鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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久々にメタルギア4やったけど・・・REX出したいよぉ!!かっこいいよぉ!!イケメンすぎるよぉ!!
あと、今回駄作な気がするよぉ・・・
ちなみに主人公がピューパになった日常回です


十二発目 ピューパ生活

ちゅんちゅん・・・

 

林間合宿が終わってからそれから一週間たった

 

ぎゅいいいい・・・

 

どっかの第一皇女のせいで決められた機体「ピューパ」の体を起動する

なんかようやく横になれたけど今度は立ちたい・・・

本家では腕のキャタピラで四つん這いみたいに立ったけど足がなぁ・・・

あと、大きくなったせいで新しくなった家兼倉庫にも入れなくなったので外で野宿した

 

すると遠くから・・・

 

アリス「アーク!!起きてるでしょうね!!」

 

アーク「ん?ああ、アリス・・・おはよう」

 

アリス「ん、おはよう・・・・・・・・・」

 

アーク「なんだ?」

 

アリスが俺をジッと見てくる

 

アリス「あんたさ・・・開発で姿が変わるって言ったじゃない・・・一番大きくてどれくらいなの?」

 

アーク「え、なに急に?」

 

アリス「・・・なによただ気になっただけじゃない」

 

アーク「えっと・・・一番大きくてサヘラントロプスとエクセルサスかな?どっちも山のようにデカいぞ?」

 

アリス「そ、そう・・・それはよかったわね」

 

・・・実はアリスには一つ問題を抱えていた

 

アリス(え?アークってアレより大きくなるの?・・・やばいわね・・・このままじゃ使()()()()()に引っかかるわ・・・)

 

使い魔審査・・・それは使い魔の主人が使い魔を大切に育てているのかというものでコレができる前は使い魔を得た魔法使いの中に奴隷のようにこき使う者がいたので作られた

 

アリス(あれ以上に大きくなってしまったら・・・どうやって彼を過ごさせればいいんのよ!!)

 

アーク「・・・大丈夫か?アリス?顔色が悪いぞ?」

 

アリス「な、なんでもないわ・・・それより行きましょう?」

 

そういい移動を開始した

・・・()()()()()()()()()

 

アーク「あのぁ・・・アリスさん?なんで俺の上に乗っているんですか?」

 

アリス「なにって私とあなたが一緒の速さで行くより乗っていったほうが速いでしょ?」

 

アーク「俺は馬車か何かか・・・」

 

とりあえず食堂に向かうんだが・・・

 

 

バキ

ボキ

ベキ

 

アリス「ちょっと!破壊し過ぎよ!?」

 

・・・うんまぁ・・・なんとなく予想はしてたけど

でけぇもんなピューパ・・・

 

横幅がデカいせいで道端に生えている木や草を破壊しながら前に進んでいく

 

アーク「HAHAHA!!森林破壊は楽しいZOY!!」

 

アリス「え!?今なんか言った!?破壊している音のせいで聞こえないわ!?」

 

アーク「別に聞こえなくてもいいぞ!!多分、俺の世界の人にしかわからないネタだから!!」

 

・・・あ、そういえば

 

アーク「なぁ・・・アリス・・・前のオーク・ロードのことだけど・・・俺が攻撃ができなくてピンチな時があったじゃん?あの後急に体が軽くなったんだけど・・・なんでか知らん?」

 

アリス「ああ・・・それは私が”付与魔法”をかけて走力と腕力を上げたのよ」

 

え?アレが付与魔法?ワンチャン、一般兵が精鋭並みになれるくらいあったぞ?

 

アリス「・・・確かに私は皇族だから魔力が多いから出る効果も大きいけど結局のところその付与魔法を受けた兵が遠距離から魔法を受けて戦闘ができなくなったら私が危険になるからそんなにすごいことじゃないわ」

 

・・・とまぁ、主人と他愛無い(?)ことをしていたら食堂に着いた

 

アーク「・・・なぁアリス」

 

アリス「なによ?あ、婚約の申し立てなら断るわ」

 

アーク「んなわけよ・・・俺ってどうすれば?」

 

アリス「あ・・・」

 

例によってデカいので食堂の入り口にも入れない

・・・っていうことなので食べ終わるまで外で待つことにした

 

アーク「はぁ・・・この体も楽じゃねぇな・・・」

 

まず目立つ

こっちは背が高くなって遠くからでも見れるけど・・・まぁ目立つわ目立つわ

あと、デカいから移動する際は何かを破壊してしまう

 

仕方ないので食堂の前で待つことにした

 

アーク「もしこの状況を他の転生者がいたら狛犬か!ってツッコまれそうだな」

 

そんなポケ~っとしているとどこからか小鳥たちが来て俺のポッドや機銃に止まり合唱を始めた

 

アーク「おう、俺は止まり木じゃないんだが・・・まぁ、いいか」

 

こんな小鳥たちが歌えるのは今が平和だからだと自分に言い聞かせみんなで日向ぼっこをしていると

 

 

 

 

カチャカチャ・・・

 

 

 

 

小鳥たちとは違う音が混ざりだした

・・・()()()()()()()

 

アーク「ん?なんだ?」

 

右腕を見るが()()()()()

 

気のせいかと日向ぼっこを再開するが・・・

 

 

 

 

カチャカチャ・・・

 

 

 

 

・・・また鳴り始めた

 

アーク「んんん?」

 

よく目を凝らすと右腕の近くに陽炎のような蜃気楼のようなその空間が揺れているような場所を見つけた

何なのかよくジーっと見ていると

 

 

 

 

リン「・・・どこ見てるのよ」

 

その空間からリンが肩にカメレオンのような生き物を乗せて出てきた

・・・なんかやっぱりか

 

「・・・おい、あれって図書館の幽霊か?」

「え、女性だったの?」

「まず、存在してたあの?私てっきり都市伝説みたいのかなっておもってた・・・」

 

・・・どんだけ知られてないんだよ

 

アーク「とりあえず人の右腕で何をしようとしていたかについて一言」

 

リン「特になにも?・・・それよりあれって右腕なんだ・・・メモメモ」

 

まったく何も思わないって顔をしながらどこからか出したメモ帳でメモするリン

 

アーク「・・・でもカチャカチャ・・・っていってた」

 

リン「安心して別にあなたが新しい体になったから気になってぶんk・・・話で聞こうとしてただけよ」

 

アーク「え、今分解って言いかけなかった?」

 

リン「ってあなたも私が姿を現したとき・・・見たわよね?」

 

アーク「イイエナニモ」

 

・・・ごめん見たわ

リンが姿を現した時思いっきりカメラが大きい胸を写してたから急いで目を閉じた(カメラをオフにした)

 

リン「・・・・えっち」

 

アーク「はーいえっちですみませんでしたー」

 

リン「じゃぁ、お詫びで分解許可を・・・」

 

アーク「それはダメだ・・・・ってかそれがリンの使い魔?」

 

リン「・・・うん、幻獣である霞蟲スケイル・・・名前はすーさんよ」

 

・・・すーさんっと呼ばれた使い魔は器用に舌を伸ばしてお辞儀をした・・・カメレオンだよなどう見ても?

 

アーク「あ、もしかしてさっきの透明化も?」

 

リン「・・・うん、この子は透明化もできるけどなんと匂いまで消してくれるの」

 

・・・やべえな、この使い魔

透明度がうちの光学迷彩並みに高い・・・しかも温度カメラにも反応していなかった

 

アーク「・・・じゃぁ移動とかにも?」

 

リン「・・・うん・・・みんなに見られないように透明化して移動している」

 

アーク「・・・やっぱり・・・親のこと?」

 

リン「・・・聞かないでって言わなかった?」

 

キッ!!と長い髪の間から瞳が見えた

 

アーク「・・・いや、聞かないよ。それに他の人にも言ってない」

 

リン「・・・そうならいいわ」

 

安心したのか髪を整えるリンだが

 

アーク(・・・意外と美人だな)

 

髪の間から見えた素顔はとても整っており肌は白く月のように優しい顔だった

すると・・・

 

アリス「アーク!お待たせ!」

 

主人が元気のいい声で出てきた

 

アーク「お、アリス・・・早かったな?残さず食べたか?」

 

アリス「流石に残さないわよ・・・でも、ピーマンは残すわ!あれは食べ物じゃない!!」

 

アーク「いや、残していないことはいいけど好き嫌いもだめだろ・・・」

 

アリス「そんなことより・・・誰かと話してた?女性の声が聞こえたけど?」

 

アーク「え?誰ってアリスが言っていた図書館の・・・・・っていない!?」

 

振り迎えったが知らないうちに使い魔の能力を使ったんであろう・・・すでにいなくなっていた

 

アリス「え、あの図書館の幽霊?」

 

アーク「おう?なかなかの美女だったぞ?」

 

アリス「え、女性だったの?男性かと思ってた・・・」

 

・・・リン・・・ちょっとくらい外に出ろよ

 

アリス「・・・それよりアーク・・・今、あなたその子を美女って言ったわよね?」

 

アーク「ああ?だって本当に美人だったもん?」

 

・・・すると自分の主が血相を変えて

 

 

 

 

 

 

アリス「なに他の魔法使いに惚れてんじゃ!この浮気者!!罰を与えてやる!!」

 

 

 

 

 

 

アーク「はぁ!?ちょ!?惚れてなんかいないし!?」

 

アリス「だまらっしゃい!!くらえ!!」

 

バリバリ!!

 

アーク「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

・・・なぜか主人に罰を与えられつつそのあと教室に向かって行った(罰の痛みは大きくなっても変わらなかった・・・てか女性エルフって美人が多いから理不尽じゃね?)

 


 

~教室~

 

教室にアリスが着く

普段はここではワザと聞こえるように陰口をたたく生徒がいるが今日はなかった

・・・どうやらオーク・ロードの件で生徒がアリスに陰口をたたくのがなくなったらしい。逆に慕うエルフがまだ少人数で四人くらいだが増えていった

 

「あ!おはようございますアリス様!!」

 

「おはようございますアリス様。今日も美しいですよ!!」

 

アリス「え、えっと・・・お、おはよう」

 

しかし、普段挨拶もされなかったアリスが急に挨拶をされるのは・・・少し気恥しいようだ

 

アリス(・・・こうやって陰口をたたかれなくなったのもアークのおかげね・・・もし人間に戻れたらなにか上げようかしら?)

 

少し、自分の使い魔に感謝しつつ授業の準備を始めた

が・・・・

 

 

 

 

 

ぐしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

建物・・・・校舎が揺れた

 

「な、なんだ!?」

「まさか魔物!?」

 

アリス「な、なに!?」

 

アリスも何とか揺れに耐えて窓の外を見るが・・・

 

アーク「あ、おーいアリス」

 

まだからどこかで見たことのある()()()()()()()()()()()()()()()が見えた

 

アリス「アーク!?何してるのよ!?」

 

先生「な、何事ですか!?」

 

先生たちもどうしたのかとやってくる

 

アーク「え、うちのアリスがちゃんと授業を受けれているか見たいけどこの体だからこうして寄りかかって見てるだけだが?」

 

アリス「あんたはオカンかなんかか!もう!外でおとなしく待ってなさい!!」

 

アーク「え~暇なんだが・・・」

 

アリス「い い か ら !!」

 

アーク「うぃーす」

 

・・・主人に怒られたアークはおとなしく引き下がっていった

 

「すごいなアリス様は・・・今まで無能かと思ったけどあの巨大な・・・ゴーレム?ゴーレムかあれ?」

「う~ん・・・・あ!じゃあさ!!あのアーク?だっけ?ってさ!ゴーレムでもありナイトでもあるからさ”ナイトゴーレム”って呼ばない?」

「え、でもアークってさ”めたるぎあ”っていう兵器なんだろ?そう呼んだほうが良いんじゃないか?」

 

アリス(す、すごいわね・・・陰口をたたかれなくなっただけで万々歳なのに私の使い魔が有名になるなんて・・・)

 

オーク・ロードをほぼ単騎で討伐した上に巨大化してごつくなったアークはみんなから一目を置くようになり割と人気者(主に男子)になった

・・・がそれを面白いとは思わない者もいる

 

「くそ・・・なにが”めたるぎあ”だ・・・結局はゴーレムと変わりないじゃないか・・・」

「特に男子は何よ・・・あんなごつい奴のどこがいいのよ」

「それにオーク・ロードなんて我らがクロエ様にかかれば楽勝であろう」

 

アリスの姉であるクロエを慕う者にとっては邪魔であった

 

クロエ「・・・オーク・ロードを倒したからって調子乗りすぎよ」

 

??「クックック・・・クロエ様・・・あいつは少々わからせる必要がありますねぇ・・・」

 

クロエ「・・・あなたは」

 

シン「あ、私シン・カーニバルと申します・・・」

 

シン・カーニバル

カーニバル家は侯爵で代々商業を得意としておりアーハム皇族にも特産品や珍しいものを収めておりそのおかげでアーハム帝国内では発言力が特別に強い家だ

発言力が強いせいか黒い噂もたえていない

 

クロエ「・・・それでなに?」

 

シン「・・・私に一つ案があります。こちらをご覧ください・・・」

 

シンの手には薄い書類があった

それをクロエに見せるシン

 

クロエ「ふむ・・・わかったわ()()()やりなさい」

 

シン「ありがとうございます・・・」

 

学園のとあるところである計画が進んでいった

その紙には・・・・

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

・・・と書かれていた

 


 

全授業が終わり放課後・・・

俺は校舎から割と近くにある小山の上でiDROIDで曲を聴いていた

 

アーク「ふぅ・・・やっぱPW編の”SING”は最高だぜ・・・さて、そろそろかな?」

 

ピリリリ・・・ピリリリ・・・

 

するとどこから電話の通知音みたいな音が聞こえてきた

 

アーク「ほ~いアリス?終わった?」

 

アリス「・・・本当に繋がったわ・・・えっと終わったわ」

 

実をいうとあの林間合宿の一件からアリスは何かあったら通知を入れるようになった(アークは現在iDROIDを持てないが機能は使えるので通話ができる)

 

・・・んじゃ、迎えに行きますか

あ、その前に一つ試してみるか・・・

 

アリスがいる方向に向き、背中部分にあるブースターを回していく

・・・やっぱピューパっていったらこのどういう原理かわからないブースターでしょ!!

そしてある程度暖めて本家みたいな声で言う

 

アーク「ブースター点火」

 

ぎゅうぅぅぅぅん・・・

どこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

うお!?やっぱ水陸両用は伊達じゃないな!!

 

森林の中を猛スピードで駆けていく

そしてあっという間に・・・

 

アーク「おーい!!アリスー!!」

 

アリスが勉強している校舎に着いた

 

アリス「う~ん?・・・あ、アーク。ねぇ、一つ聞いていいかしら?」

 

アーク「なんだ?」

 

アリス「なんか()()()()()()()()()()()()()()()?・・・なんかこう・・・ラ~♪ララ~♪みたいな」

 

アーク「あー・・・それ俺だわ」

 

アリス「え、アーク。あんな高音がでるの?」

 

アーク「え~・・・正確には俺じゃなくてこの体が歌ってる」

 

アリス「・・・もう、疲れたからそれ以上聞かないわ・・・わかんなくなってきた」

 

疲れたそうなのでアリスを背中に乗せて寮まで送り倉庫の近くで寝た(安全スピードで)




どうもメタルギアZEKEのパーツのことを乗せるのを忘れてしまって悶絶した零城です

ZEKEの性能についてですが武装は
・レールガン
・ブースター(機動性は最大でお願いします)
・機関銃(ヘッドユニット二門、ウォークユニット一門)
・増加装甲
・誘導ロケットランチャー
・レドーム
・各AI兵器のヘッドパーツは乗せません
・(弱点)ピースウォーカーより装甲は脆い

・・・としています

星のカービィのアニメ版を見たことある人っているかいな?

次回は・・・ピューパ戦があります

コブラ部隊もいれる?

  • 入れる
  • 入れない

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