鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~ 作:零城
古明地 さん
ヘタレ王子 さん
ありがとうございます!
誤字脱字報告も
朱色の羊 さん
ありがとうございます!!
今回は結構ダイレクトに時間が進みますが次回は戦闘回にするので許してください
城を出たが教会に着いた頃には山から太陽が出ていた
アーク「つ、着いた……」
流石に眠い
さっさと部屋に戻って寝るか……と教会の裏口から入ろうとした瞬間
カチャ
ノエル「んー!今日もいい天気です!!」
アーク(やべ!?)
ノエル「ん?今何かいたような?」
ノエルが裏口の扉から元気よく出てきた
あと少しで「いっけなぁ~い☆遅刻遅刻♪」な展開になるところだった……
俺は急いで近くにあった樽の陰に隠れたが一瞬見られた気がする
ノエル「猫ちゃんでしょうか?お~いにゃぁ~ん?」
ノエルが迷い猫かと思い先ほど見えた影を追う
アーク(いやいやいや!?ねこじゃねぇって!!)
やはり見られていたのかと衝撃を受け、どうにか見つけないでくれと願うが……
ノエル「あ!いた!」
あ、おわった
ノエル「まったく…こんな所で何やっているんですか?子猫ちゃ……ん……え?」
樽の奥に手を伸ばして行き何かをつかんだ瞬間、思いっきり引っこ抜くと
アーク(は、はーい)
大体30cmくらいの大きさで左手は何もないが右手には何かの板、そしてつぶらな瞳を持つメタルギアMk,Ⅱだった
アーク(……終わったわこれ、この後「きゃぁぁぁぁ!?魔物!?」って叫ばれて街中に広まり騎士に追われる鬼ごっこが始まるんだろうなぁ……あ、でも勇者の情報については手に入れたから別にいいかな?)
普通、焦るがこういう時こそ冷静に考え打開策を考えるが何も浮かばない
うん、逃げる準備するか……
だが、結果は違った
ノエル「な、な、な……
なんですかこの可愛らしい生き物はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
……え?
あ、もしかしてお嬢ちゃんそういう系?
ノエル「猫ほどの大きさなのに全く怖くなく逆に愛らしい瞳!(カメラです)瞳から伝わってくる愛情!可愛い!!」
両腕で抱えながらまるで欲しかった人形のように大事に抱えるシスター
アーク(助かって……ねぇな、どうしよう)
高い高いされてどうしようかと考える死神
ノエル「あ~♡君の名前は何ですかぁ?」
あ、死神アークです
あと、高い高いはやめてください酔いそうです
ノエル「えへへへ♪ねぇ!君、
え?いや、その「僕と契約して魔法少女にならないか?」っていうテンションで聞かれても困るんだが?
あと、俺はアリスの使い魔だから無理だわ
メタルギアMk,Ⅱを高々しく上げ喜ぶノエルだが
ノエル「そうだ!君の名前はメル!」
……おいおいおい!?待て勝手に進めるな!?
え、なんか勝手に名前を決められたんだが?
勝手に名前を付けられブンブンと振り回される
ノエル「よろしく!メル!」
むにゅ
アーク(んぶ!?)
あまりにもうれしいせいなのかメタルギアMk,Ⅱを自身の胸に押し付けているが当の本人は感触が嫌でもわかる
アリスほどデカくて柔らかいわけではないが服越しからでもわかる温かさ……まるで母親に包まれているような
って違う違う!?
……あ、よくよく考えたら俺、今変身じゃないから
アーク(解除っと)
勝手に一人芝居をしていたがどうにか解決方法が見つかった
すると先ほどの外の光景から部屋の天井に変わった
スッ
急いで起き上がり階段を駆け下りる
速くメタルギアMk,Ⅱを回収しないと永遠に帰ってこない奴になってしまう!?
アーク「あ!ノエルさん!!」
ノエル「おはようございますトオル様♪」
回収しようと降りたのは良いが丁度ノエルも中に戻て来たところだった
アーク「あ、えっと……ノエルさん…その手に抱えているの……」
ノエル「あ、さっき可哀そうだったので拾ったのです!!メルっていうんです!!」
メタルギアMk,Ⅱ「(´・ω・`)?」
あ、操作権が元に戻ったからメタルギアMk,Ⅱが現状を理解できたない
アーク「……すまんがそいつは俺の使い魔なんだ」
ノエル「え~!?トオル様って意外と可愛らしい使い魔を使役しているんですね!!」
意外とは何だ意外とは
メタルギアMk,Ⅱを自分の使い魔だと誤魔化し回収に成功した
そのあとはというといろいろとした
朝のミサをしたり(俺、死神って呼ばれているけど大丈夫かな?)、朝ごはん食べたり、掃除を手伝いました。
ノエル「…………」
アーク「いや、そんな目で見てもあげんからな?」
だがこのシスター……まだメタルギアMk,Ⅱを狙ってやがる……
「ノエル!早く行きますよ!」
扉にはマザーがいる
どうやら城に何か用があるらしい
ノエル「むぅ~……欲しいなぁ」
メタルギアMk,Ⅱ「(*'▽')」
ノエルが口惜しいようにメタルギアMk,Ⅱを撫でている
よほど気に入ったぽいな
アーク「ってか教会の留守で俺が居ていいんですか?」
ノエル「大丈夫ですよ!トオル様ってそんな悪い人じゃ見えないし!」
「ノエル………はぁ、申し訳ございませんトオル様、夕方には帰ってくるのでこの教会のお留守番をしてもらってくれませんか?」
アーク「あ、いいですよ!」
「ではお願いします」
ノエル「行ってきます!!」
……もしかしてノエルってポンコツか?
ま、まぁいいや……さてどうしようかな
アーハム帝国だったらアリスたちが居て暇ではなかったがバサビィ共和国じゃ暇だな
アーク「あ、そうだ連絡しないとな」
懐からiDROIDを取り出し主人に連絡する
ピリリリリリリリリ
ピッ
アーク「あ、アリスか?アークd「助けて助手ぅ!!」……おう?」
通信機から聞こえてきたのは元気な主人の声ではなくリンだった
アーク「え、どうしたん?」
リン「アリス様が……アリス様がぁ!?」
アリスに何かあったのか!?
そう問い詰めようとしたが……
リン「アリス様がさっきからアークぅってばっか言ってるの!!」
ッ!?どうしたんだアリス!?
まさか、誰かに毒を盛られたのか!?
リン「なんかアリス様が酔ったおっさんみたいに絡んできて面倒くさい!!」
そういってアリスのiDROIDを動かすと
アリス「アークぅ……会いたいたいよぉ」
アリスの声が聞こえてきた
アーク「……それほっといてよくね?」
アリスの声に活気はないが無事なら良しだ
リン「でも……上の人が絡んでくるって結構嫌じゃない?」
アーク「はぁ……ちょっとリン、アリスの変わってくれ」
リン「はいはい……アリス様?助手ですよ?」
アリス「っは!?アーク!あんた連絡するって言ったのに何で昨日も連絡しなかったのよぉ!?」
アーク「んな、毎回連絡するほど暇じゃねぇわ!?あと、アリス?どうしたんだ?会いたいよとか言って?」
アリス「え?まさか聞こえてた?」
アーク「おう、iDROID結構高性能だから聞こえ「忘れてぇ!!今すぐぅ!!」……はぁ?なんでだy「いいから!いい?今すぐ忘れて!!」……はいはい」
アリス「言っておくけどね!けっっっっっっっっっっっっっして!寂しいなんて思ってないからね!
……それってつまり寂しいのでは?
って言おうとしたが墓穴を掘りそうなので黙っていた
アーク「……そうか……あ、あとアリス?皇帝陛下に伝言ついでに情報を伝えてもらってもいいか?」
アリス「あら?流石私の使い魔ね!もう情報を手に入れたのね!」
アーク「んでまず勇者についてだが……」
アリスに今回のことで分かったことを言った
アリス「え~……何その勇者……ただの女たらしで最低じゃない」
アーク「そうだよなぁ……早く任務を終わらせたら帰るから待っててな?」
こうしてアリスとの通信を終わらせどうしようかと考える
アーク(せっかくお世話になってるしなぁ……あ、ご飯作るか)
てなわけで作ります(第三弾!みんなも作ってみよう!!)
材料(二人前)
牛肉切り落とし 100g
じゃがいも 2コ
洋にんじん 1/3本
たまねぎ 1/2コ
糸こんにゃく(カット) 1/2袋
三度豆 6本
油 大さじ1/2
だし 1カップ
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
1,牛肉・じゃがいもはひと口大に切る。にんじんは乱切り、たまねぎはくし形に切る。三度豆は4cmに切る
2,鍋に油を熱し、牛肉を炒める。色が変わったら、じゃがいも・たまねぎ・にんじん・糸こんにゃくの順に炒める
3,だし・調味料を加え、沸騰したらアクをとる。ふたをして、野菜が柔らかくなるまで中火で約10分煮る
4,三度豆を加え、煮汁が少なくなるまで煮る
5,皿に盛って完成!!
以前のポイント 3145
生産
牛肉 1
ジャガイモ 1
洋にんじん 1
玉ねぎ 1
糸こんにゃく 1
三度豆 1
出汁 1
佐藤砂糖 1
醤油 1
酒 1
合計ポイント 3135
アーク「完成!」
できたのはオカンな味、肉じゃがだ
アーク「肉じゃなぁ……ジャガイモが出汁を染み込んでくれないんだがなぁ……置いとけば染み込んでくれるかな?」
しかし、肉じゃが出来てもまだ昼間だった
アーク「ん~…あ、ブレードウルフと戯れてくるか」
前に来いと言われてたのでVR空間に転送する
アーク「疲れた」
5時間くらいして現実世界に戻ってきたが疲れた……
何をしたかって?鬼ごっこだ……だけどブレードウルフがガチ勢すぎて捕まらなかった
こっちはサイボーグだけどあっちはビルの壁走ったりしたんだよ?おかしくね?
アーク「はぁ、ま、いいか」
外はオレンジ色になっていて夕方のようだ
そんなことを思っていると
カチャ
「今、帰りましたよトオル様」
ノエル「ただいまです!!」
ノエルたちが扉から元気よく帰ってきた
アーク「あ、お帰りなさい」
「申し訳ございませんねトオル様……留守番を頼んでしまい」
アーク「いえいえ……ところで城に何しに行ったのですか?」
「はぁ……それなのですが……」
マザーが城でのことを言おうとしたが
ノエル「マザー!台所からいい匂いがします!!」
先に台所に行ったノエルが叫んで中断してしまった
ノエル「わー!おいしそう!!」
「あら?本当だわ?」
アーク「あ、すみません勝手にご飯を使ったんです……そのぉ迷惑でしたか?」
「あらあら!?まったく!実は先ほどから夜は何にしようか考えていたところなんです!!」
アーク「そうですか……いや、お世話になっているので何か恩返しをできたらなと思ったのですが……」
「うふふ♪トオル様はお優しい方なのですね」
ノエル「マザー!これすごくおいしそうですよ!!」
アーク「これ、俺の故郷の料理なんですが……お口に合うでしょうか?」
「いえいえ!ではせっかく作ってくれたので食べましょう!!」
というわけで少し早めだが夕飯を食べることになった
ノエル「ん~♪これすごくおいしいです!!」
「ジャガイモがこれほどおいしくなるとは!!」
にくじゃがは意外と好評だった
まぁ、肉じゃがが嫌いな人ってあまりいないだろうし
アーク「……それで城で何があったのですか?」
「実は
アーク「ダンジョン!へ~!」
ここは侵入した時に手に入れた情報とあっているな
ちなみにだがダンジョンと魔物の巣の違いだが
ダンジョン:魔法のトラップや人工的な建造物があって主に地下にあり最深部にはボスがいて宝もある
魔物の巣:魔物しかなくダンジョンに比べたら比較的安全
って感じだ
アーク「勇者がダンジョンにですか……それで?」
「それにうちの
ノエル「マザー!心配しすぎだって!確かにダンジョンは危険だけど私は回復担当で後方だし一応攻撃魔法もできるから!!」
アーク「へ~……ノエルさんって回復魔法ができるんですね?」
ノエル「えっへん!!」
「でも……やはり私は心配で……」
ノエル「安心してくださいよマザー!私、外の世界にはあまり出たことがないし……今回のことでいろいろと学びたいんです!!」
「……まぁ、私もあまり若いころから修道士は外の世界に出る機会がありませんし……いいでしょう、この機会を大切にしなさい」
ノエル「はい!」
………どうやらノエルは今回の勇者のダンジョン攻略を楽しみだそうだ
だが、これはチャンスだな
アーク「あのぉ……これは自分勝手なことかもしれませんが……私も参加してよろしいでしょうか?」
ノエル「え?トオル様がですか?」
アーク「はい、俺これでも旅人なので少女一人を守るくらいの実力はありますよ」
「…………トオル様がいるなら私も安心してノエルを送れますね」
ノエル「トオル様も来るんですか!なら、メルも……」
アーク「残念ながら、あいつは愛着動物だから連れて行かん」
ノエル「むぅ~……トオル様?あのメルの種族って何ですか?」
アーク「………まぁ、また今度詳しく言うよ」
「ではトオル様、ノエルをよろしくお願いします」
よし、これで勇者の実力が見れるな
しかし、何で行こうかな?
まるで明日ある遠足を楽しみにする子供のようにウキウキしながら今日はお開きにした
どうもアンケートの結果が作者の予想とは違う結果になって驚いている零城です
次回はダンジョン回で戦闘が出ます
アークに人間に戻ってほしい?
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はよ戻れ、そしてアリスとry
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まだいい