視点は青山由美とします。
俺「そろそろ新居町だな。このまま乗ってたら追ってくるから降りなきゃ」
俺はいつものヤンデレどもからいつもの列車で逃げていた。しかし、そのまま逃げ続けているわけには行かないので湖西新居町駅で乗り換えることにした。
とりあえず職場に戻ろう…というか奴がいるから詰んでるじゃん。
奴は弦巻こころとか奥沢美咲とかじゃないよ。じゃあ誰かって?
中部高速鉄道公認の俺の敵の1人。ウイング団ののぶにゃん。このコロナ禍で大人しくなったと思ったら最近また騒ぎ出していて真面目に呆れてる。まあこういうのと戦うのも仕事って言われてるし仕方ないか。
…とは言うものの協力するときは協力するから一概に悪い奴とは言えない。
ちなみに彼の本名は沼水宣治。常に女装していることが特徴的。
のぶにゃん「あれ?由美ちゃんじゃない。どうしたの?」
俺「とりあえずまたバンドリのヤンデレから追われてるんだよ。どうにかして逃げたいんだけど」
のぶにゃん「由美ちゃんはオレンジの路線使ったことはある?」
俺「ないなぁそれは」
のぶにゃん「とりあえずそれ乗って梅之郷まで逃げて」
俺「その代わり俺の居場所は言っちゃだめだよ」
のぶにゃん「ってことは言っていいってことよね?わかったわ」
不穏な答えが帰ってきたが奴はそういう感じだからそれ以上は言及しなかった。ちなみに俺にGPS発信機が埋め込まれていることは周知の事実である。
俺「じゃあ行ってくるよ」
とりあえず俺は次の皇大神宮前行き普通列車に乗り梅之郷方面に逃げた。
〜※〜
しばらくしてのぶにゃんのいる新居町運転所には花音さんがやってきた。
花音「ふぇぇ…由美ちゃんどこ…?」ハイライト消し
のぶにゃん「あれ?花音さんじゃない。どうしたの?」
花音「由美ちゃんを探しているんだけど…どの路線に乗ればいいかわからなくなっちゃって…紫にも緑にもいないから…」
のぶにゃん「それはね、オレンジの路線に乗りなさい。次の列車は6分後の快速だから由美ちゃんより先につけると思うわよ」
花音「ありがとうのぶにゃんさん!!」
のぶにゃん「いえいえ」
こんなことがあったのを俺はまだ知らない。
〜※〜
その頃俺は梅之郷駅で下車し、飛島村を散策していた。
とりあえず博多ラーメン食べて飛島温泉行くか。
〜※〜
一方花音さんはというと、
花音「ふぇぇ…どこまで乗ればいいかわからないよぉ…」
築地口にて迷っていた。
美咲「あれ?花音さんじゃん。何かあったの?」
花音「由美ちゃんを探しているんだけど…どの駅で降りているかわからなくなっちゃって…」
美咲「じゃあ梅之郷駅で降りようか。今由美のGPSは飛島温泉を指しているから梅之郷駅から歩こうよ」
花音「うん♥楽しみだね♥♥♥」
美咲「絶対に探し当てるんダカラ♥♥♥」
こんなことは知る由もない。
〜※〜
飛島温泉でゆっくりした後のこと。
??「由美ちゃんここにいたんだね」
俺「げっ!!花音さんと美咲ちゃん!!」
花音「なんで私から逃げるの?」
俺「道に迷えばヤンデレも来ない。悪い話じゃないやん」
美咲「何を言ってるの?花音さんは新居町で救ってもらったらしいよ?」
俺「いや吹き込んだの誰だよ」
花音「たしかのぶにゃんとかいう人だったはず」
俺「野郎覚えてr…」
美咲「あれぇ~?女の子がそんなこと言ってヨカッタノカナァ~?」
俺「それは…その…」
花音「じゃあさ、東京に連れ帰ってお仕置きしようよ♥」
美咲「そうだね♥」
2人「じゃあ覚悟してね♥♥♥」
俺「いやだぁああああああ!!」
ウイング団本当に覚えてろ…ヤンデレの利用とかいう新しい手口考えやがって…許さんぞ。
次回は未定です。