鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
朱色の羊 さん
ヘタレ王子 さん
古明地 さん
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
古明地 さん
ピィ さん
ありがとうございます!!

あと「開発一覧」を新しく更新しました見て行ってください


四十一発目 だんどん!! 上層!!

「ゴブリンが来たぞぉ!!」

 

来たか

 

ダンジョンに入ってしばらくすると前方からギィギィと緑色の小鬼がやってきた

 

アーク(やっぱ異世界って言ったらゴブリンだよねぇ)

 

ピロン♪

 


 

通知:説明をします

(ゴブリン)

肌が緑色の小型魔獣、オーク並みに弱いが頭は賢いほうなので油断大敵。オークみたいにオスしかいないので女性を捕まえて妊娠袋にする

 


 

うん、ありがとう通知さん……ついでに知りたくもない情報も知っちゃったよ(主に女性のところ)

 

ダンジョン内は前に行ったオークの巣とは違い人工的なコンクリートのブロックが敷き詰められ壁には照明用の松明などがあった

そんなゴブリンがダンジョンの奥から30体ほどやってくる

 

「殺すぞぉぉ!!」

 

「「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」」」」」

 

うわ、この冒険者たち……無能すぎでは?

ファンタジーゲームでは重装備をしたタンクを前方にして間にアタッカーとか入れて後方に魔法使いとか入れるが……

 

「死ねぇ!!」

 

「”その業に裁かれ、浄化せよ”「ファイアウォール」!!」

 

まさかの全員、前に出ている

マジでなんで魔法使いが前線に出て肉弾戦をするのかわからん

 

アーク(普通、重装備を前にして魔法使いは後方だろ……どんだけ勇者のパーティーになりたいんだ?)

 

なんとも醜い

それに対してノエルは……

 

ノエル「大丈夫ですか!?」

 

「いてぇよ?!」

 

ノエル「安心してください!今、回復させますからね!!」

 

うん、ヒーラーとしてのポジションを大切にしている

俺はって?

俺は遠くのほうから勇者を見ている。いや、こんなところでメタルギアの能力を使って無双したらかえって目立って勇者に目を付けられるからな……あ、でもたまに逃げようとしているゴブリンを足止め程度で邪魔をしている

そして勇者はと……

 

ペガサス「おうおう!かかってきなぁ!!」

 

ゴブリン「ぎぃぎぃ!!」

 

ペガサス「はぁ!!」

 

あ、流石に高みの見物ってわけでもないか

へっぴり腰だが剣を構えゴブリン一体と対峙している

勇者の装備だが金ぴかの鎧に片手剣と盾という基本的な装備だ

剣を上段に構え振り下ろすが

 

ゴブリン「きっきき!!」

 

 

ごん!!

 

 

ペガサス「いてぇ!?」

 

あ、振り下ろしが遅いからすんなりとゴブリンは避けてカウンターに持っていた棍棒を頭にぶつけた

勇者の被っていた兜が少し凹んだくらいで済んだが勇者は涙目である……情けないな

 

「ゆ、勇者様!ご無事で!?」

 

ペガサス「痛いよぉ!?あいつ、魔王か何かか!?」

 

んなわけあるかい

こんな野生の魔王が現れた!みたいなことあるか!

 

「くそ!くらえ!”天よ!その怒りを我が手に!「サンダーストライク」”!!」

 

 

バリバリバリ!!

 

 

ゴブリン「ぎぃぃぃぃぃ!?」

 

勇者の護衛であろう魔王使いが雷魔法を唱え手から雷を出し見事ゴブリンに命中した

 

「勇者様!止めを!」

 

ペガサス「ああ!くらえ!ペガサススペシャル!!」

 

剣をぎこちなく振り上げゴブリンの胸に突き刺した

 

ペガサス「やった!どうだ!魔物風情が!」

 

「すごい!流石です!勇者様!」

 

いや、ゴブリン一体やん

こんなのマザーベースのスタッフでも体術で勝てるぞ?

 

ペガサス「痛いわ……ノエルちゃぁぁぁぁん!治療おねがーい!!」

 

……たんこぶ一個で前線離脱

この勇者使えんくね?(今更)

ぶっちゃけ護衛のほうが勇者っぽいぞ?

 

ノエル「神の御使い様!?どうかされましたか?」

 

ペガサス「うえーん!俺、重傷を受けたんだ!治療してくれ!」

 

そういい金ぴかの兜を脱ぎ、たんこぶをウザいくらい見せる

 

ノエル「え、たんこぶで?……は、はい!今、治療しますね!」

 

はぁ、ノエルも優しい子だな

あんなたんこぶ一個で前線離脱するような奴でも治療するなんて

 

ペガサス「ありがとぉ!それじゃ、はい!」

 

それほど元気なら戦って来いよ

 

勇者はお辞儀するように頭を下げ、ノエルは右手を勇者の頭に乗せ回復魔法を唱える

 

ノエル「”神よ、戦士に安らぎを”「ヒール」!」

 

するとノエルのかざした右手は緑色に光が灯しだし勇者の頭を撫でた……そしてみるみると頭にできたコブは小さくなっていった

 

ペガサス(ぐへへへ♡良い距離で頭を下げれたな♪目の前にノエルちゃんのシスター服越しにわかるナイスバディがくっきりわかる!肩から腰にかけてボンキュッボンな体にあの第二皇女ほどじゃないが巨大な胸についた果実!ああ、重そうだから直接手で持ってあげたい!)

 

ノエル「はい!神の御使い様!終わりましたよ!」

 

ペガサス「うへ♪うへへへへへ……」

 

ノエル「?どうかされましたか?」

 

ペガサス「あ!いや、ごめん!……あ、あのさ!ノエルちゃん!今度さ城に来た時さ……俺の部屋に来てくれないか?」

 

ノエル「ほえ?よくわかりませんが……わかりました!次来た時ですね!」

 

ペガサス「(いよっしゃ!)わかった!……よぉし!俺、頑張っちゃうぞ!」

 

すると勇者は何かスイッチが入ったのか前線にトンボ返りし一人突撃していった

 

「うお!?邪魔だろ!?あの勇者!?」

 

「当てんなよ!当てたらせっかくのチャンスが水の泡になる!!」

 

アーク(うわ、前世のオンラインプレイだったら害悪プレイだろ)

 

勇者は魔法使いがゴブリンの群れに魔法で攻撃している。もちろんこういう時は魔法使いの誰かが攻撃すると合図を送った後に前線組は下がって魔法をお見舞いするんだがそれを勇者は無視し一人無謀に突撃していった

 

ペガサス「どけどけ!俺は勇者様だぞ!」

 

勇者が勝手に突撃したせいで魔法での攻撃の弾幕の密が少なくなりゴブリンの減るスピードが遅くなった

 

ペガサス「うおおお!食らうがいい!正義の一撃を!」

 

あいつ……本当に魔族殲滅に行くならそのパーティ音速で壊滅するだろ

勇者はなぜか盾を捨て両手で片手剣を掴みゴブリンの群れに突撃するが

 

ゴブリン「ぎぃ!ぎぃ!」

 

ペガサス「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

ゴブリンからしたら「なんか一人来たんだけど?」みたいな顔をして勇者を速攻で囲み集団リンチする

 

ノエル「勇者様!?離れて!”全ての敵意と悪意を排除せよ!神の子らに絶対の守りを!「フラーシュ」”!!」

 

ゴブリン「ぎ、ぎぃ!?」

 

ノエルは勇者のピンチを見て急いで前線に上がりこの世界では割と希少な光魔法を使用した

使用すると右手から光の塊が出現しゴブリンたちは嫌がっているのか後ろに下がった

 

アーク(度胸あるなぁあのシスター)

 

ヒーラーなのに前線に出るほどの勇気と実力……ノエルって割と強いんじゃ?

 

ノエル「よし!”荒れ狂う疾風よ!その怒りで大地を穿て!「サイクロンホール」”!!」

 

次の魔法を発動させるとノエルの両手にバスケットボールほどの大きな球体ができノエルは思いっきりゴブリンの集団に投げ込むと

 

 

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

 

 

ゴブリン「ぎぎ!?」

 

ダンジョン内に巨大な竜巻が発生した

 

アーク(うお!?)

 

すごいな!

周りの冒険者たちも一番離れているが体が持ってかられそうだった

 

ノエル「ふぅ……大丈夫ですか?勇者様?」

 

ペガサス「う、うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!怖かったよぉ!」

 

ノエル「もう安心してくださいね?ゴブリンは私はやっつけたので!」

 

よしよしと勇者の頭を撫でるシスター

母性高いな……なんかノエル、将来の旦那さんをダメ夫にしそう

 

ちなみに当の勇者は

ノエルが頭を撫でているのをいいことに自分の頭をノエルの胸に押し付けていた

 

ペガサス(うっほ♪ノエルちゃん、いい胸をして……………あれ?デカくないか!?これってもしかしてだけどアーハム帝国の第二皇女(アリス・フォン・アーハム)と同じくらいあるのでは!?……な、なるほど!これが着やせタイプ!くぅ~!攻略ポイントがわかってくるねぇ!このままだとノエルちゃんが俺の花嫁候補三号に仲間入りか!?)

 

ノエル「あ、あの!そろそろいいでしょうか?……そ、そのぉ……当たっているので」

 

ペガサス「(くぅ~!恥ずかしがる顔も可愛い!)……あ!ご、ごめん!」

 

アーク(何やってんだ、あの勇者?)

 

遠くのほうから見ているが、もうあれ勇者じゃなくて愚者だろ

 

アーク(しっかしなぁ……俺も暴れたいや)

 

さっきから逃げようとしているゴブリンを見つけてはスカルズの高速移動で接近してアキレス腱を切断させて放置し他の冒険者に止めを刺させるという仕事を続けているんだが、瀕死にさせるのが面倒くさいしゲーマーとして体がウズウズする

 

ちょっとずつ戦いたい欲求が溜まっていきどうしようかと考えていると

 

アーク(あ、せや!)

 

そっと冒険者たちには気づかれないようにステルス化し勇者たちの背後に回った

 

アーク(いやいやいや、そろそろ離れろや)

 

ちなみに勇者はというと未だにノエルにナデナデしてもらっていた

ノエル本人にとっては早く支援に戻り怪我人の治療をしてあげたいが勇者が邪魔で行かしてくれなかった

 

アーク(……少しくらい派手なことをしていいだろ)

 

そして気づかれないようノエルの後ろに回り

 

 

トントン

 

 

ノエル「はい!どうしましk……あれ?今、誰かに肩を叩かれたような?」

 

ペガサス「いいじゃぁんノエルちゃぁん?気にせず俺をおpp、じゃなくてナデナデしてほしいなぁ?」

 

ノエル「で、でも私は戻らないと……」

 

ペガサス「あと、5分だけぇ~」

 

勇者……貴様に罰を与えよう

 

未だに後方をきょろきょろして叩いた人を探しているノエルと未だべったりしている勇者の後ろに回りこみ

 

 

カキカキカキ

 

 

ステルス化を解除して右手を鋼鉄化させ思いっきり振りかぶり……

 

アーク(鉄拳制裁!!)

 

 

ぐしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

 

思いっきり振りかぶった鋼鉄のこぶしは綺麗な曲線を描き吸い込まれるように勇者の脳天に命中した

 

ペガサス「ほ!?ご………にえ………」

 

ノエル「きゃぁ?!今何か音が………勇者様!?勇者様しっかり!?」

 

勇者の兜はプレス機をかけられたみたいに拉げて勇者本人はパタリと気絶してしまった

 

アーク(うっし、うるさい奴がいなくなったおかげで冒険者のみんなもご満悦のようだ)

 

え?勇者の実力は良いのかって?

まぁ、あんなへっぴり腰で剣を構えるし、たんこぶ一つで前線離脱するような奴だぜ?見る価値もない

 

そのあとはというと順調に進んでいった

やっぱ、勇者が足を引っぱたせいかスムーズに進んでいった

 

アーク(でも、俺にとっては現状のMVPはノエルだな。回復もできて前線に出られるほどの魔法の実力もある……あれ?俺いる?)

 

教会のマザーが過保護すぎな気がする

ノエルがもし冒険者になっても頑張れば一流になれるだろ

 

俺の鉄拳制裁で気絶した勇者は護衛の者たちが担ぎ俺たちは奥に進んでいった




どうも前回に新しい評価者の報告をしたら、次の日に6人も新しい評価者が出てきて驚いている零城です
なんでや!・・・なんで急に6人も増えるんや(嬉)
次回はノエルが頑張ります

勇者・・・どうする?

  • 死〇ぇぇぇぇぇぇ!!
  • 判決!死刑!
  • 地獄がお似合いだ
  • その命・・・神に返さないでください
  • 人間だし、殺さない!
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