ようやく投稿です!
~食堂~
キッチンにいる紅閻魔に事情を話す
「―――事情は大体分かったでち。厨房はあちきに任せておくとよいでち。頼光様も捕まえておくので、問題は無いでち。生憎、クリスマス料理は閻魔亭でもまだサービス開始したばかりなので、コツを伝授する事は出来ないのでちが…。きっと楽しい一日になるでちょう。見事な感性、楽しみにしているでちよ、マルタ」
「はいっ!」
「食材集めが些か面倒になっているようだが…。まずは、メニューからかな」
「そうだねえ。ここは一つ、マルタに決めてもらおっか。ねえマルタ。パーティーに何を作りたい?」
「マッシュについては心配要らない。私がジャガイモをマッシュしておくからね」
何で円卓はいつもこうなんだ?
「うーん、うーん。そうね…。さあご飯だーっていう前に、皆で軽く摘まめるものが欲しいわね」
「んー、前菜かな?」
「お菓子という手もあるワン。カルデアには子供や子供っぽい英霊もちらほら棲息中」
「お菓子とお茶でまずは一息か。早めに集まる子は多そうだし、いいんじゃない?」
「折角だ。クリスマスに縁のあるモノがいい。例えば…そう、シュトレンはどうかな?本来は寝かせる時間が必要だが、そこは魔術で誤魔化す事もできる」
「ああ、いいね。シュトレンなら子供達も喜ぶだろう」
シュトレンか。小さい時は丸々一本食ったな、普通にうまかった
『一本丸々のカロリーって、相当ヤベーみたいだぞ』
うわマジか
「いいわね、シュトレン!美味しいのよね…。って、あれ?具体的にどういうのだったかしら?この霊基のせいかモヤっとしてるわぁ。自分の時代の事以外、実感ないっていうか…」
「面倒な霊基になっちゃったわねえ。よしよし」
ブーディカはマルタの頭を撫でる
「…!(弟妹の面倒ばっかり見てたから姉気質が染み付いてたけど…何だか…。大人にこうされるのも、何て言うか…。たまには…)」
何か、微笑ましいな
『トーマの口角が軽くだけど…、上がってるだと…!?』
お前、俺の事何だと思ってんだ?
『笑顔だけ不器用な小説家』
本ッッッ当に失礼だな!
「はわ!」
マルタは慌ててブーディカから離れる
「ト、トーマ?何か見た?見ちゃった?見たの?見てないわよね。見てないって言って。言ってくれたら嬉しいなあ」
「俺はレシピ本を見てただけだが?」
俺はわざと惚ける
「ほっ。うんうん、それでこそ!ええと、勘違いしないでね?背は縮んじゃったけど私は私、マルタです。貴方にとっては頼れるお姉さん役。OK?」
「返事の良いOKしたらズドンと来そうなんだが…、まあ分かったよ」
「?」
「なーにをこそこそ話してるのかな~。シュトレンの話、続けていいかな?」
「ザックリ説明は俺がやるよ。シュトレンは、ドイツ生まれの菓子パンだ。パーシヴァルなら分かるんじゃないか?」
「あるような無いような―――少なくとも、この霊基はシュトレンを知っているよ」
「うん?」
「パーシヴァルはブリテンの騎士だけど、伝説はドイツに馴染み深いから多分それ」
「知名度もドイツの方が高いのでは?フランスにおけるランスロット卿と言っても過言ではない。その辺り、トーマ程ではないが私は詳しくてね」
「分かるような分からないような…。まあでも、言わんとする事は分かったわ。トーマは高校生だけど、書店で働いている、みたいな事ね!」
「うーん、惜しい!」
「そういう事にしといて」
ぶっちゃけ俺もよく分からん
「え~そう?ともかく。まずはシュトレンでいく、かな?」
「ええ。丁度よさそうだし、シュトレンで決まり!よーし、それじゃあ!美味しいシュトレンを作りましょう!」
「「「「おー!」」」」
「話はまとまったでちか?シュトレン…ふむふむ、こういう料理でちか。あちきも楽しみになってきまちた。皆ちゃん、気を付けて行ってくるんでちよ」
~地下食料保管庫~
やってきました地下食料保管庫!
始めて来た時は火炎剣烈火を置いてきたから凄く寒かったし、ラブコフ連れてこなくて正解だったわ。
まあ、今は忘れずに持ってきてるけどな
「地下食料保管庫にご案内~」
キャットは走り回る
「キャット落ち着く!キャット!ともかく地下食料保管庫!厨房、ひいては人類史にとっての生命線!地下菜園もあるけど、やっぱり本命はここだよねえ」
「その通り。だが…、スカサハ=スカディのお陰で妙な事になっているようだな」
「こんなに奥行きないもんね、普段は。あはは。広い広い」
「そして寒い!サムゥーイ!あまりの寒さに躍動が止まらない!見てほしい、ニンジンも無しでこの加速!電動モーターフル回転だワン!」
「あっそうか、あなた猫なのよね。それじゃ寒い所はあまり「何の、キャットは犬属性の狐。ご主人様が北極に単身赴任しても尻尾は弾むぞ?」ええと…つまり…?」
「なに、感じるだけで済む事だ」
コイツもトンチキに近い存在だと俺は思うな
「…か…感性の存在って事ね?そういう事でいいのね?」
「はしゃいでいるだけだろう。この程度、サーヴァントにはさして意味も無い。寧ろトーマが心配だ。防寒対策はしているかね?」
「火炎剣烈火があるから大丈夫だ」
火炎剣烈火を見せる
「地下倉庫は元より低温状態だが、この様子は妙だ。普段よりも温度が下がっている。いや、下がり過ぎている。トーマ、油断しないように。いかにも危うい雰囲気だからね」
正面にエネミーがいた
「わっ。何かいるわ!」
「聖女殿。私の後ろに」
「スカサハ=スカディの使い魔、と言う訳ではないだろうが敵性反応だな。我々の出番のようだ。蹴散らすぞ!」
「了解!」
「冷凍マグロを…捌く!」
「俺らも行くぞクリム、サーゼクスからこっそりパクったプロトタイプのドライバーを使うぞ!」
『バレたらドヤされる未来が見えてらぁ…』
腰に赤いデモンズドライバーを装着し、懐からバイスタンプを出す
<カブト!>
カブトバイスタンプをパッドに押印する
<DEAL...!>
そしてアーキオーインジェクターに押印する
「…変身」
金色のカブトムシがドライバーから現れて俺の周囲を旋回し、同時に赤い目がついた赤黒い闇が出現して俺を一気に吞み込む
<BANE UP! 破壊!(BREAK) 世界!(BROKE) 奇々怪々!(BROKEN) 仮面!(RIDER!)ベイル!>
俺は仮面ライダーベイルに変身する
「うわ~何か悪役らしいな…」
「じゃ、じゃあ、私は皆の為にご飯を作るわ!腹が減ってはなんとやら、って貴方の故郷では言うのでしょう?」
「いやまあ確かに言うけど、ここで料理するのかよ」
ふむ、変身すると
「作っちゃうの!タラスク、タラスクおいでー!」
タラスクがキッチンカー仕様で来る
(姐さん!)
「おお、今回はこういう仕様か」
「皆が頑張れるようなお料理を作りたいの!力を貸して、タラスク!」
(うっす!)
さて、俺もやるか!
「仮面ライダーベイル。ライダーバトル、メイクデビューだ!」
『ウマ娘かよ』
おっきーとくろひーがやたら勧めてくるから、試しにやったらハマっちまったんだよ。
初回のガチャでマンハッタンカフェ来たし。
ちなみに俺が普段着てる礼装は、そのカフェの勝負服を元にしてる
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他のサーヴァントが倒す中、俺はパンチの衝撃波でエネミーを倒す
「…こんな所か」
「ふぅ…」
俺は変身解除する
「皆、バトルお疲れ様。お料理できてるから、食べていってね!お姉さん、腕によりを掛けました!」
見ると、マジで料理が出来てた
「わ。ホントにお料理できてる!凄い!」
「もぐもぐもぐもぐ(もぐもぐもぐもぐ)ほう…中々の味…例えるなら、そう…少年漫画雑誌には必ず一つあるジャンル…。何故か頻繁に対決するアレ…」
「食戟のソーマか?」
「うむ!そんなエキサイティングな味がする!」
「これは中々。オーブン搭載とはやりますね、タラスク」
(えへへへへ)
俺も料理を食う。
ここにインフェルノがいたらモンハンの話してただろうな
「よしよし。ありがとね、タラスク」
突然、空間が歪む
「お?」
「前方の空間が歪んでいるな。これは…」
『我がルーンの影響だな。より最適な場所にお前達を導いてくれるぞ』
スカディから通信が来る
「それはいいねえ。って、アンタがここを改造したんでしょーが」
『そうだぞ?何か問題があるか?』
「全く悪びれていない…。ランサーのスカサハを思わせるな…」
全くだ…
『トーマさん、聞こえますかトーマさん』
『ラブラブ!』
「マシュにラブコフ、管制室にいたのか」
『はい。マシュ・キリエライト、こちらからトーマさん達のサポートを行います!と言っても、スカサハ=スカディさん曰く、通信が繋がるのはこの辺りまでで…。ここから先の領域は、固有結界に似て非なる領域と化しているそうで、管制室からのサポートは行えないようです。すみません…』
『なので、現地にはナビを配置しておいた。まずはナビに会うのだぞ』
「ナビ?」
『会えば分かる。では、元気に行ってくるがいい!』
俺らは歪みに入る
~雪原~
歪みに入った先は雪原だった
『どこか見覚えがあるな…』
「あー…、やっぱクリムも?」
「何だか綺麗な所だね!でも、相変わらずちょっと寒いわね?ちょっとで済んでるのが変な感じ」
「それがサーヴァントというものだ。さて―――我々は招かれざる客のようだ。前方に魔力反応!」
前からエネミーが来る
「さっきの氷の獣?」
「や。今度は二足歩行みたいだね。―――来るよ!」
「総員、戦闘準備!」
<カブト!>
「変身!」
<BANE UP! 仮面!(RIDER!)ベイル!>
俺はまたベイルに変身する
「承った!先陣を切るぞ!」
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ゴーレムを倒すと、中からドライフルーツが出てくる
「お菓子ゴーレム、撃破!クッキーの中からドライフルーツとは!きのこパイに似た歓びを、アナタに。これはネコも止まるまい。もぐもぐ」
「いや、食うなよ」
『というか、食材が自律的に行動できるとはな』
「新鮮な食材が待ち受ける、と言うからどういう事かと思ったが…、なるほど。食材がエネミーとして活動する領域か。この辺りのエネミーを倒して回れば、シュトレンの食材は確保できそうだ」
「おっと、お待ちを!お菓子ゴーレムを構成する食材は、確かにシュトレンにバッチリ向いているかと。ですが!」
「お」
「おお」
ん?
「あら、サーヴァント反応?」
「せっかくですので、一番美味しいレアゴーレムを探してはいかがでしょう!おほん。もとい、一番美味しいレアお菓子ゴーレムを探しては!いかがでしょうか!」
「スカディが言ってたナビってガレスだったのか」
「えへへ、私です。廊下を歩いていたらお声掛けいただきまして、御役目を仰せつかりました!」
「…素晴らしい。素晴らしい!淑女の願いを果たす事は騎士道の本懐!英霊となっても騎士の礼儀あり!それでこそ円卓の騎士ガレス!私は感動している。ああ、ガレスの力を借りられるなら百人力だ」
「お、大袈裟ですよパーシヴァル卿!たまたまお声掛けいただいただけなのでーっ!」
満更でもなさそうだな
「でも、はい。やるからにはしっかり努めますっ。ガレスにお任せください皆様!」
「よろしくな、ガレス」
「はいっ。ここは、お菓子やケーキの特別食材エリア!並み居るお菓子ゴーレムは全て食材なのですが、その中に一体だけ、特別に美味しい…一番レアお菓子ゴーレムが存在するのです。ですので、ここは一つお任せください。ガレスがご案内いたします!」