鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
きなこもち信者 さん
ノロケル さん
大和 さん
桜白狐 さん
ヴェノム さん
ありがとうございます!!

注意!!
メタルギアキャラが出ますがキャラ崩壊が起こります!!

あと

祝!!
UA25,000人とお気に入り200人突破!!
ありがとうございます!!
これからも頑張っていくので応援よろしくお願いします!!


五十発目 「また」である

アークがアーハム帝国に戻ったがすぐにバサビィ共和国に行くことになった次の日の朝……

 

アリス「アーク! 起きなさいよ!!」

 

アーク「いや、アリス……俺、昨日帰ってきたばかりなんだが?」

 

眠い

マジで眠い

 

アーク「アリスは眠くないのか?」

 

アリス「私? 私はへっちゃらよ!! あれ? もしかして、アーク……早寝早起きしてないの?」ニヤニヤ

 

うぜぇ

この主人、うぜぇ

 

ここぞとばかりにドヤ顔をして馬鹿にしてくるアリス。

 

アーク「ふぁ……確か、俺って荷物運び用の馬車だったよな? そっちで寝るか」

 

アリス「あら? 何言ってるのよ? アークも私の馬車に乗るのよ」

 

アーク「はぁ!?」

 

なんでだってばよ!?(某忍者風)

 

今回、バサビィ共和国に行くのはアリスと交渉担当の大臣たちと護衛騎士数十人とアリス専用や大臣専用の馬車くらいで俺は一番後方にある荷物運び用の馬車だ。

しかし、この主人……一緒の馬車に乗れと言う。

 

アーク「なんでさ……」

 

アリス「だってアークって私に忠誠誓ったのでしょ? なら、私のナイト(護衛)が主人の近くにいたら何時でも守れるじゃない?」

 

アーク「確かに効率的だけどさぁ……」

 

それから成り行きで俺もアリスの馬車に乗ることになったのだが……

 

アーク「なんで俺の横なんだよ……」

 

皇族用馬車の中は豪華で雲のように柔らかい椅子に鏡のように磨かれた窓など大臣用の馬車とは全く違ったのだ。

だが、なぜかアークの隣にアリスが座っていた。

 

アーク「向かい合っている設計だからあっちに椅子は空いているだろ?」

 

アリス「ふふん♪ これは私の作戦よ!! こうやって引っ付いて温めたら眠くなる作戦!!」

 

アーク「作戦って……まさか、今から何か勝負する気なのか?」

 

アリス「あら、ようやく主人の考えを充てるようになってきたわね!! 流石、私の使い魔! 感心するわ!」

 

アーク「感心は良いから俺は眠いんだが」

 

アリス「いい! 今から先に寝たほうが負けね!!」

 

アーク「……俺に衰弱死をしろと?」

 

アリス「いい? スタート!!」

 

話を聞けと言おうとしたが勝手に進められた。

 

アーク(まぁ、10分くらい経ってから寝ればいいか)

 

 

 

 

 

しかし3分後

 

 

 

 

 

アリス「くぅ……くぅ……くぅ……」

 

アーク(なんでや!?)

 

勝手に勝負が始まり適当に負けてアリスを喜ばせようかなっと思っていたがまさかの勝負を持ち掛けた方が自滅してしまった。

そんなアリスはアークの肩に寄りかかり可愛らしい寝息を立てながら寝ていた。

 

アリス「あーくぅ……もう……一人に……しにゃい……むにゃむにゃ」

 

アーク「はぁ……」

 

一体何の夢を見ているのやら?

しかし、問題はこれではなかった。

 

アリス「あーくぅ……」

 

そう、アリスとの距離だ

彼女の髪が俺の顔に掛かっている……肌触りは絹のように滑らかで……そして、どこか落ち着く匂い……

 

アーク(いやいやいや……なに感じてんだ!? 彼女はあくまでも主人で護衛対象なんだぞ!?)

 

しかし、心はダメだと言っているが体は反応する。

アリスの体の体温がサイボーグの固い皮膚越しでもわかってしまうぐらい熱い

そして、近い! 近すぎる!?

 

アーク(これ、マジで敵が来たら動けないぞ?)

 

アリスの腕は俺をまるでぬいぐるみを抱えて寝る子供のように抱きしめていた。

しかも……

 

 

ふにゅ

 

 

当たっているのである……主に胸が。

 

アーク「……」

 

そして、アークは現実から逃れるためにVR空間に転移した

 


 

VR空間

 

アーク「はぁ……心臓に悪い」

 

俺が目が覚めるとそこはどこかの基地のようだった

 

アーク「……1時間ぐらいしたら戻るか」

 

起き上がり辺りを見渡してみると誰もいなかった……が

 

アーク「うわぁ……」

 

起き上がった場所は空港部分の滑走路でその中心にいたのは

 

 

 

 

 

スカルフェイス「ようやく来たのかね? アーク?」

 

 

 

 

 

アーク「……お前かよ」

 

スカルフェイス「なんだね? 嫌なのかね?」

 

アーク「嫌だわ(キッパリ)」

 

スカルフェイス「……そんなことより、丁度今から私のティータイムなんだが付き合っててくれるかね?」

 

え、お前……ティータイムとかする奴っけ?

ぶっちゃけ今すぐ帰りたいものなんだが、帰ったら帰ったでアリスのアレが襲ってくるから帰るのも危険だ。

 

アーク「はぁ……1時間だけな」

 

スカルフェイズ「くっくっく……まぁまぁ……座り給え」

 

すると目の前の空間から「最初からそこにあった」かのようにテーブルとイスとお茶セットが生成させた。

とりあえず、大人しく椅子に座った。

 

スカルフェイス「私は生前に故郷を失い家族も失った……そして果てには「英語」を憎み声帯虫を改造し民族解放を謳ったが……最後はBIGBOSSの影武者に殺されてしまった……私は大いに後悔した」

 

こぽこぽ……とティーポットをカップに傾けながら言う

 

アーク「あ~……そういや、サヘラントロプスで死んだんだっけ?」

 

スカルフェイス「まったくだ……あれは子供のころに工場で遊んでいたら空爆で焼かれた皮膚ぐらい痛かったものだ」

 

アーク「んで、最後はエメリッヒ博士に殺されたんだっけ?」

 

スカルフェイス「ああ、第三の子供が裏切るのは予想外だった……そして死んだあとあの世から世界を見ていたんだが……悪くない世界を作ったものだな……あいつは」

 

お?

このスカルフェイス……結構丸いぞ?

 

スカルフェイス「だが、この……AIか? ……慣れないものだな」

 

コトリと目の前にいい匂いを出しながら入っているカップが置かれた。

 

アーク「……俺、口ないんですけど?」

 

スカルフェイス「……この世界はVRだ。問題はない」

 

というわけで飲んだが……

 

アーク「え、うま!?」

 

久しぶりに感じた旨味に驚く。

 

スカルフェイス「ああ、暇だったから世界中の茶葉を研究したんでな……」

 

本当はおいしくないと言いたいんだが…マジでうまい。

 

 

 

 

 

 

 

一時間後……

 

 

 

 

 

アーク「あ、そうだ……最後に一つ良いか?」

 

スカルフェイス「ほう? お前から話題を振るとはな……なんだ?」

 

アーク「……もし、お前が不死身並みに回復力を持つ敵とあったらどうする?」

 

スカルフェイス「……条件にもよるが……実験体にさせるな……だがもし毒物などが効かないのであれば精神的に殺す」

 

アーク「はは……あんたらしい」

 

そろそろ、一時間か……う~ん……勇者を殺すヒントを得られるかと思ったんだが……いや、別にありかも?

 

スカルフェイス「あ、私からは一つ忠告だ……お前の主人に関してだ」

 

アーク「アリスがどうした?」

 

スカルフェイス「貴様は……彼女をどう思っている?」

 

アーク「別に? ただ全力で守るだけだ」

 

スカルフェイス「そうか……なら、()()()()()()()()()

 

アーク「言われなくてもな」

 

こうして俺はVR空間を後にした

 


 

アーク「う……ううん?」

 

目が覚めるとそこは馬車の中だった。

 

アーク(まだ着いてはいない……いや、そんなこともないか)

 

窓の外を見ると城の壁が見えてきた。

 

アーク「アリスー? 起きろー?」

 

アリス「う、ううん? アーク?」

 

アーク「おはようさん、もうすぐで着くぞ」

 

アリス「にゅぅ……」

 

目を擦りながらアークの肩から離れ目を擦り今いる場所を把握する。

 

アリス「今……どこ?」

 

アーク「もうすぐでバサビィ共和国に着くぞ、準備しろ」

 

アリス「うん……あ、勝負……」

 

アーク「勝負? 何のことだ?」

 

アリス「あれ? なに結んだっけ?……まぁ、いいか」

 

よし、何とか流せた

これで思い出させたら騒ぎ始めるからなかったことにした。

そして、バサビィ共和国に入ると……

 

 

わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

「ようこそ!!」

 

「お待ちしてました!!」

 

アーク「すげぇな」

 

馬車の窓から見るとバサビィ共和国の国民が歓迎していた。

流石に第二皇女が来たからかもしれないが、かなり豪華だな

 

アリス「すごいわね……うちの国に勇者が来た時とは大違いだわ」

 

アーク「いや、あれと比べたらダメだろ」

 

こうしてバサビィ共和国の中央にある城に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アリス・フォン・アーハム様のおなーりー!!」

 

アーク(ここまで問題はなし……か)

 

アリスの護衛として城内に入るのは許可されたので一緒に行くことになった

アリスを先頭に後ろに交渉担当の大臣などで俺は中心におり、なるべく目立たないようにレインコートを着た

 

「おお! アリス様! ようこそお越しになられました!!」

 

謁見の間はアーハム帝国ほど広くはないがそれでも豪華だった。

巨大なステンドガラスの下にはバサビィ共和国の首相と例のゴミ(勇者)がいた。

 

アリス「ごきげんよう。本日はよろしくお願いします」

 

着ていたドレスの両端をそっと掴みお辞儀をする

それはまるで御伽話に出てくる妖精のように可憐だった。

着ているドレスも外国訪問用のドレスらしく、赤と白というおめでたい色合いで白い手袋もしていて入った時も謁見の間にいた騎士や大臣などが見惚れていた。

 

ペガサス「アリス!! 俺のアリス!!」

 

アリス「勇者様! ごきげんよう」

 

うわ、来た

先日、別れたはずの勇者をまた見てしまった(帰ったら目をア〇ボンで洗浄しないとな)

 

ペガサス「お、おお……今日も岩山に咲く一凛の花のように綺麗だな!!」

 

アリス「うふふ♪ ありがとうございます」

 

ペガサス「……ところで今日は例の護衛は?」

 

アリス「例……とは?」

 

ペガサス「ほら! えっと……あの……す、す……スコール!!」

 

 

スッ

 

 

アーク「スティーブです」

 

もう”ス”しか合ってないぞ?

来るたんびに悪化してないか?

 

にゅっとアリスの隣に出現し訂正させる。

 

ペガサス「うお!? あ、そうだったな! スティーブだったな!!」

 

はぁ……なんで女性の名前は覚えるけど男性のは覚えないんだこいつ……

あとアリスを呼び捨てすんな、精々”様”ぐらいつけろや。

 

「ゆ、勇者様……次に進めませぬぞ」

 

ペガサス「……っち、うるせぇんだよ糞ジジイ!!アリス! 後でまた話そう!!」

 

勇者が勝手にしゃしゃり出る事態が起きたがすぐに終わり日程が話された。

どうやら今日はもう遅いので会議は明日ある。

 

「では、第二皇女殿……ゆるりと休めれてください」

 

あ、ちゃんと敬意は払ってるわ

こいつらがアーハム帝国に来た時とは大違いだな……でもなんか嫌な感じがするな

 

今までエルフを虫だとか人間の真似事だとか言ってきた奴らが急に態度を改めて接してくるのはなんとも気味の悪いものだが……何の問題もなしに進んでほしものだ。

しかし……

 

 

 

 

 

大臣たちの人だかりの間から

 

 

 

ひょこり

 

 

可愛らしく顔を覗き、アリスとアークを見ていた()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノエル「……トオル?」

 


 

その後、無事に謁見は終了し各部屋に案内された

広い廊下を歩き案内された部屋は

 

アリス「……まぁまぁね」

 

アリスに用意された部屋は広く白いベッドとソファと普通な感じだった

 

 

コンコン

 

 

アリス「あら? 誰かしら? どうぞ?」

 

アーク「失礼します」

 

アリス「あら? アークじゃない?」

 

アーク「よぅ……とりあえず部屋の周りには異変はなかった」

 

謁見が終了した後、俺は先にアリスの部屋に向かい隣の部屋や廊下に異変はないかと検査をしていたが異常はなかった

なんか……安全を確認できたのはいいが不安は出たままだった。

 

アリス「そう、ありがとう……ところでなんでノックなんかするのよ? 来客でも来たのかなって思ったじゃない?」

 

アーク「……誰だっけなぁ? 前に召喚されて主人の部屋についていっただけなのに怒って「礼儀が平民以下ね」って言った主人は?」

 

アリス「ふん! そんなのいないわけ……ってそれ私じゃない!? なんで覚えてるのよ!?」

 

アーク「懐かしいなぁ……あんときのアリスは感謝の言葉を俺に言うことなんか天変地異に近い程なかったし、そのあとに俺が情報が欲しいって言ったら「あんたが人間じゃなかったらいい心がけって褒めたいけど」って言ってたなぁ……」(「現状確認」の序盤を参照)

 

アリス「い、い、いやあああぁぁぁぁぁぁ!? 忘れて!? 今すぐに忘れて!?」

 

……やばい、ちょっと楽しくなってきた

わざとアリスの声真似して言ってみたけど効果はバツグンのようだな。

目の前でサクランボみたいに顔を赤くしポカポカと俺を叩くが全く痛くない。

 

アーク「しかも、俺の部屋も当初はなく倉庫ぐらしだったなぁ……あ、でも頭撫でて照れるアリスも()()()()()()?」

 

アリス「か、かわ!? い、言っておくけどね!! あれは照れているんじゃなくて恥ずかしかっただけよ!!」

 

まぁ、世間ではそれを照れているというものなんだが……言わないでおくか

 

アーク(はぁ……これだからアリスと一緒にいるのは悪くないものだ)

 

敬語で話さず友達みたいに話せて結構楽しいのだ。

すると……

 

 

コンコン

 

 

 

アリス「誰かしら?」

 

アーク「……お世話になるメイドじゃないか?」

 

アリス「そうかもね……はい、どうぞ」

 

俺はあくまでもアリスの護衛なので壁際に移動し後ろで手を掴み下を向いて護衛っぽく立つ。

 

 

カチャ

 

 

??「し、失礼します」

 

入ってきたのは()()()()()()だった。

世界中にもシスターは何人もいるが……

 

アリス「あなたは?」

 

 

 

 

ノエル「あ、えっと……バサビィ共和国の教会に所属しています。ノエル・スカルツォです!」」

 

 

 

 

 

 

……え?

ノエル?

なんでここに?

 

そこにいたのは先日別れたノエルだった。

 

アーク(あ、そういえば……)

 

ふと、前にノエルが言っていたのを思い出す。

 

 

 

ノエル『私は神父様の手伝いで行っているんです!! 私たち教会の者は勇者が召喚されたらその国の城に向かい祝福を捧げているんです!!』

 

 

 

アーク(そうやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?)

 

ノエル「……あ! トオル様! やっぱりトオル様だ!!」

 

アーク「あ、ああ……えっとぉ……また、会ったねノエル」

 

ノエル「どうしたんですか? 一昨日に旅に出たのに? あ! もう呪いは解呪できたのですか!?」

 

アーク「あ、いや……えっとぉ…」

 

やばい、今更俺が考えた設定が牙をむき出した。

俺に近寄りまるで久しぶりに飼い主にあった愛犬のように興奮するが、とうの俺はこれこそ自業自得というものなのかと思っていると

 

アリス「ちょっと待って……あなたがあーk……スティーブが言っていたノエルね?」

 

横からアリスが割って入り一旦話す。

 

ノエル「スティーブ? あ、はい! 私がノエルです!!」

 

元気のいい声で返事をするが

 

アリス「ふぅ~ん……」

 

ノエル「な、なんでしょうか?」

 

アリスはノエルのつま先から顔までじっくりと観察した。

 

アーク「やめい、アリス……ノエルが怖がってるぞ」

 

アリス「あ、ごめんなさい? ちょっと興味が湧いてしまっただけよ?」

 

アーク(にしちゃぁ……目が怖かったがな)

 

ノエル「え、えっと……アリス・フォン・アーハム様とトオル様ってどういう御関係で?」

 

アーク「あー……俺が説明をs「私がしてあげるわ!!」あ、ちょっとアリス!?」

 

アリス「あなたが言うトオルは()()()()()()()()()()()()()()()()!!」

 

まるでドドドン!! って効果音が聞こえそうなくらい胸を張って宣言するアリス

 

トオル「部下……トオル様? スティーブという名は?」

 

アーク「悪い、トオルっていうのは偽名なんだ……あ、でも今まで通りトオルって呼んでもいいz「あ、なら私もトオルって呼ぶ!!」……はぁ!?」

 

急に会話に入り込んで、急に宣言をする主人

 

アリス「何よ?」

 

アーク「いや、なによじゃないわ!? なんで急に!?」

 

アリス「だってトオルってあなたの(元の)名前から作り変えてできたじゃない? 主人である私が言ってはいけず、()()()()には言っていいっておかしくない?」

 

ノエル「え、トオル様の本当の名前?」

 

アーク「おK、ちょっとアリス静かにしてて。その名前言っていいから静かにしてて」

 

めんどくさいことになりそうになったので一旦話を整理する。

 

アーク「あー……ノエル、見てわかると思うけど俺はアリス様の部下なんだ」

 

ノエル「な、なるほど……で、でも旅人っていうのは? 呪いとかは?」

 

アーク「実は俺はアリス様に頼まれ事があってこの国に来たんだ」

 

ノエル「頼まれ事?」

 

アーク「ああ、数日前にアーハム帝国に勇者が訪問したよな? そん時に勇者を歓迎したんだけど勇者の好みとかわからなくてな?」

 

ノエル「……あ! つまりトオル様は神の御使い様の好きなものを探そうとする秘密の記者さんってことなんですね!!」

 

アーク「そう……そうそうそう!! そういうこと!!」

 

よかった……ノエルがポンコツで

 

アリス「秘密の記者って……それって諜報員ってことじゃn「アリス、細かいことは気にしてはいけない」

 

アーク「だからすまんな……嘘なんかついて」

 

ノエル「じゃぁ……あの指きりげんまんも?」

 

アーク「……すまんそれも」

 

ノエル「そんな……ひどいです……」

 

ポタ……ポタ……

 

するとポロポロとノエルの水色の瞳から涙が出てきた。

 

アーク「わー!? ごめん!? 本当にごめんって!?」

 

アリス「トオル……あんた最低……」

 

アーク「違うって!? ごめんって!? 今更許されることじゃないけど何か償うから!?」

 

ノエル「えぐ……本当……ですか?」

 

アーク「本当本当!! なんなら毎朝、神に懺悔して寝るときも神に拝んでから寝るから!?」

 

ノエル「……無理です」

 

アリス「……」

 

痛い!?

さっきからアリスの目線が痛い!?

 

ノエル「……あ! なら今度こそ私と約束をしてください!!」

 

アーク「おう! 何なら俺が生まれたころの武勇伝やら何やら言ってあげるから!!」

 

ノエル「あ、それは別で聞きたいです」

 

アーク「お、ちょい!?」

 

すると、ノエルは勢いよく俺の手を掴み小指を捕獲した後に自分の小指と絡ませた。

 

ノエル「指きりげんまーん! 嘘ついたら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

アーク「うぃっす」

 

ノエルと小指を絡ませて指きりげんまんをしていると、ノエルが俺の耳元に近寄り小声で脅しをかけられて即刻従うことにした。

 

ノエル「うふふ♪ それではアリス様、トオル様……失礼します」

 

ノエルはいたずらっぽくウィンクした後にお辞儀し、部屋を後にした。

 

アーク「ふぅ……どうにか誤魔化せたな……ごめんなアリス?」

 

アリス「……ええ、そうね」

 

アーク「それじゃ、俺は警備に戻るかr「ちょっと待ちなさい」……どしたの?」

 

アリス「……ちょっとそこに座りなさい」

 

アーク「え、なんd「いいから!!」……あ、はい」

 

なぜか目から怒りを感じ大人しく従った。

 

アーク「え、ええっと? アリスさん? どうしたんですか?」

 

アリス「……アーク? 私は猛烈に怒っているわ」

 

アーク「え、なんかしたっけ?」

 

アリス「あなたという愚か者にヒントを上げるわ……エルフってね、()()()()()()()()()()()()

 

アーク「は、はぁ……」

 

アリス「エルフってね? ()()()()()()()()()()()()()

 

アーク「……あ(察)」

 

この時、俺は初めて主人であるアリスが起こっているのを感じた。

 

 

 

アリス「楽しいお話(説教)しましょう? アーク? ……そうねぇ、まずは『ダンジョン内での彼女(ノエル)の出来事と全て』と『見てはいけないもの』についてかしら?」




どうも掃除をしていたらDS時代のカセキホリダーを見つけて遊んだ零城です
ラスボスの骸骨は好きだ

あと、皆様に謝ることが

前々回ぐらいにした「アークの新しい神様特典」ですが

「諸事情により『オリジナル弾薬無限召喚』が無くなりなりました」

オリジナル弾薬を無限に召喚してしまったら普通の弾薬がいらない事になってしまうので大変申し訳ございませんがオリジナル弾薬無限召喚はボツ……ていうことはなく神様特典から外して普通のスキルで使おうと思います
本当に申し訳ございません

次回! 説教回!!
果たして主人公は生きて帰って来るのか!?

武器枠で開発してほしいのある?

  • (殺傷)アサルトライフル
  • (非殺傷)アサルトライフル
  • (殺傷)スナイパーライフル
  • (非殺傷)スナイパーライフル
  • (殺傷)ショットガン
  • (非殺傷)ショットガン
  • (殺傷)サブマシンガン
  • (非殺傷)サブマシンガン
  • (殺傷)ハンドガン
  • (非殺傷)ハンドガン
  • ミサイル・ロケットランチャー
  • そんなことよりメタルギアの方だ
  • 上記以外

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