鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
古明地 さん
神無月 十夜 さん
ポポポン さん
ありがとうございました!!

誤字脱字報告も
朱色の羊 さん
ありがとうございました!!

今回は「学園編」最終回です
少し短めです


三十発目 仕事終わり

「あ、アークさん!!」

 

アーク「来たか」

 

ひと仕事が終わったのでたばこ・・・っていうわけじゃないけどフェンリルの姿で木にもたれお座りしていた

 

「もー!私たちは死んだのを確認するためついていくって言ったじゃないですか!!」

 

アーク「あー・・・そうだっけか?すまんな」

 

ここに来る前に来た方向からアーハム帝国の騎士がやってきた

彼らはアークが殲滅した後に生き残りがいないのかと検査する騎士だ

 

アーク「ま、こんな感じでいいか?」

 

「こんな感じとは・・・・・・・・・・う、うわぁ」

 

「これ、全部アークが・・・・・」

 

そこに広がっていたのは無残にも捨てられた肉塊だった

 

アーク「はっはっは!!結構()()()()()()()()?」

 

「そ、そうかい・・・さすがにこの惨劇じゃ生きているものはいないだろう」

 

「そ、そうですね・・・一応聞きますが殺し損ねて逃がしたりとかは?」

 

アーク「いや、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「そ、そうですよね!!」

 

「じゃ、戻りますか!!」

 

アーク「・・・あ、すまんが先に行っててくれないか?俺は魔獣どもに食われるところを確認してから帰る」

 

「そ、そうですか!!ではお先に!!」

 

そう言いそそくさと馬車に乗り国に帰っていった

 

「なぁなぁ?歌う死神ってあんなんなのか?」

 

「・・・いや、多分アリス様が絡んだからだろう」

 

「うっへ~・・・有言実行だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーク「うっせ聞こえてんぞ」

 

遠くなっていく馬車を見ながらつぶやくアーク

気の毒にもフェンリルのセンサーが良いせいで会話が丸聞こえだった

 

アーク「まったく・・・()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そっと移動し寄りかかっていた木の裏を見ると

 

「くぅ・・・くぅ・・・くぅ・・・」

 

アーク「・・・はぁ」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

実はあの夜

 


回想シーン

 

アーク「・・・はぁ・・・めんどくさいし・・・うるさいな・・・」

 

アークはフェンリルの機動性を活かし小石を尻尾で弾き接近する

 

「はぁはぁ・・・よ、よくもおかあさんを!!」

 

子供も殺されていく親たちを見たのであろう真正面から戦ったら勝ち目がないのを覚えていたので木々を立てにし逃げながら小石を投げてきた

 

アーク「待てやこら!!」

 

なんかこの絵面、俺が悪者みたいやん!?

 

これ以上続いたら面倒なことになりそうなので子供の逃げる進路を予測して先に追い越し逃げ道を閉ざす

 

アーク「許せよ」

 

 

バシュ!!

 

 

「あ!?・・・首が・・・」

 

尻尾のアームで子供の首を掴み閉め上げ木に叩きつける

ジタバタ暴れる子供の力が少しずつ失っていくのが嫌でも感じてくる

 

「嫌だ・・・死にたくない・・・おかぁ・・・さん・・・」

 

せめての抵抗と子供は幼い手でぺちぺちとフェンリルの装甲を叩くがダメージは皆無だ

そして最終的に子供の手はピクリと動かなく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガン!!

 

アーク「痛!?」

 

「まだ・・・死にたく・・・ない!!」

 

しかし子供は諦めていなかった

最後の力で足を動かしアークの脚部を蹴りつけた

 

アーク「・・・やるじゃねか」

 

カメラアイで蹴られた部分を見ると()()()()()

恐らくこの子供はまだ十分に魔法は使えないほどの魔力であるハズなのに、無理矢理脚力を上げる魔法を自身に掛け、蹴りつけたのであろう。

これはすごいことだ

アリスみたいな皇族の特徴である膨大な魔力を生まれつき持っているわけではなくただの平民がこんな早期に魔法が使えることはアーハム帝国では異例すぎることだ

 

アーク(・・・この子もこのエルフたちと一緒ではなかったら学校で天才って呼ばれるだったろうに・・・でもこれが俺の役目なんだ)

 

せめて楽に逝かせようと首を閉めているアームの力を強くしていく

 

 

ぐぎぎぎぎぎぎ・・・

 

 

「あ・・・が・・・・・この・・・化け物・・・私が・・・絶対・・・お母さんの・・・仇を・・・・」

 

最後に呪言を吐き子供はぐったりとした

 

アーク「死んで・・・いや気絶か」

 

そっと占めた首を解き地面に下ろし首にアームで触ると動脈が動いているのがわかった

だがここで残しておけば魔獣に食われればいいが奇跡的に生き残り世界中に告発すればバレる

なのでここで殺さなければならない

 

アーク「・・・・・・・・・・・・」

 

 

チャキ

 

 

ナイフを取り出し子供の首に当て頸動脈を切ろうとするが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャッキ

 

 

 

 

 

 

 

 

アーク「はぁ・・・俺は弱っちぃな」

 

やはり殺すことができないかった

あの蹴られたときに見えた決意がこもった瞳で見られた瞬間、考えてしまった

別に罪悪感とかは感じなかったが

 

 

()()()()()()

 

 

そう思い殺すのをやめてしまった

別にこのままにしておけば魔獣に食われるであろう・・・先ほどの付与魔法を全力で使ったせいで魔力はまともに残ってないであろう・・・そのうち死ぬ

だが別に残しておくのもめんどくさい・・・そう自分に言い聞かせた

 

・・・そしてアーハム帝国の騎士が帰ったところに戻る

 


 

アーク「どうしたものか・・・」

 

なぜか殺すのを躊躇ってしまいタイミングを逃してしまった

 

「むぅぅ・・・おかぁさん・・・」

 

アーク「はぁ・・・アーハム帝国の教会に預けたほうがいいかな?」

 

しかしと考える

 

アーク「俺って多分(収穫祭のスイーツのせいで)顔が通っているよな?」

 

アーハム帝国内に入るならサイボーグの状態で入るがその状態で教会とかに行ったらめんどくさいことになりそう

天使のように優しいサイボーグ(アーク)、歌う死神と呼ばれるほど残酷なサイボーグ(アーク)とか

まぁ、教会に預けに行った後サイボーグの方もバレてしまったら歌う死神なのに殺した親の子供を助けたっていうことが何かしらバレて各国からいちゃもんを付けられる可能性がある

 

アーク「・・・はぁ・・・俺はまだ弱いな」

 

本当はめんどくさいなどではなく子供の可能性を感じて殺さなかっただけだ

だってあの決意に満ちた目・・・なんか将来すごいことをやりそうな気がする(フラグ)

 

・・・とにかく誰かに見つけたもらうか

 

そう思い行動を開始した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ~・・・今日も平和だっぺぇ・・・」

 

バサビィ共和国の国境付近から商人が相棒の馬に乗って行商でアーハム帝国に向かって行った

ここ最近各国は一人のエルフ少女を巡ってバチバチとなっており気まずいが自分にとってはどうでもいい

 

「ん?なんか変なにおいがするな・・・」

 

すると

 

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

 

 

「な、なんの音だぁ!?」

 

森中に謎の爆音が鳴り馬も驚いてしまった

 

「ん?おい!何かいるぞ!!」

 

アーハム帝国の国境に入ったばかり商人が何かを見つけた

 

「なん・・・ひ、ひぃ!?バケモノ!?」

 

そこには()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

チラッ

 

狼のような化け物は商人に見つかったのを確認するとその場を離れていった

 

「な、なんだあのバケモノ・・・な、なんだこの死体の山は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

アーク「よし、保護してもらったか」

 

何をしていたのかというと商人にあえて見つかり子供を保護させた

少々無理やり感があるがあの商人は奴隷商人とかじゃないし大丈夫だろ

()()()()()()()()()で誘い出したけどうまく乗ってくれてありがたい

 

気絶している子供が保護されたのを確認し俺はアーハム帝国に戻った

 

後日アーハム帝国内の新聞で

 

 

「アーハム帝国国境付近で謎の大量エルフの死体が!?犯人は魔獣の可能性!?生存者は子供一人!!」

 

 

と大きく見出しを出し

助かった子供エルフは「奇跡の子」と呼ばれ商人に育てられるのであった

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()のを、まだこの時のアークは知らない……!

 

 


 

アーク「ただいまー」

 

いつもどおりに家兼倉庫に到着し、フェンリルの姿のままベッド目掛けてダイブした。(尚、フェンリルは修理済)

 


 

以前のポイント 2368

 

修理

フェンリル 300

 

合計ポイント 2068

 


 

いろいろと疲れたな・・・

あの子供も幸せに生きているといいが

 

アーク「はぁ・・・ま、いいか寝るk「ねぇ、アーク」はい、なにアリス・・・ふぉ?」

 

フェンリルの首を動かして見ると

 

アリス「お帰りアーク」

 

アーク「????????????????????」

 

アリス「何よなにか言いなさいよ」

 

アーク「なんでアリスが俺のベッドに?」

 

アリス「主人の私が大人しく自分の部屋で待っておくでも?それにこの家で待っておけば万の一アークが進化してもすぐわかるでしょ!!」

 

アーク「お前なぁ・・・・・・」

 

ぎゅっと抱きしめるアリス

 

アリス「それにしても・・・アークが犬になるなんてねぇ・・・」

 

アーク「犬じゃない狼だ」

 

アリス「うふふ・・・別に・・・アークだったら・・・何でも・・・いいわよ」

 

うつらうつらと眠たそうに漕ぐアリス

確かにもう夜中だから眠いのも納得だ

 

アーク「はぁ・・・とっとと寝ろ」

 

アリス「にゅう・・・・お休み・・・アーク・・・」

 

アリスを寝かし俺も寝た

 

そういやこの世界に来てからいろんなことを体験したな・・・

アリスとオーク退治したり冤罪に巻き込まれたり魔人領に突撃したり・・・いろいろとあったなぁ

アリスにスイーツ食わせたりくだらないけど楽しい雑談をしたり・・・あ、そういやまだアーハム帝国の街を探索してないな・・・今度アリスを誘って一緒に行ってみようかな?

俺はサイボーグになってアリスの部下ですって言えば何とかなるだろ

二人で遊んで二人で駄弁って愚痴を言いあったり俺の世界のことを楽しく聞いてくれたり・・・まるで・・・・そう!!

 

 

 

 

まるで()()・・・

 

 

 

 

アーク「ん?恋人?」

 

はて?っと思考を一旦停止し考えてみる

現在、こうやって添い寝しているがこれって異性同士としてセーフなのか?

俺、前世では彼女も作ったことがないが女性と添い寝って母親と一緒の時くらいだった気がする

 

アーク「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

そっと隣で寝ているアリスの顔を見る

 

アリス「むにゃむにゃ・・・・・・」

 

皇族らしからぬ涎を垂らしているが新手待て見ると美人だな・・・

小麦畑のような金髪、前世の女子が見たら嫉妬するほど綺麗で白い肌、長いまつ毛にぷっくら可愛らしい唇

 

アーク(あれ?うちの主人さ・・・美人じゃね?)

 

いつもスイーツを食べたら情けない顔つきになるが何もしなければ美人だな

 

アーク(って!何主人に見惚れているんだ俺!!あくまでもアリスとは主従関係だ!!恋なんかするわけないだろ!!)

 

そう自分に言いきかせ寝た

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークによるエルフ集団が虐殺事件があったころ・・・

 

~バサビィ共和国~

 

「何!?作戦が失敗した!?」

 

城では首相がアーハム帝国に侵入した部隊に命じた作戦が失敗に終わったのを聞いて憤慨していた

 

「仕方ない・・・おい!()()()()を起動するぞ!!」

 

「な!?ご乱心ですか!?あの魔方陣は()()ですぞ!!」

 

「知ったことかぁ!!エルフどもが我々バサビィ共和国より上にいるのが悪いのだ!!」

 

「し、しかし!!それはミール聖教国が予言しない限り!!」

 

大臣の一人が首相を止めようとするが

 

「ええい!邪魔だ!!」

 

 

ずしゃぁぁぁ!!

 

 

「そ、そんな・・・」

 

首相に剣を抜けれ切られてしまった

 

「おい!始めるぞ!!・・・()()()を召喚できれば我々はこの世界で最強になれる!!」

 

そう言い城内にある大広間に行く

 

「準備は?」

 

「ハイ・・・できております・・・」

 

大広間には巨大な魔方陣と・・・

 

「いやだ!たすけてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「死にたくないよぉォォォォォォォォォォ!!」

「な、なぜなんだ!!なぜ私なのだぁぁぁぁ!?」

 

魔方陣の中には鎖に拘束されてたり十字架に貼り付けにされている様々な種族がいた

 

「よし、やれ」

 

「は!」

 

100人もの命令を受けた魔法使いは魔方陣を囲い始めた

 

「”あまたの世界のいずこかにいる救世主よ、今ここに覇道を極め世界のため魔族を今殲滅せん!!””クァロウ”!!」

 

すると魔方陣は青白く光り出し・・・

 

いぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

ま、魔力がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

か、体ガァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

 

魔方陣内にいた()()は魔方陣に魔力を吸い取られ体も()()()()()の召喚のため分解され魔力にされていった

そして・・・

 

「お、おお!!成功したぞ!!」

 

青白い光が収まるとそこには()()()()()()()()()()()

「あ、よかった・・・逃げきれた・・・」

 

 

「成功だ・・・成功したぞぉぉぉぉぉ!!」

 

「「「「「万歳!!バサビィ共和国万歳!!」」」」」

 

「召喚ができたぞ!!・・・くっくっく・・・これでアーハム帝国は我々バサビィ共和国のものだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この()()を使ってなぁぁぁ!!




どうも性格テストで男なのに機械に女だと判断された零城です

次回は「国家争乱編」をおうくりします!!

アークをガチで戦争に参加させる?

  • やめろ
  • やめろ
  • やめろ
  • やめろ
  • やめろ
  • アリスのためなら仕方ない
  • 無条件でやったレ!!
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