綱とモーさんについて行く

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