小説家とドラゴン   作:リューオ

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邂逅する、野菜室の主(ベジタブルキング)

~引き続きヴァーリサイド~

 

歪みに入ったは吹雪のエリアだった

 

「こら寒そうだな…」

 

「地下倉庫の一部が変質してるなら、見た目がどうあれ基本は寒いんじゃない?地下倉庫、基本的に冷蔵みたいなものな上に、今はルーンのせいかすっごく寒いし」

 

キャットは走り回り、オーフィスは雪像を作って走り回る

 

「キャットにオーフィス!?」

 

「サムゥーーイ!」

 

「雪像作り放題じゃん!」

 

「凄い勢いで走ってる!」

 

「まーた走り回りたくなったのね…、キャット」

 

「オーフィスはオーフィスで、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を持って走り回ってるし…。それはそれとして、完成度たけーなオイ」

 

「かんら、から、から!元気がよくて結構、冬はそうやって楽しまねばな!」

 

「その声は、鬼一師匠か」

 

「正解だぞ!流石はいずれ養子か嫁になる男だ」

 

「お嫁さん?」

 

脇にキャットとオーフィスを抱えた鬼一師匠とブラダマンテが来る

 

「よーし、よしよし。あんまりはしゃぎ過ぎると転んで怪我するぞ」

 

「ゴロゴロゴロゴロ…」

 

「はーい」

 

「ナイスキャッチです、鬼一法眼様。そしてようこそいらっしゃいました、皆さん!お野菜エリアのナビ担当を務めます、ブラダマンテです」

 

「僕もだぞ。ダブル担当という訳だ」

 

「お二人でナビ担当を引き受けたと見える。しかし、珍しい組み合わせだ」

 

「なに、そう珍しくもないさ。このブラダマンテという女武者、槍使いだろう?槍術ならばこの鬼一に心得があるからな、シミュレーターで何度か指南などをな」

 

「見事な槍捌き、感服です!先ほどもご指導いただいていたのです。たっぷり半日はシミュレーターを稼働して…」

 

「こんな所かと終えた所で、北欧の女王に声を掛けられたという訳だ。しかし野菜とはなぁ。いや、僕も天狗の端くれ、山菜とか好きだけども」

 

「あ、私は好きですよお野菜!」

 

「お、おう」

 

「私、好き嫌いとかないので!ともかく野菜は量です!サラダにせよ火を通すにせよ、ともかく種類と量がいる。それが野菜ってモノです。目立った主催はそりゃ大抵、お肉やお魚ですよね。主食は麦や米のような穀類や、お芋の類と来ます。副菜になりがちなお野菜ですが、元気に生きる為には必要な栄養はいっぱいです!なので―――ともかく種類と量です!火を通したら縮みますしね!」

 

ここにトーマがいたら、顔色悪くして『その話は止めてくれ、俺にはキツイ…』って言いそうだな。アイツ小食だから、並盛で満腹だし

 

「ブラダマンテ殿!」

 

「はい!」

 

「素晴らしいその通りまさにその通り!そう、食事は量!」

 

「はい!」

 

意気投合したのか、2人は熱く固い握手する

 

「パーシヴァルもともかく量を盛りまくる男。特に根菜を、特に芋を盛りまくる男。ブラダマンテの熱弁に対しては特にワカリミンGが深い、という感じなのだな」

 

「えっと、どういう事?」

 

「よく分かるって事か」

 

「多分そーかな?」

 

「分かった分かった。お前達の野菜に対する熱意、しかと受け止めた。よし、それでは野菜の収穫と行こう!(ピュイー)」

 

鬼一師匠が口笛を吹くとエネミーが来る

 

「わっ。何かいるわ!?」

 

「ははは。こうするとな、血気盛んな食材エネミーが寄って来るんだ」

 

「おお。それは手っ取り早い!」

 

「来ます!皆さん、戦闘準備を!」

 

「「変身!」」

 

仮面ライダーエビル!

仮面ライダー!蛇・蛇・蛇・ジャンヌ~!

 

俺はエビルに、オーフィスはジャンヌに変身する。

エビルブレードでお前らを刻んでやるよ!

 

 

 

 

 

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俺らは木を倒して野菜を採る

 

「野菜っていうか木!木よこれ!?」

 

「かんら、から、から!その通り!だが一通り叩きのめしてみるとあら不思議、ビタミン豊富なベジタブルになってしまうんだなぁ。いやあ、ルーンというのは凄いな!」

 

スカサハ仕込みですね。分かりますん

 

「有り得る話だ。スカサハ=スカディとは親交があるようだしな。そういえば、水着の霊基を始めたのもスカサハだったか…」

 

キャットは走り回りながらエネミーを倒し

 

「ふっ!」

 

オーフィスは八極拳で倒す。

関係無い話、オーフィスの愛バはメジロパーマーらしくて、近い内に体をメジロパーマーみたいにするらしい

 

「キャット一閃!ネコに小判を持たせるな!んむ、我ながら鮮やかな解答ランマ。お野菜、たっぷり採れたかワン?」

 

「えーっと、まだね!カルデアには職員もサーヴァントもいるんだし、新鮮なサラダ、皆にたっぷり行き渡らせなきゃ!もうちょっと採っていきたいわ」

 

「では引き続き、参りましょう!」

 

「うし、こっちも暖まってきたからな。もう一息行くぞオーフィス!」

 

「オッケーだよ」

 

 

 

 

 

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更に木を倒して野菜を採る。あらかた片付いたかな?

 

「ふうっ!どうでしょうマルタ様、食材の量は!」

 

「こんな所かしら?欲を言えばもうちょっと採っておきたいかも。他のお料理にも使うかもだし…。でも、一通りは大丈夫。サラダの分はね」

 

「では余分を私が刈り取ってくるとしよう!…と思いきや。周囲に適性体は見当たらないな。ううん、これは残念」

 

「なに、ちょうどいいさ。しばしの休憩、その後に再開しよう」

 

「アタシも賛成」

 

俺はまだ余裕だけど、まあいいか

 

「しかし、ずっと同じエネミーだねぇ…。前もそうだったけども。食材としては色んな野菜になるのよね、これ」

 

「元はそれぞれの食材であったものが、ルーンの影響で概念的なエネミーと化した状態だ鬼一法眼の言った通り、倒す事で多様な食材になっている。ルーンの影響下にあるのは個体ではなく、場そのもの、であるようだからね」

 

そういうものか

 

「ふむふむ。そういうもんなのね」

 

「前回と同じワン」

 

「そういう事。はー、驚きはしなくても慣れないわぁ」

 

「え…?こういうのってカルデアの普通、じゃないのね?そうなの?」

 

「さすがにね!違うかな!」

 

「こういうのあったら、マジヤバなんだけど!」

 

あってたまるか

 

「―――むっ。ご婦人方。ご注意を。新手のようだ」

 

「大型だな」

 

ズシンという音と共に地面が揺れる

 

「な、何?地面揺れてる…?」

 

「来たか。もう少し猶予があると思ったが、早かったな」

 

その音はだんだんと大きくなる

 

野菜室の主(ベジタブルキング)!このエリア最大のエネミーです!戦闘に反応したか、或いは強者に引き寄せられたか!」

 

「ここ冷蔵庫の野菜室だったのかよ!?」

 

「え、ちょ、せめてそこはベジータでよくない?」

 

野菜室の主(ベジタブルキング)は俺達の前に姿を見せる。

へぇ、コイツは倒し甲斐がありそうだな!

 

「大物とは面白い!騎士パーシヴァルがお相手しよう!」

 

 

 

 

 

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コブラ!スタンピングスマッシュ!

必殺承認! バット!ダークネスフィニッシュ!

 

「「はああああああああああああああああああ!!」」

 

スタンピングスマッシュとダークネスフィニッシュで野菜室の主(ベジタブルキング)を倒す

 

「敵性体、沈黙!」

 

「よーし、快勝だね!」

 

「これで他の料理に使うお野菜も十分かしら!第二の食材、ゲットね!野菜っぽくない見た目だったけど、お野菜…なのよね?」

 

「その筈だぞ。うむうむ、皆の衆ご苦労であった。今後の食材探索も頑張るといい。僕はここまでだが、気持ち的には見守っているぞ」

 

「私もナビの御役目はこれにて終わりですが、応援しています!」

 

「念の為、周囲を確認してから帰還するとしよう。回収し忘れた食材があっては困るからな」

 

「はーい!」

 

「そうするか」

 

「美味しいサラダを作りましょう!わくわく!」

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