俺「なんかすごいものできてるな」
俺は行きつけの丸田町のゲームセンターに行ってみたが、得体の知れないゲームができていた。
その名前はAIメイド育成ゲーム「RAINBOW CRADLE」である。この時点で嫌な予感しかしない。
とりあえずバナパスポートカードを持っているので始めてみよう。
ナレーション『はじめまして。誰を選びますか?』
とりあえず俺は「てんのうじ」を選んだ。顔についているボードが印象的な子だ。
てんのうじ『はじめましてご主人様。今日からあなたのお世話をするてんのうじと言います。よろしくね』
なんて可愛いんだ…。
とはいえ後ろから黒いオーラを感じたのは気の所為だろうか?
てんのうじ『それはそうとご主人様、こころお嬢様がお呼びですがどうなさいますか?』
▶来てもらう
無視する
当たり前だろ来てもらうを選ばないと殺される。
ピッ
こころん『あなたはなぜこんなコンテンツに手を伸ばすのかしら?』
なんで現れた!?
俺「だってあんなスクールアイドルとかいう可愛い子がメイド育成ゲームに出たらやらない人がいると思う?俺だったらやるよ?」
こころん『ふーん…じゃあ黒服の人、由美をどこかに連れていきなさい』
なんで俺だってわかったの!?
とりあえずゲームオーバーになったのでバナパスポートカードと財布を持って丸田町駅(*1)に逃げよう。
〜※〜
丸田町駅2番ホーム到着。
…ん?箱があるぞ?何と書いてあるんだ…?
「廃棄処分用」
離れよう。怖いわ。
そしたら今度は箱が動いたんですけど…。
その箱から出てきたのは…
バカッ!!
??「あああああああ…しゃべれるように、なたよぉ」
やばいの出てるじゃん!!
ぬいぐるみ「毎日、話しかけるから、しゃべれるように、なたよぉ」
そしてそのぬいぐるみはこちらに手を伸ばしてきた。
とりあえず列車がやってきたから乗ろう。
ツーガタン
ぬいぐるみは乗ってこなかった。助かった。
車内放送「次は、吹上です。桜通線ご利用の方はお乗り換えです。The next stop is Fukiage.」
これで誰もいない。やったぜ。
〜※〜
とりあえず新居町駅到着。仕事の時間までまだあるから事務所に戻って昼寝しよう。
〜※〜
ん?引き出しがうるさいぞ?開けてみよう。
【♪虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『Tokimeki Runners』♪】
ミニチュアのアイドル9人が引き出しの中でステージを開いていたんですけど…。
もういい。怖すぎるから閉めよう。
また疲れたから寝よう。
〜※〜
俺「ハッ!!…夢か」
しかし侮ってはいけない。さっきまで色々なものから逃げてきたからまた何かトラップに引っかかるだろう。
その予感は的中した。
事務所の机の引き出しを見ると赤、黄、緑の押しボタンがあった。なんか紙まで入ってる。読んでみよう。
「すべてのボタンを押すこと。ただし、赤いボタンを最後に押さないとあなたに不幸が訪れます」
じゃあそれを信じて緑から押してみよう。ポチッとな。
【♪スピッツ『優しいあの子』♪】
この曲も結構好き。とりあえず1コーラス流れたところで曲は終わる。
次は黄色だ。ポチッとな。
【♪斉藤由貴『卒業』♪】
しかしなんでこんなにゆったりした曲のほうが俺は好きなのか、全然わからない。
さあ最後は赤だ。ポチッとな。
【♪ハロー、ハッピーワールド!『キミがいなくちゃっ!』♪】
曲が始まったと思ったら、
こころん本人が事務室のドアを開けて現れたんですけど!!
そして曲が終わると、
こころん「やっぱりここにいたのね♥♥♥あなたに会えてとーっても嬉しいわ♥♥♥」
もうこれ終わりだわ。
こころん「ところで由美、なぜ逃げるのかしら?」
俺「俺逃げたのバレた?」
こころん「当たり前よ♪だってあのゲームセンターの機械動かしていたのあたしだし、丸田町駅に置いたぬいぐるみもあたしのものなの♪」
弦巻家たち悪すぎ。
こころん「あと聞きたいんだけど、由美はスクスタはやっていないわよね?」
俺「やってないけど」
こころん「良かったわ。実はああいうふうに炎上させるように運営とシナリオに吹き込んだのはあたしなの。これも由美がそのゲームに手を伸ばさないようにするためよ♪」
余計に怖いわ。
こころん「何を泣いているのかしら?」
俺「怖いんだよあなたが!!」
こころん「へえ〜、あたしが怖いのね〜。黒服の人やっておしまい!!」
黒服「アラホラサッサー!!」
不都合なことがあると黒服呼ぶって本当に何様のつもりなんだろうね。
スクスタの炎上の犯人が弦巻財閥というのはフィクションです。
次回は未定です。