鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
ノロケル さん
大和 さん
桜白狐 さん
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
ヘタレ王子 さん
ありがとうございます!!

ちょっと、今回は次回を戦闘回にしたいので中途半端なシーンから入ります


五十六発目 りーざーるーと!!

アーク「うまくいったかな?」

 

軍を指揮する指揮官を狙撃(世間では「怪死事件」って扱われている)から二日たったころバサビィ共和国では混乱が起きていた。

どうやら、指示通りに反勇者勢が噂を流しているようだ。

今はレインコートを着てベンチに座っているが耳を立てれば

 

「ねぇ……これって本当に神様が罰を与えたのかな?」

 

「そんなわけないでしょ!! 神が怒っているならなんで勇者様が降臨されたのよ!?」

 

「おい! 聞いたか!? 実は勇者様は本当の勇者じゃないって!?」

 

よしよし……いい感じに混乱してるな

憶測は憶測を呼び、噂は誇大化していく……なんなら勇者は悪魔とか流れている。

 

アーク「ふぅ……いい気味だ」

 

ついでに軍の出撃も遅れている

理由は簡単、トップがいなくなったからだ。

実は先ほど城に侵入して傍受してきたのだ。

まぁ、実に滑稽で面白かった……なぜなら

 

「俺が次の指揮官だ!!」

「いやいや、私のほうが優れている」

「いやいやい、私の方だ」

 

って感じで簡単に言ったら新しい指揮官が決めれないのだ。

なぜ、指揮官だけではなく副官まで狙ったのかというとコレを習ったからだ。

この世界の人間は協調性が皆無でプライドが高い。

というか血の気が多すぎてリーダーになりたがる。

 

アーク「前世の人間が見たら笑うだろうなぁ……ま、勇者も同じ転生者だけど」

 

すると、本来の目的はいずこやら……なんと指揮権を別々にした。

式を統一してなかったらチームワークが崩れやすいのに……

まぁ、戦う相手からしたら楽なんだが

 

アーク「だけどなぁ……これで戦争を中止してくれたらなぁ……」

 

別に殺すのは構わないが殺した後の騒動が面倒くさい

前の闘技場事件で泣かれた老人みたいなやつが増えるのは嫌だ

 

アーク「はぁ……勇者も勇者で諦めろよ……」

 

バサビィ共和国の公園にあるベンチで寝転んでいると

 

「号外!! 号外だよ!!」

 

アーク「お? 早速か?」

 

大通りから新聞売りの子供の声が聞こえてき、もらうために行ってみる。

 

アーク「えーっと? なになに? ……は?」

 

新聞に書かれていた内容は……

 

 

『謎の怪奇事件には軍は屈さず!! 軍の最高責任者を勇者ペガサスに決定!!』

 

 

アーク「え、草を超えて森生えそうなんだが」

 

内容によると

勇者連合として組んでいた各国だが先の司令官が死んで次の指揮官が決めれないことによって次の指揮官が勇者になったようだ。

まぁ、勇者は飾りで実際の指揮はそれぞれの国の将軍がするのであろう。

しかも、数か国のみだが勇者連合からは脱退するらしい

反勇者勢の流した噂のせいか新聞でも「神が怒ったのか?」と書かれている。

 

アーク「どちらにしてもアリスの敵だ」

 

結局、戦うことになり失望するが同時にようやく戦えるという矛盾を抱えるが気にせず俺は立ち上がりバサビィ共和国を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狙撃……怪死事件から数日後

結局、早朝に進撃することになった勇者連合

 

「結局、進撃することになりましたね」

 

「ああ、だが少し問題ができたがな」

 

「問題とは?」

 

「勇者だよ」

 

「ああ……」

 

現在、全軍アーハム帝国に向かっているのだが兵士たちは少々不満であった。

なぜなら……

 

ペガサス「ぬはははははは!! 進め!! 進め!!」

 

そう勇者である。

新しい指揮官として選ばれたせいなのか調子に乗っているのである。

 

「別にほっといてもよくないですか? 指揮官ってのは名ばかりで実際は何の実権もないので」

 

「まぁそうなんだが……あの金属音みたいなうるさい声をどうにかしたいんだ」

 

実を言うと指揮官に選ばれた勇者には何の権利もない。

勇者には「兵士の鼓舞をお願いします」っと言ったがつまり応援で指揮権はないのだ。

 

「それにしても……先行部隊の帰りが遅いな?」

 

「敵にでもあったのでしょうか?」

 

「だが接敵したのなら通魔機で連絡などが来るはずだ」

 

「……ですよね」

 

勇者連合軍は大きく陣形を広げており、先行する偵察部隊もだいぶ前に出していた……が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが先行部隊の方はっと……

 

「はぁはぁはぁ!?」

 

アーハム帝国に続く森の中を一人の騎士が走っていた。

早朝の太陽の光が森の中を照らしなんとも幻想的な景色だが……

 

「はぁはぁ……」

 

手足は血まみれになり、腕は折れボロボロになっていた。

仲間も最初は笑顔で笑いあって偵察をしていたが()()に出会った瞬間、平和だったすべてがガラリと変わった雷に似た爆音が鳴れば死体が飛び、槍が飛んでこれば大地が抉られ吹き飛ばされる。

 

「こ、ここまで来れば」

 

木の洞に隠れてそいつが通り過ぎるのを待つ……が

だが運命の女神は笑わなかった。

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

 

 

「き、来た!?」

 

それは大地を踏みしめるのではなく、踏みつぶすような思い音だった。

だがその音が聞こえてきたのなら……

 

 

ら~らら~♪ らら~♪ らら~♪

 

 

この世界では聞くはずのない機械的な声だがなんとも美しい美声だった。

だがこの声を発している主のせいで部隊は壊滅した。

 

「た、頼む……気づかないでくれ!!」

 

穴の中、震えながら隠れる。

もし、もう一度奴の姿を見てしまえば今度こそ殺されてしまう。

だがその願いは叶ったのか

 

 

ら~らら~♪らら~♪

 

 

歌声は遠のいていき、五月蠅い円盤の取り巻きもいなくなった。

 

「な、なんで報告と姿が違うんだ……」

 

それにもう一つ、問題ができた。

それは事前に聞いていた情報と全く違うのであった。

情報では「丸太のように太い腕に岩のように巨大な体に黒い筒で素早く雷魔法を使ってくる」のであったが違ったのであった。

 

「と、とにかく行ったのなら本部に報告を……」

 

だがそれで終わらなかった。

 

 

ビィィィィィィィィィィィィィィィ

 

 

「し、しまった!? ()()()()も忘れ」

 

空を飛んでいる奴に気にしすぎたせいなのか()()()の方も忘れていた。

今更気が付き洞から出ようとしたがその()()から放たれた弾丸に穴だらけになって誰にも気が付かれずに死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーク(ん? 今何かいたか?)

 

だが当の本人は全く気がつかなかった。

 

アーク(まぁ、いっか……さてこの先だな)

 

朝霧に隠れながら進んでいったが……まさか偵察部隊に鉢合わせとはな

まぁ、()()()()()()()()()が全部殺したんだがな

 

アーク(さてと……虐殺の時間だ)

 

こうして俺は()()()()()()()()()()()()()()()を動かした。

 


 

ペガサス「将軍!! 現在の状況はどうかね?」

 

「っは!! 現在、順調に進んでおります!!」

 

ペガサス「くっくっく!! 将軍!! 歌う死人の特徴はどんなのかね!?」

 

「死人ではなく死神です。事前の報告によると丸太のように太い腕に岩のように巨大な体に黒い筒で素早く雷魔法を使ってくるそうです!!」

 

ペガサス「ふむ……なら、遠くから高火力の魔法で倒してしまえ!! そして、止めは俺がさす!!」

 

「そ、そうですか!!(いや、それができるならもうとっくにやってるわ)」

 

馬の上から勇者は隣にいた将軍(急遽入れられた)から報告を受ける……が事態はいっきに動いた。

 

 

ガシャガシャ!!

 

 

勇者のもとに一人の騎士が走ってくる。

 

「報告!! 前方に巨大な霧が接近!!」

 

ペガサス「ええい!! そんなの風でどうにかしろ!!」

 

「お、おっほん!! 霧の中はどうなっている?」

 

「っは!! 一応ですが見えますが……前方に()()()()が見えます!!」

 

ペガサス「……なら、迂回だな!! 知ってるぞ!! 戦前に兵士に疲れさせるのはダメだってな!!」

 

「……それは当たり前では? しかし……」

 

ペガサス「どうしたんだ? 将軍?」

 

「いえ……()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

確か、事前に見た地図ではこんなところには山などなかったはずだ。

ここは確か平野で空からの攻撃がいいとワイバーンたちの航空支援を要請した場所だ。

 

ペガサス「心配しすぎだ将軍!! ほら!! ワイバーンの軍勢だ!!」

 

空を見上げると少し雲で見えないがワイバーンの軍勢が迫っていた……その数、約50騎

戦場では空の支援力で変わるそうだが……この数なら大丈夫であろう(フラグ:来た来た来た!!)

謳う死神は素早いが地上での話で空から邪魔をしながら高火力の魔法で攻撃すれば勝てる話だ。

だが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夢はたった一発の雷によって破壊された。

 

 

 

「主砲、発射」

ズシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!

 

「な、なんだ!?」

 

突如、雷鳴が響き渡った。

余りの爆音に乗っていた馬や使い魔までもが驚き混乱している。

 

ペガサス「な、なんの音d(べちょ)……ん? なんだ?」

 

勇者が乗ったいた馬も暴れ出し将軍が抑えていると勇者の頭に何かが落ちてきた。

頭に落ちてきたものを掴むと、それは柔らかく湿っており若干温かく……そして血生臭かった。

 

ペガサス「なんd……う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

それは……()()()()()()だった。

将軍も異変に気が付き空を見上げるとそこには……

 

 

バラバラに落ちてくるワイバーンと人間の肉の雨だった

 

 

勇者は初めて見る死体に嘔吐をした。

そして……すぐに犯人もわかった。

 

「ぜ、前方に敵影!!」

 

「ぬ!? 来たか!! 勇者様!! 準備を!!」

 

ペガサス「お、おえええええ……ま、待て貴様ら……まだ準備が」

 

「そんなこと言っても敵は待ってくれませんぞ!! ほら、今でも敵は接近して……え?」

 

ペガサス「ど、どうした? 急に止まって……え?」

 

兵士たちは立ち止った。

将軍も勇者も立ち止まり……()()()()

そこには

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「ば、馬鹿な!? 報告との姿が違う!?」

 

そして、将軍たちはそれが最後の景色となった。

 


 

わぁお、めっちゃ俺を見上げてくるやん。

ちなみになぜ兵士たちが俺を見上げているのかは今回選んだ機体によるものだ……

 

片方は通称「AI搭載超級戦機」とも言われ巨大なキャタピラで動きそれはまるで「まるで陸を往く戦艦」とも言われた型式番号「TR-cocoon7000」、通称()()()()

 

アーク(まさか……こいつが使う機会が来るとはな)

 


 

以前のポイント 6968

 

獲得 (前回の狙撃で) 32

 

消費

コクーン 3000

キッドナッパー 50×8=400

 

合計ポイント 3600

 


 

さてと……だいぶ減ったな。

ま、今から殺して稼げばいいんだがな!!

ちなみにだが、キッドナッパーの操縦は本家同様AIらしく設定した命令内で動けるらしい……だけど急な対応には少し時間がかかるらしい

 

そんなことを思いながら、AIポッドのカメラから兵士たちを見下ろす。

 

アーク(……ごめんな、君たちには家族がいる。だけど……恨むなら勇者を恨みな?)

 

ちなみにキッドナッパーたちを召喚した理由だがコクーンは下のほうに入られると攻撃手段があまりないので護衛でキッドナッパーを召喚した。

 

こうして俺は「一 対 数万」という某ジパングな戦いに身を投じた。

さぁ……

 

 

 

 

 

 

 

アーク「Are you ready?(あの世に逝く準備はできたか?)




どうもAmong usが好きになった零城です

次回は戦闘(戦争)回です!!
さて、どっちが勝つんでしょうかね?(もう決まってるとかは言わないで)
……作者的には勇者側が頑張ってほしいです

読者的に欲しい物

  • アーク闇落ち
  • アリス闇落ち
  • 主従W闇落ち
  • アリス死亡
  • アーク死亡
  • 上記以外
  • 現状維持
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