鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
桜白狐 さん
大和 さん
ありがとうございます!!


四十九発目 帰国

バサビィ共和国から一山ぐらい超えたところ……

 

 

キィィィィィィ……

 

 

一匹の鳥が飛んでいた。

しかし、その鳥は普通ではなかった。

黒い機体に鳥の形をしているが()()()()()()()()()()()を載せて翼にミサイルを載せていた。

メタルギアの世界では偵察や爆撃を主にしていたUACV(戦闘無人兵器)……スライダー。

 

アーク「ふぅ~ん♪ 意外と空も悪くないなぁ~♪」

 

そう、正体は我らが主人公 アークだった。

 

アーク(実は昨日、早く帰りたいから開発したんだが……結構いいな!!)

 


 

以前のポイント 6045

 

開発 スライダー 500

 

合計ポイント 5545

 


 

ちなみに開発した時にチュートリアルがあったが今回はメタルギアキャラは来なかった

バサビィ共和国から出た後、すぐにスライダーに変身し空に飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、アーハム帝国が見えてきた。

え、飛んでいる途中になんかなかったのかって? ねぇわ、めっちゃ平和だったわ。

 

アーク「久々に帰ってきたなアーハム帝国」

 

大して変わってないがそれでも故郷のように懐かしく感じてしまう

下ではエルフたちが笑顔に生活している。

そして……

 

アーク「魔法学園だ!!」

 

懐かしき魔法学園、俺がこの世界に降り立ってからいろいろと交流があった魔法学園……

そして、その学園内の一角にある自分の主人が作ってくれたポツンと一軒家な自分の家

 

アーク「ただいまー!!」

 

懐かしき我が家兼倉庫の窓から突入し中に入る……が

 

アーク「おお、全く変わらないn(ドゴォ!!)ごふぅ!?」

 

中に入って雀みたいにピョンピョン飛んで移動していたら、横からタックルされてしまい倒れこんでしまった。

 

アーク「痛ぇ……誰だ? ……あ」

 

アリス「……」

 

アーク「や、やぁ……アリス?」

 

アリス「……遅かったじゃない」

 

犯人は主人のアリスで、その手は俺の機体を優しく包んでいた。

 

アーク「あ~……まぁ、ごめん」

 

だいぶご機嫌が斜めなようだ

 

アリス「アークがいない間、一回しか連絡してないし」

 

アーク「え、いや……俺、その間……勇者の監視で忙しかったし」

 

アリス「……でも寝るときとか……少しくらい話してもいいじゃない」

 

アーク「いや、そん時は俺はとある教会に居候をしてもらてたからできなかったんだよ」

 

アリス「ふぅ~ん……教会……シスターとかいた?」

 

アーク「え、聞く必要あるそr「いいから言いなさい」……あ、はい」

 

え、どうしたんだアリス?

目が怖いんだが?

 

床で俺に抱き着いたままこちらを見てくるアリス

ってかスライダーって装甲が脆いから結構痛いのである。

 

アーク「えっと……いたけど?」

 

アリス「ふぅ~ん……その子……どんな子だった?」

 

アーク「え?普通の女の子だった」

 

アリス「詳しく」

 

アーク「水色の瞳にブロンド色の髪をして、ノエル・スカルツォって言う女の子」

 

アリス「あら? 詳しいじゃない?」

 

アーク「まぁ、勇者の監視の一環で一緒にダンジョン攻略に行くことになったからな」

 

アリス「へぇ~……楽しかった?」

 

アーク「楽しい……まぁ、あっちでは比較的楽しかったぞ?」

 

アリス「……」

 

アーク「なぁ? どうしたんだ?アリス? さっきから俺を見て?」

 

アリス「べっつにー!! ただ、私の大切な使い魔が帰って来るのが遅くて私との約束を忘れたのかなって思っただけですー!!」

 

アーク「そ、そうか?」

 

え、待って

アリスってこんなことをするエルフだっけ?

 

アリス「あ! あと、アーク!! 甘い物!!」

 

あ、そんなこともなかったわ

この「甘い物寄こさなかったら殺す」みたいな目は俺の主人だわ

 

アーク「はぁ……わーたわーた……準備するから少し待ってr(ズドォン!!)……ふぁ!?」

 

突如として俺の家の扉が蹴破られ……否、破壊されて入ってきたのは

 

リン「じょ、助手ぅぅ~~~」

 

アーク「あ、リンどうしt……おふ」

 

扉から出てきたのはリンと……

 

クロエ「あ~~~~~くぅ~~~~~~~~~」

 

クロエだったが……変わり果てていた。

髪は整っているが、肌は死人のように白く、目に生気はなかった

 

アーク「どったの?」

 

しかし、すぐに理由が分かった。

 

クロエ「私にも……スイーツを……くださいまし……」

 

アーク「おK、リン それは正常だ放っておけ」

 

なんだよ……てかなんで甘い物食ってないだけでこうなっているんだよ?

 

クロエ「だ、だめです……今すぐにでも……ああ、なぜかお花畑が……」

 

アーク「はぁ……クロエさぁ……あんたの妹を見ろよ? 平然としてるぞ?」

 

アリス「え? 私、アークのスーツで我慢してたけど(?)」

 

アーク「ほら見ろ! 俺のスーツで……おい、ちょっと待てアリス!? 今、なんて言った!?」

 

今一瞬、トンデモ発言をした気が……ま、まぁ後で聞くか

 

そのあとはクロエがうるさかったのでドーナッツを作って黙らせた(サイボーグに戻りました)

 


 

以前のポイント 5545

 

変身 サイボーグ 150

 

生産

ホットケーキミックス 1

無塩バター 1

卵 1

牛乳 1

砂糖 1

バニラエッセンス 1 

強力粉 1

揚げ油 1

 

合計ポイント 5388

 


 

アリス「う~ん♪ おいしい♪」

 

クロエ「ああ♡ 体中に糖分が染みていく感じ……最高ですわ♡」

 

クロエ、それの表現は重症だ。

 

リン「助手……ずっと思ってたけどお店とか出さないの? 資金源にもなるからいいと思うけど?」

 

アーク「う~ん……一時期、そう考えていたんだけど……この料理を考えたのは俺じゃないから、有名になる気はないかなぁ?」

 

別に俺は見つけたわけじゃないから料理で無双する気はない

……あと、俺は自分が作った料理を食べておいしいって言ってくれる人さえいればそれでいいからな

 

アリス「はぁ♪ おしいしかった!!」

 

クロエ「久しぶりのスイーツ……やはりコレは中毒性がありますね」

 

いや、俺からしたら何でこの世界はスイーツ文化が発展してないんだよ

 

そのあとは俺のバサビィ共和国での思い出を語った。

 

アリス「へぇ~……デカいスライムを一人で? スライムだし弱かったじゃない?」

 

アーク「結構大変だったぞ? 斬ろうにも酸で溶けて防御もいいし、体内には鉱石があって固くなるし、あとノエルって子の服が……あ、なんでもない」

 

リン「ん? 助手? 今、何か言いかけた?」

 

アーク「……いや、気のせいだ」

 

危ない、危ない……あと少しでもやめてなかったらアリスに殺されるところだった。

 

アリス「……」

 

でも、さっきから見てくるけど……聞こえてない……よな?

 

すると……

 

 

コンコン

 

 

 

アーク「お? 誰だ?」

 

家の扉……は破壊されたので壁からノック音が聞こえたので出てみると

 

「……クロエ様はいらっしゃいますか?」

 

アーク「え、はい」

 

出てみるとそこには鎧を被った男性エルフがいた。

 

アーク「クロエ? なんかお前に用があるっぽいぞ?」

 

クロエ「あら? 私に?」

 

クロエは立ち上がり、外に出た行った。

 

アーク「なんだろうな?」

 

アリス「アーク……もしかして、何か罪を犯した?」

 

アーク「してねぇわ」

 

しばらくすると

 

クロエ「ただいま」

 

アリス「クロエお姉さま? どうだったのですか?」

 

クロエ「えっと……良い件と悪い件の一つずつあるけど、どっちを先に聞きたい?」

 

アーク「え、じゃぁ……悪いほうから」

 

クロエ「……めんどくさいから良いほうからね」

 

おいこら、だったらさっきの質問はなんだ

 

クロエ「まず……はい、アーク」

 

そういい、目の前にガチャリと置かれた袋の中には

 

リン「おお……お金」

 

クロエ「お父様が報酬でだって」

 

アーク「おう、ありがと」

 


 

以前のポイント 5388

 

獲得

銀貨2000枚=200000ゴールド=2000ポイント

 

合計ポイント 7388

 


 

アーク「それで? 悪いほうって?」

 

クロエ「アーク……悪いけど……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

ぽくぽくぽく……

 

 

 

 

ちーん!!

 

アーク「はぁ!?」

 

え、今日帰ってきたんですよ?

 

クロエ「お父様によると、たった今さっきバサビィ共和国から急遽、手紙が来て

 

 

 

 

アーハム帝国とバサビィ共和国の今後についての会議をしたい

 

 

 

 

……だそうよ」

 

ざっけな!?

今さっき帰ってきて正直寝たいのに……勇者ぁ!! バサビィ共和国ぅぅ!! 恨むぞてめぇら!!

 

アリス「え、でも会議ならお父様たちが行くんじゃ?」

 

クロエ「……バサビィ共和国が狙ったのかわからないけど……その会議の日ね……お父様はミール聖教国に行って私も補助で行くことになってるの」

 

え、それってつまり……

 

クロエ「アリス……()()()()()()()()()()()()()()

 

アリス「わ、私!? でも、私……会議とか受けたことないし!?」

 

クロエ「あ、安心して……話すのは大臣たちに任せるから」

 

アーク「あ、つまり……アリスは飾り?」

 

クロエ「……まぁ、そうなるわね」

 

アリス「よ、よかった……私、大人数に見られるのってあまり好きじゃないもん」

 

そういや、勇者が来た時……面白いくらい震えてたな

 

クロエ「それで……アーク……」

 

アーク「察せたわ……アリスの護衛だろ?」

 

クロエ「その通りだわ」

 

はぁ……ゆっくりしたいのに

 

アーク「わかった……いつ、出発?」

 

クロエ「明日」

 

アーク「わかった明日n……明日ぁ!?」

 

労災とか降りないかな?

 

アリス「でも! 今度は私もアークと一緒に行けるからいいもん!!」

 

アーク「いいもんってアリス……会議だぞ? 国がらみのことだぞ?」

 

アリス「座っておけばいいんでしょ!! へっちゃらよ!!」ドヤァ

 

ドヤ顔をするが心配しか出ない。

 

アーク「はぁ……わかった準備をしておくよ」

 

こうして俺は明日に備えて準備を開始した

 

アーク(あ、そういえばノエルに迷彩服貸したままだったな)

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、バサビィ共和国のとある場所

 

「ここか」

 

「はい、もう間もなく扉が開くそうです」

 

なぜか郊外にある山にバサビィ共和国の現首相と幹部、大人数の兵士や雇われた人間がいた

 

「しかし、良いんですか?勇者には秘密にして?」

 

「はぁ、お前はあいつを勇者だと崇めるのか?」

 

「まさか!あんな豚を勇者だなんて死んでもごめんですね!!」

 

実を言うと召喚させた首相でさえ勇者には失望していた

本当は軍に入れてエルはは魔族とつながっているとかアーハム帝国を手に入れたら好きにしていいっと言おうとしたが

 

「飯を汚く食べ、女と遊び、政治にも文句を言ってくる……はぁ、これだったんなら使役魔法で奴隷にしておけばよかったな」

 

「能力もパッとしないものですしね」

 

「まったくだ………だが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だ」

 

そんな会話をしてしている首相と幹部の目の前には……

 

「それにしても……巨大な扉ですね」

 

「ああ、材質もただの鉄ではない……」

 

巨大な鉄の扉があった

 

「それにしても本当なんですかね?」

 

「なにがだ?」

 

「ここが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()だって?

 

ことの発端は勇者が召喚される一週間前のことだった

 

農業を営んでいた農民がある日、大雨が降り山の農場が心配で近くの山で異常はないか山を歩いていると地面に何かの一部が地面から出ていたそうだ

不思議に思って引っこ抜いてみると()()()()()()()()()だった

報告では「剣にしては刃がなく、棍棒にしては打撃部が少ない。持つところもイマイチわからなく小さい持ち手のほうには小さなフックがあった」そうだ

農民は不思議に思い村の役所に向かったがそれでもわからなかったので城の役員に見てもらうと古代兵器だと分かった

古代兵器だと分かった瞬間、農民は浮かれ「売れば金持ちになれる」、「まだまだあるかもしれない」と山に向かい掘り起こしてに行ったら先日の大豆のおかげか大量に見つかった

小躍りしながら掘っていったらこの巨大な鉄の扉を見つけた

それを知ったバサビィ共和国はすぐさま農民を抹殺して口封じ(可哀そう)をし、秘密裏に採掘しているそうだ

採掘も城には報告せず知っているのは今ここにいる自分と隣にいる幹部と数名の騎士で掘っている人間には何を掘っているのかは教えていない

もちろん、勇者にも教えていない

 

「ふん、だがこれさえ手にいればアーハムのエルフどもなんか怖くもない!!」

 

すると

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァン!!

 

 

 

「開いたぞ!!」

 

「ふぅ、ようやくか……どんだけ固いんだこの扉は」

 

「上位魔法を数十回撃ってようやく凹んだほどですしね」

 

そしてゾロゾロと内部に入り込む

 

「……やはり古代に存在していたせいかほとんど壊れているな」

 

「はい、しかしこれが本当に大昔に動いてたんですかね?」

 

内部はとてつもなく広く、自国にある舞踏会で使われる広場が霞んで見えてしまうほどだった

 

「……どれも壊れていますね」

 

「そうだな……それに例え形は保っている古代兵器でも使い方がわからないからな……量産しようにも構造も素材もわからないからな」

 

奥に、奥に進んでいくがどこも壊れており使い物にならなかった

 

「ん?なんだこれは?」

 

しばらく歩いていると地面に()()()()があった

 

「何でしょうか?……何かの足跡と……まるで()()()()()()()()()()()()()()()のような?」

 

地面にあったのは……そうまるで()()()()のようだった

それがそこら中にあり急カーブしたり何かの足跡に変わったりと奇妙なものだった

足跡をついていくと

 

「光?」

 

足跡の先には()()()()()()()()()()があった

 

「一体なん………お、おおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

その先にあったのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、これって……すべて古代兵器!?」

 

幹部が驚くのも無理はない

数が異常に多く現実の軍隊なら一個大隊分の量があった

自分が今まで見てきた古代兵器はボロボロで一回使えば壊れる品物だったがそれが新品で大量にあった

 

「これほどの古代兵器があるならアーハムなど世界など……くははははは!! おい! ここにある古代兵器をすべて持っていけ!!」

 

青白いケースの中には大量の古代兵器があり、兵士たちは文字がわからなく書かれていた名前を見てないが……その兵器は

 

 

かつての大国(アメリカ合衆国)が開発したアサルトライフル

 

 

 

「XM8」

 

 

と書かれていた

 

「そうですね!! アーハムのエルフどもなど………ぬ?」

 

すると幹部の一人が古代兵器のある部屋の中央に何かを見つけた。

 

「……()()?」

 

緑色の液体の入った透明の筒の中に

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()




どうも昨日投稿した後にイ〇ンで買い物をして帰っている途中で「ハザードトリガー」が捨てられて(壊れてた)思わず

「エボルト?」

っとつぶやいた零城です
マジでビビった
ちなみに今は某トラウマ回になろうとしている輩を増やさないためにゴミ箱にシュートしました

最後に出たバサビィ共和国の首相たちが入った場所は・・・・・・・実はこの小説の第一話と第二話を読んでみたらわかりますよ?

次回!ただいまバサビィ共和国!!

アークの魔力量は?

  • アリスとクロエ並みに多い
  • 一般人並み
  • 少ない(下位魔法三回が限界)

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