鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~ 作:零城
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
朱色の羊 さん
ヘタレ王子 さん
ありがとうございます!!
注意!!
今回の作品は下品な表現が含まれます!!(性的なほうではない)
なのでお食事中には読まずに終わってから読んでください!!
ノエルをミミックから救助した後、俺たちは問題なく進んでいった。
まぁ、ノエルとの会話は気まずかったのでなかったが
以前のポイント 2135
獲得(ミミック討伐) 300
合計ポイント 2435
ペガサス「う~…痛いよぉ」
「だ、大丈夫ですよ! 勇者様! 傷は治ったじゃないですか!!」
「そ、そうですよ! 新しい神様特典が見つかっていいじゃないですか!!」
ペガサス「そうだけど……怖かったよぉ……」
アーク(まぁ、俺にとっては面倒くさいことが増えたんだがな)
これは完全に俺の推理に過ぎないんだが恐らく、「超回復」は「どんな怪我でも治せるが魔力消費が激しい」か「普通の回復魔法と同じ回復力だが勇者の特典の一つの魔力量無限のせいで強化されている」の二つでどちらも「超回復」と「魔力量無限」の二つがあることによってできる技だ
……あれはもはやほぼ不死身に近いな
アーク(首を掻き切って……いや、それだと死ぬまで時間があるからその間にも超回復が発動して回復してしまう……はぁ、どうしたものか)
やっぱ、対物ライフルで頭を吹き飛ばしたほうがいいのかな?
だが、もう一つの心配は
アーク(勇者の回復できる範囲なんだよなぁ)
先ほどのミミック戦で半分以上切断されたくせに超再生ですっかり元どおりになってしまい今は自力で歩いている
トカゲか何かか?
アーク(あと、使えるとしたら……毒殺かなぁ?)
しかし、毒までもが超回復で消されてしまったら打つ手がない。
う~ん?と悩んでいると
ノエル「…………………」
ぺちぺち
アーク(う、うん?なんだ?)
急に隣にいたノエルを俺の背中を可愛らし音でたたき始めた。
カキカキ
【ど、どうしたんだよ?】
ノエル「……なんかトオルが変なことを考えて気がしたんで叩きました」
変なことってなんだよ?
俺は精々勇者をどう殺すかを考えてただけだぞ?(それだよ)
ノエル「一応聞きますが……誰にも言ってませんよね?」
カキカキ
【言ってない】
ノエル「言ったら承知しませんからね?」
ジト目で見られるがこれはマジだ。
ノエルがミミックに捕まって「あんなことやこんなこと」をされた時、冒険者たちは背後から攻めてきた魔物の対応で気が付いていないので誰も見ていない。
勇者はって?知らん!見てたら何かしらしてくるはずなので勝手に見てないと判断した!!
そして順調に進んでいき……
「ん?……全員止まれ」
先頭を先行していた騎士が止まれの合図が出たので止まった。
「どうした?」
「……この部屋見てみろよ」
地道に道を潰していって最後に残った道の奥には部屋が一個あり中を見てみると……
アーク(広いな)
大体、広さは甲子園球場の観客席を含めた広さだった。
「なぁ、これってまさか……」
「ああ……
ボス部屋だ」
アーク(とうとうか)
まさかと思っていたんだがここで来るのか。
少し中を覗いてみるとキラキラと結晶が光っており幻想的だったが……
モゾモゾ
「……あれがボスか」
「デカいな……」
冒険者たちは恐る恐る覗き観察する。
よく見たらボスの体はプルプルと蠢いている。
「あれ……スライムか?」
「じゃぁ、ボス・スライムだな」
カキカキ
【それで、どう攻めます?】
「あ~…そうだな……一応防御系の付与魔法をかけた盾持ち騎士を前衛に出して魔法使いで後ろからチクチクやる……かなぁ?」
「了解、それじゃ作戦開始で」
ノエルはいつでも回復させる準備をし他の騎士たちも準備するが……
ペガサス「おい、待て貴様ら!! この勇者ペガサスを置いて勝手に作戦を立てるな!!」
お約束の勇者である(もうお前黙れよ)
ペガサス「そんな作戦、すぐに壊滅するに決まっている!! 俺だけだったらすぐに終わらせれるのに!!」
冒険者たち((((((こいつ……大して何もやってないくせに何を言っているんだ?)))))))
ダンジョンに入る前は勇者のことを素晴らしい人だと思っていて冒険者ですら完全に失望しており忠誠の糞もなかった。
「しかし……勇者様、大変お言葉かもしれませんが……
ペガサス「……え?」
「あ、いえ……それほど言うなら素晴らしいお考えをお持ちなのかと……私も長い間、冒険者をしていましたが勇者様が
ペガサス「え、いや…そのぉ……」
「え、まさか適当に言ったとかはありませんよね?」
うわぁ…
あの筋肉隆々の冒険者……よほど勇者が嫌いになったのか言葉に棘を感じる
「おい! 貴様! 勇者様にその言葉は何だ!!」
「訂正しろ!!」
「いえ、私は気になって聞いただけなので……それに勇者様がこの作戦より素晴らしい作戦があるなら、それを実行すればみんな無事に帰れますが?」
護衛の魔法使いたちが問い詰めるが平気な顔で答える
……が、ここで勇者のほうも我慢の限界が来たんだろう
ペガサス「わかった! わかったわ!! 行けばいいんだろう! 行けば!!」
「おお! 勇者様! どうするんですか!!」
ペガサス「俺、
ノエル「だ、ダメですよ! 勇者様! 怪我をしちゃう!!」
こんな糞でも心配してあげるノエルさん、マジ天使
ペガサス「大丈夫だよノエルちゃん!! 絶対に勝ってくるから!!」
そう豪語すると勇者は一人でボスの部屋に入っていった
ペガサス(この戦いが終わったら、俺はノエルちゃんに告白するんだ!!)
フラグ「お?呼んだ?」
ちなみに勇者の金ぴか鎧は先ほどのミミック戦で完全にお釈迦になってしまったので下半身が裸だった(その時ノエルに助けを求めようとノエルに近づいたら余りにも気持ち悪かったのかノエルの綺麗な回し蹴りが勇者の腹に決まった)
今は護衛の鎧を拝借(という名の強奪)している。
ペガサス「うおおおおおお!名誉挽回だ!!」
勇者は剣を抜き取り攻撃を開始する。
キング「ッ!!」
キング・スライムも気配に気が付いたのか自身の体をぶよぶよ動かしている。
カキカキ
【ねぇ、護衛さん】
「ああ? なんだ?」
カキカキ
【護衛なら勇者に断られてもついていくって思ったけど行かないの?】
「はぁ? んなわけないだろ? なんであの糞勇者を守らないといけん?」
カキカキ
【糞勇者って……まさか護衛さんって勇者嫌いなんですか?】
「……本人がいないこそ言えるが……ここにいる全員は勇者のことを失望している奴らだ」
カキカキ
【え、でも勇者のことめっちゃ褒めてましたよね?】
「あんなの社交辞令で嘘に決まってる」
どうやら護衛の中でも勇者のことを嫌っている奴がいるらしい。
「……実は俺には妻がいたんだ。毎朝おはようって言って城に警備しに行く俺にいってらっしゃいって言ってくれる俺にとって運命の人なんだ……だけど勇者が現れてすべて変わった。勇者は国中の最も若く美人な女性を連れて来いって命令を出した……
あ~…そういえば城に侵入した時に馬車で運ばれていく女性を見たな。
ってか既婚者でさえ奪うのかよアイツ? 最低じゃん……
「招集命令が来た時に見た妻は泣いていたが最初は拒否したが勇者から勇者法で絶対命令が出されてしまったんだ……そして後日、城に行ったら俺の妻がほぼ裸みたいな服を着せられて勇者の召使をされていたんだ!……そんときの俺は無力な自分が許せなかったよ」
カキカキ
【え、なら……首相に訴えればいいじゃないですか?】
「………なぁ、勇者はどうやって降臨なされたのか知っているか?」
カキカキ
【え、知りません……でも確か勇者が降臨されるときってミール聖教国が予言を発表するはずですよね?】
「ああ……本来はそのはずなんだが実際は違うんだ」
カキカキ
【違うって?】
そういえば、前に城に入った時も勇者の降臨について詳しく書かれていなかったもんな?
「……本来はミール聖教国が予言して降臨するが………俺たちは
カキカキ
【禁呪!?確かそれって世界中で使用が禁止されている魔法ですか!?】
禁呪とは生命を糧に発動する魔法で、そのあまりの残忍さに世界中から禁止されている。
おいおい……なんでそれについては書かれていなかったんだよ。
「ああ、あの勇者を召喚した時に生贄で奴隷を1000人ほど捧げようと今の首相が言ったんだ……幹部だけで秘密裏の計画で下っ端には何も言ってないんだ。そして、禁呪を実行してあの勇者が誕生したんだ……まぁ、簡単に言ったらあの勇者は偽物だ」
……もしかして前にロリ神が言っていた変な穴ってコレのことか?
カキカキ
【な、なら世界中に告発すれば……】
「……それができていたなら、もうしている……いいか? 世界中は勇者が降臨して喜んでいる。そんな中、勇者を偽物だという奴が居たら信じると思うか? 精々信じるのはミール聖教国だが今回、予言を外したから信用性がない」
カキカキ
【でもなんで俺に?】
「別に誰でもよかったからだ。どうせ言ったって頭がおかしいって言われるからな……ははは……はぁ、妻に会いたい」
そう護衛からの真実を聞いていた瞬間
ボス「バオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
ペガサス「は、はなせぇぇぇぇぇ!?」
偽勇者の声が聞こえてきたので、ふと見てみると
バコォ!!
ドガァ!!
アーク(わーお、痛そう)
勇者の足をボスの一部が掴み勇者を地面にたたきつけ続けていた。
勇者が地面に叩きつけられるたびに顔が平面になっていき血だらけになっていく。
普通の人間だったらすでに死んでいるであろうが勇者の「超回復」のせいで綺麗に元どおりになる。
アーク(あ、投げた)
勇者を叩きつける遊びに飽きたのかボスは勇者を思いっきり壁に投げつけ、まるでスーパーボールみたいに跳ねて地面に衝突した。
ペガサス「ごは!?……す、スライムのくせにぃ!!」
激高した勇者は自分の周りの空間から剣を召喚しキングに射出するが
ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ………
ペガサス「なに!?」
剣がキングの体に刺さった瞬間、焼ける音と腐敗臭を出し溶けていった。
「……うわ、あのボス……酸でできているのか?」
「だったら近接攻撃はできんな……魔法使い頼みだな」
一人で戦っているのに他の人は安全圏から観戦して情報を手に入れるという前世では怒られるようなシーンだが冒険者は誰も気にしていない。
キング「ボォォォォォォォォォォォォ!!」
ペガサス「ええい!だったら!」
すると勇者は腰から何かの本を取り出し見始めた
ペガサス「えっと……水……じゃくて、炎の聖霊よ……えっと……今こそ力を見せたまえ!!”「ファイヤーボール」”!!」
うわ、あいつ魔法演唱の文すら覚えてないのかよ?
しかし、勇者の特典に「魔法力無限」があるので……
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
ボス「っ!?」
ペガサス「はっはっは! どうだ
神様特典の力で威力が上がり、前にクロエが使った「インフェルノ」より大きな爆発が起こった
ペガサス「ほら!モウいっちょ!!」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
ペガサス「弱い!俺にとっては弱すぎる!!」
このままいけば勝てると思ったのか調子に乗り始める勇者(フラグ:また仕事か?)
だが、現実はそんなに甘くない
ボス(ぬちゃぬちゃ……)
突如、ボス・スライムがうごうご…と動き始めた
ペガサス「はっはっは!! 苦しいだろう! 苦しいだろう!!」
炎魔法で燃やされていくボス・スライムは自身の体を凝縮され
どぱぁ!!
体の一部を移動させ固くさて大楯にした
ペガサス「っは!そんなの破壊してくれるわ!!」
それを見た勇者は先ほどと同じ炎魔法「ファイヤーボール」を連発していった
アーク(まさか……あの勇者、魔法が下手糞なのか?)
さっきから同じ魔法しか使ってない。
多分だが、今までずっと神様特典に依存していたからうまく使えないようだ。
しかし、離れてみているから一つわかったことがあった。
アーク(ん?なんだあの赤い球体?)
勇者がキングの盾に魔法をぶつけていくたびに盾のある反対側から少しずつ
「ッ!! 勇者様!
冒険者の一人も気が付いたのか勇者に教える。
なるほど……セリフ的にもあれが弱点か?
しかし、当の勇者は
ペガサス「くははははは!!どうしたどうした!!反撃がないぞぉ!!ちびったのかぁ!?」
先ほどのミミックの時は「シニタクナイ!?」と言った勇者はどこに行ったのやら?
一方的に叩く《ワンサイドゲーム》のが楽しいのか全く聞いていなかった
「なぁ、あの体の一部で作った……盾なんだが……なんか本体の体の色より輝いてないか?」
「……本当だ……しかもあんなにも大爆発を受けているのに全く傷がない」
そして……
ボス「ぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…………」
ボス・スライムの体は少しずつ小さくなっていき……
ボシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
「うわ!?なんだ!?」
突如、ボス・スライムは体から大量の霧を発生させた。
その量はとてつもなく俺たちが居る入り口まで来たほど……
「ッ!?ごっふごっふ!? みんな!吸うな!
一番前にいた筋肉隆々の冒険者が吸ってしまったそうで咳をしはじめた。
それを聞いた冒険者たちは慌てて口と鼻を抑えて吸わないようにした
「マジかよ!? あいつ、酸だけじゃなくて毒も出せるのかよ!?」
ノエル「こほこほ!? ど、毒状態になった人はいますか!?」
「これだけ遠くにいるのに毒がこれほどの濃度とは!!中央は密度が高すぎて常人でも即死だろう……」
「………待った、なら
ザワザワとなり中央のほうを見てみると
ペガサス「ぜぇぜぇぜぇ……」
生きてる!?
さっき常人じゃ即死級の濃度の毒なのになんで生きてんだ!?
ペガサス「くそ!何をだsおえぇぇぇぇぇぇ…はぁはぁ……は、吐き気gおえぇぇぇぇぇぇ……ど、毒kおえぇぇぇぇぇぇ……」
あいつ……言っては吐いて元に戻って吐いてを繰り返してんぞ?
………あ、まさか「超回復」でか?
平気な顔に戻っては吐くという様子から見ると、どうやら「超回復」は状態異常も回復できるらしい
しかし、あくまでも回復で無効にはならないため治っては毒状態になるというループに入っているようだ
ペガサス「ごふごふ!? お、おい! 冒険者ども! 早く助けろ!!」
先ほど、一人で十分だと豪語したくせに助けを求める勇者。
すると、ボスは
プッ!!
自身の体の一部を弱っている勇者に纏わりつかせた。
そして少しずつ纏わりつかせ勇者はスライムにすっぽりと収まってしまった。
カキカキ
【……あ~、あれって助けたほうがいいですよね?】
「そうだな……だが、未だ超高濃度の毒があたりを漂っているぞ?」
「そうだなぁ‥…誰か
シーーーーーーーーーン
勇者を助けるために救助役を出そうとするが誰もいない
まぁ、あの勇者だしなぁ
ノエル「なら、私が行きます!!」
すると、ノエルが手を上げる。
「え?ノエルさん、行くの?」
ノエル「はい!今そこに苦しんでいる人がいるのに見捨てることはできません!!」
「ノエルさん……」
……やっぱ、教会のシスターだなぁ…ノエルは
「だ、だけど……毒は良いかもしれないけどボスはどうするんだい?」
ノエル「……気合で何とかします!!」
あ、ダメだわコレ
このシスター……手を挙げたのは良いけどどうやって助けるのかを考えていなかったな?
……はぁ、仕方ない
癪だがこのままだとマジでノエルが行きそうだ。
スッ
カキカキ
【俺が行こう】
ノエル「え? トオル?」
カキカキ
【そろそろ、運動がしたくなってな】
「い、いいのか? トオル?」
カキカキ
【別に誰も上げないし、このままこのシスターを行かせるのも嫌なのでね】
そしてボス部屋の入り口に立つ
「ボスはどうする気なんだ!?」
カキカキ
【別に倒してしまっても構わないだろう?】
ついでにノエルに聞いてみる
カキカキ
【ノエル?毒を無効するの魔法ってあったよな?】
ノエル「は、はい!! でも、中央は毒が濃すぎて10分が限界です!!」
ふむ、10分か
いけるな
こうして俺はソロでのボス戦に挑むことになった
どうも人生永遠に夏休みにならないかなっと思っている零城です
次回はアークをメインとして戦闘回が始まります
アークの新しい神様特典!!
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相手の罪の大きさで自身を強化
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相手の神様特典を半分にして使える
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1分間の神速化
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1億通りの未来予測(本家アーク)
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10秒間時間停止
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オリジナル弾薬無限召喚
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上記以外(感想に送って)