小説家とドラゴン   作:リューオ

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サムレム楽しい!


繋がる、第五のエリア。

厨房ではホワイトシチューが完成する

 

「完成ね!ホワイトシチュー!」

 

「いい匂い~♪」

 

「(スンスン)マジでいい匂いd(ズキッ)っ!」

 

俺もその匂いを嗅ぐと、頭に痛みが来て思い出す

 

「トーマっち、何か思い出した?」

 

「ジャンヌ・オルタとウニ頭の男性。多分、俺の両親なんだろうけど…」

 

「ジャンヌオルタって、こっちもいるっしょ?何で?」

 

パーマー姿で口調がややヘリオスのオーフィスは首を傾げる

 

「もしかして、駒王町で聖杯戦争があったのか?だとしたら、俺は人間とサーヴァントのハーフ?」

 

『だとしたら、体の頑丈さと身体能力は納得だ』

 

「おお…匂いだけでご飯が進む…。アメイ…ジング…」

 

「中々の出来栄えでち。よいレシピに、よい調理を行ったとみまちた。甘さを際立たせながらもコクがある。大人も子供も楽しめる味わい―――ヘルズキッチン評点、70点をあげるでち!」

 

結構高得点だな

 

「そうなんだ、そうなのね。よかったあ」

 

「新人にはあえて厳しい女将が70点とは…!期待の新人と言わざるを得ない…!」

 

「ふふ。よく分からないけどありがと!ライネスさんに感謝ね!」

 

「今回は魔術の出番は無いな。複数の大鍋を厨房内にそれぞれ保管して、パーティー開始直前に火を掛ければいい」

 

「では、いよいよお待ちかねの―――」

 

「メインのお料理に取り掛かりましょう!お肉料理ね!」

 

「ドイツ風にお魚でもいいんだけど、クリスマスと言えば、やっぱり…?ローストチキン…?または!ローストターキー?」

 

「えっと、ターキーって言うと…」

 

「七面鳥だ。世界のクリスマス料理の定番は様々だが、現代日本(マスターの故郷)であればやはり、ローストターキーやローストチキンだろう」

 

「うーん、うーん。カルデアではどっちがいいのかしら?」

 

『シャケだ!シャケを『それはこっちでやってね☆』へーい…』

 

何か声が聞こえた気がするが、気のせいだな

 

「ウチも聞こえたから気のせいじゃないよ。てか、さっきの声ってシャケ派じゃん!ウケる~!」

 

「悩むよねぇ。でもどっちもあっていいんじゃない?大人数だし、どうせ七面鳥の一羽や二羽じゃ足りない足りない。七面鳥も鶏もアリアリでどう?」

 

「悪くないな」

 

「どうあれ量があるのは良い事だね。私も賛成しよう」

 

「ねえトーマとオーフィス、貴方達はどっちがお好み?」

 

「ウチはチキン!」

 

「どっちももいいが、個人的にターキーかな」

 

前は小食だったが、今は身体能力が高いせいか空腹になる頻度が高くなり、色々食えるようになってきてるから、食えるものは食いたい

 

『健康体になって、アスクレピオスも上機嫌だったしな』

 

いつか、俺の胃を犠牲にしてモンハンワールドの定食を食いたい

 

「なるほどなるほど。分かったわ!私、ターキーを主に集めるつもりで攻める!」

 

「じゃ、チキン集めはあたし達に任せなさいな」

 

「はい!」

 

「話は決まったと見た!ならば、最高のターキー&チキンをゲットだワン!」

 

「道中気を付けるでちよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~地下食料保管庫~

 

いつも通り、地下食糧保管庫に行く

 

「ローストチキンにローストターキー。なるほど、どっちもオーブン料理なのね。ふふ。オーブンならタラスクにも搭載してあるから、道すがら練習用に作れちゃうかもだわ」

 

「あ、そっか。そういえばタラスク凄いよねえ」

 

「えへへ」

 

「ああ、お陰で遠征中にも立派な食事が楽しめる。有難い。そして、大したものだ」

 

「えへへへへ。聞いた?褒められてるわよ、タラスク」

 

「タラスクが夏に続いて輝いてるな」

 

(あ、アキレウスの兄さんの水着霊基)

 

「アレってどういう経緯なの?アキレウスの肩に乗ってたよね、キミ」

 

(色々あったというか…。ご想像にお任せしますハハハハハ)

 

何となく訳ありなのは確かだな

 

「何を言っているかは分からないが、笑いが乾いているのは若干気になるな…」

 

(まあ、姐さんの命令とあらば何とでも!)

 

「その、姐さんっていうのやめない?何だかくすぐったいわ」

 

(でも姐さんは姐さんですし…)

 

「お姉さん」

 

(姐さん)

 

「お・姉・さ・ん」

 

(お…姐さん)

 

「ニュアンス違くない?んもー」

 

「仲良き事は恐ろしき事だワンオペ。そろそろ、いつものが来るタイミングだ皆の衆。ほら見ろ、耳をすませば~?」

 

いつも通り魔獣が来る

 

「ほい来たー!二番テーブルに入れ!」

 

「ほい来た二番テーブル、エミヤ君頼んだ!」

 

「意味が分からん!トーマ、オーフィス、戦闘態勢だ!」

 

「氷を砕いて新茶のバーに仕入れるよー!」

 

「お前が砕いたらかき氷になるだろうが」

 

俺は火炎剣烈火を構え、オーフィスは拳を構える

 

(うおおおおオーブン加熱…!)

 

 

 

 

 

=================================

 

 

 

 

 

「ヒノカミ神楽、輝輝恩光!」

 

新技を作る為に鬼滅の刃を読んで思いついた、輝輝恩光で霜の魔獣を倒すと導きが出現する

 

「輝輝恩光とか、トーマっちキマってんじゃ~ん!」

 

「来た来た、ルーンの導き!だったっけ?」

 

『マシュは状況解析の合間の休憩中故、私だけで開設するが、その先が第5の食材エリアだ。エネミーを配置したつもりは毛頭ないのだが、これまでの傾向を鑑みるに―――それなりの歯応えがある、食わせ物のエネミーが揃っているようだ』

 

「食わせ物!なるほど、北欧流の洒落―――というわけですか。中々のセンスですね、敬服しました。ユア・マジェスティ」

 

『え?あっ、い、いや、そういう意味ではなく!難敵がいるだろうという、ほら!』

 

キッチン組は笑ってる

 

『ううっ…。ええい、もういい!行ってくるがいい!道中気を付けるように!わーん!』

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