俺「これが弦巻電機の最新スピーカー『つるくさ』か〜。俺に対する特別仕様だって言ったけどどういうやつなんだ?」
俺はケーズデンキ湖西店に行って弦巻電機製の新型AIスピーカー「つるくさ」を買いに行った。俺向けの特別仕様というが、どのような機能がついているのか楽しみだ。
まずは電源スイッチを入れる。
つるくさ「はじめまして!AIスピーカーのつるくさよ!あなたの名前は何て言うの?」
俺「青山由美といいます」
つるくさ「青山由美ね。これからあなたのことは由美って呼ぶわ。よろしくね♪」
俺「よろしくお願いします」
つるくさ「あなたがやりたいことはあたしが何でもしてあげるわ♪」
俺「じゃあつるくさ、ハロハピの『キミがいなくちゃっ!』を流して」
【♪ハロー、ハッピーワールド!『キミがいなくちゃっ!』♪】
うん。いつ聴いてもいい曲だ。
俺「♪きずなキラキラボクらをつないで~♪ちょうちょ結びで飛んでく~!」
こういう曲聴くと元気が出る。
でもこれで満足できない俺は曲が終わった後に、
俺「つるくさ、トロピカI・N・Gを流して」
つるくさ「了解よ♪」
しかし、問題が起きたのはこの後だった。
つるくさ「♪カラフル my ブーム プレゼンタイム 最近ハマってる A to Z」
ここもまだ大丈夫なのさ。
つるくさ「♪くるくる今のわたし シャッターチャンス! フォーカスして」
ここまではいいのよ。しかし…、
つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」
曲変わってる!!
どういうことだよ本当に。なんだ、君?一体、揉めるのか?
なんか嫌な予感しかしないが次。
俺「つるくさ、紅蓮華を流して」
つるくさ「了解よ♪」
ここでもまた問題が起きる。
つるくさ「♪僕を連れて進め」
ここまでは良いのだが、
つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」
またか。なんだ、君?一体、僕は、ハロハピの闇から、逃げられないのか?
ほかの曲も試してみよう。
俺「つるくさ…葉加瀬太郎の『風の向こうに』を流して…」
つるくさ「了解よ♪」
なんで俺が疲れなきゃいけないのか、不思議でたまらない。
ここでも問題が起きる。
つるくさ「♪きずなキラキラボクらをつないで ちょうちょ結びで飛んでく〜!」
何やってもこれだな。
ちょっと聞いてみよう。
俺「つるくさ、俺の年齢はわからないよね?」
つるくさ「知ってるわよ。19歳でしょ?」
俺「つるくさ、身長は流石に…?」
つるくさ「あなたの身長が177cmってことは既知の事実よ♪」
これ怖いぞ…。
つるくさ「住所も名古屋市○区□□□△-△だってこと、ネット上で『芝浦竹蔵』名義で活動していること、弦巻こころが大好きなこと、全部お見通しなんだから♪」
俺「…で、つるくさ、こころんはどこにいるの?」
つるくさ「それはね、あなたの後ろよ♪」
クルッ
こころん「あのAIスピーカーの声はあたしの生声で、あたしはあなたのことをずーっと監視していたの♥ふふっ♥このスピーカー気に入ってくれてとても嬉しいわ♥」
怖くて声も出ないわい。
俺「これから何がしたいの?」
こころん「決まっているでしょ♪一緒に楽しいところに行きましょう♪拒否権はないからね♥」
俺「いやだああああ!!」
結局俺はこうなるのね…。
次回こそコラボかな…?