ボツになった短編集   作:松浦南北

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YouTubeの動画を見ていて思いついたので書いてみます。


AIスピーカー「つるくさ」

俺「これが弦巻電機の最新スピーカー『つるくさ』か〜。俺に対する特別仕様だって言ったけどどういうやつなんだ?」

 

俺はケーズデンキ湖西店に行って弦巻電機製の新型AIスピーカー「つるくさ」を買いに行った。俺向けの特別仕様というが、どのような機能がついているのか楽しみだ。

 

まずは電源スイッチを入れる。

 

つるくさ「はじめまして!AIスピーカーのつるくさよ!あなたの名前は何て言うの?」

 

俺「青山由美といいます」

 

つるくさ「青山由美ね。これからあなたのことは由美って呼ぶわ。よろしくね♪」

 

俺「よろしくお願いします」

 

つるくさ「あなたがやりたいことはあたしが何でもしてあげるわ♪」

 

俺「じゃあつるくさ、ハロハピの『キミがいなくちゃっ!』を流して」

 

【♪ハロー、ハッピーワールド!『キミがいなくちゃっ!』♪】

 

うん。いつ聴いてもいい曲だ。

 

俺「♪きずなキラキラボクらをつないで~♪ちょうちょ結びで飛んでく~!」

 

こういう曲聴くと元気が出る。

 

でもこれで満足できない俺は曲が終わった後に、

 

俺「つるくさ、トロピカI・N・Gを流して」

 

つるくさ「了解よ♪」

 

しかし、問題が起きたのはこの後だった。

 

つるくさ「♪カラフル my ブーム プレゼンタイム 最近ハマってる A to Z」

 

ここもまだ大丈夫なのさ。

 

つるくさ「♪くるくる今のわたし シャッターチャンス! フォーカスして」

 

ここまではいいのよ。しかし…、

 

つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」

 

曲変わってる!!

 

どういうことだよ本当に。なんだ、君?一体、揉めるのか?

 

なんか嫌な予感しかしないが次。

 

俺「つるくさ、紅蓮華を流して」

 

つるくさ「了解よ♪」

 

ここでもまた問題が起きる。

 

つるくさ「♪僕を連れて進め」

 

ここまでは良いのだが、

 

つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」

 

またか。なんだ、君?一体、僕は、ハロハピの闇から、逃げられないのか?

 

ほかの曲も試してみよう。

 

俺「つるくさ…葉加瀬太郎の『風の向こうに』を流して…」

 

つるくさ「了解よ♪」

 

なんで俺が疲れなきゃいけないのか、不思議でたまらない。

 

ここでも問題が起きる。

 

つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」

 

何やってもこれだな。

 

ちょっと聞いてみよう。

 

俺「つるくさ、俺の年齢はわからないよね?」

 

つるくさ「知ってるわよ。19歳でしょ?」

 

俺「つるくさ、身長は流石に…?」

 

つるくさ「あなたの身長が177cmってことは既知の事実よ♪」

 

これ怖いぞ…。

 

つるくさ「住所も名古屋市○区□□□△-△だってこと、ネット上で『芝浦竹蔵』名義で活動していること、弦巻こころが大好きなこと、全部お見通しなんだから♪」

 

俺「…で、つるくさ、こころんはどこにいるの?」

 

つるくさ「それはね、あなたの後ろよ♪」

 

クルッ

 

こころん「あのAIスピーカーの声はあたしの生声で、あたしはあなたのことをずーっと監視していたの♥ふふっ♥このスピーカー気に入ってくれてとても嬉しいわ♥」

 

怖くて声も出ないわい。

 

俺「これから何がしたいの?」

 

こころん「決まっているでしょ♪一緒に楽しいところに行きましょう♪拒否権はないからね♥」

 

俺「いやだああああ!!」

 

結局俺はこうなるのね…。




次回こそコラボかな…?
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