私はマルタ
ただのマルタ
お姉さんのマルタ
弟妹たちのことが大好きなマルタ
え?嫌いなもの?
嫌いなものはなんだろう
徴税人?
ほら、お父さんの機嫌が悪くなるから
でもそうね、他にはあんまり…
好きなものなら色々言えるわよ!
竈が好き
竈の匂いが好き
火を入れる時の『やったね』って感じが好き
それに、何よりね?
完成したお料理を振る舞った時の…
みんなの顔を見るのが
大好き!
~ナレーションサイド~
トーマはテーブル席でコーヒー飲みながら高速でドラゴゼノンの執筆する一方、キッチン組はシュトレンを作ってる
「スゲーいい匂いがするな」
「ん、いい匂い」
そこに、食堂にヴァーリと、なぎこさんの影響でパリピ気味になってるオーフィスが入ってくる
「クリスマスパーティーの準備してて、今はシュトレン作ってるぞ」
「パーティーの準備、マジテンアゲ!」
「何でだ?」
「実は…」
ヴァーリとオーフィスに説明する
「マルタが今年のサンタ枠で、スカディからの試練か…。面白そうだな」
「アタシも手伝いたい」
「食糧保管庫は寒いけど、オーフィス行ける?」
「大丈夫だ、問題ない」
オーフィスはドヤ顔で親指を立てる。
2人は(不安しかねぇ…)と思った。
一方、キッチン組はオーブンからシュトレンを出す
「焼き上がったわ!ええっと、それで、熱々の内に表面にバターを塗って…」
「冷めたら全体に砂糖をまぶす。今回は魔術で急速冷凍するとしよう」
「冷めたところにお砂糖っと」
「ここは景気よくまぶしちゃおう!とーうっ!」
「わっ、わっ。そんなに…!贅沢ぅ!でもいいわ、思い切りまぶしちゃう!当世って凄いのね!」
「そう。調理器具はお金をかければかける程ヤバイ。あと白物家電の進化もヤバい。台所を預かる者達よ。常に最新の調理器具をチェックしておけ。時間は金では買えぬが、手間は金で短縮できる。空いた時間で快適なキッチンライフなのだぞ?」
「(この猫さん、もしかしてとても頭がいいのでは…?)じゃなくて。ええ、これでひとまず―――完成~!」
「見せて見せて!」
オーフィスはシュトレン見たさにキッチンへ行く
「見事なシュトレンだ。エミヤ殿の指導とはいえ初めてでこの出来とは、お見事」
「凄く美味しそう」
「先生がいいからよ。エミヤ先生、ありがとう!」
「何、ある意味プロに教えているようなものだ。多少のアドバイス程度で彼女には充分だ」
「ふふふ。褒めるのもうまいんだねえ、先生?」
「何の話かな?」
「シュトレン完成お見事。はてさて、次はどうしたものか?」
「そうね。いよいよ、お食事のメニューを考えてみましょう。気になるのはやっぱり食材よね…。ここって。お肉は何があるの?新鮮なお野菜は採れる?難しい?」
「食材に関しては、一通り揃うと思って構わない。余程の希少食材でなければな」
「ふっふっふ。聞いて驚け見て震えよ。何でもあるワン!」
「何でも!?」
「そうそう。現代の科学と魔術の融合ってヤツ!お野菜、どれもこれも新鮮なんだから。葉野菜に根菜に…。あ、トマトもあるわね。トマト」
「トマト…。あ、知らない食材なのに知ってるわ!赤くて瑞々しくて、ちょっと酸味のあるアレね!」
夏の日のトマトはうまい。異論は認めん
「もちろん芋とニンジンも在るとも!」
「いいわね、いいわ。とってもいいわ。新鮮なお野菜があるならサラダが作れちゃう。よーし行きましょう!サラダの食材確保!」
マルタは少し考える
「皆は、苦手な食べ物ってある?」
「俺は何でも食うぞ」
「アタシは無い」
「セラフォルーが苦手…、というか嫌いだ。食べ物に関しては…、考えた事なかったな…」
※3人に苦手な食べ物は無し
「偉いわ三人共!こっちにおいでおいで」
マルタは3人に頭を撫でる
「よしよし。好き嫌いがないの、偉いわ!お姉さんが褒めてあげましょう」
「何か、慣れないな…」
「こういうの悪くないかも…」
「ったく、こっちは書いてる途中なんだけどな…」
トーマはそう言ってため息をつく
(うんうん。やっぱり私にはこっちが落ち着くわ。たまには自分がされるのもいいけど…。私、お姉さんだものね!それに―――)
「それでこそカルデアのマスター、たくましく育ってほしい。特異点修復のさなか、木の根や草や虫をモリモリ食べてきた猛者だけはある!」
「木の根…、草…、虫…。そ、そうなの?」
「へ?アタシはそんなもの食べてないけど?」
「「お前は何を言っているんだ」」
「そう?本当の本当は苦手なものがあったりしない?旅の途中で苦手になったものとか…。もしそうなら、お姉さんに言いなさいね」
「苦手な食材、抜いてくれたりか?」
「食べられるようになるまで付き合います!とことん!あ、アレルギーとかあったら別ね?」
「ふむ、成る程。アレルギーの概念は理解しているのか」
「ね。ちょっとびっくり。お料理するなら当世じゃ必須だものね。うんうん」
「では、次は野菜の確保で構わないな?」
「「「「「「おー!」」」」」」
「では、いざ出発―――の前に!スカサハ=スカディ!」
スカディに通信する
『うん?こちら管制室の私だが、何か用か?』
「もちろん用があるとも」
「さっき、ガレスちゃんから聞いたわよ。本当は食材が襲ってくるはずじゃないって話。実際は随分な勢いで襲ってきたじゃない?どういう事なの?」
『うん。どういう事だろう?』
「ふざけてねえよな?」
『ふ、ふざけてなどいるものか!
『原初のルーンが、意図しない挙動をしているという可能性はありませんか?』
『ない…。と言いたいところだが、現状を見るとな』
『では、こちらで原因を探ってみましょう。ご協力お願いします』
『もちろんだ』
『ありがとうございます』
通信は切れる
「さて。管制室での調査結果を待つ、という手もなくはないが…。多少の荒っぽさを許容できるなら、引き続き、実力で食材を確保する事も出来る」
「もちろん後者で行くわ!立ち止まってなんていられないもの。さあ、行くわよ!」
((ルーラーのマルタに近いな))
「行くわよー!」
「「「「「「おー!」」」」」」
『珍しいなトーマ、今回凄い速さで執筆してる』
(何か今日は調子がいいからな。このまま書き終わらせる)
~地下食糧庫&ヴァーリサイド~
俺らは地下食糧庫に着く
「で、前回と同じく…」
例の如く、霜が立ち塞がる
「ははははは。評決エネミーが行く手を立ちはだかる、と!生前にも幾らかの怪異と戦いましたが、氷の獣というのは目新しい、槍持つ手に力が入る。当世の地下倉庫と言うのは実に、滾る!」
「違うからね?普通はこういうの湧いたりしないからね!ええい、立ちはだかるからには斬って捨てて進むわよ!氷、食材としてはそんなに沢山いらないしね!」
「ほう。氷をどのように食材に?」
「そのまま削ってかき氷とか、ああ、強いお酒を氷で割るのもいいわよー」
「ふむ…」
「よ、よーし、私もどんどんご飯作るわよー!タラスクー!」
マルタが呼ぶと、タラスクが来る
(うっす!)
「おお、キッチン仕様のタラスクか」
(スーパータラスクと呼んでくれ!)
「しかし改めて思うに、戦闘の度に料理を作るとなると―――」
「あーそうね確かに、あたし達些かカロリー摂取過多かもね!でもほら、英霊だし!」
「だーいじょうぶ!心配いらぬワン!野生はいつも
「キャット先生の頼もしいお言葉!」
「その通り!たくさん作って、たくさん食べる。ヴぁ―地とオーフィスも他人事の顔をしている場合じゃないぞ?さあ―――食事の時間だ!」
「マルタが戦えば戦うほどそうかもだけど、言い方どうにかなんなかったのか?」
「よーし、やるわよー!」
<バット! CONFIRMED!>
<コブラ!>
スタンプをドライバーにセットする
<Eeny, meeny, miny, moe♪ Eeny, meeny, miny, moe♪ Eeny, meeny, miny, moe♪ Eeny, meeny, miny, moe♪ >
<What's Coming-up!? What's Coming-up!? What's Coming-up!? What's Coming-up!?>
「「変身!」」
<VERSUS UP! MADNESS! HOPELESS! DARKNESS! バット! HAHA! 仮面ライダーエビル! イヤーッハッハァ!>
<LIBERAL UP! Ah Going my way! 仮面ライダー!蛇・蛇・蛇・ジャンヌ~!>
2人はジャンヌとエビルに変身する
「今日はエビルにしたんだ」
「これでかき氷にしてやるよ!」
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<コブラ!スタンピングスマッシュ!>
<必殺承認! バット!ダークネスフィニッシュ!>
2人の必殺技で氷を一掃して戦闘終了する
「…できあがり!」
「そして戦闘終了なのだな(モグモグ)」
「美味しいねえ(モグモグ)」
(モグモグ)
「手が止まらないな(モグモグ)」
「それな(モグモグ)」
空間に歪みが発生する
「空間の歪みが見えるな。前回と同じく、エリアが切り替わるのか」
『その通り。ルーンの導きだ』
「導きって…よく分かってない癖にそう言っちゃうんだ?」
『よく分かっていないからこそ、導きという事にしておきたい気持ちがある…。…すまぬ』
「まあいいさね。さあ、第二の食材エリアだ!」
「行くよ!」
「ええ!」
『行ってらっしゃい、ヴァーリさん!オーフィスさん!』
『ラブラブ~!』