イッセーが休みに入って数日が経ったある日、書店にサーゼクスが来る
「やあ、トーマ君。少しいいかな?」
「どうしたんだ、サーゼクス」
「この後リアスの結婚式があるけど、ゲストとして君との対談をしたいのだがいいだろうか?」
「おk、公開トークね。ええで」
「では、行こうか」
式の会場へ転移した後、後ろにある椅子に座る
「今回は余興の一つとして、冥界でも話題になっている小説、『リベンジ・トゥ・ブリゲイツ』と『小説版:魔法少女マジカル☆レヴィアたん』の作者であるトーマ・ダルクをお呼びしました。今回はよろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いします…」
ヤベェ…、スゲー緊張する…
『そういや、こういうイベントに出た事なかったもんな』
「早速聞くけど、『リベンジ・トゥ・ブリゲイツ』は飛行船墜落事故と関係していると聞いた事はあるが…」
「マジだ。飛行船墜落は俺の過去と直結してる、語っていいか?」
「構わないさ」
「小さい時、両親が謎の集団に殺されてね。復讐心が燃えた際に神器を覚醒した。それがこの
「それが君の神器か…」
アームをしまって話を続ける
「んで、コイツを使ってその集団がいる飛行船を聞きつけて乗り込んだ。そして部下を倒し、その衝撃でブリッジが破壊され、飛行船が墜落する際クローを飛ばしてボスを磔にして飛行船と共にしようとしたが…、ボスが俺の背中や脚に腕を撃ち抜いて道連れにしようとした。気が付いた時は墜落した飛行船、衝突で同時に崩壊した城、磔にされて虫の息だったボスは息絶える。辛うじて城から脱出して街中で倒れた。気が付いた時は病院で、そこで会ったのが…」
「私とアザゼル…か」
「その後、アザゼルが俺を組織に入れてくれて、サーゼクスが書店を開店できるよう手配してくれて、俺は店長兼小説家を始めた。その時書いた小説が『リベンジ・トゥ・ブリゲイツ』だ。レヴィアたんのノベライズは…、まあ…、本人に頼まれて書いたんだよね…。もう関わりたくない」
「ははは、彼女に聞かれたら一溜りもないぞ?」
「妹はさておき、アイツはここにいないから大丈夫d「部長ォォォォォォォォッ!」アラーッ!?」
「トーマ君!?」
イッセーが乱入した拍子に驚いた俺は、某大手ハンバーガーチェーン店のピエロみたいな声を上げながら椅子ごと後ろに倒れる
「イッセー!?」
「おい貴様、ここがどこだと「俺は駒王学園オカルト研究部の兵藤一誠!部長、リアス・グレモリー様の処女は俺のものだ!」な、貴様…!」
起きようとしても、亀のようになってるので起き上がれない
「何考えてるのあの男!?」
ホントだよ!
「どういう事だ、ライザー?」
「おい、リアス殿。これは一体?」
上級悪魔は困惑する。そりゃそうか、俺も困惑してるし
『で、実際は?』
誰か起こして
『正直でよろしい』
「私が用意したもう一つの余興ですよ」
「お兄様」
お兄様?ああ、コイツがサーゼクスの妹か…。見えないけど
「ドラゴンの力が見たくて、ついグレイフィアに頼んでしまいましてね」
「サ、サーゼクス様!そ、そのような勝手は!」
「いいではないですか。この間の『レーディングゲーム』、実に楽しかった。しかしながら、ゲーム経験も無い妹が、フェニックス家の才児であるライザー君と戦うには少々分が悪かったかなと」
「…サーゼクス様は、この間の戦いが解せないと?」
なあクリム、俺の存在感が薄いから今の内にこっそり帰る?
『こっそり帰っちゃダメだろ』
「いえいえ、そのような事は。魔王の私がアレコレ言ってしまったら、旧家の顔が立ちますまい。上級悪魔同士の交流は大切なものですからね」
「ではサーゼクス。お主はどうしたいのかな?」
見えないけど、セリフから聞くにサーゼクスのオトンかな
「父上。私は可愛い妹の婚約パーティは派手にやりたいと思うのですよ。ドラゴン対フェニックス。最高の催しだとは思いませんか?伝説の生物同士で会場を盛り上げる。これに勝る演出は無いでしょう」
ほふく前進で椅子から脱出する
「ドラゴン使い君。お許しは出たよ。ライザー、リアスと私の前でその力を今一度見せてくれるかな?」
ホストもどきは不敵に笑う
「いいでしょう。サーゼクス様に頼まれたのなら断れるわけがない。このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう!」
ライザーとイッセーの戦いが始まる。変態じゃなければ良い奴なんだけどな…、まあそれより
「サーゼクス、俺はもう書店に帰らせていただきます」
俺は書店へ転移する
「君は実家に帰る妻か何かか…?」