鋼鉄の歯車の使い魔~転生したのはいいけど・・・これ!?~   作:零城

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感想も
ヴェノム さん
アラガミを喰らう艦息睦月改二 さん
桜白狐 さん
ありがとうございます!!

誤字脱字も
朱色の羊 さん
中島ゆうき さん
ありがとうございます!!


六十二発目 鋼鉄の蛹(クリサリス)

バサビィ共和国上空

その空に……一体のバケモノが飛んでいた。

 

クリサリス(アーク)「AIモード……起動します」

 

クリサリスはポッドのカメラで国を一瞥する

そして、人間がいないか探す。

 

クリサリス(アーク)「(ピ……ピ……ピ……)……ハッケン」

 

見つけた……というより見つかってしまった。

 

「いたぞ!! 死神だ!!」

「魔法準備!!」

「騎士は撃ち落としたところを殴りこめ!!」

 

街の一角から騎士や魔法使いが現れ、アークを倒そうとするが

 

クリサリス(アーク)「通常モード移行、チェインガン掃射」

 

 

キュイィィィィ……

ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

 

空から鉛の雨が降り注ぎ騎士たちは死んだ意識がないまま挽肉とされていたった。

クリサリスも死んだのを確認もせずに他の生存者を探しに行った。

 

クリサリス(アーク)「ら~♪らら~♪ららら~♪」

 

高速で空を飛びまわり生存者を徹底的に排除していく。

誰一人ともこの国から”生”という存在を消すために。

 

「いたぞ!!」

「魔法演唱z(ドシュ!!)

 

 

ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

ヒュォォォォォ……

 

 

クリサリス「東側エリア、制圧完了」

 

サーモカメラで人がいないのを確認し、次の場所に飛ぶ。

 

クリサリス(アーク)「敵反応確認、攻撃モード移行」

 

敵を発見し、ハチドリのように滞空し敵を探す。

すると、建物影から魔法使いが飛び出し魔法を使おうとするが……

 

 

バシュゥゥ…バシュゥゥ……

ドガァァン!!ドガァァン!!ドガァァン!!

 

 

 

クリサリスから発射されたミサイルが隠れていた建物ごと破壊し、血の海にさせた。

爆風でできた煙が晴れると死体が山のようにできていた。

中にはまだ生きている者もいたがクリサリスは止めを刺すこともなく次の場所に移動した。

 

クリサリス(アーク)「制圧完了、通常モード移行」

 


 

ペガサス「ひぃひぃひぃひぃひぃ!?」

 

そんな空からの一方的な虐殺が行われている中、王は騎士たちを置いて城に逃げていた。

大通りを走り城の門にある勝手口に転がり込んだ。

 

ペガサス(聞いていない聞いていないぞ!? なんでここに死神が来ているんだ!? 壁は!? 奴隷どもはどこに行った!?)

 

なぜ、ここにトラウマを植え付けた犯人(歌う死神)にいるのかわけがわからず混乱していた。

 

ペガサス(そうだ! 俺は王なんだ!! こんなの騎士どもが何とかしてくれる!!)

 

結局、自分で解決しようとは考えず他力本願な考えをする。

急いで立ち上がり城の中に入る……が

 

 

クリサリス(アーク)「レールガンチャージ」

ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

 

ペガサス「ひぃ!?」

 

すぐ頭上を雷が走っていった。

先ほどの弾丸はクリサリスが西側区域を清掃の際に放ったレールガンだったが流れ弾がここまで来たようだ。

 

ペガサス「は、はやく入らないと!?」

 

王はまるで雨が降ってきて早く家の中に帰る子供のように城に入った。

城の中は自分が招集(連行)してきた自分好みのメイドたちが慌てたようにあたりを走っていた。

……が帰ってきた自分に気づくメイドはおろか騎士も執事もいなかった。

 

ペガサス「お、おい……王が帰ってきt「早く!! 負傷者は地下に逃げ込むわよ!!」

 

メイドに声をかけようとしたが無視をされ

 

ペガサス「おい!! 帰ってきたと言っt「死神が来るぞ!! 無理に抵抗せず通り過ぎるまで隠れるぞ!!」

 

今まで世話をしてくれた執事も自分のことは露知らずで走り去っていき怪我をした人間を抱えて地下に逃げようとしていた。

 

ペガサス(なんで……なんで……俺は勇者だぞ……王なんだぞ……この世界の主人公なんだぞ……)

 

城に入ってすぐの大広間の中央で立ち尽くして絶望するが……

 

 

ドン!!

 

 

「いってぇぇぇぇ……おい!! こんなところで棒立ちするなよ!? 邪魔……って王様ではありませぬか!? 結婚式は!?」

 

通りかかった騎士にぶつかり、ようやく気づいてくれた(そのままボッチでいればよかったのに)

 

ペガサス「……おお!! お前!! ……実は花嫁は死神に……多分だが殺されたと思う」

 

「ええ!? そんな!?」

 

ペガサス「ノエル……ごめんな……俺のノエル!!」

 

言っておくがノエルは無事で現在、キッドナッパーに回収されている。

なのでアークに殺されておらず生きている。

 

「そんな……あ! それなら人質はどうですか!!」

 

ペガサス「そうか!! アイツらを利用すれば!!」

 

忘れていた各国の人質の存在を思い出し、急いで廊下をはしる。

 

ペガサス(人質どもを5人くらい殺せばあいつらも大人しくなるだろう!!)

 

自分が徴収したメイドが慌てずに行動していく中、王は人質を入れている部屋に向かい……そして開けるが

 

 

バン!!

 

 

ペガサス「おい!! 人質ども!! 貴様らの国が言うこと聞かなかったから殺す……な!?」

 

扉を開けるとそこには鎖で拘束され怯えている人質……ではなく

 

 

 

月光(あ、どうも)

 

マスティフ(あ、失礼)

 

 

 

ゴリラみたいなバケモノ(マスティフ)カエルのバケモノ(月光)がいた。

 

ペガサス「ば、バケモノ!?」

 

人質を入れていた部屋の中は普通の部屋と変わらないが何分二人部屋のところに各国の人質を入れ窓も鉄格子をしていたので袋詰め状態の中、監視役を四人もいたはずなのだが……

 

月光(にーげるんだよ!!)

 

マスティフ(じゃぁな!! とっつぁん!!)

 

「あ、待て!!」

 

20体ほどのマスティフの両腕と月光のアームに人質たちが抱えられており、人質はバケモノを前に怯えているが助けに来たのだとどこか安心したような顔をしていた。

人質を抱えたマスティフと月光は自慢のゴリラみたいな腕とカエルのような足で壁ごと破壊し外に出て行った。

ちなみにだがなぜ、ここに人質がいるのかというと

 


 

数十分前

 

アークがノエルたちをキッドナッパーで回収した時であった。

 

 

ビィィィィィィィィィィィィィィィ

 

 

 

キッドナッパー(出荷よー!!)

 

「は、放しなさい!!」

 

ノエルとマザーはワイヤーで拘束され宙高く上げられ運ばれていた。

 

ノエル「ま、待ってください!! 今のってトオル様なのですか!?」

 

ノエルが運ばれていく中、キッドナッパーに聞くが無視され運ばれていくが

 

ノエル「ま、待って!! 城の中に人質がいるの!!」

 

キッドナッパー「( ゚Д゚)ダニィ!?」

 


 

っていうことでノエルが教えてくれた(ノエル、偉い)

一応、教えてくれた後はノエルたちは国外に退避させた。

 

ペガサス「そ、そんな……人質が……」

 

人質を全員救助され国民も全員脱出させられ、もう脅し材料が全て無くなってしまった。

 

ペガサス「どうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすればどうすれば」

 

王の頭の中は完全に混乱していた。

騎士たちを脅しに使うか?

ダメだ、こいつらは自分に自ら従った騎士たちだ。外国からすればどうでもいいって思われる。

自分が脅迫材料?

そんなの嫌だ、自分は主人公だから人質なんてありえない(なんじゃそりゃ)

 

ペガサス「どうすれば……どうすれば……」

 

「お、王様……早くご決断を……」

 

ペガサス「そ、そんなこと言われたって……ッハ!!」

 

必死に考えた末に思い出した。

そうだ、わからないなら自分みたいなやつに聞けばいいのではないか

 

ペガサス「首相!! 首相はどこにいる!?」

 

そうだ、首相に聞けばいいじゃないか

アイツは自分を王にしてくれたし何か聞けば解決法を思い浮かべるかもしれない……が

 

 

 

返ってきた返答で絶望した。

 

 

 

「しゅ、()()()()()()()()姿()()()()()()()()()!!」

 

 

 

 

ペガサス「う、嘘だろ……」

 

頼みの綱が消えていった。

まさか、死神にやられたのか?

 

ペガサス「ど、どうすれば……どうすればいいのだ……」

 

王は人質のいない部屋の中で膝を崩し絶望していた。

 


 

バサビィ共和国領土 ()()()()

 

バサビィ共和国の国境付近に一つの集団がいた。

その集団は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だった

 

「……本当に自滅しましたね」

 

「ああ……これで我々の計画を実行できる」

 

首相側の騎士たちに護衛されながら馬車の中では幹部と首相が話していた。

なぜ、勇者の壁で鎖国状態で出られないはずのバサビィ共和国の人間がここにいるのかというと

 

()()()()はそのあとどうした?」

 

「はい、通路は破壊し隠蔽しました」

 

そう、隠し通路である

バサビィ共和国の城の地下には数名しか知らない秘密の通路があり、バサビィ共和国の外に繋がっているのだ。

 

「あとはあの哀れな泥棒の王(勇者ペガサス)がいつまで踊れるかだ」

 

「しかし、本当に馬鹿ですね……歌う死神に勝てるとでも思ってたのでしょうか」

 

「さぁな……しかし……そのバケモノもこの()()()()()()()()さえ、動かせれば敵はいない」

 

首相と幹部が乗っている馬車はほかの馬車より大きくピューパがすっぽり入るくらい大きかった。

その中には倉庫で見つけた「携帯型古代兵器(XM8、RPG-7、MINIMI)」と

 

??「すぅ……すぅ……すぅ……」

 

()()()()()が寝ていた。

 

「して、こいつはどうやったら動かせる?」

 

「恐らくですが、一応ゴーレムと似ているので使役魔法で使役できると思います」

 

「そうか……早く起きてほしいものだ……お姫様(バケモノ)?」

 

首相がバケモノというが……比喩的ではなく本当なのである。

なぜなら……

 

 

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 

 

(なんという魔力だ……まるで()()だな……)

 

魔法使いは索敵魔法で魔力の色や大きさを見て目標を探すが

この銀髪の女性はまるで「怨霊そのもの」みたいな魔力であった。

しかも、常人の魔力ではない

 

(これは……最悪、()()()()()だぞ……だがその力を自分のものにするのだから……関係はないか)

 

首相は不気味に笑いながら銀髪の女性の頭を撫で、馬車は森の中に消えていった。

 

だが……

 

 

ポロリ……

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

??(……助けて……旧型壱号(お兄ちゃん)




どうもこの小説に挿絵を出したい零城です

マジで挿絵募集します

次回も戦闘回です
戦闘、終わらないよ、どこまでも

メタルギアのネタ武器も出していい?

  • 出していいよ
  • 出さないでほしい
  • 太陽ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
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