小説家とドラゴン   作:リューオ

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繋がる、第三のエリア。

~トーマサイド~

 

2話分の小説が書き終わり、コーヒーを飲んでウマ娘してたらキッチン組とヴァーリが帰ってきて、サラダを作る。

オーフィスは体をパーマーにするとかでいない

 

「…うん。こんな所かしら。最後に特製ドレッシングかけて―――できたわ!名付けて、カルデア風特製サラダ!トマトっていう食材いいわねいいわね。お野菜なのにとってもジューシー!でも何より、決め手はドレッシングだわ。エミヤ達に教えてもらった特製和風ドレッシング!葉野菜にもキュウリにもトマトにも合って、それでいて食材の味を活かしてくれるお醤油?っていうのを使ってるのも面白いわ」

 

「ひとまず冷蔵庫に入れつつ、更に魔術で鮮度を維持しておこう。それなりに量があるが…。頼めるだろうか、紅女将」

 

「任せておくでち。引っ切り無しにお客様が来るお宿に比べれば、これぐらいはお安い御用でちよ!」

 

「ありがとう。ではお言葉に甘えて(…にしても旅館経営か…、憧れるな…)」

 

「それじゃあ、次のメニューを決めなきゃだ。どうするマルタ?」

 

「むむむむ…。まだ、メインのお料理には早いわよね。サラダの他に何か欲しい所かも。うーん、どうしましょう」

 

「卵料理というのはどうかな?」

 

「卵料理!豪勢にいくわね!」

 

「当世じゃそこまで豪勢じゃないかも?んー、オムレツやスクランブルエッグだと普段のメニューっぽいよね」

 

「卵か。懐かしい。鶏舎の鶏達が卵をたくさん産んだ時には、とりあえずガンガン茹でたもの…。或いは生で!ガンガン飲んだものだ!」

 

「パワフルだな」

 

ヴァーリの言う通りだけど、俺も飲まされて吐いたけどな

 

「騎士ならずとも卵はガンガンいくとも。そうだろう?」

 

「ご馳走向きな卵料理、っていうと何だろ?ガレットはちょっと違うよねえ」

 

「(ピーン)エッグベネディクトがいいぞ!何より名前がいい!間違いなくストロング!」

 

おお、ナイスアイデアだな

 

「あっ、いいかも!」

 

「えっぐべねでぃくと?」

 

「イングリッシュマフィンの上にハムやベーコン、ポーチドエッグを載せてソースをかけた料理だ。ポーチドエッグというのは、いわゆる落とし卵だな」

 

「あ、分かるわ。熱湯に生卵を入れて茹で上げるやつね。ふんふん…。…ソースってどういうのを使うの?」

 

「オランデーズソースだね。泡立てた卵黄に溶かしたバターを入れて、レモンの果汁と塩を少々。何にでも合うんだこれが」

 

「ふむふむ。…美味しそう」

 

「悪くはないな」

 

「ああ、決まりだな」

 

「二人の好物?なら、ええ、それにしましょう!ふっふっふ。お姉さんは弟妹の反応を見逃さないのです。えへん」

 

別に好物ってわけじゃないが…。まあいいか

 

「ならばメニューは決まったとみた!キッチンの者共!」

 

「ええ!エッグベネディクトを作りましょう!」

 

「卵なら、確か在庫が…」

 

「足りない足りない。もっともっとゲットしないとね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~地下食糧庫~

 

「ふむ。流石に馴染んできたものの…」

 

「ああ。一旦ここで氷結エネミーと遭遇する。不必要な通過儀礼に思えるがな。或いは、氷結エネミーの存在が…何かしらの…」

 

鍵になってるとか何かだろうか?

 

「ま、任せて、どんどんご飯作るから!皆を応援するからね!」

 

「見て楽しい食べて美味しい!気持ちのいいバトルスタイルだねえ!流石は聖女、と言っても自覚が薄いんだっけ」

 

「うーん。それはそうなんだけど…。こうしてお料理するのって、聖女っぽくなくない?」

 

『聖とはいったい…うごご』

 

「そしてキッチンとは!」

 

氷結エネミーが襲って来る

 

「ほい来た、カチンコチンのアイスエネミーだワン!フライパンでかち割るのも良し、アタシの爪で鰹節にするのも良し、だ!」

 

「それかき氷にならない?」

 

「だよな?」

 

「おう」

 

「うむ。故に今回は自重するのだワン…」

 

「そう悲しまない、かわりに頑張るからさ!かち割りなら任せておいて!」

 

「来るぞ!トーマ!ヴァーリ!」

 

レックス!

 

「出番だクリム!」

 

レックスバイスタンプを自身に押印してクリムを実体化させる。

クリムの外見は、ショートヘアのウォロだ

 

「「「変身!」」」

 

俺はベイルに、クリムはデモンズに、ヴァーリはエビルに変身する

 

 

 

 

 

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ベイリングインパクト!

バット!ダークネスフィニッシュ!

モグラ! デモンズレクイエム!

 

「はぁ!」

 

「ぜらぁ!」

 

「ふん!」

 

3人の必殺技で氷結エネミーをかち割る

 

「ナイスかち割り!デリシャスなのだな!(シャクシャクモグモグ)」

 

「む?」

 

「ま、まさか。ここでエネミー倒しても氷食材落ちないの、キャットが全部食べちゃってるからだったり?」

 

キャットは氷を食う

 

「…可能性は否定できないが、氷は目下必要ない。放っておくとしよう」

 

空間に歪みが出現する

 

『来たな、ルーンの導き。その先にあるのは第三の食材エリアだ。チーズの保管庫として設定されたエリアではあるが、よい卵があるはずだ。まさに、これぞ卵というべきモノが待つだろう。気を付けて進めよ』

 

『トーマさん、クリムさん、ヴァーリさん、皆さんどうかお気を付けて。エネミー出現の原因についてはまだ不明です。幾つか検証を進めてはいますが…』

 

「食材はこっちで確保する」

 

「マシュ、根を詰めるなよ。じゃないと俺みたいに大惨事になるぞ」

 

「トーマが言うと説得力凄いな」

 

『…ありがとうございます。それでは改めて、お気を付けて!皆さん!』

 

『ラブラブ、ファイト~!』

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